瑠川さらへ
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瑠川さらさんへ、

 

はじめまして、と言うのはちょっと違うかな。

 

最初にあなたと出会ったのは学校初日の朝。

 

あなたは多分わたしのことを知らない。 だって、偶然で通学路にあなたと会っただけから。

 

そのときのあなたは、すごく不安な顔をして、何が悩んでるみたいにゆっくり学校へ向かった。

 

そんな表情を見ると、誰でも気になるでしょう。

 

そのとき見たあなたは、僕の心に心配として残りました。

 

あの子、大丈夫なのかな、とか。

 

周りから聞くと、あなたは隣のクラスの飛び級学生と知った。

 

休み時間に、ちょっと様子を見るかなと、クラスを覗いて見た。

 

あなたの姿を見つけて、そこにあったあなたはクラスメートと楽しそうに話をしていた。

 

そんなとき見た笑顔は、今になっても、忘れない。

 

初日あなたと会ったように、あなたはわたしの心の奥に残っていた。

 

けど、あなたを思うと、最初の心配では無く、別の感情が心からあふれてる。

 

恋なのかとかは知らないけど、けして嫌な感情ではない。

 

もっとあなたのことを知りたい。もっとあなたのことを見たい。

 

瑠川さらさん、

 

あなたのことが好きです。

 

付き合ってくれとか、恋人になって欲しいとか、そんな願いは無い。

 

ただ、この気持ちを、あなたに伝えたい。

 

あなたはいつでも幸せにいられるように。

 

説明
瑠川さらさんへの手紙。
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