ようこそ! きのこ駅前商店街へ! #5 天の律と地の律
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<ようこそ! きのこ駅前商店街へ! 第5話 天の律と地の律>

 

***

 

<第4話 末文より>

 

(刀剣屋「神威」内)

 

ルカ:教えていただきますよ、貴方のこと、この駅や商店街の事、あの世界の事、わかってますね?、がくぽさん!。

がくぽ:勿論、承知しているよ。いや、むしろ、私の方が“待っていた”よ。

 

二人は椅子に座って、じっくり話をする事にした。

 

***

 

(刀剣屋「神威」内)

 

ルカ:まずは話し相手である貴方の事を教えて。それ次第で話を聞くかどうか、もう一度考え直すかもしれないから。

がくぽ:ここまで来られたなら、おおかた解っているはずだ。聞いてみたい、君の見解を。

ルカ:信じられないけど、言ってみるわ。“守護神『神威』関係の誰か”。

がくぽ:99%ご名答だ。だが“関係者”ではない。「当人」だ。つまり私が「守護神・神威」だよ。

ルカ:私のファンタジーとSFの知識から言わせて貰うと、“化身”の間違いなのでは?。

がくぽ:こっちの世界では、あなたが前にいた世界と違って、思念など抽象的な物すら、人間の体を成すことが出来る。“身を化ける=化身する“必要がない。この”侍型の姿“が、”神威が体を成した姿”なのですよ。ここまでの話を信じて貰えますか?。

ルカ:「信じざるを得ない」が回答よ。

がくぽ:ご配慮、感謝する。

 

ルカ:次の質問。この駅や商店街は、一体なんなの?。そして、あのモニターに映った世界との関係は?。

がくぽ:モニターに映った方が、あなたがココに来る前の世界で、こっちの駅と商店街は、別の世界。どちらも“現実”の世界だ。

ルカ:“どちら”も現実???。

がくぽ:“平行世界”、一般的には“パラレルワールド”と呼ばれているもので、“こっちだけが異世界”というわけではない。どちらも“存在している”現実世界だ。全てが同じ世界なら、パラレルになる、つまり“別れる”必要がない。だから、ここの世界の“律”と、向こうの世界の“律”は、違っている。

ルカ:“律”?。

がくぽ:「ルール」ということだ。貴方が元いた世界では、“思念の体現化”、など出来ない。そして「商店街から出ない」という律があるのも、こちらの世界だけだ。

ルカ:・・・・・こっちの現実世界を作ったのは、“貴方”なんですか?。

がくぽ:私ではない。そして誰なのかもわからない。10年前に突然、向こうの世界とこっちの世界、2つにスプリットした。思念体の間では、こっちの世界を“天”、向こうの世界を“地”と呼んでいるので、これからはそう呼ぶことにする。私はスプリットした時に、この異常状態を治せる物なら治す、そうでなくても調査するために、貴方と同じように「地」の世界からこちらに来た。勿論私は元々人間ではないから、“神威という守護神”、“像”の2つの要素としてこちらに“存在”させる事にした。当時知らなかったとはいえ、こちらで“体現”する事が出来たので、この店を作り、調査しながら様子を伺う事にした。

ルカ:あなた自身では、戻すことが出来なかったのですか、守護神ほどの力がありながら。

がくぽ:残念ながら、ここの世界の“機構”に干渉するためには、“人間としてこちらに入ってきた存在”でないとダメだった。それが「天」の律。だから私は待った。掲示板に書き込みをしながらね。

ルカ:あの怪しい書き込みですね。

 

がくぽ:あのメッセージの真意がわかる人間の条件は、「天」の世界に疑いを持った人物だけ。“天の世界の機構に疑いを持たない”人間には、全く意味がない。待っていたが、該当者はこなかった。だからもう1つのフラグを作ってみた。それが、広場の小さい広告モニターだ。

ルカ:あれも貴方が!?。

がくぽ:そう。地面の下に結界を作って置いたので、「地」の世界の情報を映し出す“可能性”だけはある。だが、掲示板の時と同じように、「地」の世界の情報を映し出せるのは、「天」の世界に疑いを持つ事ができた人物のみ。

ルカ:・・・・待てども待てども、ここにはお客さん以外、誰も来なかった。

がくぽ:そう。誰もこの「天」の世界に疑いを持つ人間はいなかった。当たり前だと思う。こんな幸せな世界をわざわざ疑って変に思われようとする人間はいない。「地」の世界から来たあなた以外はね。

 

ルカ:そもそも私はどうやってここへ来てしまったのでしょうか?。ここへは、えっと、「地」の世界の北海道から電車を乗り継いで、木之子駅で降りて商店街に入っただけです。

がくぽ:ここからは推測だが“来てしまった”のではなく、“連れてこられた”のでしょう。「地」の世界の電車に乗っている時、向こうでは既に存在しない“木之子駅跡地”の付近で、「天」の世界のレールに変えられてしまった。そして、「天」の律に変わった事で、貴方が「地」の世界で持っていた、“行くはずだった目的地関連の情報”が変わってしまい、こっちの木之子駅で下りて商店街に入っていった。そしてそれは貴方だけではなく、ここの商店街の住人、全てだろうね。おそらく。

ルカ:だから「地」の世界、つまり連れてこられた人々が“いた”世界では、私達が“行方不明”になったという結果になったわけね。誰がそんな“犯罪”に近い事を!。

がくぽ:考えられる人物は二人いる。こっち、つまり「天」の世界を守護している者達。だが、事実を確認していないので、あくまで憶測の範疇だが。

 

ルカ:誰!、その「天」の世界の守護者達って!。

 

がくぽ:二人の「木」之「子」、木之子神社の2本の銀杏の大木が体現した二人。鏡音レンと鏡音リンだ。

 

ルカ:!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

がくぽ:喫茶店のマスターや土建屋として人間の活動を行っている彼らの話を聞いたことがあるなら、思い出してみて欲しい。あの二人だけが“この地元出身者”だ。この世界がスプリットした時、商店街にいる人間は、おそらく彼らだけ。存在した建造物は、「地」の世界で“開発予定”になっていたものと神社だけ。この条件でスプリットした世界のため、人間は増えない。本来の人間ではないため、子供を産み育てる事が出来ない。だから「地」の世界から、人間をこちらに連れ込んできて、この商店街から出さなかった。他にも色々な“情報の整合性”を取り、怪しまれないように彼らを監視していた。

ルカ:・・・・・・・

がくぽ:結果、この街は彼らが情報のコントロールを強制しなくても良いほどの繁栄を遂げ、いつしか“誰もこの商店街から出なくてもいい”という律を自然に受け入れるようになった。

ルカ:・・・・・・・

がくぽ:最初の頃に来た人たちには、かなりの思念強制を行っていただろうが、“フロンティア精神”が強い人間を選んでいたのだろう。それほど無理が無かったからこそ、「天」の今の世界があるのだと思う・・・・ん?、どうした?。

 

ルカ:・・・・マスターとリンさんが・・・・・・マスターとリンさんが・・・・・

がくぽ:気持ちは分かる。私ですらあの喫茶店の和やかな雰囲気や楽しい商店街に埋もれそうな気持ちになった事はある。勿論、すぐ我に返ったが。

 

ルカ:うそ・・・・・うそよ・・・・・あんないい人達が・・・・

 

その刹那、大きな地響きが聞こえてきて、店内が軽く揺れ始めた。

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がくぽ:・・・・酷な話になるのだが、どうやら、落ち込む時間をも与えてくれないようだ。この反応の早さから考えて、君はずっと彼らのどちらかに「ツケられていた」ようだ。

 

ルカは半分涙目だったのだが、今の状況に驚く事は出来た。店内が揺れる。

 

ゴゴゴゴゴゴゴ

 

がくぽ:この商店街を「リバース」させているようだな。商店街を完全に彼らが掌握した時の姿、「支配世界」だ。

 

ゴゴゴゴゴーーーーーーーン!

 

がくぽ:終わったか。そろそろ、手下となった“強い意志を持つ人間”が放たれる頃だ・・・・おい、聞いているのか?!。

ルカ:そ・・・・そんな・・・・あり得ない・・・・。

がくぽ:・・・・・・・・・「覚悟」の2文字を持っているか?。

ルカ:・・・「覚悟」?

がくぽ:もう後戻りは出来ない。君が“この世界の律に気づいた”事がフラグとなり、こうなった。私としてはチャンスだと思っているから、私自身は“覚悟”が出来ている。これから先どうなるか、はっきり言ってわからないが、戦うつもりだ。勿論「殺生」の意味での戦いではない。守護者が殺生してしまったら世も末だ。それにここに向かっているのは“「地」の世界の人間達”だ。どうにかして気絶させて、出来れば「地」の世界に帰還させてあげようと思っている。君には、やはりこの支配世界でリンとレンに会う事、向かってくる“知り合い”と対峙する勇気と覚悟は、生まれないか?。

 

ルカ:うぅ・・・・・マスターとリンさん、話せばわかってくれるかな?。

 

がくぽ:保証はない。だが確率は0ではない。私も彼らの行動次第では戦わずに、話し合いに持ち込もうと思っている。

ルカ:・・・・わかった。どうなるか全然解らないけど、私も・・・・運命に立ち向かうわ!。

 

がくぽ:グッドだ!。では、これからの作戦を話しておく。まずはコレを使え!。

 

がくぽは“刃先の無い束だけの剣”を渡した。ルカは震えながら手に持った。

 

がくぽ:それは“分霊刀”という立派な“刀”だ。しかし、“身を切る剣”ではない。君にも間違っても殺生をして欲しくないからね。それは、“守護霊”と“本体”を分離させる特殊刀だ。

 

ルカ:守護霊?、分霊刀?。

がくぽ:その剣の刃先があるはずの部分で、今から来る人間を斬る“仕草”をして欲しい。勿論身を斬る事はない。効果は、レンとリンが植え付けた“守護霊”という力を体から分離させる事が出来る。そして、すぐに私がこの“封印刀”で刃先にその出てきた守護霊を入れて封印する。これでその人を正常な状態で“気絶”させることができる。

ルカ:ど、どうしてそんなことを知っているんですか?。

がくぽ:私たちの「地」の世界では、神事の1つとして行っていた事だからだ。実際に守護霊とかが出てくるわけではないが、これで“退魔”の効果があると信じられていたのだろう。その分霊刀はそれだけで能力を発揮するが、封印刀の能力は、私の力も合わせないと効果を発動しない。だから、こういう役回りなのだ。君は“斬る仕草”だけで良いんだ。わかった?。

ルカ:は、はい、やってみます。

がくぽ:よし!。では出かけよう。目的地は、リンとレンがいる“木之子神社”だ!。・・あ、そうだ、持っているであろう“商店街マップ”は役に立たない。ここは“支配世界”、全く地図とは違う世界になっているから、移動の時は私についてきてください。

ルカ:はい!。

 

こうして二人は、暗くなっている支配世界である外に出た。

 

***

 

(支配世界・刀剣屋「神威」店先)

 

店先からして、全く様そうを異にしていた。真っ暗で街頭だけが道を映し出しているだけ。建物は歪み、まさに前衛的な画家が描いた抽象絵画そのものだった。

 

ルカ:な、なに、この世界・・・・

がくぽ:これに慣れて置いて欲しい。これからずっとこれの連続だろうからね。

ルカ:は、はい、頑張ります。

がくぽ:では神社に向かうとしよう。

 

***

 

(支配世界・アミューズメント店“レーザーキャノン”前)

 

しばらく歩くと二人はゲーセン“レーザーキャノン”の前にたどり着いた。勿論、“商店街マップ”の位置とは全く異なっていた。そして店先に二人の人影を発見した。

 

男性:ヒャッヒャッヒャッ!、待っていたZEEEE!!!

女性:遅かったですね。随分待ちましたよ。

 

がくぽ:君たちの方から私の店にくればよかったんじゃないのか?。

女性:わざわざ“結界”の中に入っていくほど、

男性:俺らはバカじゃないからNA!。

 

ルカ:ミ・・・・・ミリアムさんと・・・・レオンさん・・・・なの?。

 

ミリアム:いかにもミリアムですよ。

レオン:おう!、レオンだぜ!、でもちょーーーーっとパワーアップしてるけどNA!。

 

すると、彼らの周りにオーラが立ち、空気を大きく振動させるような声が聞こえてきた。

 

ミリアム:我、『妖艶』の守護霊、その名、リリス・・・・このものに“魔力”を与えん!。

レオン:我、『技巧』の守護霊、その名、メタトロン・・・・このものに“武器”を与えん!。

 

すると、ミリアムの両手先が青白く光り、光は大きく広がっていった!。レオンの方は、いつの間にか右手に大きな砲身を装備していた!。

 

ミリアム:我が魔力で砕けよ!、“覚醒者”ども!!。

レオン:俺の“レーザーキャノン”でイっちまえよ!!!!!!。

 

ルカは分霊刀を持ちながらも、ガタガタ震えていた。当然である、“知っている人物”が、戦意マンマンで向かってきているのだ。

 

がくぽ:気持ちは分かる。初陣だし、知人との戦いだ。だが、勇気を出して、“さっき伝えた事”を実行してみてくれ、私が出来るだけのフォローをする!。

 

ルカ:は、は、は・・・はい・・・や、やります!。

がくぽ:よし!、来るぞ!!!!。

 

ミリアム&レオン:行くZO!。

 

遂に戦闘が始まってしまった!。取り憑かれているとはいえ、知人通しの戦い、苦戦必死である!。

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予想していたとおり、二人はまずルカへ向かっていった!。

 

レオン:まず、このねーちゃんを、先に潰すZE!。

ミリアム:喰らえ!。

ミリアムは手から光球を発射した!。一直緯線にルカに向かって行った!。

 

ルカ:きゃぁぁぁぁ!!

がくぽ:させん!。

 

がくぽの封印刀が闇を切り裂き、光球を刃先に吸収した!。

 

ミリアム:ふっ、やるわね。

がくぽ:伊達に数千年、守護者を努めておらんよ。

レオン:じゃぁ、俺の飛び道具で殲滅DAZE!。

 

レオンは逆にルカ達と距離を取り、砲身をルカ達に向けた!。

レオン:いっくZE!。

 

砲身から光の槍が数本発射された!。

がくぽ:笑止!!。

 

がくぽは封印刀を手前で回転させて、光の槍を全部刃先に吸収してしまった!。

 

ルカ:が、がくぽさん、強い・・・

 

レオン:くっそー!、ミリアム!、充填までの時間、稼いでくれよ!。

ミリアム:すまない!、私も光球のチャージ中なんだ!。

 

がくぽ:よし!、まずレオンから行くぞ!。ルカさん!、正面から堂々とレオンに近づいて、アレをやってくれ!。

ルカ:は、はい!。

 

レオンは充填中は動けないらしい。ルカがおずおずと近づいても反撃できずに止まっていた。

 

レオン:おいおい、ねーちゃんYO!、そんな刃先無しの刀でなにするつもりだよ!?、ひゃっは!、ラッキー!、もうちょっとで充填完了DAZE!。

 

ルカは刀を両手に持って、束の先をレオンの前で振り下ろした!。

 

ルカ:えい!!!!

 

レオン:へ!、なにもな・・・・・・・うごっ!、力が・・・消えて・・・行く・・・・

 

なんと!、レオンの体を通った束の先の軌跡から、何かの白い霧が飛び出してきた!。

霧:うごぉぉぉぉ!、何故!、ここに!、その刀が!!!!。

 

がくぽ:封印!!!!!

霧:うおおおおおおおおおおお!!!!!!

がくぽは封印刀を満月の軌跡の振り、出てきた霧を刃先に吸い込んでしまった。

 

レオンは意識を失ってその場に倒れ込んだ。

 

がくぽ:1つ終了!。

ミリアム:チャージ終了!、喰らえ!。

がくぽ:甘い!。

 

がくぽはミリアムに素早く近づき、前に差し出しているミリアムの腕を、刀の背を使って下からすくい上げた!。

 

ミリアム:うぉ!。

 

光球は上に向かって発射され、小さくなり消えていった。

 

がくぽ:ルカさん、こっちも頼むよ!。

 

ルカはミリアムに近づき、正面で束を構えた。

ミリアム:お願い!、ルカさん!、斬らないで!。

ルカ:え!、ミリアムさん!、正気に戻ったの!。

 

がくぽ:ルカさん、リリスの甘言に騙されるな!。ミリアム!、その後ろに廻した光る手先はなんだ!?。

ミリアム:ち!、50%チャージだが、発射!。

ルカ:いやーーーーー!!!!!。

 

ルカは光球が発射される前にミリアムの体を横に斬るように束の先の軌跡を作った!。同じように白い霧が上に立ち上った。

 

霧:くそぉ、後少しだったのに・・・

がくぽ:封印!!!!!

 

がくぽは封印刀をかざすと、霧は刃先に吸い込まれていった。

 

ミリアムは気絶して、その場に倒れてしまった。

 

がくぽ:ふぅ〜、ブランクが空いていたとはいえ、なんとか2体同時を処理できたな、よく頑張ったぞ、ルカさん・・・?。

 

ルカは刀を持ったまま、その場にへたり込んでしまった。

ルカ:はぁはぁ・・・・

がくぽ:大変だったな。でも、これがこれから続くのだ、休んでいるヒマは、はっきり言ってない。“慣れ”てください。

ルカ:は、はい・・・・。

 

ルカはなんとか立ち上がった。

 

がくぽ:次に進む。出来れば1体ずつの方がいいんだが・・・。

ルカ:は、はい・・、頑張ります・・・。

 

こうして、二人は先を急ぐ事にした。

 

***

 

たこルカ:遂に語られた真実!!。そして、戦闘編!。

はちゅね:それでも“推測”の部分があるわけなので、ここでの推測部分は神社で語られるのか!?。

 

たこルカ&はちゅね:お楽しみに〜!。

 

***

 

CAST

 

巡音ルカ(ルカ)&たこルカ:巡音ルカ

鏡音レン(レン):鏡音レン

鏡音リン(リン):鏡音リン

初音ミク(ミク)&はちゅねみく:初音ミク

咲音メイコ(メイコ):MEIKO

工藤カイト(カイト):KAITO

神威学歩(がくぽ):神威がくぽ

 

プリマ:PRIMA

アン:SWEET・ANN

ミリアム:MIRIAM

アル:BIG・AL

ローラ:LOLA

レオン:LEON

説明
○ボーカロイド小説シリーズ第2作目の”ようこそ! きのこ駅前商店街へ!“シリーズの第5話です。マスターの“レン”、ウェイトレスの“ルカ”が営んでいる喫茶店“LEO”を中心に、ボカロ達の日常が展開・・・していたSF系ジュブナイルです。
○哲学的なRPGっぽくなってきました!
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タグ
Vocaloid ボカロ小説 巡音ルカ 鏡音リン 鏡音レン 初音ミク KAITO MEIKO 神威がくぽ 海外組 

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