月見食堂記 三話-
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説明
今回は宝具にまつわる話など。後々の伏線です。

■ 読み物(神と妖怪と都市伝説の違い) ■
神様=信仰を糧に存在する、中央・土着・元から神様(雪紐)・妖怪の成り上がり(待宵)・八百万
妖怪=恐怖を糧に存在する、地域伝承・原因解明遅く常識化する事も⇒出現時最弱・徐々に強化
都市伝説=恐怖を糧に存在する?、広域伝播・原因解明早く収束しやすい⇒出現時最強・徐々に弱化

掻い摘んで述べるとこんなイメージです。
鏡周辺では都市伝説、鷲見周辺では妖怪と都市伝説、科野周辺が神様と妖怪といった具合で、
これは伝統的な地域色に依存し、中央神話から離れ噂の伝播を担う若者が多い地域ほど都市伝説優勢となるようです。
民俗学が定義する妖怪が村社会に多いのは、閉鎖的性質が地域伝承として根付き易いためだとか。
(巷に溢れる獣耳娘(竜族など含む)達を「妖怪」と定義すると微妙に夢の無い話になってしまいますけど)

伝承の量的限界がある以上、力の行方は分散か集中の二択を迫られます。
辺境にやたらと強力に根付いた妖怪の伝承(T県の殺生石・玉藻前伝説など)があるのは
この性質を利用して辺境から中央神に牙を剥くため…なのかどうか意図は不明ですが、
京に近く国津神がおわす科野にて(月見をはじめとする)粒揃いのB級妖怪が多数を占めるのは推して知るべし。


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