【意味がわかると怖い話】第4ラウンドの異変
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 ヤツの強烈な右フックが、俺の横っ面を捉えた。一瞬後、俺はマットに横たわっていた。

 意識が朦朧としている。耳がどうかしちまったのか、レフェリーのカウントが聞こえない。俺は手探りでロープを見つけると、両手で掴んで何とか立ちあがった。

 客席の誰かが悲鳴をあげた。よかった、耳は正常らしい。だがカウントはまだ聞こえてこない。見ると、レフェリーは対戦相手と一緒になって、呆然と俺を見つめてやがる。

 おいおい、しっかりしてくれよレフェリー。ほら、俺はまだ戦えるんだぜ。両手をロープから放してファイティングポーズをとる――その時、ようやく異変に気づいた。

 

説明
ボクシングの対戦中に起きた異変とは。オカルトスレ等にある「意味がわかると怖い話」を自作してみました。短いです。 ※追記:コメント欄でネタバレしてます。
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コメント
コメントありがとうございます。ええと……困ったな。ページ変えて本文に追記しようと思ったら、後からページを追加することはできないみたいで……。仕方ないのでここに書きますw 「両手でロープを掴んでいるのに、見えているのはリングの内側。つまり、男の首は背中側を向いている」ということでした。わかりづらくてすみません。(歌鳥)
初めまして。色々考えましたが全然わかりませんでした、彼に一体何が・・・?(zarigani garage)
タグ
ホラー 意味がわかると怖い話 ボクシング 

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