日本の小私鉄、何処へ
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説明
平成に移り変わること二十年、日本各地で薄らぐ昭和時代の面影。
マイカーが増えるにつれ、津々浦々には道路が整えられる。
国鉄幹線沿いに散在した小私鉄は役目を終え、次々と消えて行った。
今やどの町並みも新建材の匂いがする、端正な顔に整えられてゆくばかり。
何処へ行ってしまったんだろう?
冬の青空に映える柿の実の赤、蔦が這う漆喰壁の土蔵。
商店の軒先に貼られた琺瑯看板、電柱の街路灯は笠のついた白熱電球。
ダイヤ硝子の窓を設えた入り母屋、木目が美しい杉板塀の路地。
そんな風景の中を縫って行く、深い屋根の老電車……
戻ってきて欲しい、日本の小私鉄の風景。
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コメント
私の地元は未だに私鉄が元気です。貴重な学生の足ですし、観光の目玉です。後、鉄道マニアの人も来る(Ocean)
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