機動戦士ガンダム サイド アナライズ ストーリー

設定　覚え書き

※随時更新

【キャラ設定 ver.4.05】

宇宙天文学の知識

◎地表から100Kmの所から先を宇宙と呼ぶ

◎ソーテルヌ少将の名前のモデルになったソーテルヌとは

フランスのソーテルヌ地方で造られる貴腐ワインの格付けの総称。

　クセが無く酒嫌いな人でも飲みやすい、葡萄の香りが

大変素晴らしい、蜂蜜のような芳醇な甘口の

高級な白ワイン。妙な酸っぱい酸味もない。

　酒嫌いな星野が唯一好きな酒。

　少し値ははるが買えない物ではない。

750ml 3000円から5000円前後くらいの物がおすすめ。

　若いものは少し黄色っぽい透明な色をしているが、

年数が経ち熟成していくと段々と茶色味がかった

琥珀色に近づいていき、味に深みが出る。

※アナライズストーリー内の特殊設定

◎基本的にアニメの設定に従うが、公認 後付設定と呼ばれるもので、

どうしても納得がいかないおかしなものは修正して定義しなおす。

　(たとえばガンダムなど格闘戦の衝撃やワッパなどの人間による襲撃に

不利なメンテナンスハッチが多すぎる。

　むしろその分、スラスターを増やし、メンテナンスが多少不自由でも

パーツの組み合わせをパズル式にするなどして 減らす傾向にするはず。

　また宇宙空間で動いて反動をつけて燃料を節約するとかシャアザクは三倍の速度などの

変な設定も納得のいく定義をする。(アンバック機動とかいうのは無効だろう。

燃料推進がなければ宇宙空間ではただもがくだけ))

　バリアフリーや手すりなど介護者に対する設備が、無重力で不自由になる

宇宙では有効。

◎若い人間の昇進が比較的早い傾向にあるのは能力もさることながら、戦争で

多くの死傷者が出て、若い人間を優先的に戦場に送りこみたい事情があるため。

　特に宇宙では宇宙病や宇宙傷など地球では考えられないアクシデントが多発する

ため隠れた犠牲者が多い。

　少将は士官学校出で、本来二万名以上の人員の指揮統率にあたる必要があるが、

ソーテルヌ少将の場合はサイド０事件の特例で特命付きの小部隊を率いることに

なった。

　ただし戦況の悪化により有能な人員が激減しているのに加え、一年戦争終盤では

ジオン公国を束ねていたザビ家の人員が次々と戦場で戦死していくため総崩れになり、

兵の無意味な戦死が激増したため必然的にソーテルヌ少将は十万人規模の指揮をする

戦闘に巻き込まれていく。

◎機動戦士ガンダムのお話後半で出るようなモビルスーツや

モビルアーマーが、シャアの大気圏突入エピソードごろに早くも

登場しているのは、そのくらいの時期にすでに先行開発されていて、

ガンダムとの戦闘データにより、大幅な改良を加えている最中という位の

生産ペースにしないと一年戦争の短期間(8ヶ月間)に

あれだけの機体が登場できるわけがないからです。

◎薄々読者の方々も気づかれているでしょうが、登場キャラ名は

ガンダム声優さんたちの名前がベースになってます。

井上遥さんとか。(笑)

声のイメージその他メモ

※ナレーション　　永井　一郎さん(笑)

※ハルカ･ソーテルヌ少将　(24)　　堀江　由衣さん　　　

《決戦兵器開発部・回収分析班》総司令。

　日本人とフランス人のハーフ。

外見はブルネット(栗毛色)のロングヘアーに丸メガネがトレードマーク。

無線レシーバー付のギャリソンキャップを愛用している。(米海兵隊の将校が

かぶるようなやつ)

　少し童顔の美人。胸が大きく、映画俳優並にスタイルがいい。

頭脳明晰、力持ちでスポーツ万能。おとなしくしていれば非の打ちどころのない

女性だが思ったことは言わないと気が済まない、じゃじゃ馬なのが玉にキズ。

恋愛感情が薄く、なぜか女性と小さい女の子には甘いので一部の部下から

レズ疑惑がある。

　ヒロタカという弟がいて、立場上素っ気なくしているが実は姉バカである。

　二十四歳の若さで少将という、ジオンの支配者一族であるザビ家の者以外で

例外的に少将の地位にまで昇り詰めることができたただ一人の女性。

　コンスコン少将の遠い姪に当たるらしい。

　そのやんちゃな性格さえなければ喜んで配下に迎え入れたいと

ギレン大将（総帥）に言わしめた。

　シャアの実力は認めているが、素顔も晒せないヤツは信用も信頼もしない、

いけ好かないヤツだと公言している。

　現在は部下の採用には比較的寛容で面白みのある者を好むドズル・ザビ中将の

配下にいる。

　天才的軍事の才能と、輝かしい戦歴を積み重ねており部下思いの優しい性格の

ため、部下の信頼も厚く、乱暴だがタメ口を許すフレンドリーさで人気もある。

　戦術は基本的に少数の相手を物量で叩きつぶす古典的な戦術を好み、

ジオンきっての戦争の達人と呼ばれるほど天才的指揮能力を持つが、

回収分析班という大ハンデをあえて自分から背負っているため、

最悪の戦況に追い込まれることが多く、最小限の被害で負けない戦いに

徹する日々が続く。

　過去にある作戦の功績で少将に昇進するが、それ以来罪の十字架を背負い、

回収分析班を開設する。

(その作戦の時は中佐で一時グワジンの艦長をしていた。)

　またその頃に《ファウンデーションガンダム》と遭遇して、群を抜く

モビルスーツの知識と経験を得た。

　優秀なだけにジオンの敗戦を開戦時から読んでいて、少将という立場も

あり、終戦後におそらく自分は生きていないだろうと諦観している

ところがある。

　モビルスーツ開発でも天才的手腕を持っており自らモビルスーツの操縦をこなす。

　愛機は特になく、その時々に使用可能な機体に乗る。

※イチロー・ナガイ中佐　(26)　神谷 浩史さん

　ソーテルヌ少将の有能な参謀。若く悪くない容貌をした日本人の青年。

つきあいが比較的長く、お互いに言いたいことを言いあう間柄。

沈着冷静、客観的で指摘や指示に定評がある。

　世話好きで普段は冷静沈着だが、おとなしそうな外見とは裏腹に、

根はヒロタカ・ソーテルヌを上回る熱血野郎。

　ソーテルヌほど突出していないが、若い兵士が減ってきて昇進が早い

傾向があるとはいえ26歳で中佐であるその実力は相当なもの。

　昔、コンスコン艦隊に所属していて、そのころからソーテルヌ少将とは

顔見知りで尊敬していた。

　本来なら中佐なので一部隊を背負えるがソーテルヌ少将に心酔し、

あくまで参謀に徹してきた。

　旗艦《ハーミット》一番艦艦長を務める。

モビルスーツの操縦はソーテルヌ少将に次ぐ実力がある。

愛機は回収分析班専用ザク。

　サイド アナライズ ストーリーは大抵この人の語りでお話が進められる。

※トシオ・フルカワ少佐　(62)　　多田野　曜平さん

　白髪、白ひげが似合うクリントイーストウッドに似たベテランの老軍人で

ソーテルヌやナガイが判断に迷ったときなどのご意見番、後見人的存在。

　ソーテルヌやナガイの優秀さにほとんど言うことがないので、手落ちな

部分を黙ってフォローしたりして控えているが、後半、戦況が激戦で

混沌としてくるとその真価を発揮する。

　ソーテルヌやナガイが赴任する前まで回収分析班の総司令をしていた。

※ミラン・アギ少尉 操舵長　(19)　長沢　美樹さん

　ウェーブのかかった青いロングヘアーが印象的な童顔の女性で

チェーン・アギを姪に持つ。

　他人に対してはおだやかで面倒見が良く、おせっかい気味だが、

自分は引っ込み思案なところがある。

　《ハーミット》一番艦の操舵長を務める。

　弱冠19歳の女性が操舵長というのはジオン軍全体で見ても珍しい。

　艦船操縦に関しては優秀な人材として知られていたが、なにぶん若い女性と

いうことで前線の部隊では年配の男性操舵長の補佐としてたらい回しに

されていたところをズバ抜けた才能に惚れ込んだソーテルヌ少将にスカウトされた。

　抜群の反射神経と動体視力をもつが、運動神経は並で走るのが苦手。

※トール・フルヤ伍長　(19)　櫻井 孝宏さん

　ナガイ中佐の部下。

戦闘経験はあまりなく、もっぱら検地分析専門のエキスパート。

レーダー監視員(重労働のため五時間交代制)兼任。

愛機は回収分析班専用ザクだがあまり使う機会はない。

※チェーン・アギ　(7)　 弥生 みつきさん

　後に逆襲のシャアで、アムロと恋仲になり共にロンドベル隊に渡り、νガンダムの開発を

する優秀な女性。

　このストーリーでは7歳で神童と呼ばれるほど幼い頃から天才的開発能力を発揮する。

　朴訥で人見知りが激しいおとなしい性格だが、大人ばかりの回収分析班の隊員達の中で

ただ一人の子供のため、みんなから可愛がられているマスコット的存在。

　一応国籍は地球連邦だが、何かとアナハイムに関わることの多い人生のため、

立場的にはいつもグレーゾーンにいる。

※アナハイムグループ総帥　キルヒ･レィツ　(30代前半)　櫻井 孝宏さん　

　ドイツ人とアメリカ人のハーフで　眼鏡をかけた中背の調子のいい男。

陽気でおちゃらかでボンクラっぽい外見を持ち、馴れ馴れしい性格だが、かなりのキレ者。

　アナハイム･エレクトロニクスを初めとする新興企業グループ、アナハイムグループの

総帥を務める。

　モビルスーツ開発など軍事関連もアナハイムで独占的に支配する野望を持ち、それを堂々と

人前で隠さず口外する有言実行主義。

　天才的な手腕を持つ商売の才能以外にも、先進的なモビルスーツ設計の才能など、見た目と

反比例する秘めた実力を併せ持つ。

　ただし、地球連邦やジオンといった垣根もまるで眼中になく、連邦やジオンの政治関連の

人類の支配などといった、欲からくる大きな野心はない。

　また、運動能力や戦闘能力が特に優れているわけでなく、モビルスーツの操縦も

テスト運転が無難にこなせる程度。

　過去に多くの謎を持ち、《ファウンデーション ガンダム》をモビルスーツ関係各社と

共に暗黙の了解で隠匿していて、実は過去の作戦でマスクを被り、ソーテルヌ少将と

出会った経験がある。その時からなのか不明だが、ソーテルヌ少将のファンらしい。

※ヒロタカ･ソーテルヌ少尉　当時(18)　櫻井 孝宏さん　

　ハルカ･ソーテルヌ少将の弟。日本人とフランス人のハーフで階級は少尉。

　幼い頃に軍人だった両親と死に別れ、姉と共に暮らしてきた。　

　モビルスーツのパイロットが本職。単独行動で短時間で成果を上げるのが好み。

　姉からさんざん馬鹿馬鹿言われるハイテンションのお調子者だが、実は頭もいい。

口が悪くて言い出したら聞かない命知らずの無鉄砲。

　運動神経は姉以上でケンカも強い。

　追い込まれるとナガイとは逆に冷静沈着になるタイプ。

　女性に優しくもてるが、手も早くセクハラ好きなので潔癖症の女性から

は毛嫌いされる。

　致命的な味覚音痴。姉思いなので、本当は味などよくわからないが姉の作った

料理だけは文句を言わずに食べる。

　腕が良すぎてモビルスーツの性能を限界まで引き出しすぎ、

低性能の機体はすぐおしゃかにしてしまうモビルクラッシャーの

異名がある。

※シオザワ技術士官　(38)　神谷　浩史さん

　幅広い分野に精通した優秀な技術士官。メカや設備の勘所を一目で見抜く才能を持ち、

過去の歴史にも詳しい。

　ソーテルヌ少将がグワジンに乗っていた頃に目をつけられ回収分析班にスカウトされた。

　穏やかなおじさんで頼りがいがあるため、各部署にひっぱりだこで忙しい。