GROW4 第四章 危険信号(ハザード・ランプ)
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「冥土旅行の一歩手前まで連れて行ってあげます(*^_^*)」

 

 

 

そう言った姿は、両手の袖口から、長短二種類の刀を出し、それを取る。物理的にはあり得ないが、短い半袖のメイド服の袖口から“シュッ”っと出てきた二本の刀。メイドの能力なのだろうか?

「第一の型、円斬双刀魔手(えんぎりそうとうましゅ)」

 両腕を180度に伸ばし、勢い良く回転する。

「子供騙しか?電線牢(でんせんろう)」

 バリバリバリバリッ

 ガシュッ

 

 衣さんが出した電気の包囲網をあっさりと抜け、更に回転を増してくる姿。その勢いのまま衣

さんを斬りつける。

 ガギギギギギィ

「くっ。思った以上に頑丈過ぎんぞ・・・」

 衣さんは両腕を使って攻撃を受け止める。

 衣さんは、神秘の血酷結界(ラリズドヴェール・ドルグドリヒ)に加え、電気の盾まで使用している。それほどまでにこの単純な攻撃は強いのだ。

 

「おねいさんの結界、かなり頑丈だね。でももうもたない・・・

装飾銃(ミギルッタ・ガン)。ファイア!」

 ドドドドドドドッ

 ビキビキビキビキッ

 

「ばかな?こんなにあっさり結界が・・・」

 至近距離による銃の連射により衣さんを取り巻く結界にヒビが入る。ただの銃で・・・

「にゃははっ、思ったより頑丈ですねー♪」

 ヒュヒュヒュッ

 「今度はなんだ?てゆうかこいつさっきからいろいろ身体から出してんぞ。武器貯蔵庫か?」

 衣さんの目線の先には、両手を広げ大量の槍に囲まれている姿がいる。その無数の槍は、衣さん

に狙いを付けている。

「ちっ、やられっぱなしじゃいけないんだよ。黒電磁砲(ブラック・レールガン)」

 ビィーーーーー

 「おお」

 黒い電撃を纏った強力な電撃が、一直線に姿に向かって飛ぶ。

「さぁ小娘、それをどう避ける?新たな武器を使うか?それとも周りの槍で受けるか?」

「・・・・・」

「なぜ動かない?死ぬ気か?」

 ゴシャァァァァァッッ

 バリバリバリバリ

 

 強力な雷が姿を打ち抜く。結局姿は微動だにしなかった。

 晴れていく煙。すると・・・

「うーん、人間の起こす電気量ってこの程度ですか。正直言って逆に痒かったです。かゆうま

です・・・」

「無傷だと!いくら機械だから頑丈といっても、動力炉の一つくらいおかしくなるはずだ

ろっ!」

「あなたオートマタをただの機械とお思いだったので?にゃはは、残念です・・・

わたしは旧世代の設計図から忠実に再現され造られた殺戮人形(キリング・ドール)。材料には

賢者の石を始め、夢合金(オリハルゴン)、ミスリル銀、漆黒のダイヤモンドなどを使用、

動力回路にも夢合金と、悪魔の心臓(グリモア・ハート)を使い、一千時間の連続活動でも炉心

融解(メルトダウン)を起こさない無限機関です。もともとはわたしも人間でしたが、アメリカ

下部の島、セントビンセントおよびグレナディーン諸島を旅していたwwときに、変な連中に

地下研究所に連れて行かれ、改造されたのです。」

「厨二病患者だな・・・」

「わたしの趣味は武器集めです。いわゆる重度の武器収集家(ミニタリーマニア)です。退屈なんですよ。みんな弱過ぎて・・・」

「だからこの大会に出たのか?」

「そうですよ。でも案の定あなたは弱かった。わたしの学校は、この大会の出場は自由だったので

内輪もめはしてませんので彼らの力は分かりません。ですが、この大会に出てくる方々は強いと

先輩に聞きました。でも、あなたは弱かった・・・

あなたは結界が多少堅いだけの凡人。わたしを満たす器にはなれない・・・」

「ばからしい小娘だ。そんなに戦いたいんならわたしが戦ってやんよ」

「あなた程度の実力で?」

「ああ。まってろクソロボ。すぐに楽しい時間の始まりだ・・・

禁呪の中の禁呪、召電御舟の後町(しょうでんみふねのごちょう)、電餓鬼の混沌霊(オミルマ・

ライデンカ・ホールデミーロ・ランディックゾーシド・カオステッィックフラン)」

 「すごい・・・」

 衣さんは電気を纏うがそれだけではない。青色の餓鬼(ガキ)、白色の幽霊を、白銀の電撃に

乗せて無理やり腹から飲み込んだ。

 放電する衣さんに合わせ、後方に構える巨大な船も光を上げていく。

 

「お祭りみたい」

 きょろきょろする姿。子供がテンションが上がっているような雰囲気だ。

「おいおいお譲、本来の目的を忘れたのか?祭囃子(まつりばやし)の音色が聞こえるぜ・・・」

「どこ?」

「ククッ。獣狩強化放電(デユミナイト・マスターワイルド・アルビカンス・レイ)」

 ニヤリと笑う衣さん。船に合図を送ると、船から連動して飛んできた電流に加え、自分の発する

電流を上乗せして姿に放った。

 まったく警戒していなかった姿は、まともに電撃を喰らってしまった。

「ああああああああああああああああああああああああああああああああっ」

「心地の良きかなは、素晴らしき祭囃子の悲鳴なり・・・」

 ドサァッ

 

 

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 2

 

「おいおい効いてるのか?確かにこの攻撃、普段の数千倍の高圧電流に加え、鬼の呪いまで乗っ

けてるからな・・・」

 倒れた姿を見る衣さん。すると、姿は何事もなかったかのように立ち上がる。

「全身に電気が走ったような感覚がしたよ。思わず興奮して意識が飛んじゃった。これがお祭り

マジックなんだね。すごいですおねーさん」

「逆にそうゆう考えができるほうがすげぇよww」

「ところでおねーさんはわたしに攻撃してこないんですか?」

「・・・・。いましたんだけどなー。わかんねぇならもっかいしてやる。鳴神(ナルカミ)っ」

 素早い電撃が姿を襲うが、手で弾かれる。

「どうやらさっきの意識が飛ばされたのは電撃のせいみたいですね。確かに威力は上がってます

が、畏れることはないですね。それに・・・」

 ガチャッ

「ファイア」

 ドカァン

 

「しまった」

「あの船を落とせば電撃の威力は激減する。そして・・・」

 ヒュッ

 拳を握って衣さんに接近した姿。

「本体を落とせば終わり・・・

骨破拳骨(こっぱげんこ)」

「雷電花音(らいでんかのん)っ」

 衣さんも対抗するが、振り抜かれた拳によって潰される。

 バキバキバキバキ

「あっけないですねおねーさん。纏っていた電気も、わたしでなかったら即死でしたか・・・

常時雷化の付加価値など、わたしの前では無意味です・・・」

 地面にめり込んだまま動かない衣さん。

 

「勝者・・・」

 

「まてよ審判、その埋まったポンコツがわたしに見えるかい?」

 バチバチバチバチ

「まさか・・・」

 表情を歪めて埋まっているものを見る審判。

 埋まっていたのは姿のほうだった・・・

 

「くっ、やっかいなやつだぜまったく」

 

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ゴゴゴゴゴ

 

「ん?」

ギラッッ

 

「貴様?あれを喰らってまだ動けるのか?禁呪、御琴法(みことのり)、織戸の罪漸(おりとのざ

いぜん)を・・・」

 

 

 

 

 

「おねーさん、まさかわたしの攻撃を受ける瞬間に、新たな禁呪を発動させていたなんて気がつ

きませんでしたよ・・・

受けたダメージをそのまま相手へ返す禁呪、雷電御移し(らいでんみうつし)、別名を織戸の罪漸・・・

しかも、お互いにダメージを受けたあの一瞬で、追加攻撃を仕掛け、わたしの動力回路を30パ

ーセントも破壊し気絶させた上に、雷精霊(デコイ)まで使ったあの憎い演出。わたしを楽しま

せるというより自分が楽しんでましたよね・・・」

 そう言った姿の身体はあちこち傷が付いている。

「その頑丈な身体を完全に傷つけるには、内側から強力な一撃を入れてやればいい。しかし、あれだけ内部に電撃を打ち込まれたのに立ち上がるなんて不死身野郎だな・・・

こっちは禁呪を“三つ”も使ったんだ。電気不足さ」

 手を3の形にして前に出して笑う衣さん。3つ?二つじゃないのか?

「三つ?いつ三っつ目を使ったんですか?」

「三っつ目というより1つめさ。一番最初、ここに入って来た時から貯めていたんだよ、強力な電気を。それを成長させるのが二つ目の禁呪。お前を攻撃したのは純粋なわたしの攻撃力・・・

嘘八百だ。そして三つ目が今さっきのだ。」

「では一つ目の、は、が、ガガガガガ、なんですか?身体が・・・・」

 身体が雷電している姿。いったいどうしたというのだろうか。

「それが一つ目の禁呪、危険信号(ハザード・シグナル)。これは本来電気系統の術ではなく、自立型の人形に対して造られたもの。あまりに強すぎるドール共を静圧するためのな・・・」

「そんなものを初めから・・・」

「わたしもすぐに発動するかと思ったのだがな、なにせよく使い方が分からなくてな。途中でエネルギーを貯めないといけないことに気がついたときは『勝った』と思ったよ。圧倒的な力を誇るドールでも、機能停止したらただのガラクタ同然だな・・・」

 

「わたしには“半分”しか効きませんよおねーさん・・・」

 そう言う姿は、身体を引きずりながら動かし始める。

「わたしは人間から造られたいわば人工製です。半分が人間のパーツだから半分しか効ないんですよ。しかも半分のうち30パーセントも破壊されていましたからほとんど変わりはありません。

しかももともとの体術は人形とは関係なくわたしの力そのもの。戦闘力も劣らない。しっかりと

説明書を読まないタイプでしょ、おねーさんは・・・」

「おいおい、第二ラウンド目をおっぱじめる気かよ。元気でいいねぇ。だが、これでおまえも人間になれたんじゃねぇか?確かに身体は機械のままだがもう半分は使えないんだしよ」

「にゃはははっ。面白い人ですねおねーさん。確かに今は人間ですねww

なんだか機械に心まで支配されていたみたいです。だから今からは人間として戦います・・・」

 ドサァッ

 

 倒れてしまう姿。自分が倒れていることに気が付いていない。

「あれ?身体がうごかない、どうして?まだ戦えるのに・・・」

「心が動いても身体は動くはずねぇだろ。このわたしの電撃をあれだけ喰らったんだ。ちょっとは

オーバーヒートでもして頭冷やせってんだ・・・」

 

「勝者、織物衣」

 

「あーあ、なれない禁呪なんてもー使わね。しんど・・・」

「おねーさん」

「ん?」

 試合フィールドを後にする衣さんに、姿は言った。

「卑怯な手じゃなかったらわたしの勝ちだったね(^^♪」

「うるせえよ。敗者はそうやって地べたに這いつくばって助け求めてな」

「おねーさん助けてーーww」

「・・・・」

「助けてーww」

「うっせぇんだよこの野郎・・・」

 

 ガバッツ

「なんだかんだ言っても助けてくれるんだぁおねーさん」

「さっきから馴れ馴れしいぞ」

「だってわたし、おねーさんのこと好きになっちゃった?」

「・・・・っち。好きにしろ。ガキは嫌いなんだ」

「えへへー」

『自己修復機能が発動しました。完全回復まで10、9、8・・・』

「は?」

 姿の体内から無機質な機械音が流れると、どんどん身体が再生していく。

「自己修復機能?」

『2、1、0。完全回復いたしました。肉体の損傷はもうありません』

「ありがと」

 そう言うと、姿は衣さんから降りて言う。

「今回はおねーさんに勝ちを譲ってあげる。でも次戦うときは負けないから・・・」

 そう言って走って行ってしまった。

「ちっ。あのガキ、こんな機能を隠して居やがったのか・・・

だからガキは嫌いなんだ・・・」

 

 そう言った衣さんの表情は、気のせいか少し笑っているように見えた。

 

 

 

 

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 続いての第一回戦第八試合。

 御霊紅葉(辛羅1)VS湖都海天使

 

 天使さんは試合が始まる少し前から、バトルフィールドで座っている。

「あれはいったい何をしているのかな」

「天使の術式は時間がかかるから、今から発動させているんだろう」

「衣さん!」

「オッス会長っ。直接会うのは久方ぶりだな」

 予選では衣さんとは話していないので実質一カ月ぶりだ。

 逢わないもんだなww

「試合お見事でした衣さん」

「そんなことないよ。あれはあのガキに勝たせてもらったようなものさ・・・」

「え?」

「あのお人形もどきに随分気に入られていてようじゃないか、衣ちゃん。その牛乳(うしちち)で

たぶらかしたのかい?あざといね衣ちゃん?」

「なっ?そんなんじゃないぞ。ただあいつがなっ」

「その割には随分と顔を綻(ほころ)ばせていたね。おねーちゃん可愛いー」

「貴様ぁ!愛玩動物の分際で」

「おいおい止めねーか二人とも」

「お父さん、来られてたんで?」

「ああ。衣も随分と無茶したもんだ。ほれっ、これ食べて元気出せ」

「おおっ!ブラックサンダーじゃないですかお父さんっ!!これで魔力は全開ですよ!!!」

「・・・・・」

 (いやいやブラックサンダーでww)

「パパ、わたしにもくれるかい?」

「ほれっ」

「みてみろ衣ちゃん。わたしは二個だぞ」

「なっ、ずるいぞ愛玩動物。わたしにももう1つくれ」

「アキが最後の一個食べてだぞ」

「何ぃ?吐き出せ会長!今なら間に合う」

「間にあわねぇよww」

「だいたい愛玩動物、お前が食べたのはアリスちゃんのだろ。アリスちゃんのブラックサンダーは

わたしのものだったのだ」

「いつそんな契約がたった?何時何分何秒地球が何回回った時?だいたいパパが来たのはさっきだぞ」

「屁理屈を。会長の育て方が悪いからこーなるんだ」

「どこから俺のせいですかww?」

『ぜんぶだ!!』

「仲いいなーww」

「俺もあの頃は仲良かったな・・・母さんと・・・」

「あんたは何しんみりしてんだよww」

「そんなことより会長、わたしも一緒に住んでいいか?」

「な!?なんですか唐突に?大事な話ですよね・・・」

「アリスちゃんから聞いたのだが、冷凍庫にブラックサンダーのアイスがあるらしいなっ!しかも

うまくやれば一日二個は食べれるそうだな」

「何?そんな条件知らないぞ?」

「うーん( 一一)」

「なぜ顔を背けてるの、エイミーさん?まさか黙って一日二個以上食べているな!!」

「何のことかなー・・・」

「なあなあいいだろ会長」

「あんたはどんだけブラックサンダーが好きなんだよ。しかも堂々と二個以上食べようと宣言したな?食わせないぞ」

「ばれなければ問題ない」

「もうばれてんだよぉぉー!!」

「アリスちゃんなんて一日4個を盗み取るほどの実力者なんだぞ衣ちゃん」

「何?そんなに盗んでいいのか?てゆうか渡邊宅にはどんだけブラックサンダーがあるんだ?最中

タイプはあるのか?」

「あれは期間限定だったからもうないな」

「なんだと?わたし、実はまだ食べたことがないんだ」

「そんな!?衣ちゃん、君は人生の80パーセントを無駄にしている」

「どんだけブラックサンダーで満たされてんだよおまえら。残りの20パーセントはなんだよ。」

『当然ガリガリ君だ!!』

「ガリガリかよぉーーーーーww何?当然?お前ら人生悩みないだろww」

「そうでもないぞ。文辺と二人の時、二人仲良くガリガリ君を食べるか、文辺を蹴落としてでも

ブラックサンダーを食べるか・・・命がけ・・・だ」

「チョコ買えよww二人分買えるでしょww」

「その手があったか!!」

「何納得してんだ。てゆうかブラックサンダーも買えないくらい金ないんですか?」

「そんなことはない」

「じゃあ買えよww」

「あれは話の例えだ。てゆーかさっきから怖いよ会長・・・」

「おにーさん。試合始まるよ」

「ああ」

「なっ!なんでこの愛玩動物にはこんなに優しいんだ?幼女だからか?」

「もう始まるので黙ってください・・・」

「・・・・・」

 

 試合が始まろうとしているのだが、天使さんを取り巻く気の感じが妙だ。

「あれは、裏契約!?」

「裏契約ですか?」

「そう。裏契約とは水の神との契約とは違い、水の悪魔から契約を取る術なんだ。」

「水の悪魔・・・」

「わたしも直接見たことがないからどうなるかは分かんないが、禁呪の一つとされているらしい。

そんなもの契約しているようには見えなかったがな・・・」

「今契約してたとか・・・」

「まさか、そんなことはあり得ないだろ。習得した瞬間は暴走するんだ。念入りな修行がいる」

「ですよね・・・」

 

「悪魔さん、悪魔さんおられましたらわたしに返事ください」

『さっきからいるっての。しっかしお譲ちゃん、悪魔と契約した上、二つ同時に使う術者がいるたぁ驚きだぜ・・・』

《わしも間接的とはいえおまえと共闘することになろうとはのう》

「おしゃべりは終わり。始めるよ・・・」

 

「何さっきから独り言言ってるんだあんた・・・」

 対戦相手の紅葉が聞く。

 すると、天使さんの中から二つの巨大な物体が出てくる。一つは水。二つ目は黒い岩だ。その二つの物体は、形をなしてフィールドに現れる。

『水の都アルカトラズか。天使の譲ちゃんには有利なフィールドだな』

《おいおいケルトマン。わしらが出る必要あったかのう?》

『正直ないなww』

「お二人、テンションが上がっているのは分かるから少し黙ってて」

「何?その巨大な生き物?」

《伝説の七海の神、ミカミノシン・キュメルギア》

『深海の悪魔、ドゥーマーデビル・ケルトマン』

【そして我らがマスターにして最強の水巫女】

「湖都海天使です」

 ぺこりと頭を下げる天使さん。両腕には今までは着けていなかった、青と黒のブレスレットをはめている。

 

「危なくなったら呼ぶからキューちゃんは下がってていいよ。今回の試合・・・

ケルトだけで終わらせる・・・」

「そんな神でわたしを黙らせようなんて甘い。返り討ちにしてあげる・・・」

 攻撃態勢に入った紅葉に対して、天使さんは淡々と言う。

「殺戮天使(ジェノサイド・オアシス)、裏モードフェード2に移行。当該対処の有機生命体を殲滅します。いくよ、ケルト・・・」

『パーティータイムの始まりだ!!』

 

 文字通り、これから天使さんの殲滅領域(パーティータイム)が始まる。

 

「第一回戦第八試合、始めっ」

 

 

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 次回予告

 

 朝から姿さんの絵を書いて、長々と書いてたらもうこんな時間ww

 バトルがグダっちゃいましたね・・・

 おわび?の茶番とオアシスさんの裏契約。

 次回、本気でオアシスさんを暴れさせますwww

 紅葉もかなり強いんでね(なんもかんがえてないが一応霊媒師的なww)

 

 ということで次回です

 

 GROW4 第五章 水の都での戦い

 

 神は言っていた。

 

 そんな(ry

 

 ではでは

説明
 メイドさんたいへんだーーー
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タグ
GROW メイド織物衣 人形焼姿 悪魔 ブラックサンダー ガリガリ君 

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