真恋姫無双 〜蜂蜜姫の未来〜 予告編 ・ 改
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この作品は恋姫無双の二次小説で袁術ルートです。オリ主やオリキャラ、原作キャラの性格改変やオリジナルの展開などもあります。

 

そういうのが許せない、特定のキャラが好きな方はスルーしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 ここに新たな外史の幕があがる。はじまりは黄巾の乱がおこる2年前。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とある街の一角で占いの道具を片づけているフードを目深にかぶった人物は空を見つめ、そっと呟いた。

 

「そろそろ頃合いなのかもしれんな」

 片付けを終えた占い師はゆったりとした足取りで街を後にした。

 

 

 

 

 

 それからしばらくして大陸中にある噂が浸透していた。

 

 曰く、

「大陸の世乱れしとき天より二つの流星が舞い降りる。一人は聖剣を携え武力をもって主と共に乱世を進む。一人は知と徳をもち人々をまとめ上げ乱世に名乗りを上げ平和を目指す」

 

 

 

 この大陸はもはや長くない。栄枯盛衰という言葉にもあるように、漢王朝という繁栄もいつまでも続く事などなく、いずれは衰えるものだ。

 

 現に帝は民の事など考えず贅沢三昧、十常侍は帝を陰から操り政権を思うがままにし、宦官や高級官使の中には売官・賄賂で得た官位を振りかざし、民から税を絞りとり私腹を肥やす者、専属の奴隷商を抱え奴隷を購入・調教をして悦に浸る者などがいる始末、賊が出ても討伐には行かず知らんふり、しまいには賊から逃げ出す輩までいるなど漢王朝は目に見えて腐敗の一途を辿っていた。

 

 一部の太守や県令は自分の領地をしっかりと統治し、民の生活を守っていたがそれでも民の不安を取り除くのは難しいことだった。

 

 そんな世の中で民が占いとはいえ大陸を平和にしてくれるかも知れない<天の御使い>という存在に希望を託すのはある意味当然のことなのかもしれない。

 

<天の御使い>などという眉唾物な噂でも、大陸に広まるのにさほど時間は掛からなかった。

 

 

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*荊州サイド

 

 場所は代わり、荊州のとある城では

 

「のう七乃、八恵なにか面白い話はないのかの?退屈すぎて死んでしまいそうじゃ!」

 

 玉座に座り床に届かない足をプラプラさせながら、自分の目の前に立つ側近二人に話しかけるのは名門袁家の姫袁術・公路、真名を美羽という幼き少女。

 

「もぉー、お嬢様ったら♪退屈で人は死ねませんよぉ。それよりも面白い話ですかぁ?八恵ちゃん何か知ってますぅ?」

 

 そう言って隣にいる自分と色違いの服を着ている同僚に面倒事を押し付けたのは張勲・((守公|しゅこう))真名を七乃という女性。

 

「面白い話かは分かりませんが、最近管絡という占い師が予言した天の御使いとか言うのが民の間で話題になっていますね」

 

 同僚の無茶ぶりに内心頭を抱えつつ、主の疑問に律義に答えたのは、紀霊・((翼安|よくあん))真名を((八恵|やえ)) という落ち着いた物腰の女性。

 

 

 

 すると美羽が八恵の話に興味を持ったのか身を乗り出し

「八恵!! その天の御使いとはなんじゃ!? 詳しく教えてたも!!」

 

 主の普段あまり見ない剣幕にすこしひいた八恵だったが、疑問に応えるべく占いの内容について話し始めた。

 

「えぇっと、確か天の御使いは二人いて、一人は聖剣を持って現れ主とともに乱世を進む者、一人はその知識と人徳で人々と共に乱世を治める者とのことです」

 

「ん?」

 

「要するに主君と一緒に敵さんを倒しちゃう強い人と、民と一緒にこの世の中を変えようとする人がいるってことですよぉーお嬢様♪」

 

 美羽が八恵の話を理解してなかった事を察した七乃が、八恵のわかりやすい説明をさらに噛み砕いて話すと美羽は納得してくれたようだ。

 

「八恵よ、妾は別に七乃の蛇足のおかげで分かったわけではないのじゃぞ。じゃから落ち込む必要はないからの」

 

 少し落ち込んでいるように見えた八恵に美羽なりの励ましの言葉?がかかり八恵は顔を上げ苦笑を返す。

 

「もぉー、お嬢様ったら八恵ちゃんのために無理に難しい言葉を使おうとして間違えるなんて、流石大陸一のおバカさん♪」

 

「うははははー、苦しゅうないぞ。蜂蜜水を持ってくるのじゃー」

 

「よっ、蜂蜜好きの傾国の美幼女めー♪」

 

「うむ、妾は大陸一の美幼女なのじゃ!」

 

 台座の上にあらかじめ用意してあった蜂蜜水を飲む美羽、そんな主の世話をしながら楽しそうにしている七乃、そんな二人を見つめながら痛む頭をさする八恵。

 

 今日も袁家は平和?です。

 

 

 

「天の御使い殿に来ていただきたいものだな」

 

 さて、その呟きは一体誰のものか?

 

 

 

 

 

 

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ノリスです。

 

 

 

修正したおかげか少しはましになったと思いたいんですがどうでしょうかね?

 

 

アドバイスを活かすことができていればいいのですが(汗

 

 

 

 

予言の内容は前者がオリ主、後者が我らが種馬です。

 

 

 

オリ主は強めの設定ですが、原作のバランスは壊さない設定のつもりです。

 

やはり最強は呂布ですよね。

 

 

 

 

でわでわしつれいいたしました。

 

 

 

説明
皆さんにアドバイスしていただいたものをもとに再構成してみました。

作者の視点を読者に押しつけていたことに気づき恥ずかしいです。

自己満足の作品にならないよう気をつけなきゃですね

それでは予告編改です。

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真恋姫無双 真恋姫†無双 袁術 張勲 美羽 七乃 

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