とある【正義】を持っているヒーロー 第32話
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【エキシビジョン開催地点】

 

   「坊主と明日菜が助っ人に来てくれるとは助かるねぇ」

 

エキシビジョン当日。

ネギが明日菜を助っ人として連れて来てくれた

   (しかし明日菜か……俺は姫子ちゃんとはあまりかかわりたくないんだがな。

    あの時の戦いで俺がいないときにナギ達に何があったのかは知らないが……

    タカミチが記憶がないほうがいいと言っているんだ……ならば

    戻すための鍵になるかもしれない俺がアスナとかかわるのは少しよしたいんだが)

 

   「んまぁ、よろしく頼むぜ」

   「はい!頑張ります!」

 

そしてそれからと言うものいろいろあった……

 

   「何?バスケが延長だぁ?」

   「あ、あの!陸上の方もです!」

   「なら明日菜を連れて行け!準備手伝いだけなら陸上は坊主が行け!」

   「あ、は、はぃ!」

   「ふむぅ、ここまで予定が変更されるとは……」

 

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【12時30分】

 

   「辛いぞ……ここまでの予定変更は……」

   「まさかここまで変わっちゃうなんてねぇ〜」

   「今になってもお前ら二人以外いないし……とりあえず俺特製の弁当でも食べろよ」

   「ありがとうございます」

 

特大弁当箱入り覚特製弁当である。

ちなみに三人分しかない。

 

   「先生の作る料理はうまいからねぇ〜♪」

   「まぁ、玉子焼きとから揚げとか定番のしか作ってないけどな」

   「これなんで玉子焼きにネギが入ってるの?」

   「好きだからな……」

   「なんか近くで言われると違うとわかってても照れますね」

   「あぁ、名前が同じ物や人が褒められるとそうもなるな」

 

ネギいり卵焼きを食べながらネギのささやきに答える覚。

何か変な感じになる。

なんやかんやで昼ごはんも終わり。

またエキシビジョンのごたごたが始まった。

 

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その後うまくいくことができたためかバスケの大会は

われらが寄せ集め体育会系チームが優勝した

そして、なぜか全員参加の新体操が行われる事になり、大成功を収めていた。

 

   「まき絵以外は素人の集まりだと言うのに。ここまでの大盛況かよ」

   「凄いです!」

   「そうだな、坊主」

 

ちなみに明日菜は用事があってバスケの決勝前に帰った。

覚的には助かった。

 

   「しかし成功して、本当によか……ん?」

 

マナーモードになっている携帯電話が震えていた

 

   「すまない坊主。電話だ、後は任せたぜ」

   「あ、はい」

 

 

そして覚は人のいない場所へ向かう。

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   「もしもし?」

   「兄ちゃん、兄ちゃんがいっとった特徴の女な、見つけたで」

   「そうか、しかしお前もよくやってくれるものだ。少しの間一緒に旅しただけなのに」

   「ええねん、楽しかったしな。兄ちゃんの方についた方がおもろそうやんか」

   「さようかね。じゃあ引き続き頼むよ、小太郎」

 

 

次回に続く

説明
にじファンより
詳しくはプロローグ1作品説明にて
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