生まれ変わることは・・・[デュラララ!!小説]
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[人は蘇ることはできないが生まれ変わることはできる・・]

 

 

・帝人君が死んでしまったお話

 

・なんか、悲しいです

 

・帝人君は臨也としずちゃんのことが大好きでした

 

・2人は帝人君の事が大好きです

 

 

   それでもいいなら・・・どうぞ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――あれ・・?なんでこんな状態なの?僕は・・・――

 

――臨也さん、静雄さん・・・どうして泣いてるの・・・?――

 

・・・。

 

 

 

「・・・っ・・帝人君・・・!」

 

「竜ヶ峰・・・・っ」

 

2人は泣いている

 

雨の中ひたすら2人は泣いていた

 

泣くことしかできなかった

 

――なんで・・・泣いてるんですか・・?ねぇ、臨也さん!静雄さん!―

 

帝人はそこが自分の墓だとは知らずに、ただ2人に声をかける

 

――なんで・・・2人とも・・・っ――

 

『君は死んだんだよ・・』

 

後ろから、自分の声

 

――誰・・?死んだって・・・僕が・・・・?――

 

『そうだよ、君は・・竜ヶ峰帝人は死んだんだよ。事故でねw』

 

――僕が・・・死んだ・・・?事故・・・って・・?――

 

『あれ?覚えてないの?・・まぁ、無理もないけどね・・・ほら、今泣いている2人が喧嘩してて、臨也が道路の逆側に逃げようと飛び出したときに、車が来て・・・それに君は車が来ているのに気がついて、臨也が車にひかれそうになったのを君が助けたんだよ・・・。臨也はかすり傷で済んだけど、君はとても重症だったんだよ・・』

 

――そうだ・・ぼ、僕・・・臨也さんを・・押して・・代わりに僕が・・・――

 

『ほら、よく見てみなよ・・・2人が立っている前には、君の墓があるよ?』

 

帝人は泣きながらも自分の墓をみる

 

――ほんとだ・・・・・2人とも僕の為に泣いてるの・・?――

 

『あぁ、そうだよ・・2人とも君の為に泣いてるんだよ・・・君は死んで後悔はないの?』

 

――後悔・・・?そんなの・・・ないですよ・・・だって・・・――

 

帝人は涙を流しながら目の前の自分に微笑んだ

 

『へぇ〜・・意外だね・・・なんで後悔がないの?』

 

帝人はしゃがんでいたが笑みを浮かべながら立ち上がる

 

――だって、僕は最後ちゃんと大切の人を守ることができましたから・・・命をかけて守ることができた・・それだけで十分です・・・――

 

笑った

 

帝人は涙を流しながらも笑った

 

『君は、折原臨也のことが好きなのか・・?平和島静雄は・?ほっとくのか?』

 

――臨也さんが大好きでした・・それに、静雄さんは僕じゃなくて臨也さんの事が好きなんですよ・・w 僕にはわかります・・・――

 

『そうなのか・・・だが、2人は君の事がものすごく大好きだったんだと思うよ・・』

 

――どうしてですか・・?――

 

『好きでもない人にここまで泣く必要がある・・?』

 

――・・・っ・・・そう・・ですね・・・・・でも・・・――

 

『どうした・・?・・・っ・・・・!』

 

――でも、一番泣きたいのは僕のほうですよ・・・っ!――

 

帝人は次から次へと流れてくる涙を腕で一生懸拭いながらも笑顔を作る

 

――ひっく・・・うう・・ひっく・・ぐすっ・・・ひっく・――

 

『2人は君の事が好き・・君は2人の事が大好きなんだね・・・・・どうだろう・・・生まれ変わってみないかい・・?』

 

――・・え・・?――

 

 

 

帝人がこの世からいなくなってから3年がすぎた

 

臨也と静雄はあの日以来喧嘩をしていない

 

ときどき互いにすれ違ったりもするのだが、何もしないでただ、道を進むだけだった

 

今日は帝人の命日の日である

 

臨也は墓に来ていた

 

「・・・帝人君・・・もう、3年だね・・・ほんと早いよね・・・っ・・」

 

臨也は帝人の墓の前に花をそえた

 

すると、煙草の匂い。

 

「・・しずちゃん・・・・」

 

「・・臨也・・いたのか・・手前も墓参りか?」

 

「うん・・もう終わった・・・」

 

「そうか・・・よっと・・」

 

静雄も花を持ってきており、墓にそえた

 

お線香の香。

 

墓の周りにはお線香のにおいが漂っていた

 

「じゃあ、俺は先に帰るな・・・トムさん待たせてるから・・」

 

静雄はお墓参りが終わると帰ろうとした。すると、臨也が後ろから――・・

 

「・・っ・・なんで・・なんで、俺を責めないんだよっ!・・なんで・・」

 

「なんで、俺が手前を責めるんだよ・・」

 

「だって、俺のせいで帝人君は・・俺をかばって・・・っ!」

 

臨也は涙が目から流れ込んでくる

 

静雄は臨也が言った「俺のせいで」という言葉に腹が立ち、臨也のえりをつかむ

 

「・・っ・・」

 

「手前と俺は帝人の命背負って生きてんだよっ、一人のせいでもねぇんだよっ・・」

 

「・・・っ!」

 

臨也は静雄に目を合わせる。

 

「しず・・ちゃん・・・・?」

 

静雄は泣いていた

 

「っ・・うっせぇ・・!」

 

「やめてよ・・・こっちまで泣けてくるじゃんか・・・っ」

 

「もう泣いてんだろうが・・・っ」

 

2人は泣かないと決めていたのだが、やはり泣いてしまった。

 

2人は本当に『竜ヶ峰帝人』の事が大好きだったのだ

 

『竜ヶ峰帝人』をものすごく

 

            あ い し て い た  ・・・。

 

2人は帝人の墓の前に立つ

 

「ごめんね・・・帝人君・・」

 

「竜ヶ峰・・俺たちもう喧嘩しねぇよ・・だから・・」

 

『帰ってきてくれ・・・・。』これが2人の願いだった

 

死んだ者は二度と蘇ることはない

 

誰もが知っている事。もちろん臨也も静雄も知っている

 

だが、願ってしまう。それほど、大好きだった

 

「あなたたちも、お墓参りですか?」

 

とてもかわいらしい声。そして、聞き覚えのあるような声

 

2人はその声に振り替える

 

「み・かど・・・・君・・・?」

 

だが、そこに立っていたのは、かわいい高校生ぐらいの女の子。

 

「あれ?なんで、私の名前を知ってるんですか・・?お会いしましたっけ?」

 

「竜ヶ峰・・・?」

 

「ええと、よくわかりませんが・・wはい。私は竜ヶ峰帝人です。えと、あなたたちは・・?」

 

まさかとおもった。

 

2人は一瞬思った

 

『人は蘇ることはできなくても、生まれ変わることはできるんだ』と・・・。

 

「俺は、折原臨也」

 

「俺は平和島静雄だ・・よろしくな・・竜ヶ峰」

 

「なんでしょうか、初めてあったのに、とても、懐かしい気がしますねwもっと、昔からお友達だったような感じがしますw」

 

女の子は確かに、死んだ竜ヶ峰帝人の生まれ変わりだ

 

――――――――――――――――――――――――・・・・

 

『・・どうだろう・・・生まれ変わってみないかい・・?』

 

――・・・え・・?――

 

『生まれ変わってみるんだよ・・人は、蘇ることはできなくても、生まれ変わることはいくらでもできるんだ』

 

――・・ほんと・・ですか・・・?――

 

『どうする・・?』

 

――もしも、できるなら・・・生まれ変わって2人に会いたいです・・っ!――

 

『いいだろう・・・いま、君は生まれ変わる・・!』

 

小さな光が帝人の体を包んだ

 

――臨也さん、静雄さん、僕は死んでしまったけれど、生まれ変わって2人に会いに行きます・・また、めぐりあえることができたら・・・その時は・・また・・・・――

 

――――――――――――――――――――――――・・・

 

「あの、どうしたんですか・・?」

 

2人は無言だったので帝人が少しびっくりして声をかけた

 

すると、臨也と静雄は――・・・

 

『帝人君(竜ヶ峰)』

 

2人が声を合わせて帝人にいった

 

    『 お か え り 』

 

帝人はよくわからなかったが、笑みを浮かべ・・

 

「よくわからないですけど・・w 」

 

  「 た だ い ま 」

 

―――――――――――――――――――――――――・・・

 

――・・また、めぐりあえることができたら・・・その時は・・また・・・・

 

    な か よ く 一 緒 に 笑 い ま し ょ う ね  ・ ・――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終わり・・

 

 

 

 

説明
ええと、これは自分のブログで公開した小説ですw
内容はちょっとあれですが、おおめにみてやってくださいましwww

あと、時の間違いがありましたらごめんなさい><;
wた脚はしっかりと確かめたつもりですが・・・間違いがあったら、がんばって解読を!!
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デュラララ!! 竜ヶ峰帝人 折原臨也 平和島静雄 小説 

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