Cruel daily life 予告編
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タイトル未定 予告(?)編

 

数年前までこの世は死に満ちていた。

今は新人類統合国日本本部によって安全が保障されるが治安は悪い。

何故こんなことになったか学校で習うまでよくわからなかった。

だって、俺が生まれたのは”神の鉄槌”が始まるほんの数年前だからな。

ちなみに”神の鉄槌”とは俗称で実際はウイルスだ。

しかも、致死率ほぼ100%感染率59.7%感染経路はすべて。

至上災厄のウイルスだ。

ウイルスが出てきた理由は学校で習ったにはティーインスの人たちによったらしい。

俺はウイルスによっていろいろな死を体験(見るのを)した。

だから、ティーインスとの歴史を洗いざらい調べてみた。

その結果はこれだ。

ティーインス人は人類とほとんど変わらない肉体を持った異星人だ。

その人たちとの歴史がこうだ。

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1944年人類は未確認飛行物体との記録上、初めての接触があった。それがファースト・コンタクト。

そのときの米政府はその圧倒的な科学力の1部を盗むことに成功した。

その科学技術は太平洋戦争に有利に働いた。

原子爆弾の開発。

ソ連との共同戦線。

ヒトラー暗殺。

等、ありとあらゆることに使用された。

また、証拠は見つかっていないがナチスも異星人の科学技術を使っていたのかもしれない。

原子爆弾にも引けをとらない化学兵器。

新たな戦法。

そう、異星人との接触は人類に大きな波紋を起こした。

米政府は圧倒的科学力を持つ異星人”グレイ”の存在を秘匿事項にした。

その証拠として、MJ−12文書。

ブルーブックリポートNo.13。

等がある。

米政府は約、1世紀間この衝撃的事実を隠し続けた。

その1世紀間、異星間の戦争があった。

それは、2013のことだ。

始めは圧倒的な科学力に頭を悩ませた。

しかし、E.Uが開発したAlien Buster(対異星人用無人式宇宙間航行戦闘機)を筆頭にE.U.バスター部隊(E.B)の結成。

世界の最高技術を誇る日本のブラッドシリーズの宇宙間航行システムの完成。そしてその大量生産。

により戦況は大いに変わった。

一時はいつ全人類に異星人の存在を話そうかと考えていた。

だが、敵もあまくなかった。

敵は超長距離移動により使える戦艦は数種というハンデを背負っていた。

敵の科学技術の進歩は思ったよりも早く敵星から地球までの移動時間の減少、移動装置の簡略化などの変化をした。

その差が明らかに地球と違っていた。

今までは小型艦だけであったものが大型艦、巡洋艦など強力な兵器が現れ始めた。

地球は苦戦しそして、2035年7月全人類に異星人の存在と戦争について話しその上徹底抗戦という立場も説明した。

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一時は世界中で混乱が生じた。

しかし、1日もたてば事態は回復した。

そして、全人類は異星人”グレイ”との総力戦を始めた。

その戦いは地球での上陸戦を主に戦った。

我々は地球内に敵が侵入しても地球いや、全宇宙でもっとも最強だと言われても過言ではない兵器”ブルー・ユニバース”により破壊、壊滅した。

そのほかにも有名な戦闘機パイロットの活躍により敵船団と互角に渡り合えたのだった。

2041年戦争は長引き我々とグレイは互いに衰退していったため両星の代表による会談が行われた。

そして、2042年ついに戦争が和解という形で終結した。

2043年異星人”グレイ”と文化的、科学的に共有を始めた。

グレイの科学技術は我々とさほど変わらなかった。

違う点は大まかに3つ

1つ目は動力源が”ミスティヤ’と呼ばれるエネルギー体であり電力が存在しないこと。

2つ目は歯車を使わないこと。

3つ目は飛行する物体はすべて”アクリーン”と呼ばれる動力機関が使われ翼が存在しないこと。

それ以外のことも含めてわかったことは我々とは物理学などがまったく違うということだ。

そのため我々は地球にある科学とグレイの科学を複合し、最も宇宙の観念に近い新たな科学を作り出した。

今まであった科学は旧科学もしくは偽科学と呼ばれるようになった。

そして、グレイとの科学共有によって新たな科学も作られた。

それは宇宙宝石化物学と時空学(ワープやタイムマシンの研究)などの今までに無い新しいものだった。

そのときの人類とグレイはとても平和だったと聞かされる。

そして、2045年とうとう完全にグレイとの共有が始まった。

地球人はグレイの人たちのことを昔から伝わる俗称を捨て新たに彼らの母星”ティーインス”から名前を取ってティーインス人と呼ぶようになった。

地球人とティーインス人との公用語は主に英語、日本語、スルクナ語、ティスティア語になった。

地球の中では公用語、第2母国語は英語が圧倒的に多く、第2位に日本語が君臨した。

このときは幸せだったらしい。

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少なくとも俺にはわからないことだが。

2051年10月20日この日ティーインスの星が突然の超新星爆発に巻き込まれ破壊された。

超新星爆発を起こしたのは星から約12.7船星(1船星は約13光年)離れたαγ121番惑星だと言う。

調べていれば防げたのかも知れない。

今となっては後の祭りだ。

生き残ったティーインスの人たちは母星を失い地球で生きることを決意した。

幸いにも超新星爆発の影響は太陽系には来ていなかった。

約1000船星もの巨大なネットワーク組織を持つティーインスの人たちの被害は思ったより少なかった。

次々にティーインスの人たちは地球に訪れた。

あるいは母星から生き残った人。

あるいは遠くの地で惑星開拓を行う人。

あるいは宇宙で研究をしている人。

ありとあらゆる仕事の人たちが地球を見て回り歴史に触れた。

そう、そのときは地球人もティーインス人もまだ、平和だと思っていた。

2052年3月14日その日異変が起きた。

巨大なネットワークを持つ人類異人類統合国全体でウイルスによる大量死が確認された。

遠くの地で惑星開拓を行う人が死に絶え、

そして、宇宙で研究をしている人も死に絶えた。

宇宙に行った人たちとは連絡が途切れ、地球は孤独状態になった。

その全ての原因が全ての人が一度は地球を訪れたということだ。

今の研究によると未開の地で開拓しているところから未知のウイルスがやってきたものということがわかっている。

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それは地球人ティーインス人関係なく襲った。

そのウイルスとは俗称”第4期キラーウイルス”

とにかく獰猛で一度かかると6ヶ月から1年の潜伏期間を有し感染者を殺す。

感染確立はティーインス人の方が高かった。

地球人では主に白人が死んでいった。

地球人で一番生き残ったのは黒人。

理由は不明。

ティーインス人との関連性がありと思われる。

 

俺はこのときのことを覚えている。

周りの人が死んでいくのに自分だけが生き残る感覚。

それは絶望よりも悲しいことだった。

 

やがて、人類の3分の2が死んだ。

生き残った人たちの年齢、性別、育った環境などが一切違った。

だから、統合国はウイルスの対処がわからなかった。

唯一わかることは生き残った人はなんだかの抗体ができている人ってことだ。

統合国は生き残った人を地球人、ティーインス人関係なしに新人類と名乗ることにした。

そのわけは”未知のウイルスに耐え抜いた新たな人”だからということだ。

その後、地球で生き残っている人たちは二つに分かれた。

一つは新人類。

もう一つは感染待ちの人(待ち人)。

この二つの違いはまったく無い。

ただ、感染する人かどうかだ。

統合国はその二つを差別することなく同じような暮らしをするようにした。

待ち人はいろんな人からいじめなどを受けるため待ち人であることを隠した。

統合国もそれを黙認した。

それは彼らなりの気遣いだったのであろう。

ウイルスが発生して3年。

意外と早く復興が始まったが失った人口は戻ってこず統合国から”一箇所に集まりましょう(together sens)”が始まった。

日本では元首都東京に新人類統合国日本本部を置いて東京を日本人の街とした。

人口は約100万人(待ち人をあわせ)。

それだけの人を集め東京だけ普及した。

世界中でもこのように一箇所に街を築き人を集めるということを始めた。

そして、今の世になった。

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「ふぅ・・・」

俺は一通り終わったので息をついた。

これから先は知っているのであまり読んでも仕方がない。

俺は今度は第4期キラーウイルスについて調べた。

 

第4期キラーウイルス(俗称)名称はクオロンティーウイルス。

ボルティモア分類にも分けられない未知のウイルス。

現在研究中。

 

たったそれだけだった。

たったそれだけで多くの命を奪っている。

俺は悲しくなった。

やはり、それは彼女についてだろう。

こんなにも悲しいなんて。

俺はやりきれない思いを壁にぶつけた。

ゴツッ

と鈍い音を立てて俺のこぶしは終わった。

「なんで、なんでこんなことが起きたんだろう。」

今頃になって父と母を恨む。

なんで奴らを滅亡させなかったの。

そう、俺の父と母は戦争中、ブルー・ユニバースに乗ってグレイと戦っていた。

今はもう死んだけど。

俺はやっぱり一人だ。

どんなに友ができても。

どんなに恋をしても。

一人なんだ。

俺の想いはどこに行くんだろうか?

説明
実際はプロローグを書くつもりだったのにかなり長くなってしまったので予告としてしまいました。
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長編 恋愛 学園物 

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