とある【正義】を持っているヒーロー 第10話
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【職員室】

 

   「ふむ、うちクラスって学年最下位なんだよなぁ。やっぱし」

 

悩みはするが、別に進学はエスカレーター式であるし……

しかし、覚は副担任としてはそういうことも言ってられないのである。

 

   「バカレンジャーとか言われてる奴らが危ういのか。てか前の補習組か」

 

学年一の奴の秀才がいながら学園祭回もいるこのクラス

しかしバランスが悪い。

 

   「まだ教室にバカレンジャー一同がいるといいんだが……行ってみるかね」

 

てなわけで覚は2?Aに向かった……

 

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【中等部 2?A】

 

   「おーい、お前ら……ら?」

   「あ、覚殿」

   「おんどれらは!HRが終わってすぐの時間だぞお前ら!何してんだ!ていうか……なにやっとんじゃぁぁあああ!」

 

英単語野球拳とか言うものが開催されていた。

中学生がやるものではない。

 

   「というか坊主は何でとめねぇんだよ!もういい!全員服をちゃんと着て寮にでも帰って勉強しろ!」

 

そういって覚は怒りながら教室を後にした……

当初の目的は忘れ去られた。

 

   「ったく……あんなんで勉強ができるようになるわけねぇだろうが……ったく」

 

あんなことで勉強になるわけがない。

覚は少し頭を痛くしながらそう考えた。

頭を痛く……

 

   「いかんな、少し疲れた……とりあえず色々あるし管理人室に帰るか」

 

覚の顔には水が流れたような後が少しあった……

 

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【夜中】

 

   「………ん?あそこに見えるのは坊主達一行か?どこ行くつもりか……念のためにつけて行かさせておくか」

 

『カメンライドォ! ベルデ』

 

   「お前、隠れてつけてこい」

 

そして覚が出現させたカメレオンのような物はは姿を隠しどこかに消えていった…

 

   「……なにしようとしてるんだかな…ふむ」

 

そんなとき覚の携帯電話が震えだした。

 

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【数時間後】

 

   「お帰り。なんか爺さんの作戦みたいだが……」

 

帰ってきたベルデから報告を受けた覚は納得顔でネギ達の現状を理解した

 

   「そういう修行方法か……爺さんも面白いことするものだ」

 

そして覚は管理人室へと帰って行った……

 

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【次の日 2?A】

 

    「「「「「「「行方不明?!?」」」」」」」

 

覚の予想どうり、教室は大変な事になっていた……ショタコンが一番騒いでる……

いや、ショタコン言うのはあやかの事だが……

あやかも過去に色々あってああなったようであるし

 

   (でも、やっぱショタコンだよ。まぁ、これはもう何回も考えないでと……)

   「まぁ落ち着け全員よ。学園長のじいさんには伝いといたからよ」

 

覚がそういうと少しはみんなが落ち着き始めた。

いやなんか落ち着いてるようで落ち着いてないのちらほらいるが。

刹那とか木乃香のこと心配している。

 

 (あれ? 意識してなかったけど二人が一緒にいるのをあまり見ない! 俺とした事が何でそのことに気づかなんだ!)

 

覚が少し考えていると大きな声が聞こえてきた。

 

 「皆さん!私達はネギ先生を信じて勉強します!けしてやめさせたりしませんわ!」

 

綾香がクラス全体に聞こえるように大声で発言する。

 

 (ショタコンいきなりは驚くだろうが……

 ん?辞めさせたりしない?え?と……ああっ!坊主の話だったな!

 たしか最下位取ったらアウトだったか!すっかり忘れていたぜよおい!

 重要な話なのに色々あって頭の隅に追いやってたぜよ!)

 

   「ま、あやかの言うとうりだな。俺が特別指導してやるからクラス全員で勉強会といこうや」

 

という訳で、クラスは一致団結し

勉強を頑張る事となった。

 

  「特別指導……」「頑張って勉強……」

 

何か違う意味で頑張ろうとする二人もいた

 

次回に続く

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