東方 白虎幻想入り・第22話
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白虎「昨日の小町の言葉・・・」

 

 

自分の中の自分に気をつけるんだよ。日に日に強くなってるから

 

 

あの時もそうだったな

 

たしか妖々夢事件の時に・・・・

 

幽々子「白虎どうしたの?考え事?」

 

そうだ、属性の事を聞いてみよう

 

白虎「幽々子、俺の属性の事なんだが・・・」

 

幽々子「属性?あぁ、光の事ね」

 

白虎「本質というか、詳しく教えてくれないか?」

 

幽々子「いいわよ、よく聞いといてね。光は全属性の中で一番攻撃力が高いの」

 

幽々子「そして、闇のように防御するよりも、攻める方が良いわ」

 

白虎「なるほど・・・」

 

幽々子「光は闇のように吸収は出来ないけど、攻撃を反射したり、姿を消したりする方が得意ね」

 

幽々子「後、回復系の霊術効果が高いのも光の特徴ね」

 

白虎「色々出来るんだな」

 

幽々子「でも、その代わり制御はかなり難しいのよ。完全に習得するにはかなりの時間を要するわ」

 

白虎「そういえば、質問していいか?」

 

幽々子「いいわよ」

 

白虎「光は回復系とか出来るんだよな?」

 

幽々子「ええ、出来るわ」

 

白虎「実は、昨日の花映塚事件の時、毒使いの妖怪がいてさ」

 

白虎「俺に毒が効かないって言ってきたんだが・・・もしかして」

 

幽々子「ええ、光の属性の効果ね、後、厄とかも浄化する効果も持ってるから、それのおかげね」

 

な〜るほどな・・・つまり俺には毒とか効かないってそういう事か

 

白虎「そういえば、花見は何時やるんだ?」

 

幽々子「そうねぇ・・・明後日かしら」

 

白虎「明後日か・・・明日は雨だし丁度良いかもな」

 

妖夢「明後日も確か雨でしたよ?ねぇ、レティさん」

 

レティ「えぇ、明日と明後日は雨って聞いたわ」

 

何時の間に居たんだ・・・てかおいぃ!?

 

幽々子「・・・・え?」

 

白虎「まぁ・・・仕方ない、花見はまた今度・・・」

 

幽々子「やる」

 

レ・妖・白「え?」

 

白虎「けど、明日も明後日も雨だぞ?」

 

幽々子「やるの〜!花見やるの〜!」(涙)

 

カリスマをブレイクされても困るが・・・

 

何か良い方法は・・・・

 

何となくスペカを見る俺

 

 

散弾「ライオットカノン」

 

力符「グレディッツィア」

 

滅機「雷電」

 

神速「神風」

 

速符「残像〜残りし虚像〜」

 

情景「小さくうなずく枯れた花〜届かない日の光〜」

 

新風「ゆがんだ命、並んでいる木々〜巻き込まれていく無数の音〜」

 

光符「色褪せた欠片〜散りゆく姿〜」

 

暦「イクツモノ歳月〜もう一人じゃない〜」

 

笑顔「振りまいていくあたたかな日〜一滴の涙〜」

 

雨「遠くから眺めて〜行き着く先は変わらない〜」

 

涙「待ち焦がれている桜の下〜美しい命よ〜」

 

西行寺「桜の記憶〜果された約束、解けた呪縛〜」

 

真実「明かされた秘密〜究極の真実〜」

 

季節「いつか降る雨、桜」

 

星座「ベガ」

 

星座「デネブ」

 

星座「アルタイル」

 

星座「シリウス」

 

四神「ミチユク白虎」

 

補足すると季節と滅機に速符とデネブにアルタイルは花映塚事件終了した時に出来ていた

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・・・・う〜ん

 

無理か・・・ん?

 

白虎「なぁ、人里は雨だよな?」

 

妖夢「はい、そうですが・・・・」

 

白虎「こっちは雨じゃないんだろ?」

 

レティ「なるほど、こっちで花見をするのね」

 

幽々子「なるほど〜♪」

 

白虎「妖夢、当日は俺が走って皆に伝えるから、にとりに防水服作っといてくれって言っておいてくれないか?」

 

にとり「わかった、明後日までに作ればいいんだね?」

 

白虎「あぁ、そして何時からそこに居た?」

 

文「まぁ、いいじゃないですか〜、妻なんですから♪」

 

気づいたら文とにとりが縁側に来ていた

 

何時の間に・・・・

 

白虎「ま、まぁ・・・頼むぞ、にとり」

 

にとり「オッケ〜任せて!」

 

 

 

 

 

 

〜明後日、白玉楼(朝)〜

 

 

白虎「さ〜て、皆を呼びに行きますか!」

 

妖夢「えっと白虎さん・・・」

 

白虎「何だ?何かあったのか?」

 

妖夢「にとりさんが防水仕様の服を返してほしいって・・・」

 

白虎「え!?なんで!?」

 

妖夢「予報が外れまして・・・人里は晴れです」

 

なるほど・・・って待て待て!

 

白虎「それと防水仕様返すのがどう関係してるんだ?」

 

妖夢「私も聞いたら“とにかく返して!”っだそうです」

 

はぁ・・・まぁいいか

 

白虎「じゃあ防水仕様の服は布団の横に置いてあるから」

 

妖夢「はい、分かりました」

 

晴れか・・・誰かが天にお願いでもしたかな?

 

とにかく着替えてくるか・・・

 

 

〜〜数時間後〜〜

 

朝飯も食べたし服も着替えたし

 

医療道具は持ったし準備は整った

 

妖夢「白虎さん、ちょっと待ってください」

 

白虎「何だ?妖夢」

 

妖夢「防水服の変わりに、にとりさんがこれを・・・」

 

これは・・・靴?

 

妖夢「その革靴ももうボロボロですし、履き替えてはいかがですか?」

 

そういえばこの靴はいてから結構経つな・・・・

 

白虎「そうだな、今度からこれを履いていくよ」

 

そういえば、にとりは何故防水服はダメなんだろうか?

 

トントン・・・

 

白虎「おぉ、何かよく分からないが凄い事は分かった」

 

妖夢「何が凄いんですか?」

 

白虎「何かがすごいんだ」

 

妖夢「よく分からないんですね・・・」(汗)

 

白虎「じゃあ、呼びに行ってくる」

 

 

ドンッ!!

 

妖夢「行ってらっしゃ〜〜〜い!!」

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〜博麗神社〜

 

霊夢「あら?白虎じゃない、どうかしたの?」

 

白虎「前に、家で花見するって言ってたろ?準備が出来たら西行桜の在る所に来てくれ」

 

萃香「花見!?楽しみ〜♪」

 

白虎「じゃあ、また花見でな」

 

 

ドンッ!!

 

 

〜魔法の森〜

 

アリス「白虎じゃない、もしかして花見の事?」

 

白虎「あぁ、準備が出来たら白玉楼に来てくれ」

 

魔理沙「白虎・・・あの〜・・」

 

白虎「わかってる、誘うから安心しろ」

 

魔理沙「絶対だぞ!頼んだぞ!///」

 

 

ドンッ!!

 

〜香霖堂〜

 

こーりん、本名:森近霖之助は引越し事件(10話参照)の時に知り合った

 

白虎「ようこーりん、花見の事で話があるんだ」

 

霖之助「白虎か、準備したら行けばいいのかい?」

 

白虎「あぁ、流石に話が早いな」

 

霖之助「たぶん、魔理沙たちも僕を誘いに来ると思うしね」

 

白虎「そうか、じゃあ俺は他の皆誘いに行ってくるから」

 

 

ガチャ・・・バタン

 

 

白虎「別に外で盗み聞きする必要もないだろう・・・?」

 

魔理沙「べべっベ別にいいだろ!///」

 

アリス「あんたにそんな一面があるとは思わなかったわ」

 

白虎「まぁ、頑張れよ」

 

 

ドンッ!!

 

〜紅魔館〜

 

・・・美鈴に伝えて、次行こう

 

どうも俺はココが苦手・・・かな?

 

白虎「美鈴、花見の事で話が・・・」

 

美鈴「zzz・・・・」

 

またかよ(笑)

 

美鈴「zzz・・・・」

 

ドスッ!!

 

美鈴「ぎゃあっ!?」

 

何処からともなくナイフが美鈴に直撃

 

うわぁ・・・

 

白虎「まさか・・・」

 

咲夜「全く・・・来てみればこれだもの」

 

白虎「咲夜さん、花見の事で来たんだが・・・」(汗)

 

咲夜「あぁ、ご苦労様。それで、どうすればいいの?」

 

白虎「弁当なりお酒なり、とにかく咲夜さんのチョイスに任せる」

 

咲夜「わかったわ、そう言ってくれるとこっちも気が楽で助かるわ」

 

白虎「じゃ、俺は色々誘いに行かないと行けないからこれで」

 

咲夜「えぇ、頑張ってね」

 

 

ドンッ!!

 

〜霧の湖〜

 

大妖精「あ、白虎さん!」(抱き)

 

ボスッ!

 

白虎「おっとと・・・」

 

大ちゃんが抱きついてきた

 

幽々子や慧音もこのぐらいで来てほしい・・・

 

ミスティア「あんたが来たって事は花見の事?」

 

白虎「あぁ、そうだ」

 

ミスティア「チルノやリグルにメディ達には私と大ちゃんから伝えておくわ」

 

白虎「メディと知り合いなのか?」

 

大妖精「はい、よく此処で遊んでます」

 

白虎「そうか、じゃ頼んだぞ・・・で」

 

大妖精「ん?」

 

白虎「そろそろ離してくれないか」(汗)

 

大妖精「行っちゃうんですか・・・?」

 

大ちゃん・・・そんな悲しそうな目で俺を見ないでくれ・・・・

 

ミスティア「嫁を置いていくのか、それとも、皆を呼びに行くのか・・・

 

その程度で悩むから重婚が認められるのよ」

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オメェ・・・こん畜生・・・的確すぎて言い返せない・・・・

 

大妖精「・・・」(ぎゅう・・・)

 

でも、こんな程度で悩むなんて男としてまだまだだな・・・

 

白虎「大ちゃん、花見まで我慢できるか?」

 

大妖精「え・・・?」

 

白虎「花見のときになったら、好きなだけ傍にいるから」

 

大妖精「は、はい!///」

 

白虎「じゃ、またな」

 

 

ドンッ!!

 

 

〜守矢神社〜

 

 

早苗「あ、白虎さん、お久しぶりですね」

 

真名「やぁ白虎、花見の事だね?」

 

白虎「あぁ、後そこに隠れて見てるお二人にも言っといてくれ」

 

?「あら?気づいてたか」

 

?「まぁいいじゃないか、それだけあの子が成長してるって事だろうしさ」

 

真名「それはそうでしょう。気づかなかったら只の優柔不断じゃないですか」

 

白虎「うん、お前は少し黙ってくれないか?」

 

早苗「そうですよ!いくらホントの事でもそれは言いすぎです!」(汗)

 

白虎「早苗さん・・・?フォローしてるつもりだろうけど、フォローになってない・・・」

 

?「え〜とそろそろいい?」(汗)

 

白虎「・・・どうぞ」

 

神奈子「八坂神奈子、よろしく」

 

諏訪子「洩矢諏訪子、神奈子と同じ、早苗の保護者だよ」

 

そういえば前来た時にもこの気配感じたな・・・

 

白虎「西牙白虎、まぁ・・・あの新聞である意味有名人になったようなもんだし、

 

真名から大体の事は訊いてると思うから特に言う事はない」

 

神奈子「優柔不断」(笑)

 

諏訪子「フラグ野郎」(笑)

 

・・・・・・・・・・・・・ムカ#

 

白虎「真名、早苗さん、二人に酒は無いと思っていてくれ」

 

真名「わかった」

 

早苗「わかりました」

 

神・諏「ちょっ!?」

 

神奈子「ジョークだよ!ジョーク?!」(汗)

 

白虎「俺はその手のジョークは好かん」(怒)

 

諏訪子「いや!ほら?こう、可愛いジョークって奴だよ☆」(汗)

 

白虎「知らん、そんなジョーク可愛くもなんとも無い」(怒)

 

真名「まぁ、今回 だ け 許してあげてよ。僕からもお願い」

 

早苗「私からも、今 回 だ け許してあげてください」

 

・・・・真名と早苗さんの頼みなら仕方ない

 

白虎「・・・まぁ 今 回 だ け 許す」

 

神・諏「わーい!」

 

白虎「じゃ、俺はこれで」

 

真名「また花見でね」

 

 

ドンッ!!

 

〜太陽の丘〜

 

幽香「何?花見?」

 

白虎「あぁ、来るか?」

 

幽香「・・・そうね、気が向いたら」

 

白虎「あんまりそういうゆうのは苦手か?」

 

幽香「・・・・・・・」

 

白虎「まぁ、“気が向いたら”来い、色んな奴が来るから」

 

 

ドンッ!

 

〜人里〜

 

白虎「慧音、妹紅、花見を今日やるから準備したら白玉楼のあの場所な」

 

慧音「わかった、じゃあまたな」

 

妹紅「また後でね、白虎」

 

白虎「あぁ、またな」

 

魔理沙「お?白虎じゃないか」

 

霖之助「やぁ、また会ったね」

 

白虎「魔理沙にこーりんか、あれ?アリスは?」

 

魔理沙「さぁ?急に忘れ物したから先に言っててくれ〜って・・・」

 

・・・・・ふ〜ん♪そうゆう事か♪

 

白虎「じゃ、俺は後、永遠亭に・・・あ、しまったな・・・妖怪山の連中に言うの忘れてた」

 

文「それなら大丈夫!私が既に報告しましたから!」

 

白虎「そうか、ありがとうな、文」

 

霖之助「いつの間にそこに居たんだ・・・」(汗)

 

魔理沙「それで驚かない白虎も白虎だな・・・」(汗)

 

正直な話、もう慣れてしまった

 

紫も突然スキマから出てくるのは毎度の事だし、

 

にとりもオプティカルカモフラージュで出てくる事もあるし・・・

 

なんなんだ?皆は俺を驚かしたいのか?

 

白虎「じゃ、俺は永遠亭に行かないと・・・」

 

霖之助「あぁ、また後で」

 

白虎「四神「ミチユク白虎」」

 

 

ブゥン!

 

 

〜永遠亭〜

 

永林「あら?今度は薬?それとも・・・」

 

白虎「今日花見やるから、準備できたら白玉楼に来い、以上」

 

永林「それだけ?」

 

白虎「あぁ、それだけ」

 

鈴仙「じゃあ私準備してきますね」

 

白虎「頑張ってな」

 

パタパタと台所に向う鈴仙

 

白虎「じゃ、輝夜によろしく」

 

永林「あら、もう行くの?」

 

白虎「まぁ、これでも忙しいし」

 

永林「それなら仕方ないわね」

 

白虎「またな」

 

永林「えぇ、また後で」

 

白虎「四神「ミチユク白虎」」

 

 

ブゥン!

 

え〜っと後寄ってない所といえば・・・何があったっけ?

 

まぁ、その内思い出すかな・・・

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〜迷いの竹林・入り口〜

 

白虎「さて、次は・・・・」

 

ガサ・・・

 

白虎「・・・・はぁ、俺は妖怪にも嫉妬されているんだろうか」

 

バッ!

 

妖怪「シャアアアア!!」

 

そいつは飛び掛ってきた

 

ブォン!

 

俺はその場からほぼ動かずに、そいつの攻撃を避けた

 

白虎「・・・・・・・」(ギロッ!

 

妖怪「グッ!?シャァアアアアア!」

 

白虎「・・・・・邪魔だ、消えろ」

 

妖怪「フゥウウウウ・・・・!」

 

ダッダッダッダッ・・・・・

 

白虎「ふぅ・・・疲れた」

 

実はこっそり妖夢と組み手をしてたりして

 

こうゆう時のためにとか・・・

 

ま、一度も勝てたためしがない・・・

 

白虎「じゃ、行くか」

 

ドンッ!!

 

俺は走ってる途中、もう寄る所ないんじゃないか?っと思ってたら

 

ホントに寄る所が無かったので白玉楼に戻る事にした

 

そしてその頃白玉楼は・・・・

 

 

〜白玉楼〜

 

 

幽々子「う〜・・・遅い〜・・・」(涙)

 

西行桜は案の定萎れていた

 

アリス「ねぇ?あれ大丈夫なの?」(汗)

 

魔理沙「・・・・・・////」

 

霊夢「魔理沙、あんた大丈夫?顔真っ赤よ?」

 

魔理沙「え!?だだだ大丈夫だぜ!?私は元気!///」

 

妖夢「すいません、白虎さんが戻るまでもう少し待ってください」

 

霊夢「何で?まさかとは思うけど、あの桜、あの亡霊の感情とシンクロしてるんじゃ・・・」

 

流石霊夢、勘が馬鹿みたいに鋭い

 

真名「にしても、白虎は何処で女のしr(ry」

 

白虎「誰が女たらしだ」

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幽々子「!!白虎!」

 

ボフン!!

 

西行桜、満 開

 

霊夢「じゃあ始めましょうか」

 

アリス「え!?あれ?!さっきまで・・・・あれ?」(汗)

 

戸惑うアリス、無理も無い

 

むしろあれを見て冷静でいられる方がおかしい

 

ルーミア「アリス〜どうかしたのか〜?」

 

アリス「あ、なんでもないわ」(あれ?私がおかしいのかしら・・・?)

 

ポン・・・

 

アリス「ん?白虎?」

 

白虎「お前のその反応は正しいから安心しろ・・・」

 

そんなのお構いなしで花見を始める皆

 

よく見たら幽香も来てるじゃないか・・・

 

小町「やっほ〜、花見はもう始まったかい?」

 

白虎「今丁度始まったばっかだ」

 

映姫「改めてみると結構広いんですね、驚きました」

 

白虎「あぁ、それはな・・・」

 

紫「私が大きくしたの、流石にこの人数は無理があったから」

 

映姫「あなたですか、八雲紫」

 

紫「お久しぶりですわ、閻魔様」

 

映姫「今は只の幻想卿の住人です、ところで・・・」

 

何故か俺の方を向く映姫

 

白虎「お、俺?」

 

映姫「新聞読みましたよ・・・まさかあんな事になるとは」(汗)

 

白虎「そうだな・・・さっさと一人に決めておけばよかった」(涙)

 

小町「まぁ、こんな所で突っ立て喋るより、早く飲みましょうよ、四季様」

 

映姫「そうですね、行きましょう。小町」

 

そう言って先に花見に行く二人

 

紫「所で白虎?」

 

白虎「・・・ナンデスカ?」

 

紫「モテモテね、両手に花よ?」

 

片腕には大ちゃん、片腕には幽々子がいた

 

周りから先を越されたとか聞こえるが無視

 

紫「あなた、ホントに幸せ者ね」

 

白虎「そうだな、楽しいか大変かは分からないが・・・」(汗)

 

紫「それでもいいじゃない、あなたが羨ましいわ」

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白虎「どうしてだ?」

 

紫「何となくよ、ところで・・・」

 

白虎「・・・・ナンデショウカ?」(汗)

 

紫「ホントにモテモテね」

 

気づいたら文が空中で停滞しながら俺に抱きついていた

 

白虎「そろそろ行くか?」

 

紫「そうね、行きましょうか」

 

グッ!

 

白虎「!?」

 

紫「どうかした?」

 

あれ?動けない?

 

グッ!グッ!

 

・・・・・・そういう事か・・

 

ドンッ!!メキィ!

 

妖怪「ギャ・・・」

 

紫「白虎?」

 

白虎「・・・・いや、何でもない」

 

幽々子「びゃ・・・こ?」

 

紫「顔、大丈夫?」

 

あぁ、思わず・・・素を出してしまった

 

それよりもどうやって入って来た?

 

・・・・・・そうか、後をついてきたのか

 

白虎「スマン、恐がらせてしまったな」

 

文「お願いですから、白虎さんじゃ無くならないでくださいね・・・?」

 

白虎「・・・善処するよ」

 

わからない・・・小町の言ったとおり

 

俺は俺じゃなくなるのか?

 

白虎「じゃ、行こうか・・・」

 

 

花見は皆笑ってた、幽々子も大ちゃんも小町も・・・俺以外は・・・皆・・・

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〜白玉楼(夜)・縁側〜

 

 

俺は悩み事や疲れた事がある時は絶対に此処来る

 

何故なら此処は・・・

 

白虎「・・・桜が綺麗だな」

 

そう、此処なら西行桜が見えるからだ

 

白虎「・・・幽々子、そこに居るんだろ?妖夢も」

 

妖・幽「え!?」

 

やっぱり・・・・最近、第六感が鋭くなってきてる

 

妖怪の血が増えたからか・・・それとも・・・

 

妖夢「えっとその・・・」

 

白虎「俺の事だろ?」

 

幽々子「文からも聞いたと思うけど・・・白虎じゃ無くならないでね?」

 

白虎「・・・・・・・」

 

妖夢「善処する、ですか?」

 

白虎「ああ・・・そうだ」

 

幽々子「・・・無理してるでしょ」

 

白虎「・・・さぁ?」

 

レティ「あら?どうしたのよ、こんな遅くまで」

 

幽々子「レティ、白虎が隠し事してるのよ〜」(汗)

 

レティ「ふ〜ん・・・白虎がねぇ・・・」

 

白虎「俺は隠し事は・・・・」

 

レティ「白虎、私の目を見て」

 

白虎「・・・・・・」

 

レティ「・・・・・・・」

 

白虎「・・・・・・・・・」

 

レティ「・・・・・・・・・」

 

白虎「・・・・・・・・・・・」(汗)

 

レティ「・・・・・・・・・・・」

 

白虎「スイマセンデシタ・・・・・」(涙)

 

レティ「ほら♪やっぱり隠してた♪」

 

何だろう・・・言葉に出来ない何かがあった

 

 

結局、俺は隠し事をはいた

 

幽々子「なるほど・・・」

 

妖夢「何でもっと早く言ってくれなかったんですか?!」

 

レティ「言いたくても言えなかったのよ」

 

レティ・・・・ありがとう・・・

 

幽々子「体に何か変化は?」

 

白虎「まぁ・・・今のところ、六感が馬鹿みたいに当たる以外は特にない」

 

妖夢「どれ位当たるんですか?」

 

幽々子「試しに何か当ててみて、妖夢で」

 

妖夢「ちょっ!?」

 

レティ「それはいいわね、やってみましょう。妖夢で」

 

妖夢「レティさんまで・・・酷いです」(涙)

 

白虎「当たると言っても、肝心な時とかどうでもいい事とかは当たらないぞ?」

 

幽々子「いいから♪いいから♪」

 

妖夢「ドキドキ・・・・」

 

と、言っても何を当てれば・・・ん?

 

白虎「妖夢、その胸元のリボン・・・」

 

妖夢「え?コレですか?」

 

分かりにくいが少し破れてるな

 

白虎「もしかして、外で準備する時に、ずっこけて破れたのか?」

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妖夢「えぇっ!?何でわかったんですか!?」

 

当たったのか・・・

 

白虎「それお気に入りだろう?ちょっと待ってろ」

 

トントントン・・・

 

妖夢「何でお気に入りって・・・」

 

幽々子「なるほど・・・」

 

レティ「言うだけはあるわね」

 

トントントン・・・・

 

白虎「さて、妖夢、胸元のリボンを貸してくれ」

 

妖夢「?、はい・・・」

 

シュル・・・

 

白虎「やるか・・」

 

 

 

〜五分後〜

 

白虎「よし、直ったぞ」

 

妖夢「すごい!破れてた後がわからない位綺麗に直ってる!」

 

白虎「喜んでくれて、俺も嬉しいよ」

 

幽々子「へぇ〜意外と器用なのね」

 

レティ「いや、これは器用ってレベルじゃ・・・」(汗)

 

妖夢「それにしても、どうしてこんなに器用なんですか?」

 

白虎「さぁ、それは俺にもわからない」

 

レティ「それでこの出来って・・・」(汗)

 

幽々子「案外器用なことが出来るのかもよ?」

 

それにしても、この器用さは前世の俺の受け売りか?

 

レティ「ふぁあ〜・・・眠くなってきたわね」

 

白虎「そうだな、もう寝るか」

 

幽々子「じゃ、おやすみ〜」

 

白虎「あぁ、皆おやすみ・・・」

 

 

 

 

さて、今日はゆっくり寝れそうだ・・・・

説明
西虎です。

3つうpするといったのですが・・・
ちょっとした理由で投稿出来なくなりました。
と言っても、本編じゃないんですけどねw
番外話はHPで見てください

※この作品は、原作・キャラ崩壊、ストーリー崩壊があります。苦手な方は今すぐブラウザバックを押して、カカッと戻りましょう
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コメント
白虎って何者なんだ?!(zendoukou)
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