真・恋姫†無双〜赤龍伝〜第84話「兀突骨の逆襲」
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真・恋姫†無双〜赤龍伝〜第84話「兀突骨の逆襲」

 

 

 

―――赤壁・呉の陣営―――

 

明命「あっ、赤斗様!」

 

赤斗「明命、嶺上! みんなも無事だったんだね♪」

 

嶺上「まあな」

 

明命「赤斗様もご無事で何よりです」

 

赤斗「ありがとう。で、蓮華は?」

 

明命「思春殿と一緒に曹操を見張っておられます」

 

赤斗「そうか……」

 

嶺上「雪蓮や劉備たちには曹操の事は伝えたのか?」

 

赤斗「伝えたよ。みんな驚いていたけど」

 

嶺上「そりゃそうだ。敵の総大将を連れ帰ってきたなんて言ったら驚くさ。それでお前は曹操の様子を見にきたのか?」

 

赤斗「そういうこと」

 

赤斗は蓮華と曹操がいる天幕へと向かった。

 

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赤斗「蓮華」

 

赤斗が天幕の前の蓮華に話しかける。

 

蓮華「赤斗か。姉様たちへの報告は終わったのか?」

 

赤斗「うん。曹操の治療が終わり次第、雪蓮と劉備さんが曹操と会う事になったから」

 

蓮華「……そうか」

 

赤斗「不満そうだね」

 

蓮華「別に……」

 

ふて腐れたように蓮華は赤斗から顔を背ける。

 

赤斗「納得いかないとは思うけどさ、曹操の力は絶対に必要となるはず。だから、今は僕を信じてほしい」

 

蓮華「………」

 

赤斗「蓮華?」

 

蓮華「…………わかった。お前を信じる」

 

赤斗「ありがとう。……じゃあ、曹操に会ってくるよ」

 

そう言って赤斗は天幕へと入った。

 

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天幕では、寝台の上で横になっている華琳の周りに側近の夏候惇たちがいた。

 

典韋「赤斗さん!」

 

夏候淵「風見か……」

 

夏候淵と典韋が赤斗に気がついた。

 

赤斗「やっほー。曹操の様子は?」

 

典韋「治療は終わったんですが、まだお目覚めになりません」

 

夏候淵「命に別状はないそうだ」

 

赤斗「そうか」

 

赤斗は華琳に近づく。

 

赤斗「とにかく……良かった」

 

夏候惇「当たり前だ! 我らの華琳様だぞ! そう簡単に死ぬはずがあるまい! ましてや、司馬懿の奴などに!」

 

興奮気味に夏候惇が叫ぶ。

 

華琳「……うぅ」

 

夏候惇の叫び声に華琳が反応した。

 

赤斗「あっ!」

 

夏候惇「華琳様っ!!」

 

荀ケ「華琳様っ! 華琳様っ!」

 

郭嘉「しっかりしてください! 華琳様っ!」

 

周りにいた側近たちが一斉に華琳に呼びかける。

 

華琳「ぅ…ぅぅ……」

 

華琳の目がゆっくりと開いた。

 

夏候惇・荀ケ「華琳さまーーっ!」

 

夏候惇と荀ケが華琳に抱きつく。

 

華琳「えっ、な、何!? ……どうしたの?」

 

夏候惇「華琳様。本当に、ご無事で良かった……」

 

夏候惇と荀ケは泣いていた。

 

華琳「春蘭? 桂花? 何故泣いているの?」

 

夏候淵「……華琳様?」

 

赤斗「多分、一時的な記憶の混乱だね。すぐに思い出すよ」

 

程c「華琳様」

 

華琳「なに?」

 

程c「覚えていませんか? 華琳様は霞ちゃんに斬られたのですよ」

 

華琳「……あっ!! そうだわ。……赤壁に仲達が現れて……、霞に……」

 

華琳は思い出したようだった。

 

華琳「凛!」

 

郭嘉「は、はい!」

 

華琳「あれからどうなったの! 仲達は? 霞は? それに……ここは何処なの?」

 

郭嘉「こ、ここは……赤壁の呉の陣営内です」

 

華琳「何ですって、呉の!? どういう事なの?」

 

郭嘉「それは……」

 

赤斗「その説明は僕がするよ」

 

華琳「赤斗?」

 

赤斗「やあ、目が覚めたみたいだね♪ 何でここにいるかは、僕が説明するよ」

 

華琳「わかったわ。それじゃ、説明してちょうだい」

 

赤斗「了解」

 

赤斗は華琳が霞に斬られてから、ここまで起きた事について説明をした。

 

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華琳「……また助けられたのね」

 

赤斗「いや、気にしないでいいよ。それよりも」

 

華琳「仲達を討つ為に力を貸せというの?」

 

赤斗「まあ、ね。その為にも孫策と劉備に会って欲しい」

 

華琳「……いいでしょう」

 

郭嘉「華琳様っ! それは危険です!」

 

華琳「大丈夫よ。私たちは別に捕虜になった訳ではないのでしょう?」

 

赤斗「一応、僕が連れてきた客人扱いになっているから、いきなり首を斬られる事はない……と思うよ」

 

荀ケ「ちょっと、アンタねっ! 何なのよ! そのはっきりしない態度は! もし華琳様が斬られそうになったら、責任とりなさいよね! っていうか死になさい!」

 

赤斗「はは……相変わらずきついな」

 

華琳「それにしても、よくそこまでの事を孫策たちが許したわね」

 

赤斗「殆ど僕の独断専行だったけど、何とか許して貰えたよ。首が飛ぶのも覚悟してたけどね♪」

 

華琳「ふーーん。……で、私はいつ孫策と劉備に会えるのかしら?」

 

赤斗「それは華琳の治療が終わり次第に…………なんだ?」

 

天幕の外が騒がしい事に赤斗は気がついた。

 

華琳「騒がしいわね」

 

赤斗「ちょっと見てくる」

 

華琳「流琉!」

 

典韋「はい!」

 

華琳「あなたもついて行きなさい」

 

典韋「分かりました!」

 

許緒「ボクも行く! 華琳様、いいですよね?」

 

華琳「いいわ。行ってらっしゃい」

 

許緒「はいっ!」

 

赤斗は許緒と典韋を連れて天幕の外に出た。

 

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天幕の外には先程までいた蓮華はおらず、見張りの兵が一人いるだけだった。

 

赤斗「何があったの?」

 

兵士「侵入者です! 孫権様たちはそちらに!」

 

赤斗「わかった。ありがとう。……典韋、許緒、僕たちも行ってみよう」

 

典韋「あの、赤斗さん」

 

赤斗「何?」

 

典韋「私の事は真名で呼んで貰っていいですから」

 

許緒「ボクも真名で呼んでいいよ」

 

赤斗「いいの?」

 

二人は無言で頷く。

 

赤斗「ありがとう。二人の真名しかと預かったよ。じゃあ行こう。流琉、季衣」

 

典韋「はい」

 

許緒「うん」

 

恋「赤斗」

 

走り出そうとした赤斗の前に恋が現れた。

 

赤斗「恋! 戻ってきてたのか!」

 

恋「うん。赤斗も、無事で良かった……」

 

赤斗「恋も一緒に来てくれ、侵入者みたいなんだ」

 

恋「わかった」

 

赤斗、恋、流琉、季衣の四人は侵入者のもとへと向かった。

 

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本陣の入り口付近には何人もの兵士が倒れている。

 

蓮華「おのれ!」

 

思春「いけません! 蓮華様は下がっていて下さい!」

 

剣を握り前に出ようとした蓮華を思春が制止する。

 

蓮華「だけど、思春!」

 

思春「大丈夫です。ここは我らにお任せを」

 

そう言って思春は侵入者へと向き直る。

 

侵入者は一人。

 

そして、侵入者の周りを祭、嶺上、明命が取り囲んでいる。

 

明命「はぁはぁ……」

 

嶺上「バケモノかコイツ。はぁ、はぁ……」

 

祭「はぁはぁ……儂ら四人を相手にここまでやるとはのぉ」

 

明命たちは息を切らせながら、侵入者を警戒する。

 

赤斗「みんなーーっ!!」

 

そこに赤斗たちがやってきた。

 

蓮華「赤斗っ!」

 

季衣「あーーっ! あいつ!」

 

流琉「何でここに!」

 

流琉と季衣が侵入者の姿を見て叫ぶ。

 

赤斗「兀突骨?」

 

赤斗が侵入者の名前を口にする。

 

蓮華「奴を知っているの?」

 

赤斗「まあね。司馬懿の仲間だよ。でも、曹操の船と一緒に沈んだか、司馬懿と一緒に逃げたのかと思っていたけど……」

 

兀突骨「このまま引き下がれるか! せめて何人かは道連れにしてやる! だが、 ……お前に会えたのは嬉しいぞ」

 

鎧の為、顔は見えないが、確かに兀突骨は笑っていた。

 

赤斗「なるほど……リベンジ、か」

 

恋「?」

 

蓮華「りべん時?」

 

流琉「何ですか、それ?」

 

赤斗「復讐しにきたって事さ」

 

蓮華「何だと!」

 

赤斗「蓮華、奴の相手は僕がするよ。みんなは下がっていて」

 

思春「風見っ!!」

 

赤斗は兀突骨の前へと歩み出る。

 

祭「おい、赤斗」

 

赤斗「祭さんたちも、ここは僕に任せてよ」

 

嶺上「分かった。けど気をつけろよ。あいつの力はバケモノだぞ」

 

明命「それにあの鎧には剣が利きません」

 

祭たちは心配そうな顔で赤斗に話しかける。

 

赤斗「知っているよ。だけど、大丈夫」

 

兀突骨「船上では不覚を取ったが、今度はそうはいかんぞ」

 

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赤斗と兀突骨が対峙する。

 

しかし、対峙したのは一瞬だった。

 

兀突骨「はあぁーーっ!」

 

赤斗に向かって兀突骨が突進してきた。

 

赤斗「……浮葉」

 

兀突骨の突進を赤斗は奥義“浮葉”で躱す。

 

突進を躱された兀突骨もすぐにその身を翻して赤斗に迫る。

 

赤斗「ちっ!」

 

全身鎧を身に着けているとは思えない速さで兀突骨は赤斗を襲う。

 

蓮華「赤斗っ!!」

 

明命「赤斗さまっ!」

 

恋「ダメ……」

 

明命「えっ!」

 

蓮華「恋、何故止める!」

 

恋「赤斗なら、大丈夫……」

 

蓮華「何でそんな事が分かる!」

 

恋「赤斗、修行で……スゴく強くなった」

 

嶺上「確かにな。今の赤斗が本気を出せば、ちょっとやそっとの事じゃ負けないだろうな」

 

祭「ほう……」

 

蓮華「そうなのか?」

 

嶺上「多分、私や雪蓮と互角以上。いや、もしかして恋と同等かもな」

 

蓮華「そんなにか!?」

 

思春「私の覇気を受け流すほどに腕は上げていたようだが、それほどまでとは……」

 

蓮華たちは疑問を感じていた。

 

明命「でも、あんなに圧倒されています。やはり、お助けした方が……」

 

嶺上「それは赤斗が、まだ本気になっていないからだ」

 

祭「まだ底があるのか?」

 

嶺上「ええ。まだまだっすよ。赤斗の実力は一緒に修行していた私や恋がよく知っているっす」

 

祭「そうか……楽しみじゃの♪」

 

嶺上「だから蓮華様も、もう少し赤斗を見守ってやってくれ」

 

蓮華「分かった……」

 

そう言って蓮華たちは、赤斗と兀突骨の戦いを見守る事にした。

 

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兀突骨「でやぁぁーー!」

 

赤斗は兀突骨の右の鉄拳を躱した。

 

赤斗「“雷鳴”」

 

そして、兀突骨に向かって掌底を放った。

 

赤斗が放った掌底は、鎧の上から気を徹して相手の身体に直接ダメージを与える技。

 

曹操の船で兀突骨を倒した秘技である。

 

兀突骨「ふふ……」

 

しかし“雷鳴”を受けた兀突骨は倒れなかった。

 

兀突骨「残念だったな」

 

赤斗「なに!」

 

兀突骨は赤斗の右腕を掴み、力の限り赤斗を投げ飛ばした。

 

赤斗「うわっ!」

 

赤斗は優に十メートル以上は飛ばされて、地面に叩きつけられた。

 

蓮華「赤斗っ!! おのれぇ!」

 

蓮華が剣を抜いて兀突骨に斬りかかった。

 

赤斗「蓮華、待って!!」

 

蓮華「えっ?」

 

赤斗「兀突骨の相手は僕がすると言ったはずだよ」

 

赤斗はヨロヨロと立ち上がる。

 

蓮華「け、けど……」

 

赤斗「大丈夫。ちょっと油断した。けど船では上手くいったのにな……どうやったの?」

 

兀突骨「船上でお前は、我が鎧の上から気を徹して我が身まで届かせたな。なら簡単な事だ。我はその気を我が気で相殺すれば良い事だ」

 

赤斗「なるほどね。どうやら僕はお前の事を舐め過ぎていたみたいだ。悪かったよ」

 

赤斗は兀頭骨に頭を下げた。

 

兀突骨「……」

 

再び赤斗が頭を上げると、眼帯が外れてかけていた。

 

恋「あっ!」

 

嶺上「やべ」

 

蓮華「どうしたのだ?」

 

嶺上「少し離れた方がいいかも…」

 

祭「どういう事じゃ?」

 

嶺上「……見ていれば分かるッす」

 

そして、赤斗の眼帯は外れた。

 

蓮華「あっ!」

 

明命「赤斗様の右目が……」

 

思春「黄金に輝いているだと!」

 

季衣「うわーー」

 

流琉「スゴくきれい……」

 

赤斗の右目を見た蓮華たちが驚く。

 

祭「あれがお主が言っていた赤斗の本気かの?」

 

嶺上「はい。あれが龍の眼っす」

 

蓮華「龍の…眼……」

 

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兀突骨「…………」

 

赤斗「……行くぞ。疾風」

 

赤斗は奥義“疾風”で一気に兀突骨との距離を詰めた。

 

兀突骨「何だと!」

 

赤斗の速さに兀突骨は驚いたが、すぐに鉄拳を繰り出して反応した。

 

赤斗「はあっ! 山葛!!」

 

赤斗は繰り出された兀突骨の鉄拳を掴み、そのままかつて明命に勝利した投げ技“山葛”で兀突骨の巨体を投げた。

 

兀突骨「ぐっ!」

 

背中から地面に叩きつけられた兀突骨から苦悶の声が漏れた。

 

赤斗「これで終わりだ。烈火!!」

 

赤斗は奥義“烈火”で強化された右拳を倒れたままの兀突骨に振り下ろした。

 

ドオォォォォォーーーーーーン

 

赤斗の右拳と兀突骨の鎧が衝突した音が辺り一面に響いた。

 

兀突骨「ぐはっ!! そ、そんな……バカな…………」

 

兀突骨はそう言うと、そのまま気を失った。

 

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明命「やりました! 赤斗様が勝ちました!」

 

季衣「やったーー♪」

 

祭「何とも、最後は随分と力任せじゃのぉ」

 

嶺上「あれを使うと、少し好戦的になって手加減ができないみたいっす。それに…」

 

祭「それに何じゃ?」

 

嶺上「えらく体力や気を消耗するので、長時間使えないのが弱点らしいから、少し勝負を急いだんだと思うっす」

 

祭「……そうか」

 

蓮華「赤斗……よかった……」

 

蓮華は胸をなでおろした。

 

そこに眼帯を付け直した赤斗が、よろめきながら蓮華たちのもとへとやってくる。

 

蓮華「赤斗、怪我は?」

 

赤斗「少し疲れただけだから、大した事ないよ。それよりも、まだ奴は生きているから、鎖かなんかで動きを封じた方が良い。奴から色々情報が聞き出せるかもしれないしね」

 

蓮華「うむ。そうだな。思春、明命!」

 

思春・明命「はっ」

 

蓮華「奴を鎖で縛り上げておけ!」

 

思春「御意!」

 

明命「はいっ! かしこまりました!」

 

 

 

つづく

 

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〜あとがき〜

 

呂です。読んでくださって、ありがとうございます。

 

 

真・恋姫†無双〜赤龍伝〜に出てくるオリジナルキャラクターの紹介

 

オリジナルキャラクター@『風見赤斗』

 

姓 :風見(かざみ)

名 :赤斗(せきと)

字 :なし

真名:なし

武器:花天と月影……二振りの日本刀(小太刀)。赤色の柄で赤銅の鞘に納まっているのが“花天”で、黒色の柄で黒塗りの鞘に納まっているのが“月影”。

 

本編主人公の少年。

身長168a。体重58`。年齢17歳。赤髪。左目は黒色、右目は輝く金色。

放課後に道場で古武術の達人である先生に稽古をつけてもらうのが日課だったが、ある日道場で黒尽くめの男に襲撃される。

その際、赤い光に包まれて恋姫の世界に飛ばされる。

死にかけていた所を、火蓮によって保護され“江東の赤龍”という異名を付けられる。

古武術 無双無限流を学んでおり、その奥義を使えば恋姫の世界の武将とも闘えることができる。

無双無限流には、『全ての奥義を極めしとき、その身に龍の力が宿る。』という伝承がある。

奥義には“疾風”“浮葉”“流水”“月空”“烈火”“絶影”“龍鱗”“狂神”などがある。

奥義の同時発動は可能だが、奥義単体の発動以上に身体に負担がかかる。

現在、奥義“狂神”を発動させて、龍脈の気が流れ込んだ影響で右目は金色に変化している。

龍の眼は、あらゆる情報を視認できる眼。使う事により赤斗の気も増える。しかし、消耗はそれ以上に多い。

 

好きなもの:肉まん

苦手なもの:海(泳げないから)

 

能力値:統率3・武力4・知力4・政治2・魅力4

 

 

 

オリジナルキャラクターA『孫堅』

 

姓 :孫

名 :堅

字 :文台

真名:火蓮(かれん)

武器:南海覇王……やや長めの刀身を持つ、両刃の直刀。派手な装飾はないものの、孫家伝統の宝刀。

 

孫策(雪蓮)たちの母親。

身長173a。腰まで伸びる燃えるような赤い髪の持ち主。

血を見ると雪蓮以上に興奮してしまう。

孫尚香(小蓮)には非常に甘い。周りの人間が呆れるほどに甘い。

この外史“赤龍伝”では孫堅は死んでいない。

 

好きなもの:娘たち(特に小蓮♪)と酒

 

能力値:統率5・武力5・知力3・政治4・魅力5

 

 

 

オリジナルキャラクターB『諸葛瑾』

 

姓 :諸葛

名 :瑾

字 :子瑜

真名:藍里(あいり)

武器:風切羽(かざきりばね)……火蓮から受け取った護身用の短刀。諸葛瑾(藍里)の実力が低いので、あまり役に立っていない。

 

諸葛亮(朱里)の姉。

諸葛亮(朱里)とは違い、長身で胸も大きい女性。髪は金髪でポニーテール。

温厚で気配りのできる性格で、面倒見も良い。赤斗の世話役として補佐につく。

一時は、自分たちとは違う考え方や知識を持つ赤斗に恐怖心を持っていた。

政治、軍事、外交と様々な仕事をこなすが、諸葛亮(朱里)には僅かに及ばない。

 

苦手なもの:酒(飲めるが、酔うと周りの人間にからむようになる)

 

能力値:統率3・武力1・知力4・政治4・魅力4

 

 

 

オリジナルキャラクターC『太史慈』

 

姓 :太史

名 :慈

字 :子義

真名:嶺上(りんしゃん)

武器:雷電(らいでん)……二本の小型の戟。

 

非常に勇猛かつ、約束に律儀な武将。銀髪レゲエの女性。

孫策(雪蓮)と一騎打ちして引き分けたことがある。

それ以来、孫策の喧嘩友達になっており、よく喧嘩をしている。

孫尚香(小蓮)や諸葛瑾(藍里)と仲が良く、孫尚香(小蓮)の護衛役をしている事が多い。

子供好きで、よく街の子供たちと遊んでいる。

弓の名手でもあり、その腕は百発百中。

 

好きなもの:子供

 

能力値:統率4・武力4・知力3・政治2・魅力3

 

 

 

オリジナルキャラクターD『司馬懿』

 

姓 :司馬

名 :懿

字 :仲達

真名:不明

武器:不明

 

黒尽くめの衣装を身に纏った、曹操軍の軍師。

曹操軍に属しているが、曹操からの信頼はないといっても良い。

色々と裏で暗躍しており、虎牢関では張遼を捕え、術により自分の傀儡にしている。

魏から姿を消していたが、赤壁の戦いに現れる。

 

能力値:統率5・武力5・知力5・政治5・魅力?

 

 

 

オリジナルキャラクターE『玄武(げんぶ)』

 

姓 :不明

名 :不明

字 :不明

真名:不明

武器:魏軍正式採用剣……魏軍に配備されている剣。

 

司馬懿の部下。

普段は何の変哲もない魏軍の鎧を身に纏い、普通の兵士にしか見えない。

しかし、眼の奥からは異質な気を醸し出している。

鎧の下には黒の衣を纏っており、素顔は司馬懿に似ている。

虎牢関では、鴉と一緒に張遼を捕えた。

 

能力値:統率2・武力4・知力3・政治1・魅力2

 

 

 

オリジナルキャラクターF『鴉(からす)』

 

姓 :不明

名 :不明

字 :不明

真名:不明

武器:爆閃(ばくせん)……司馬懿から受け取った回転式拳銃。

 

司馬懿の部下。

性格は軽く、いつも人を馬鹿にしているような態度をとる。

司馬懿と同じ黒い衣装だが、こちらの方がもっと動きやすい軽装な格好をしている。

寿春城では、孫堅(火蓮)を暗殺しようとした。

 

能力値:統率2・武力4・知力2・政治1・魅力3

 

 

 

オリジナルキャラクターG『氷雨(ひさめ)』

 

姓 :不明

名 :不明

字 :不明

真名:不明

武器:氷影(ひえい)……氷のように透き通った刃を持つ槍。

 

司馬懿の部下。

青い忍者服を着た長い白髪の女。

背中には“氷影”を携えている。戦闘時には全身からは氷のように冷たい殺気が滲み出す。

洛陽で董卓(月)と賈駆(詠)を暗殺しようとした所を、赤斗と甘寧(思春)に妨害される。

官渡の戦いでは、呂布の部下を連れ去り、それを止めようとした陳宮を殺害する。

 

能力値:統率2・武力4・知力3・政治1・魅力3

 

 

 

オリジナルキャラクターH『宮本虎徹』

 

姓 :宮本(みやもと)

名 :虎徹(こてつ)

字 :なし

真名:なし

武器:虎徹……江戸時代の刀工が作った刀。

 

赤斗の古武術の師匠。

年齢は50歳。実年齢よりも、肉体年齢は若い。

赤斗と一緒に、恋姫の世界に飛ばされたと思われる。

最初は河北に居て、それからは用心棒をしながら、色々と辺りを転々としている。

赤斗の修行をやり直した後、天の世界に戻ったようだが、詳細は不明。

赤斗曰く、『無双無限流の妙技を見せてやるっ!』が口癖で、その実力は呂布(恋)以上。

 

能力値:統率?・武力6・知力5・政治?・魅力?

 

 

 

※能力値は「5」が最高だが、呂布の武力と劉備の魅力は「6」で規格外。

説明
主人公も含めてオリジナルキャラクターが多数出てきます。
未熟なため文章におかしな部分が多々あるとは思いますが、長い目で見てくださると助かります。
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コメント
最初から龍の眼使えよW(ギミック・パペット ヒトヤ・ドッグ)
やたらと♪使うのはどうにかならんだろうか?場面的にも感情的にもおかしいところがかなり多いのだが...(シン)
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