真・恋姫無双 外史外伝 「友への誓い」 23話 「修羅を越えた先に・・・・」
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真・恋姫†無双 外史外伝 「友への誓い」 二十三話

 

「修羅を越えた先に・・・・」

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諒「ガァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

解き放たれた修羅は醜悪な氣を身に纏い

姿を変え始める

 

黒狼爪が不気味に鼓動し姿を変えていく

諒の体全体を覆うように闇が包み

髪は伸び

諒の目から血の涙がたれ模様のようになり

まさに絶望を運ぶ黒い獣のような姿になる

 

諒「フシュルルルルルル・・・・・・・」

 

荒鬼「ひゃははははは

それだぁ!!!

それを待っていたんだその醜悪なまでの憎しみと怒り

あの時と同じだぁ!!

ひゃははははは・・・・・」

 

荒鬼が笑いを発した瞬間

もうすでに先程の場所に諒はいなく

後ろにいた

 

諒「・・・・・・・・・」

 

荒鬼「死にさらしやがれぇ!!!」

 

剣を振るうがその瞬間、諒はまた後ろにいる

 

荒鬼「畜生がぁ!!」

 

諒「ぐおぉぉぉぉぉ!!」

 

グシャ!!ビチャビチャビチャ・・・・・

 

一瞬の内に諒は荒鬼の腹部を貫いていた

 

荒鬼「ちっドジったか

次を楽しみにしているぜ

ひゃははははは」

 

フッ

 

荒鬼は突然姿を消す

 

そのあとは

ただの虐殺だった

 

賊を腹の真ん中から二つに切り裂き

賊を噛みちぎり骨を砕き

血に覆われそれでも暴走しつづける

ただの修羅

 

賊「ひっひいいいいいいいい化物だぁぁぁぁぁ!!!」

 

賊2「こっ殺されるぅぅぅぅ!!!」

 

諒「ガァァァァァァァ!!!!!!!!」

 

また諒はまた賊を残虐なまでに

肉や骨ごと裂く

 

琥珀は目を覚ました

 

その体に傷は無くかわりに妹から

もらった首飾りが切られていた

 

諒は賊が全滅したことで

倒す目標を失い

 

ただ暴れる・・・・

地面を砕き、風を切り裂く

ただそれだけ・・・・

 

琥珀は走った

 

琥珀「もう大丈夫・・・・

もう戦わなくても大丈夫なんだよ・・・」

 

諒「ガァァァァ!!!グアァァァァァ!!!!」

 

諒の背中を優しく抱きしめる

だがその闇の塊のような氣は

刃となり琥珀の腕に切り傷をつくっていく

 

琥珀「私はいなくならないから

約束したでしょ?」

 

諒「ハァハァ・・・

アァァァァァァ!!」

 

琥珀「大丈夫、私はここにいる・・・

りょう・・・・」

 

諒「ぐ・・・・・あ・・・・」

 

琥珀「わたしは消えないよ

だってりょうが好きだから・・・・」

 

フッ

 

諒に纏っていた氣は消え

少しずつ黒狼爪に侵食された体が

元に戻っていく

 

琥珀「帰ろ?私達の家へ・・・・・」

 

それから三日

諒は意識を取り戻さず眠り続けていた

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〜諒の精神〜

 

諒「また守れなかった・・・・

俺は・・・・俺は・・・・」

 

闇諒「だからいっただろう・・・

お前が守るなんてできないってよぉ」

 

諒「!!でも俺は諦めたくない・・・

もう失いたくない!!」

 

闇諒「じゃあどうするんだよ!!

また裏切られるか?・・・

そして俺は傷つきそして憎悪が増す

その繰り返しだろうが!!」

 

諒「お前は怖いんだな・・・・」

 

闇諒「うるさい!!

俺はいつもいつも守った人間は

なぜ俺に憎悪向けるかしってるか?」

 

諒「それは・・・・・」

 

闇諒「怖いからだよ!!

俺の力を恐怖し守られたことさえ

忘れ、力に恐怖する・・・

だから無意味なんだよ!!

人を守るなんてなぁ!!

結局、苦しむのは俺だ!」

 

諒「ごめんな・・・・

でも“大切な人を”守れないなんて

もう嫌なんだ・・・

ごめんな受け入てやれなくて

でも俺、受け入れるから・・・・

悲しみも苦しみも全部逃げずに受け止めるから・・・・」

 

闇諒「ああ・・・・

もう目を背けるなよなよ悲しみから

もそして護ることからも・・・・・・」

 

そういうと後ろに一刀が現れる

 

???「覚悟はきまったんだな・・・」

 

諒「一刀か・・・・ああ

全部思いだした・・・・

覚悟も決めた・・・・」

 

アニキ「まったく世話やかしやがる・・・」

 

諒「俺は・・・もう絶対に諦めないよ

みんな・・・」

 

チビ「しっかりするでやんすよ・・・・」

 

デク「行くんだな護りたい者の所へ

 

おっさん「諒、行けこの先、お前もっとつらい

かもしれないがそれがお前の強さになる

だから・・・」

 

一刀達「進め!!!!」

 

諒「任しとけ!!

みんなの思い確かに刻んだ!!!」

 

(愛紗・・・俺はもう諦めない

だって護りたい君を琥珀をみんなを

全ては護れないかもしれない・・・・

だけど俺の手の届く場所ではみんなを護る!!

いや・・・護り貫くから・・・)

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〜外史の狭間〜

 

伏犠「流れが変わったか・・・・

乗り越えたのだな・・・・」

 

及川「さすがりょうっちや

ふっきぃーはこうなることわかってたんかいな?」

 

伏犠「いったであろう

賭けであると・・・・

ふっ」

 

及川「ふっきぃーが笑ったで

ほんま珍しいわぁ〜」

 

伏犠(諒・・・・

いまを生き抜け明日を信じろ

今、また一つ枷は外れた今ならばやれる

はずだ・・・・)

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琥珀side

 

りょうが眠ってから三日がたった

私は必死にりょうを看病した

 

りょうはもうすでに掛け替えのない存在であり

光だから

私を明るく照らす光それを

ここで失いたくない

もう一人は嫌・・・・

りょう・・・・・・

 

そんな時

 

森から凄い轟音が響く

 

ズガァァァァン!!!

 

急いで小屋の外にむかう

 

荒鬼「この前のあまか・・・

殺し損ねたか?

じゃあ今ここで殺してやるよ!!

ひゃははははは」

 

ギンッ!!

 

琥珀は部屋にあった護身用の

剣で応戦する

 

荒鬼「へぇ〜いまのを受け止められるか

そこそこはできるか・・・・

だがこれはどうだぁ?

業悪!!天照!」

 

赤黒い色の闇が地面を侵食する

 

ヒュンッ!タッ

 

荒鬼「ちっ!ちょこまかとしやがって

めんどくせぇやろうだなぁ!!

じゃあこれはどうだ

業悪一閃!!」

 

横文字に放たれる大きな一文字の斬撃は

周りの木を薙ぎ払いながら琥珀にせまる

 

荒鬼「ひゃははははは

その剣程度でこの技は止められないぜぇ?

ひゃははっはは」

 

ズガァァァァァン

 

上から黒い影がその斬撃を粉砕する

 

諒「またせたなぁ!!

琥珀!!」

 

荒鬼「ひゃははははは

さあやろうぜ!!

殺し合いをなぁ!!!」

 

琥珀「諒!!

にげてぇ!!!」

 

諒「心配すんな!

今の俺は・・・・・」

 

 

 

 

「無敵だ!!!!!」

 

 

 

 

 

荒鬼「気配が変わり

やがった?

てめえ・・・・」

 

諒「俺の名は

黒双 諒

護り・・・・

仇なすものを砕く者

そして今大切な者を護るため

武神とならん!!」

 

 

   雷

   帝

   武

   神

 

   今

   こ

   こ

   に

   見

   参

   

 

諒は黒狼爪に力を注ぐと

その姿を変え雷を纏った

狼のような姿になる

 

諒「くらいやがれ!!これが俺の

魂の一撃だ!!!!!」

 

 

 

つづく・・・・・

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あとがき

また一歩諒の成長を

書きました

 

うまく書けましたでしょうか?

 

自分はまだまだ未熟者なので

これからも他の人の作品を見ながら

スキルを上げていきたいので

がんばります

 

みなさん応援よろしくお願いします

 

 

コメントお願いします!!

 

 

説明
う〜ん
前回の予告でしゃばりすぎて
今回うまくできてるか
不安です

どうかうまくできてるように
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コメント
数多の迷いや闇に包まれようとも、見守り共に歩む者達が居る限り幾らでも乗り切っていけそうな勢いですね。俺を誰だと思っていやがるーーー!とか聞こえてきそう^^(深緑)
ガブリエル三世>がんばります!!(暇人28号)
来た来た来た〜!涼格好ええ!修羅編も大詰めですね。がんばってください(ガブリエル三世)
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真・恋姫†無双 恋姫†無双 オリジナル 琥珀 荒鬼 及川 アニキ チビ デク おっさん 

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