??? side

地球　ある家の地下室

一「あいつが捕まったか。」

一人目の男（いや体の大きさからして男の子と言っても良いだろう）が言う

二「ああ。この世界にあいつの反応が無いからな間違いない。」

二人目の男(これも男の子の様だ)が言う。

三「まったく。油断しているから捕まるんだ。」

3人目の男の子が言う。

一「それを言うなら俺たち全員そうだったろ？」

三「まあ、そうなんだけど・・・」

3番目の男の子が頭をかきながら言う。

二「とりあえず。シグナムたちには俺達のうち誰かがついていくって事で。」

一「そうだな。魔力全開で行くとしよう。」

三「早く管理局に見つけてもらわなきゃならないからな。」

2番目の案に全員賛成する。

一「はじめに行くやつを決めようか。」

そう言って1番目が立ち上がる。

二「ふっ。良いだろう。負けたやつがシグナムたちについていくって事で。」

2番目も立ち上がる。

三「誰かがやられたら他のやつがカバーするから恨むなよ？」

3番目も立ち上がる。

2「ふん。」

1「ぬかせ。」

「「「行くぞ！」」」

3人とも同じタイミングで拳を振り上げる。

「「「ジャンケンポン！」」」

3人は拳を振り下ろす。

3人の出した手はグー、パー、パー。

1「くっ。俺の負けか。」

2「残念だったな。」

3「お前の手など既に把握している。」

1「裏の裏を掻こうとしたんだけどな。仕方ない行ってくる。」

そう言って1番目は部屋から出て行く。

「「行ってらっしゃーい。」」

2、3番目は1番目を見送っていた。