ゲイム業界へようこそ!その12
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「あの〜顔色が悪いみたいですけど大丈夫ですか?」

 

 

 

「はっ!?あっ…あぁ、大丈夫だ。心配かけたね。」

 

 

 

どうやら気が動転して体がフリーズしていたようだ。アイエフちゃんの声で正気に戻っていく。とりあえず平静を装うことにしよう…。

 

 

 

「いえいえお構いなく。それでは改めて聞きたいのですが、この街にある教会への道を教えていただけませんか?あいにくラステイションに来るのは初めてで。」

 

 

 

「そうだったのか…、実は俺もまだこの街に昨日来たばかりで…。」

 

 

 

「じゃあ、お互い初心者なんだだね!せっかくだから一緒に街を探検しちゃおうよ!なんだかこの街には凄い宝物が眠ってると思うだよ私は!!」

 

 

 

「そんな物あるわけないじゃない…。」

 

 

 

アイエフとの会話にねぷねぷさんが突然割り込んでくる。元気いっぱいで可愛い子なんだがこの調子にずっと付き合うとなるとコレは疲れるだろうな…。

 

ノワールも意気消沈しながらもしっかり彼女のセリフにツッコミを入れてるし…。本当にお疲れさまです。

 

 

 

「その口ぶりからすると彼女さんの方はこの街に詳しいみたいですね?」

 

 

 

「彼女?ノワールのことを言ってるのだろうけど、俺達はそんな関係ではないよ。」

 

 

 

「そうなんですか?そのノワールさんの方は満更でも無さそうですが…。」

 

 

 

そう言われたので実際に彼女を見ている。

 

ってうわぁ〜〜この人どこかに意識が飛んじゃってるよ〜〜〜。口から物凄い勢いで聞きたいようで聞きたくないセリフが炸裂しちゃってるし。なんだか怖いよぅ…。

 

 

 

「私がレンの彼女!?マテマテマテマテ、オカシイでしょう?周りには私達のことそんな風に見えちゃってるのかな??いや〜〜〜、まだそんな仲でもないし、というか昨日出会ったばかりよ。でも、べっ、べっ別にそんな関係が嫌だとかは思ってないのよ?むしろレンが私の彼氏とかその…そうだったらいいなぁ…とか思っちゃたりするけど。いやいやいやいや、ちょっと落ち着けワタシ!先行し過ぎだぞぅ。そもそもレンが私のことどう思ってるのか分からないし…。でっでも私のこと嫌ってるような態度も無いようだし、もしかしたら既に相思相愛の仲ってわけなの!?もし告白とかされちゃったら私…、キャーキャー!」

 

 

 

良し!そんな暴走した彼女に特攻を仕掛けます!泣いてくれるな!!

 

 

 

「ノワール、ちょっといいか…?」

 

 

 

「よっしゃ〜〜、私の方は準備万端よ〜〜〜!!告白でも何でもドンと来なさい〜〜〜!!」

 

 

 

「イヤ…あのね、そろそろ周りの目もあるし、正気に戻ってくれないかなぁ〜〜。ホントオネガイシマスヨ…、カンベンシテクダサイ…。」

 

 

 

こちらの想いが通じたのかどうか知らないが、ノワールさんが静かになったようだ。そしてその次は顔が物凄い勢いで赤くなっていく。なんだかなぁ〜〜。

 

 

 

「おっほん!!とりあえず私はこの街についてなら誰よりも詳しい自信があるわ。これからレンと一緒に協会に行くところだったし。あなた達ももし良かったら一緒に来るといいわ!」

 

 

 

「あぁ、それならこっちとしても助かるわ。短い間だけどよろしく頼むわね。私の名前はアイエフよ。」

 

 

 

「私は愛と正義と皆のヒーロー、ネプテューヌだよ〜。気軽にねぷねぷって呼んでね!!」

 

 

 

「私の名前はコンパって言うです〜、この機会にお友達になってくれると嬉しいです〜〜。」

 

 

 

ノワールのおかげか主人公ねぷねぷさんを含む三人に自己紹介されてしまった。このくらいの関係なら大丈夫だよな〜、ダイジョウブなはず…。

 

 

 

「私はノワールよ、よろしくね。」

 

 

 

「…レンだ。よろしく頼む。」

 

 

 

挨拶がなんだか淡白になってしまったな、まぁいいだろう。とりあえずは協会までの短い間の関係だ。墓穴を掘らないように慎重に対応しなければ…。

 

説明
あっかりーん
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超次元ゲイムネプテューヌ

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