転生物語 第1章 遊戯王GX編 第1部 セブンスターズ×■■■■■編 第5話 クロノスの策略 VS天上院 明日香 十代編
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第5話 クロノスの策略 VS天上院 明日香 十代編

 

Side遊輝

 

「シニョーラ明日香、デュエルモンスターズのカードの種類を言ってくださいなの〜ね」

 

ただいま、白面教頭ことクロノス・デ・メディチの授業中だ

メディチって言うとイタリアのルネサンスの頃、支配階級の保護や奨励をしたのがメディチ家だったはず

オベリスク・ブルーを擁護しオシリス・レッドを差別するその様子を見る限り

もしかしたらそのメディチ家の子孫なのかもしれないな…

 

「デュエルモンスターズのカードにはモンスターカード、融合モンスターカード、儀式モンスターカード、効果モンスターカード

そして、トラップカードとマジックカードがあります

さらにトラップカードには通常トラップ、カウンタートラップ、永続トラップ

そしてマジックカードには通常魔法、永続魔法、装備魔法、速攻魔法、儀式魔法

そしてフィールド魔法と分けることができます」

 

この時代ならこれで正解だな

5D’sの時代ならこれに加えてシンクロモンスター、ダークシンクロモンスターが

ZEXALの時代ならエクシーズモンスターが加わるな

ただし、これから先のストーリーで新たな種類のモンスターが出なければの話になるけど

−レベルでエクシーズ召喚するダークエクシーズモンスターとかエクシーズ同士でエクシーズ召喚するネオエクシーズモンスターとか見たいのが出ない限り………な

 

「レビースム!非常に素晴らしい〜の!!

オベリスク・ブルーのシニョーラ明日香には優しすぎる問題でした〜のね」

 

「基本ですから」

 

元の世界だったら小学生でも今の事くらい言えるぞ

質問にすらならないな、簡単すぎる

というか、これくらいで褒められることになるこの世界の学力水準っていったい…

 

「それでは……シニョール丸藤!」

 

「は、はい!!」

 

「フィールド魔法の説明をお願いします〜の」

 

フィールド魔法の説明か、何時もの翔だったらできる

だが、翔ってあがり症なんだよなあ

物語後半でなおるはずだけど今はまだなあ

 

「えっと…フィールド魔法はその…えっと、ええっと」

 

「そんなの幼稚園児だって知ってるぜ!!」

 

「翔、落ち着いて、落ち着いて

さあ吸ってえ、吐いてえ、吸ってえ、吐いてえ、よし行ってみよう」

 

普通は吸ってえ、吸ってえ、吸ってえ、吸ってえってからかう所だけど

此処は真面目なところだし友達だしな

 

「遊輝君、ありがとうっす、落ち着いたっす

フィールド魔法って言うのは他の魔法カードと違った特殊な魔法カードっす

他の魔法カードと違ってフィールド魔法ゾーンに置く魔法カードっす

例としてはアニキが使う摩天楼―スカイスクレイパー―とかはあるっす」

 

「そ、その通りなの〜ね(余計な真似をしてくれたの〜ね!!)

でも、やっぱりオシリス・レッドなの〜ね

人からアドバイスをもらえないと基本中の基本も答えられないと〜は」

 

「「「「「「「「「「はははははははは!!!」」」」」」」」」」

 

「でも先生、知識と実戦は関係ないですよね?」

 

「ン・ダバ?」

 

どこぞのクワガタな人が戦う化物にいそうな名前みたいな反応だな

ま、十代の言うとおりだな

だって…

 

「だって俺もオシリス・レッドの一人だけど先生に勝っちゃたし」

 

「マンマミーヤーー!!」

 

本当にいたんだ、ナフキンを口で噛みながら下に引っ張る人

まあ、知識は必要だけどな、必ず必要とは限らない

十代がいい例だ、馬鹿だけどすっげえ強い

万丈目の件の次の日に戦ったけど5勝5敗と勝負がつかなかったからな

まあ、俺のメインデッキは使ってないんだが…

 

「それにあのバトル・シティに出場した城乃内 克也は運だけで勝ち抜いてきたって言われてますよ

知識もそうですが運も十分大きなデュエルモンスターズのポイントですよ」

 

俺も付け足していう

というか、俺からしたら知識より運の方が重要な気がする

知識なんて所詮後付、デュエルディスクの機能で相手のカードの効果は確認できるし

 

「「「「「ははははははは!!」」」」」

 

今度はオシリス・レッド生が笑う

まあ当然だよな、どう考えても一本取ってやれたし

それから授業は進んでいき終わった

その後、次の授業中…

 

「ええ、錬金術とは文字通り金属でないものから金属、特に金を作り出すことですが

広い意味では一般の物質を完全な物質に変化錬成…」

 

「(ダイヤ、きちんとつけてるか?)」

 

【(勿論です、あの白面教頭(クロノス)をきちんとサーチャーで追いかけています

映像もとってありますから安心してください)】

 

俺は並行思考(マルチタスク)を使って白面教頭(クロノス)を追っている

このデータがあれば女子寮の事件の時便利になる

盗聴器を背中に仕掛けて音声を手に入れたって言えばいいだろう

何時、あの偽ラブレター事件が起きてもおかしくないからな

それにしても隣で十代達が喋ってるな

さっきの事の礼か、あとで行った方がいいと思うんだけどな

 

「む、丸藤君」

 

「は、はい!」

 

ほら来た!

 

「ファラオを捕まえてもらえますか?」

 

「ファラオ?」

 

「私の猫ですニャ」

 

「にゃーお」

 

急に来たな、猫にファラオって名前はどうかと思うけどな

デュエルモンスターズの世界としては違和感はないけど

猫の名前としてはなあ…♂って分かりやすいけど

 

【(マスター、動きがありました

何やら書いているようです、確認しますか?)】

 

「(分かった、俺の眼にサーチャーの映像を展開、耳に音声をできるだけ小さくして聞こえるようにしてくれ

直接確認できるように)」

 

【(Yes,mastar.)】

 

授業中だがそんなの無視だ、どうせほとんど先生の一人語りなんだからな

では展開も済んだし見てみるか

 

「あのドロップ・アウト・ボーイズ、よくも私に恥をかかせてくれました〜のね」

 

知らねえよ、勝手に恥をかいたんだろ

俺たちが正論で訂正してやっただけだろ、十代に限っては事実を述べただけだ

大体な、攻撃力3000程度で勝ったと慢心するのがいけねえんだよ

慢心せずに何が王か!と言う名言を吐いた金ぴかも慢心したから負けたんだぞ

 

「このままで済むと思ったら大間違いです〜の!」

 

ほおう、もう一つ便箋があるじゃないか

まさか、この俺を罠にはめようと?なかなか愉快なことをしようとするじゃないか

そんなのに引っかかるとお思いで?

 

「マナンゾーネ、マネンゾーネ」

 

何鏡見ながら口紅塗ってんだ?

気持ちわる!女装ですか!女装をするつもりですか!?

 

「うううん、ブチュ!これでよしっと

オホホホホホホホ!!」

 

そういう事ね、それでリアル感を出すと

キモ過ぎ、キモ過ぎる、キモ過ぎます

思わず三段活用をしてしまったな

それにしても馬鹿だなあ、そんなのに引っかかるとお思いで?

席を立って2つ手紙を持って向かうのは着替え室?

そうか、今日が丸藤翔覗き事件もしくはクロノス教諭覗き事件の日か

だったらこの音声と映像を女子たちに流せば…

 

そうしているうちに授業は終わっていた

俺が着替え室に向かいその時はまだ俺のロッカーの中に手紙は入ってなかった

そういえば原作でも遅れてきた翔が持っていたんだったな

 

「翔のやつ、何やってんだ?」

 

3時間目の体育の授業、それが始まる前の整列をしている

翔がそれに対してまだ来てない

恐らくラブレターを見つけたころだろ

 

「どうせ、単なる遅刻だろ?」

 

「それもそっか」

 

俺たちが小さな声で話しているとついに授業が始まった

 

「皆さんこんにちは

皆さんにこれから保健と体育を教えます鮎川恵美です

どうぞよろしくね!」

 

そうして授業が始まってしばらくして翔が来たんだが…

 

「はは、はははは、はははははははは」

 

うん壊れてる、強烈に壊れてる

ずうっと笑ったり、ニヤニヤしたりしてて気持ち悪いことこの上ない

しかも今日の体育の内容がどっちボールだからそれが酷い

外野でずうっとニヤニヤしたりしてるんだ

思わず極大消滅呪文(メドローア)を打ちたくなったのは秘密だ

まあ俺は極大消滅呪文(メドローア)を極大消滅呪文(メドローア)で返したり

マホカンタを使わなくても簡単に跳ね返せるんだが…

 

それから授業が終わったんだ

その後、着替え室に向かう途中

 

「なあ、翔どうしたんだ?そんなニヤニヤして…」

 

十代もさすがに気になったみたいだ

大体俺は予想ついてる、と言うか知ってるが…

 

「なんでもないっすよ、そんなにニヤニヤしてるっすか?」

 

「気付いてなかったのかよ…

とりあえず危ないやつにしか見えないぜ」

 

「そうっすか?気を付けるっす」

 

そう言ってるけどずっとニヤニヤしてるんだよなあ

気持ち悪いことしょうがねえ

 

そんなことを思いながらも俺は着替え室に向かった

そこで中を見ると案の定あったよ、ラブレター(笑)が

こいつはどうしてやろうか?

メラ?メラミ?メラゾーマ?メラガイアー?紫炎一閃?

どれれ燃やそうか?いや待てよ…

そうだ!証拠としてこれを女子に渡してやろうじゃないか

映像+音声+物的証拠=有罪確定にできると思うな

 

「(ダイヤ、さっきのやつ別の映像媒体に移せるか?)」

 

【(勿論です!これであの白面教頭(クロノス)を貶めるんですね?流石マスターです!)】

 

ふ、さすが俺のデバイスだ!分かってるじゃないか

良い相棒を持つっていいな

 

そんな物騒なことを考えながらも授業は終わり残りの授業も過ごしていった

授業が終わった後は寮でのんびりしていた

そして急にその時は来た

 

Sideout

 

Side丸藤 翔

 

時は体育の授業中に遡る

 

やばいっす!やばいっすーー!

 

「あーーーーーーーーー!!じゅぎょうはじまってるーー!!!」

 

急いで靴脱いで…

僕のロッカーを開けてっと…

 

「もうー、アニキったら間違えて、此処僕のロッカーだよ」

 

あれなんだろう?手紙?

キスマーク!?!?

 

「え!!これってもしかして!?」

 

誰もいないっすよね?

隠れて早速中身を読んでみるっす

 

「初めて会った時からあなたの事が好きでした

今夜女子寮の裏で待ってます、天上院明日香

へ?えええええええええええ!!あ、あ、ああ

僕明日香さんからラブレター貰っちゃった…」

 

もしかしたら僕と明日香さんでこんな感じに…

 

※(注意:ここから先は翔の妄想です)

 

『「翔く〜〜〜ん!」

 

ああ、明日香さん美人だ

流石僕の彼女!

 

「明日香さ〜〜〜ん!!」

 

「好き」』

 

妄想終了

 

ぐへへへへへへへへへ

 

「幸せ…」

 

それからのことは特に覚えてないっす

僕にはもう明日香さんとの明るい未来しか頭の中にないっすから

 

ただ今僕は女子寮に向かってるっす!

勿論、明日香さんに会いに行くためっす!!

 

「明日香さ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!今いきま〜〜〜〜〜〜〜〜〜す!!!」

 

僕はボートを漕ぐ、明日香さんとの明るい未来を目指してーー!!

岸に到着して僕は走る、明日香さんとの夢の生活を目指してーーーー!!!

結構進んだなあ…

 

「この辺かなあ?」

 

あれ、騒がしいけどどうかしたのかな?

まあいいや、僕は明日香さんとの明るい未来だけで十分なのさ〜〜〜!

 

「覗きよーーー!!!」

 

「キャーーーーーーー!!!!」

 

え、覗き!?

え、なんで僕が捕まるの?え?ええええええええええ!!

 

「なんだ!?」

 

そうして僕の前に立っていたのは…

 

「もう逃げられないわよ!この痴漢!!」

 

「え、えええ!?」

 

それから僕は捕まっちゃたんだ

本当にどうしてこんなことになっちゃたんだろう?

 

それから僕は腕を昔の罪人みたいに縛られて女子寮のロビーまで連行されて事情聴取を受けたんだ

で、一通り話したんだ

明日香さんから来たラブレターの事、ここに来たら痴漢として何で捕まっちゃったこと

僕は覗きしてない事とかを…

 

「まあ、明日香様からのラブレターですって!」

 

「うん!えへへ、ねえ!」

 

そう、僕は明日香さんとの明るい未来が待ってるんだあ

明日香さんからのラブレターが僕のロッカーの中に入ってたんだし!

 

「バカねえ、オベリスク・ブルーの女王、明日香さんがオシリス・レッドのあんたにラブレターかく訳ないでしょ」

 

「嘘じゃないよ、今夜女子寮の裏で待ってますって僕のロッカーに…」

 

嘘って言ったな!僕が貰ったラブレターを見て恐れおののくがいいんだ!!

えっと、確かここに…有った!

 

「ほら…あ!」

 

ジュンコって言う明日香さんの取巻きにラブレターを取られて明日香さんがラブレターを見る

すると、どうしてか明日香さんの顔が険しくなってきた、どうしたんだろう?

 

「私、こんな汚い字書かないわ!」

 

「オシリス・レッドの殿方はそんな事すらわからないんですね」

 

え、明日香さんが出したんじゃないの?

 

「ええ?じゃあいったい誰が?」

 

「あら?これ宛名が遊城十代になっているわ」

 

「ええ!?う、嘘お!!」

 

アニキ宛!?

僕は内容を見せられて改めて確認してみる

してみると・・・

 

「ほ、ほんとだ…」

 

「偽のラブレターに釣られてのこのこやって来るなんて…」

 

「おまけに間違いだし…」

 

ホントだよ、僕何やってたんだよ

明日香さんからのラブレターに舞い上がっちゃって、僕のところなんかに来るわけないのに…

おまけにアニキ宛だったし…

 

「落ち込みそう…」

 

「自業自得よ」

 

「ねえ」

 

「このことは学校側に報告しましょう!」

 

「お風呂を除くなんて破廉恥極まりないわ!」

 

「だから覗いてないって!」

 

「皆さん?おそろいで何の騒ぎ?」

 

え?鮎川先生!?

そんなことを僕が思っていたら急に明日香さんとその取巻きの二人に頭を押さえられ杖に座られたんだ

 

「何かあったの?」

 

重い!頭の上がひたすら重い!

 

「お、重い」

 

「失礼ね」

 

「おとなしくなさい」

 

明日香さんの取巻きの二人に小声で言われて僕は黙る

 

「いえ、何でもありませんわ

お騒がせしてすいません」

 

「そう、じゃあ皆さん

早くお部屋に戻っておやすみなさい」

 

「明日香さん」

 

「私にちょっと考えがあるの

誰かが遊城十代を呼び出すために私の名をかたって呼び出そうとしたのね

私、遊城十代と石崎遊輝とはいずれ一戦交えなければと思っていたのよ

だから、今回のことを利用して…」

 

アニキ、遊輝君

迷惑かけてしまうかもっす

 

Sideout

 

Side遊輝

 

俺と十代は現在、女子寮に向かっている

理由は数分前…

 

【丸藤翔を預かっている

返してほしく場女子寮まで来られたし】

 

と言うビデオメールが来たからだ

原作通りと言うことは分かっているがどうしてあの手紙でだまされたんだ?

あんなの素人でも偽物だってわかるだろ

字は俺並みに汚いし文章は単調過ぎるし

大体、明日香ならラブレターなんて使わずにズバッて言う気がするんだけどな

特に字は分かりやすい!なぜあれで気付かない!!

俺は学校一事が汚いことで前世で有名だったけどあれはそれ以上に酷いぞ!!!

これが噂に聞く恋は盲目と言う奴なのか?

 

そんなどうでもいいことを考えながらボートで女子寮に行くとそこには

縛られた翔、明日香、取巻き1・2がいた

 

「アニキ〜」

 

「翔、これはどういう事なんだよ?」

 

「俺には痴漢が捕まってるように見えるが…」

 

「僕は痴漢なんてしてないっす!」

 

「嘘言わないの!こいつがね、女子寮のお風呂を覗いたのよ!!」

 

本当に覗いたのか?

原作でもあれは除いたか覗いてないか、かなり微妙な位置にいたし…

 

「翔、お前がそんな奴だったとは…

良いからゲロっちまえ、楽になるぞ?」

 

「ゲロっちまえって僕がやったこと前提っすか!僕は覗いてないっす!!

それに何で疑問形なんすか!?」

 

「まあ、日本では疑わしきは罰せずと言われるし

刑事訴訟法第三百代三十六条で犯罪の証明がないときは判決で無罪の言渡をしなければならないと定められているし

何より、友達だから弁護士を夢見ている俺はお前のことを信じてやるが…

それでもな、火がないところに煙は立たないんだよ!

明日香、およびそこの二人に現状の説明を要求する!!」

 

それから説明を聞いたが原作とほぼ同じだった

曰く、翔が女子寮裏にいたと

曰く、覗きとして捕まえられたと

曰く、ラブレターを証拠として明日香たちに見せたがそれが偽物だったと

そして、この話をした後に…

 

「ねえあなた達、私とデュエルしない?

もしも貴方たちが二人とも私に勝ったら風呂場覗きの件は大目に見てあげるわ」

 

「だから覗いてないって言ってるのに!」

 

「なんだかよく分からないけどまあいいや!そのデュエル受けて立つぜ!!

俺から先に行かせてもらうぜ」

 

【(なんか大変そうですね…

まあ、とりあえず私はデュエルのデータを収集したいと思います

遊城 十代氏のデッキはマスターが一緒になって改造したので原作とは違う展開になると思われますし)】

 

「(データ収集頼むぞダイヤ)」

 

とりあえず媒体として映像・音声を残してあるノートパソコンはスキマ擬きに入れてあるし暗器に見せかけて後で出すか

 

それから俺等レッド生と、明日香たちブルー生に別れ舟を漕ぎ湖の中央に向かった

そして十代と明日香のデュエルが始まる

 

「なんだかおもしろいことになってきたの〜ね」

 

この声は!?聴覚を強化しといて正解だったな

だが、今の俺では捕まえられないな

どうしてくれようか?まあいい、今回は放っておいてやろう

 

「行くわよ!」

 

「おう、来い!」

 

「「デュエル!!」」

 

「私のターン、ドロー!

エトワール・サイバー召喚!!」

 

グルグルと回りながら痴女が現れる

赤と青っぽい色の二色の姿をしているな、どう見ても痴女な格好だ

タッグフォースの委員長こと原 麗華が見たら破廉恥な!とか突っ込みそうな見た目なんだけどなあ

 

「さらにリバースカードを一枚伏せターンエンドよ!」

 

「次は俺のターンだ!ドロー!!

早速出番だぜ!E・HERO(エレメンタルヒーロー)エアーマン召喚!!

エアーマンの第2の効果を発動するぜ!

エアーマンの召喚・特殊召喚に成功した時デッキからHEROと名のついたモンスター1体を手札に加える

俺はデッキからクレイマンを手札に加える

エアーマンでエトワール・サイバーに攻撃!エアー・サイクロン!!」

 

ちょっと猪突猛進過ぎるだろ

原作でも思ったがトラップを警戒しろ、トラップを!

対策方法がなかったなら正解かもしれんがな

トラップを早く除去する事に悪いことはないからな

 

「リバースカードオープン!ドゥーブルバッセ発動!!」

 

エアーマンがエトワール・サイバーに向けて放った風の刃が逸れて明日香に向かっていった

そしてそれが明日香に直接当たる

 

4000−1800=2200

 

「何!?」

 

「ドゥーブルバッセは相手の攻撃をプレイヤーへのダイレクトアタックに切り替える

そして、攻撃対象になったモンスターは相手にダイレクトアタックが出来る!

エトワール・サイバーの特殊効果

ダイレクトアタックの時、攻撃力が600ポイントアップ!」

 

エトワール・サイバーがグルグル回りながら十代に近づいて回し蹴りを十代に決める

痛そうだなあ

 

4000−1800=2200

 

「アニキ…」

 

「十代、トラップに気をつけろよ!

いくら何でも猪突猛進過ぎるだろ!馬鹿か!対処くらいしろよ!!

一応、翔の未来と人生と運命がかかってるんだからな!!」

 

「一応って何っすか!?一応って!」

 

「そうだったぜ

だけど、トラップ対処できなかったんだししょうがねえだろ

カードを伏せてターンエンドだぜ」

 

「私のターン、ドロー!

ブレード・スケーター召喚!」

 

今度は藍色と青っぽい色をした腕から刃物が出た痴女が出る

動きはフィギュアスケートにどこか似ている気もするな

 

「そしてマジックカード 融合!

エトワール・サイバーとブレード・スケーターを融合しサイバー・ブレイダーを召喚する!」

 

エトワール・サイバーとブレード・スケーターがフィギュアスケートのような動きで水面を滑走し移動する

そして二人の痴女が竜巻に包まれその竜巻が消えるとそこからサイバー・ブレイダーが現れる

 

「行くわよ!サイバー・ブレイダーでエアーマンに攻撃!!」

 

グルグル回りながら回転蹴りをしている

なんて器用なんだ!おかしいだろ!?

どうして回転蹴りの決まってる部分だけ残像が残る回転ができるんだ!

 

2200−(2100−1800)=1900

 

「っく!エアーマン!!

だけどここでトラップを発動するぜ!ヒーローシグナル!!

このカードは俺のモンスターが戦闘で破壊され墓地に送られたとき発動できる

自分の手札かデッキからE・HERO(エレメンタルヒーロー)と名のついたモンスターを特殊召喚する

デッキから2体目のエアーマンを特殊召喚するぜ!

さらに2体目のエアーマンの効果で3体目のエアーマンを手札に加える!」

 

よし、次への布石は確かに十代は打てた

問題は次の明日香の行動か

行動次第で俺だったら使う効果を変えるしな

 

「負けるなアニキ!頑張って!!」

 

おい、今それ言うと・・

 

「あんた、良い度胸してるじゃない!」

 

「裸で湖を泳いでみます?」

 

「セクハラだ!」

 

「何言ってんのよ!覗き男にそんなこと言う資格ないわよ!」

 

「推定無罪の原則というものが日本にはある!

確実な証拠がないのに適当なこと言うな!偶々居合わせただけだろ!!

十代、気にしないでデュエルを進めてくれ!」

 

「おう、まだまだこんなもんじゃねえぜ!

俺のターン、ドロー!

フィールド魔法 フュージョン・ゲート発動!

こいつは融合カードなしで融合モンスターを召喚できるんだ!

バーストレディとクレイマンを融合してランパードガンナーを召喚!

そして装備魔法 フュージョン・ウェポンをランパードガンナーに装備するぜ

更にエアーマンを攻撃表示で召喚!

デッキからクレイマンを手札に加えるぜ!

手札のクレイマンとエアーマンを融合しE・HERO(エレメンタルヒーロー)Great(グレイト)TORNADO(トルネード)を召喚!」

 

おいおい、フュージョン・ゲートをドローした瞬間のこの展開の速さはなんだ!?

おかしいだろ!いや、属性ヒーロー渡した俺が悪いか

 

「なに?この展開力」

 

「まだだぜ!Great(グレイト)TORNADO(トルネード)の効果発動!

こいつが融合召喚に成功した時、相手の全てのモンスターの攻撃力・守備力を半分にするんだぜ!

行け、Great(グレイト)TORNADO(トルネード)!タウン・バースト!!」

 

「なんですって!だけど無駄よ!

パ・ド・カトル、サイバー・ブレイダーの特殊効果、相手のモンスターが3体の時

相手の魔法・トラップ・モンスターの効果を受けないのよ!」

 

「それでもこのターンで止めだぜ!

フュージョン・ウェポンを装備したランパードガンナーでサイバー・ブレイダーに攻撃!

フュージョン・ランパード・ショット!」

 

2200−(3500−2100)=800

 

「これで止めだ!

エアーマンとGreat(グレイト)TORNADO(トルネード)で攻撃!

エアー・サイクロン!スーパーセル!!」

 

800−1800−2800=−3800

 

「キャアアアアアアアアア!!」

 

「あ、明日香さん!」

 

「大丈夫でございますか?」

 

次は俺の番か

だけど、このデュエルが終わった後にあれを渡さないとな、あれをな!

あの証拠を見せたらどんな反応するんだか

 

「次は俺だ!行くぞ痴女使い、明日香!!」

 

「誰が痴女使いよ!今度は私が勝つわ!!」

 

「「デュエル!!」」

 

Sideout

 

 

最後はものすごいチートドローを見せ勝利した十代

続く遊輝が使用したデッキは…

 

さて次回は 石崎 遊輝 VS 天上院 明日香

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前回の続きです
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コメント
まあまあ人間ですから不完全なところは誰にもありますよ(グランド)
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