SPECIAL EDITION MAGICAL GIRL LIRICAL NANOHA STRIKER’S “GREEED OF GREED” 戦いのA/目覚める茶の欲望
[全1ページ]

〜惑星ムディ・アンクのアジト〜

 

 

ジャラ・・・

 

 

「くっ・・・!!これを解きなさい!!」

 

 

「誰が解くか」

 

 

あの事件から二日後・・・。

 

アンクはなのはを壁に縛り付け、シグナムから奪ったレンジャーキーをプライムで解析していた。

 

 

ピピッ

 

 

『Sorry would have kept you waiting. Majesty. Analysis has been completed(お待たせしてしまい申し訳ございません。陛下。解析が終了致しました)』

 

 

「どうだ。何か目新しいものが出たか?」

 

 

『Yes.Check the amount of energy components and the composition of the Ranger key, as a result of analyzing the video courtesy of your majesty, Ranger The key is the thing which is sealed the power of Super Sentai 34, was using Volcan Ken Ritter it is called Mobairetsu, we have found that when it comes to awakening in order to release the power that was hidden.

 

This Mobairetsu replication and production itself is impossible because there is no sampling, to create a machine as close as possible to awake it is possible. Although I was allowed to earlier proposals, so it is also found that the configuration key components and the composition of the Ranger, it is possible to replicate.

(はい。レンジャーキーの組成成分やエネルギー量を調べ、陛下にご提供していただきました映像を分析した結果、レンジャーキーは34のスーパー戦隊の力を封入された物であり、ヴォルケンリッターの使っていたモバイレーツというのは、その秘められた力を解放するための覚醒機だということが判明致しました。

 

このモバイレーツ自体はサンプリングがないため複製及び製造は不可能ですが、それに限り無く近い覚醒機を作る事は可能です。なお、先程提言させていただきましたが、レンジャーキーの組成成分やその構成も判明しているので、複製することが可能です)』

 

 

「そうか・・・。レンジャーキーの複製は一応しておけ。役に立つときが来るかも知れん」

 

 

『Certainly His Majesty(かしこまりました陛下)』

 

 

プライムはそう答えると色々な数字や文字が羅列されたモニターを展開し、レンジャーキーと覚醒機の作成を始めた。

 

 

「・・・・で、これからどうする?」

 

 

「決まってる。俺は奴らを殺りにいく。カリム、悪いが今回は留守番しててくれ」

 

 

「分かったわアンク。気をつけてね」

 

 

「あぁ」

 

 

アンクはニヒルな笑みを浮かべて、転送装置を使ってミッドチルダへと転送していった。

 

 

「・・・・見損ないました」

 

 

「はい?」

 

 

カリムが声がした方向を向くと、なのはが歯を食い縛ってカリムを睨みつけていた。

 

 

「私はあなたをずっと味方だと思っていました!!なのにはやてちゃんを裏切り、挙句の果てにはシャッハさんまで殺して!!どうして”あんな”殺人鬼の味方を「口ヲ慎メ小娘!!」ガッ!?」

 

 

キュィイイイイン

 

 

なのはが”あんな”と言った瞬間、カリムは一瞬でグリード化し、なのはの首を締め上げる。

 

 

ギリギリギリ

 

 

「あ・・がぁ・・!!」

 

 

「”アンナ”ダト?貴様ニ何ガ分カル。アノ子ガ今マデ味ワッテキタ苦シミヲ考エレバ、コンナ仕打チデスラ生ヌルイ!!私ハ今スグニデモ貴様ヲ殺シタイガ、アクマデモアンクガ生カシテオケト言ッタカラ生カシテオクダケダ。ソレヲ忘レルナ!!」

 

 

ドサッ

 

 

キュィイイイイイン

 

 

「ゲホッゲホッ!!く、苦しみ・・・?」

 

 

「・・・・貴女がそれを思い出さない限り、貴女はそれを償うことすら許されないわ」

 

 

そう言ってカリムはグリード化を解き、アジトの奥へと消えていった。それを効いたなのはは迷った。

 

 

「思い出すって・・・・、私が何を忘れてるって言うの・・・?」

 

 

なのはのその言葉は、唯洞窟の中に響くだけであった。

 

 

〜ミッドチルダ・廃倉庫〜

 

 

「さて・・・、これで下準備は完了だ。後は誰が来るか・・・」

 

 

バサァ

 

 

そう言ってアンクは地面に莫大な量のセルメダルを地面に撒き散らしてから翼を広げ、何かの機械を作動させてからコアメダルの力を解放した。そしてアンクはニヤリと笑いながら、物陰に隠れて、息を潜めた。

 

 

〜機動6課・格納庫〜

 

 

アンクが翼を展開して廃倉庫に息を潜めた少し後、6課の格納庫では全メンバーが集結していた。全員が集まっていることを確認したはやては話を切り出した。

 

 

「さて、皆集まったな?今回は緊急任務や。さっきロングアーチから連絡があって、なのは隊長の魔力を郊外の廃倉庫にて感知したそうや」

 

 

『!!』

 

 

その言葉に全員が反応する。それもそうだろう。自分達の目の前でむざむざなのはを攫われたのだ。当然、取り返そうと躍起になるのは目に見えていた。

 

 

「ただし、そこにいけるメンバーは限られとるんや。実は市街地に大量のヤミー軍団があらゆる場所で確認されたんや。だから今からチームを分けるで」

 

 

そう言ってはやてはすぐさまチームを分けていく。結果、ヴィータを除くスターズ分隊はなのはの救出へ、シグナムを除いたライトニング分隊は首都クラナガンのヤミー討伐へ、ヴォルケンリッタ−

はそれ以外のヤミー達の討伐となった。

 

それ以外のレイ・メイスティーマ、高町アキラ、大島宗助の三人は、レイがヴォルケンリッター達とともに首都郊外のヤミー討伐、アキラと宗助はライトニング分隊とともにクラナガンに現れたヤミー討伐へ向かうこととなった。

 

出撃する前、彼らは言葉を幾つか交わして出撃した。

 

それが、彼らの最後の言葉となるとは知らずに・・・・。

 

 

〜場所は再び戻って、廃工場〜

 

 

「・・・・・ふん、やっときたか」

 

 

ガァアアアン!!

 

 

アンクは口元をゆがめて、気配を完璧に隠した。それと同時に工場の扉が吹き飛ばされる。同時に、スターズ分隊が中に突入してきた。

 

 

「よし、周囲の確認完了。あるのは莫大な量のセルメダルだけ、か・・・・」

 

 

ティアナは周囲の確認を終えると、銃を降ろしてなのはの捜索を開始する。それに続いてスバルも奥へと進む。

 

 

「この近くになのはさんの反応があるね。どう思うティア?」

 

 

「十中八九アンクって奴のアジトね。これだけ大量のセルメダルが転がってるってことは、つい最近までアジトとして機能していたか、或いはまだ機能しているか・・・」

 

 

「ティア。ちょっとこっち来てみて」

 

 

ティアナはセルメダルを多少弄りながら、そう呟く。同時にスバルに呼ばれたため、そちらの方へと赴く。スバルが呼んだ場所には、そこの場所にのみセルメダルがなく、ヘンテコな機械がポツンと置いてあるだけだった。

 

 

「私がここにきたときには置いてあったんだ」

 

 

「(これは・・・?・・・・!?)スバル!!急いで出るわよ!!!」

 

 

「えっ?でもなのはさんは・・・!!」

 

 

ジャララララララララ!!!

 

 

ティアナの突然の呼びかけにスバルは困惑するものの、金属と金属がこすれあう音を聞いて、自分達が如何に危機的状況に陥っているかを察したのだろう、すぐさま出口へと向けて走り出す。

 

 

ジャガァアアン

 

 

「くっ!間に合わなかった!!」

 

 

ティアナは先程まで出口だった場所を睨みつけた。そこには、床に散らばっていた大量のセルメダルによって、全ての窓や入り口が塞がっていた。

 

 

『ETARNAL』

 

 

「「!?」」

 

 

自分達の背後から聞こえたガイアヴィスパーに反応して後ろを振り返るとそこには、紅い不死鳥が描かれたローブを背中に纏ったエターナルが、エターナルエッジを持って立っていた。

 

 

「まんまと罠に嵌ってくれたな。ティアナ・ランスター、スバル・ナカジマ」

 

 

「ちぃっ!クロスミラージュ!!モード・FANG!!」

 

 

『yes,master.samon・memory』

 

 

ティアナがクロスミラージュに呼びかけると、クロスミラージュからオレンジ色の光が溢れ、その光が収まると、そこには白い恐竜のようなものがティアナの手の中に鎮座していた。

 

 

「いくわよスバル!!」

 

 

『FANG!』

 

 

「オッケー、ティア!!」

 

 

『JOKER!!』

 

 

「「変身!!」」

 

 

ティアナは白い恐竜『ファング』を恐竜の姿をしたライブモ−ドから、メモリを外部に露出させた状態のメモリモードへと変形させてメモリを起動させ、スバルはJOKERを取り出してこちらも同じように起動させた。

 

そして今までと同じように左右でWを描くような体勢を取り、今回はスバルが最初にメモリをスロットに刺す。するといつもとは違ってスバルのメモリがティアナのドライバーのスロットに転送され、スバルが地面に倒れた。

 

そしてティアナは左側のスロットに現れたメモリを深く押し込み、自身のFANGメモリを右側のスロットに刺し、展開してからFANG本体を再び倒した。

 

 

『FANG・JOKER!!』

 

 

「ウォオオオオオオオオ!!!」

 

 

するとエレキギターを掻き鳴らすようなガイアヴィスパーが鳴り響き、ティアナの体をミクロ化された装甲が覆い、その体を『仮面ライダーW・ファングジョーカー』へと変貌させた。

 

 

「ウゥウウウウァアアアアアアアア!!!!!」

 

 

『ARM FANG!!』

 

 

「ハァ!!」

 

 

ガギィン!!

 

 

ダブルは右側にあるタクティカルホーンを叩いて、右腕に恐竜の牙を模した刃『アームセイバー』を出現させ、エターナルに切りかかる。しかしエターナルもエターナルエッジでそれを受け止め、弾き返した。

 

 

「ヌゥオラァアア!」

 

 

ビュッ!

 

 

「くっ!」

 

 

カシャカシャン!!

 

 

『SHOULDER FANG!!』

 

 

「はぁ!!」

 

 

エターナルはアームセイバーを弾き返したエッジの勢いそのままにダブルに向けて振り下ろす。それをダブルは避けて、タクティカルホーンを二度叩いて、右肩に恐竜の牙を模した刃『ショルダーセイバー』を出現させ、それを取り外して投擲する。

 

 

「ふん・・・、その程度・・・・」

 

 

『CUT!!MAXIMUM DRIVE!!』

 

『PLANT!!MAXIMUM DRIVE!!』

 

 

「はぁ!!」

 

 

キン!!ギュルルルル!!

 

 

『「なっ!?」』

 

 

エターナルは向かってくるショルダーセイバーを一瞥すると、CUTとPLANTのメモリを取り出して、CUTをエッジの方へ装填し、PLANTを左腰のマキシマムスロットに装填した。

 

するとエッジが黄色く輝きだし、そのままエターナルは飛んできたショルダーセイバーを斬り、左手を突き出して茨のような植物をダブルに向かって伸ばす。突然の行動にダブルは対処できずに巻きつけられてしまう。

 

 

「くぅ・・・!!」

 

 

「ふん。ザマァないなぁ」

 

 

エターナルはほくそ笑むようなしぐさを取り、ダブルに近づいていく。しかしそれはダブルとて同じことだった。

 

 

「ふん・・・。それを今言い返してやるわよ!!」

 

 

カシャカシャカシャン!!

 

 

『FANG!!MAXIMUM DRIVE!!』

 

 

『「オォオオオオオオオオオオオ!!!」』

 

 

ゴォオオオオオオオオ!!

 

 

するとダブルの右足に恐竜の牙を模した刃『マキシマムセイバー』が出現、体に青いエネルギーを纏って高速で回転し始め、茨を切り裂いて宙に舞った。

 

 

「何っ!?チィイ!!」

 

 

『ETARNAL!!MAXIMUM DRIVE!!』

 

 

エターナルは仮面の下で驚愕の表情を浮かべるも、すぐさまドライバーからETARNALメモリを取り外し、エッジに装填しようとする。

 

 

「っ!!今よスバル!!」

 

 

『任せて!!』

 

 

『CANCEL!』

 

 

しかしダブルはまるでそれすらも予知していたような言葉を発し、左手に途中で消えかかっているCが描かれたメモリを取り出して起動させ、右腰のマキシマムスロットへと装填した。そしてその行動は、エターナルがメモリを装填する前に終わっていた。

 

 

『CANCEL!!MAXIMUM DRIVE!!』

 

 

『ETARNAL!!MAximu・・・m・・・D・・・・ri・・・・』

 

 

ヒュゥウウウウ・・・

 

 

「なっ!?メモリが!!変身も解けただと!?」

 

 

ダブルがCANCELを発動した瞬間、エッジに差し込んだETARNALメモリに電流が奔り、エッジのマキシマムスロットから強制的に排出され、ガイアディスプレイがブラックアウトしてしまい、同時に変身も解除されてしまった。

 

 

『「ウォオオオオオオオ!!『ファングストライザー』!!!」』

 

 

「っ!!っの!!」

 

 

キュィイイイイン

 

 

ゴォオオオ!!

 

 

恐竜の姿をしたエネルギーが敵を噛み砕くファングジョーカーの必殺技『ファングストライザー』が迫るのを見たエターナルから元に戻ったアンクは一瞬でグリード態に戻り、右手から炎を放って恐竜型エネルギーにぶつける。

 

 

「『ウリャアアアアアアアア!!』」

 

 

「っぐ・・・・・ガァアアアアアアアアアアア!!?!」

 

 

バキャァアアアアアアン!!

 

 

リィイイイン・・・

 

 

しかし45tもの破壊力があるファングストライザーを受け止める事は叶わず、多少の威力は軽減できたものの直撃してしまい、壁に弾き飛ばされてしまった。さらには莫大な量のセルメダルと共にかなりの数のコアメダルも衝撃によって吹き飛ばされてしまった。

 

ここでCANCELのメモリの説明をしておこう。

 

CANCELのメモリの力はその名の通り、全てを取り消す効力を持つ。即ち、エターナルの変身が解けたのも、エターナルのマキシマムである『エターナルレクイエム』が作動しなかったのも全て、このCANCELの力である。

 

ちなみにガイアディスプレイに表示が現れなくなったのもこのメモリの力であり、メモリの力をメモリ外へと出すことを取り消しため、バグが起こったとメモリが判断し、メモリ自体が自身を通常のスリープモードではなく、凍結状態へと持ち込んでしまったのだ。

 

 

ビュゥウウウ・・・・

 

 

「ふっ、と・・・。お疲れ様クロスミラージュ。このコアメダルを全て6課に送ってくれる?」

 

 

『YES.My Master.(分かりましたマスター)』

 

 

クロスミラージュはそう応えると、その辺に散らばっていたコアメダルを自身の中に吸収していき、そのまま6課へと転送されていく。

 

 

『core medal transfer of this waste in the warehouse will end in a little more ...!?Master!!もう少しでこの廃倉庫内にあるコアメダルの転送が終了いたします・・・!?マスター!!)』

 

 

ゴォウ!!

 

 

「「!?」」

 

 

バッ!!

 

 

二人はクロスミラージュが発した警告に従って転送を緊急中止して左右に避けると、二人が今までいた場所に火球が通り過ぎ、そのまま壁に衝突して火球は消滅した。

 

 

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。これ以上・・・コアをやってたまるかァ・・・!!!」

 

 

アンクは息も絶え絶えで体中から血を流しており、正直何時メダルに還元されてもおかしくない状態だった。

 

 

「ふん・・・。そんな体で何が出来るっていうのよ」

 

 

「生憎だがなぁ・・・、俺にはまだ切り札があるんだよ!!!」

 

 

ジャラ

 

 

アンクはそう言って体内から取り出したのは、アストラの研究室で見つけ出した茶色のコアメダルだった。

 

 

「なに?あのメダル・・・?」

 

 

「あのメダル・・・、何か嫌な予感がするわ・・・スバル!!」

 

 

『CYCLONE!!』

 

 

「う、うん!!」

 

 

『JOKER!!』

 

 

ティアナはメダルに何かの予感を感じ取ったのか、すぐさまCYCLONEメモリを取り出して起動させる。それに伴ってスバルもJOKERを起動させてダブルドライバーを腰につける。しかしその頃にはアンクは既にメダルを装填し終え、オースキャナーを構えていた。

 

 

(大量のセルを結界に使い、大量のコアを奪われた俺にはもうこれしかない。だがこいつの力は未知数の上に一度きり・・・)

 

 

キン!

 

 

(だが、もう四の五の言ってられっか!!俺は管理局の奴等を皆殺しにするまで死ねぇんだ!!)

 

 

キン!

 

 

(だから保てよ・・・俺の体!!!)

 

 

キィン!!

 

 

「「「変身!!」」」

 

 

『CYCLONE JOKER!!』

 

 

その変身プロセスが終わったのは奇しくも、ティアナとスバルの変身と同時だった。そして激しいエレキ音とともにスバル達の変身が終わり、ダブルが出現した。しかし

 

 

「・・・・・・変わってないね?」

 

 

『まさか・・・見掛け倒し?』

 

 

そう、アンクの姿は何一つとして変わっていないのだ。しかも当のアンクは身じろぎ一つせず、ただ仁王立ちしているだけだった。

 

 

「何か嫌な予感がする・・・。ティア、ここは一気に決めよう!!マッハキャリバー!!」

 

 

『いいわ。エクストリームでいくわよ!!』

 

 

何も反応を示さないアンクを警戒したダブルは、マッハキャリバーを鳥のような物『エクストリームメモリ』へと変形させ、ダブルドライバーに装填した。

 

 

『XTREAM!!』

 

 

するとダブルの中央に存在しているセントラルパーテーションが広がって『クリスタルサーバー』へと変化し、左右の肩に突起状のもの『フォーススタビライザー』が出現し、その体を『仮面ライダーW・サイクロンジョーカーエクストリーム』へと変化した。

 

同時にクリスタルサーバーから剣と盾が一体化した武器『プリズムビッカー』とPと描かれたガイアメモリ『PRISM』メモリが出現した。

 

それを確認したダブルは、自身の持つガイアメモリTRIGGER、METALを除くメモリを取り出し、プリズムビッカーから分離した盾『ビッカーシールド』にメモリを差して行く。

 

 

『CYCLONE!HEAT!LUNA!JOKER!!MAXIMUM DRIVE!!』

 

 

「「ハァアアア!!『ビッカー・チャージブレイク!!』」」

 

 

そしてビッカーシールドからエネルギーが溜まった剣『プリズムソード』を抜き、必殺技である『ビッカー・チャージブレイク』を発動して、アンクに飛びかかった。そして、その刃がアンクを切り裂こうとした。

 

 

ガギィン!!

 

 

「「なっ!?」」

 

 

しかしその刃は何かによって阻まれた。ダブルはプリズムソードを押し引きするも、その刀はピクリとも動かない。そしてその刃を向けられているアンクは不敵な笑みを浮かべていた。

 

 

「・・・・成程なぁ。これがお前たちの力か。神話系のコアメダル」

 

 

そういうアンクの目線の先には、腹部のオーカテドラルへ装填されている茶色のコアメダル『神話系のコアメダル』へと向けられていた。その腹部のメダルはその想いに応えるかの如く、輝いていた。

 

 

「行くぜ、お前ら」

 

 

『バハムート!ゾディアーク!アルテマ!!バ・ディ・テ〜マ♪バディテ〜・マ♪』

 

 

「ウゥウウオオオオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴ!!

 

 

「!!なにこの地響は!?」

 

 

アンクが雄たけびを上げると同時に地響きが起き、同時にアンクの体が変化していく。その姿は、頭部は龍を模し、体は悪魔のような体をし、足は体とは正反対な天使の姿をしていた。

 

 

「これが・・・伝説のコアの力か・・・・」

 

 

そういうアンクの顔は恍惚の笑みを浮かべていた。

 

 

〜THE NEXT STAGE〜

説明
・・・・・・眠い。

どうも最高総司令官です。

さてさて、もう3月になりますね。

皆様はどういう日々をお過ごしでしょうか?

私ははっちゃけることなく質素・・・というか、自宅にて引きこもっております。

実は暑さと寒さには滅法弱い体質ゆえに、引きこもらざるを得ないといった状況です。←言い訳

とりあえず、本編をどうぞ!!

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転生者は敵 恵まれない主人公 原作キャラ死亡 伏線回収不能 主人公はアンクもどき カリム=敵 アンチ管理局救われない終わり 

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