ヤンデレ無双
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<『ヤンデレ無双』の世界設定>

 

                                           

魏・呉・蜀の各エンドを終え、四周目の世界となります。

各エンドを迎えた恋姫たちは北郷に対する記憶こそ失っていますが。北郷への「想い」のみは残っており、そのために北郷に出会った瞬間に「想い」が全開(暴走し)=独占欲全快状態に移行します。

っと、まぁ……そんなご都合が過ぎる世界設定となります(笑)。

 

 

 

今回(第一話)は星・風・凛の三人組に飛来直後拾われた設定で話が進んでます。

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「え、えーと、趙雲さん腕離してくれない……」

「主よ!私のことは星と呼んでくだされと!何回、言えばわかるのですか!!」

 

「ご、ごめん・・。で、でも知り合って間もない人を真名で呼ぶのは此処じゃ、ご法度じゃあ・・」

「でももへったくれもありませんぞ主よ!わたしが構わないといってるのです!お気になさらず、さぁ、どうぞ星と呼んでください!」

 

「う、うん・・せ、せ」

 

 

俺は、趙雲さんの迫力に負け真名を呼びかけるが。

 

 

「星さん〜、無理言っては、お兄さんが困ってしまうのですよ〜」

 

 

そういって助け舟を出してくれた、少女の言葉で思いとどまる。

ちなみにその少女は、俺の左腕に抱きついている。

 

 

「風!!お前には関係の無いことだ口を挟まむな!!」

 

 

趙雲さんが、左腕に抱きつく少女(程cさん)に虎の如く吼える・・。

俺に向けられている物ではないとはいえ、・・正直こわい。

 

 

「星さん、なにをそんなに怒る事があるのか風には理解できませんが。ですが、真名を無理やり言わすなど真名の意義を汚す行為ですよ〜」

「むっ、し、しかしだな・・わ、私は主に星と呼んでもらいたいのだ」

 

「しかしも案山子も無いです!そんな子どもみたいな理由で!それに「風の」お兄さんに嫌がる事をさせるなんて許しませんよ」

「だ、だれがお前のお兄さんだ!!主は、わたしのだ!」

 

「はぁ〜・・。あなたとお兄さんは出会って3日もたってないんですよ。それなに、なぜ自分のものだと思えるんですか」

「そ、それは・・。し、しかし、お前も出会ったばかりという事では一緒ではないか風!!」

 

「前もいったじゃないですか〜。風とお兄さんは幼馴染だって、ねぇ〜、お兄さん♪」

「えっ!?・・あ、ああー・・う、うん」

 

 

そう頷いたものの嘘八百である。

二日前の晩、密かに程cさんにそういえと指示されたから従ってるだけで、俺は程cさんに面識などない。

ちなみに、そうするように指示された理由は理論整然としたものだったけど、所々脅しめいたもの含んおり・・。俺は、怖くて唯々諾々と従ってる。

 

 

「嘘をつけ!初めて主に出会った時、お互い知らなかったではないか!」

「後々確認したら、そうだったんですよ〜」

 

「馬鹿な!そもそも主は天からきた方だぞ!幼馴染なはずあるまい!!」

「・・くすっ、星さんあなたはお兄さんの言葉を信じれないのですか」

 

「ちっ!どうせお前が何か吹き込んだのであろう」

「証拠はあるのですか〜」

 

「くっ・・」

「ないなら黙ってくださいね〜星さん」

 

 

・・程cさんの笑顔で勝敗は決した。

 

「(ちっ・・やはり口では風にかなわんか。もはや我が「武」で主を独占するしか)」

「(怒ってますね星さん、さあ早く槍に手を出してください。暴力で無理に人を従わす・・そんな星さんをお兄さんが愛する可能性は0になるのですよ〜)」

 

「(はぁ〜程cさんと趙雲さん・・。どんどんギクシャクしてきてるな)」

 

 

無言ではあるが・・。

なんだか、邪悪な空気を振りまく二人から目をそらす為、俺は明後日の方向に向く。

 

 

「「・・・・・・」」

 

 

がっ・・。

一人の女性と目が合った。

 

 

「(愛しの北郷殿が私を・・北郷殿、北郷殿、北郷殿、北郷殿、北郷殿!!!!!!!!!)」

 

 

ブッーーーーー!!

 

 

赤くて鉄臭い物が。

女性の鼻から飛び散り、俺の顔に襲いかかる。

 

 

「ほんごうじょのが、わたしをほんごうじょのが・・」

「凛ちゃんトントンですよ」

 

 

そんな、女性に。

程cさんが、すばやく治療をほどこす。

 

 

「す、すみましぇん、北郷殿・・私の鼻血が」

「い、いや・・別にいいよ郭嘉さん」

 

 

郭嘉さんは、なぜか俺を見るごとに鼻血が出る。

たぶんだが、俺に対し生理的に拒絶反応を示してるんだと思う。

 

 

「(はぁ〜・・寂しいけど、やっぱり今日実行しよう)」

 

 

同日夜(宿屋)

 

 

「主よ」

「お兄さん」

「ほ、北郷殿」

 

 

そういいながら北郷の部屋に入ってきた少女たちは、一揉めした後、部屋に備え付けられた机の上にある手紙を見つけ中をのぞく。

 

 

『なんだか俺がいると皆に迷惑かけるので去ります。短い間でしたがありがとうございました。 北郷より』

 

 

「「「・・・・・」」」

 

「主(お兄さん・北郷殿)!!!」

 

 

宿に三人の少女の叫びが木魂す・・まるで獲物を逃した虎のような叫びを。

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後日談

 

 

「はぁ〜これからどうしようかな」

「そ、そこの男待ちなさい!」

 

 

俺は、クルクル金髪の少女に呼び止められる。

 

 

「えっと?俺ですか」

「そ、そうよ」

「なんですか?」

 

 

小さいけどきれいな子だな、でも、なんか顔が真っ赤だな。

 

 

「あ、あなた!!わたしの(愛の)奴隷になりなさい!!」

「へっ?」

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暗すぎる張譲ss作りの反動もあり、思いつき半分で馬鹿なssを書いてみました。

 

11、10、23修正。

説明
恋姫がヤンデレ化したssです。
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コメント
あぁ〜ヤンデレいいですわぁ〜(lie)
ソフトヤンデレこれは(*´ω`*)流行る!(BX2)
!すばらしい!(稲荷大神)
続編書くのなら星さんメインでお願いします!(シロクマ)
皆デレるのかな・・うおぉぉぉぉぉ!! ヤバいww(無双)
俺 得 す ぎ る 期待します!(蒼)
これは期待しちゃうww(みっちー)
なんという皆得ss続きが欲しい(BX2)
そうかこれがヤンデレの道の書き方か・・・がんばれ!!(沈没漢女)
で、続きは何時かな?(ギミック・パペット ヒトヤ・ドッグ)
なんという俺得ss・・・ (武中)
ふむ、これは長編大作のにおいがしますぞーーw(よーぜふ)
もうこれで物語がかけんジャンwww(森羅)
せ・・・星・・・?続きが気になります。桂華が華琳とられたって一刀を刺すのかな…。(kabuto)
タグ
恋姫    ヤンデレ 嫉妬 修羅場 

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