第1回同人恋姫祭り 花火
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段々と暑くなってきてそろそろ夏かな?というそんなある日

一刀が凪と共にいつものように政務をしていると

 

「びぇぇぇん、助けて一刀〜」

 

とある人物が泣きながら部屋に入ってきたのだが

 

「・・・って桂花!?いったいどうしたんだ!?」

 

「けっ桂花様!?」

 

突然の桂花の来訪に二人が戸惑っていると

 

「えぐっえぐっ、華琳様にいらないって言われた〜」

 

「「えええ!?」」

 

「どっどういうことだ桂花??取り合えず落ち着いてあった事を順に話してくれ。凪は暫くは誰も此処に近付かないようにしていてくれ」

 

桂花の話を纏めると

 

最近桂花は調子が悪く、ミスを連発してるらしい。

あまりにも酷いので華琳に休むよういわれた。

部屋で休んでいると流琉が「華琳様から渡すよういわれました」と箱を渡された。

 

「ってちょっと待った桂花!?まさかその箱・・・空か??」

 

「グスッグスッ・・・うん」

 

それを聞いた一刀は一目散に華琳の元に向かった。

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「華琳!!少し話がある」

 

「ちょっと一刀いきなり私の部屋に入ってきて煩いわよ」

 

「そんな事はいい。桂花に何てことしたんだ!!」

 

「えっ??どういう事よ?私は最近桂花が調子が悪いようだから流琉に薬を渡してもらっただけよ」

 

「えっ!?・・・なんだ、桂花の勘違いかよ。・・・実はな」

 

一刀は先ほどの桂花の話をし、よく分からなかったようなので「天の曹操と荀ケ」の話をした。

 

「・・・まさかそんな事になってたなんて、私の手違いでとんでもない事に。今から謝って「すまないが曹操殿はいるか?」華佗ね、いいわ。入ってきて」

 

「おっ!一刀も一緒かちょうどいい。荀ケの事だが・・・おめでとう三ヶ月だ」

 

「「・・・えええええ!?」」

 

桂花の不調の原因はおめでた、つまり一刀の子を宿していたからだった。

その情報は三国の皆にも伝えられ、華琳もお祝いと共に謝罪をした。

 

桂花の妊娠を祝う宴をする事になり一刀はある計画を立てた。

 

「ちょうど夏だしやっぱアレだよな」

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「・・・「真・北郷隊」集合!!」

 

一刀がそういうと何処からともなく各国から集められた北郷隊の一部が集まった。

彼らは一刀とあらゆる趣味・性癖を語り合った同志達である。

「お呼びですか北郷様」

 

「ああ、皆もすでに知っているだろうが桂花が俺の子を妊娠した。そこで祝いの為に・・・これをしたい協力してくれ」

 

一刀はそういうと一枚の紙を見せた。

それを見た同志、真北郷隊は物凄い歓声を上げ各自一刀の指示で動き出した。

 

「北郷様、硫黄用意出来ました」「北郷さま、硝石用意出来ました」「北郷様、木炭準備出来ました」

 

「よし、これで火薬が出来るぞ。早速始めるぞ」

 

テレレテッテテーン 一刀は黒色火薬を手に入れた。

 

「はぁはぁ、北郷様。李典将軍の協力で炎色剤なるもの何とか準備出来ました」

 

「マジで!?絶対無理だと思ってたリチウムやストロンチウムまであるし!!これなら予定してたのよりもいいやつが作れるぞ」

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宴当日、皆が桂花と一刀を祝福しそれぞれが桂花に贈り物する中

 

「皆ちょっといいかな?真桜と北郷隊に協力してもらって取って置きの贈り物を用意したんだけどその前にこれに着替えてもらえるかな?」

 

一刀が皆に渡したのは浴衣だった。

着方を教えてもらった一同が着替えてくると夜空がよく見える場所に案内された。

 

「ねえねえ、ご主人様。これから何が始まるの?」

 

「それは見てからのお楽しみさ。それでは改めて桂花、ありがとう。俺との子供を宿してくれて、そしておめでとう。おれからの贈り物はこれだ!!」

 

一刀の言葉と共に大きな音と共に夜空に鮮やかな花が咲いた。

 

「「わぁ、綺麗〜」」

 

皆がその美しさに感動していると

 

「皆、感動するのはまだ早いで!!取って置きはこれからや!!」

 

真桜がそう叫ぶと今度は夜空に皆の顔が次々に描かれた。

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「すごいすごい、私の顔だよ」

 

「璃々のもあるよ〜」

 

「ふふふ、これはすごいわね」

 

「ぐぅ・・・おおっ!?あまりにも美しいので寝てしまったのですよ〜」

 

「・・・素敵 ポァ〜」

 

「なんと、天にはこのようなものまであるとは!?長生きしてみるものじゃな」

 

皆がそれぞれ感想を述べていると

 

「北郷様、李典様。「例の物」準備完了です」

 

「・・・よし分かった。桂花これが俺が用意した取って置きだ」

 

そういうと報告に来た兵が大きな旗を振り出し

 

「いくで、桂花たん。これぞ、祝砲や。三国の技術は世界一や!!」

 

真桜がそう叫ぶと一段と大きな花火が上がった。

。その花火の正体は

 

「・・・真桜、北郷隊の皆・・・そして一刀。ありがとう。グスッグスッ・・・とても素敵だわ」

 

桂花が涙を流し感動したその花火には

 

一刀と桂花、そして桂花に抱かれた赤ん坊の幸せそうな姿が描かれていた。

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後書き

 

何とか完成しましたが・・・あんまり夏要素入ってねぇww

 

夏=花火が思い浮かんだので書き出したのですが途中から話が変わってしまいました。

 

こんなんでよかったんでしょうか?

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さて、私のお勧めの作品ですが

 

疎陀 陽様の真・恋姫無双 桂花シリーズ

 

思わずインスパイアさせていただいたほど素晴らしい作品です。

桂花がヒロインの作品で一番ではないかと思ってます。

 

 

flowen様の恋姫†無双 真・北郷√

 

初めて読んだ恋姫の長編です。

すでに完結されていますがまだ読んだ事のない方は是非。

 

 

月千一夜様の雲の向こう、君に会いに-魏伝-

 

魏√の最後をこんなにも変えれるのかと感動しました。

何度も読み返してます。

説明
第1回同人恋姫祭りの作品を投稿します。

花火がテーマです。
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コメント
↓まだいいじゃないですか。俺は行く相手すらいませんよ?・・・友達すら。(ZERO&ファルサ)
こういう話を是非FDでやってほしかった!!  それにしても花火か〜・・・夏祭り・・・かわいいいとこの笑顔・・・緩む財布・・・万単位の散財・・・((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル (森羅)
花火なんて何年もやって無いや。偶に近くにある球場から上がる花火の音が聞こえるくらい(障害物多くて見えない)。(アロンアルファ)
花火かぁ……ここ最近、見てないな。バイト先(ド○キホーテ)で買って来ようかな?(峠崎丈二)
GJ!ダダ甘成分頂きました。(聖槍雛里騎士団黒円卓・黒山羊)
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