死にたがりの第六十八話 やっつけで書いた、だが後悔はしていない
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あらすじ

 

はやてが魔改造されるようです

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「うわぁ……ウチ、飛んでる……」

 

 

目の前に見えている光景は、とても綺麗で。

下を向けば、皆が小さく見えていた……。

これが魔法……何やね……。

 

 

「どうだ?自分の力で空を飛ぶ感じは」

 

 

いつの間にか、隣に翼をはやしたアンクさんが隣に居た。

 

 

「……とても、気持ちいいです」

 

 

「……そうか……だが、覚えとけ。魔法は確かに便利な力だ、だが。自分の身を滅ぼす物でもある、それを覚えとけ。過ぎた力は、お前を殺すぞ」

 

 

アンクさんの顔はいつもの表情から、より一層真面目な顔になっていた。

 

 

「わ、分かりました……肝に銘じときます……」

 

 

「なら良いんだ。それじゃ、少し休憩だ。降りろ」

 

 

「はい」

 

 

ウチはアンクさんが言った通りに地面に降りる。

……少し、疲れたかも……。

 

 

「疲れたか?」

 

 

「あ……はい……少しだけ」

 

 

「歩けるようになったまだ日が浅い、今日はこの辺で終わりだ」

 

 

「まだ出来ます!やらせてください!」

 

 

「馬鹿か、あんましやり過ぎても体を痛めるだけだ。今日はもう終わりだ」

 

 

「でも!」

 

 

「でもじゃねぇ……良いから。今日は終わりだ」

 

 

まだ、出来るのに……。

ウチはしぶしぶ、アンクさんの指示に従った。

 

 

「お疲れ様、はやてちゃん」

 

 

「あ、アニス君。ありがとう」

 

 

後ろを向くと、そこにはアニス君が居た。

暑いのか、うっすらと汗が半袖ににじんでいて、少し透けていた。

……食べてもええかな?

 

 

「アニス君、半袖透けとるよ?」

 

 

「ん?うわぁ、ホントだ……」

 

 

「可愛ぇなぁ……揉んでもえぇか?」

 

 

「駄目!絶対駄目!」

 

 

「そんな胸隠してまで嫌がらんでも……」

 

 

「だって、はやてちゃんが揉むと、赤くなるんだもん……」

 

 

「ん〜、やっぱ大きくならへんか」

 

 

「なってたまるか!」

 

 

「あはは!冗談や冗談」

 

 

ホントに、弄ったらおもろいなぁ……。

やっぱ大好きやで、アニス君。

 

 

「所で、もう良いの?」

 

 

「うん、今日はもう終わりやて。まだ出来るのに……」

 

 

「まぁ、アンクも昔色々とあったからね。そう言うのに厳しんだよ」

 

 

「……何かやらかしたん?」

 

 

「ん〜、まぁ……俺の前のパートナーがちょっとね」

 

 

アニス君はバツが悪そうに話す……。

これ以上の詮索は駄目やね。

 

 

「それじゃ、遊ぼうか?この前は、はやてちゃん泳げなかったし」

 

 

「そやね!それじゃ、またあのスク水貸してくれへんか?」

 

 

「あー……ごめん、今魔法使えないから、出せないんだ」

 

 

「そっか〜。せやったら、このまま入るしかないな」

 

 

「幸い、中には着替えもあるから。良いと思うよ?」

 

 

「うん〜……やっぱ、止めといてもええかな?」

 

 

「?どうして?」

 

 

今考えたら、まだそこまで足を器用に動かせへんし。

足つったら溺れてまうし。

 

 

「よく考えたら、歩けるようになったばかりだから、今は無理やね」

 

 

「あっ……そうか〜、ごめんね、何か……」

 

 

「いやいや、アニス君が気にする事なんて何一つ無いよ。それじゃ、ウチは少し休んでるわ」

 

 

「うん、分かったよ〜」

 

 

さて、中に入るとしよう……。

 

 

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〜アニスサイド〜

 

 

はやてちゃんに悪い事しちゃったな……。

まぁ、俺もデリカシーが無いって事だね……。

 

 

「それじゃ……何してようかな……」

 

 

暇だな……ここで一日過ごすとなると、とても暇だ。

仕方ないので、今現在所有してる、魔具のチェックをしよう。

 

 

俺は懐から転移符と転送符を取り出す。

転移符が10枚、転送符が5枚……。

 

 

魔法使える様になったら作らないとね……。

結構使い勝手が良いから、すぐに頼っちゃんだよね。

 

 

「……う〜む……どうしたものかな……」

 

 

まぁ、蒐集は俺がやる事じゃなくなったわけだけども……。

それでも何かしたいんだよね……。

 

 

「はぁ……雨の日のロイ・マスタング並みに無能だな俺」

 

 

雨の日は無能なんですから……。

マジか……死んだ方が良いな俺……。

 

 

「あ〜……魔法使いて〜」

 

 

え?もう何回も使ってるじゃねぇか?

……ですよねー……でも斬魄刀出してないし……。

あー、氷輪丸で無双してぇ……。

 

 

卍解も何もしてねぇよ、もう何か月も……。

あー……斬魄刀使いてぇ……。

 

 

「……つか暑い……」

 

 

じりじりと照りつける太陽……。

暑いなぁ……。

 

 

「……俺も中入ろ……」

 

 

人形どもは熱さ関係なしに遊んでやがる……。

くそ、それが若さか……(※違います)

 

 

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〜キング・クリムゾン!〜

 

 

……久々にキング・クリムゾンが発動したね……。

作者仕事してんな……。

 

 

(いやぁ、それほどでも)

 

 

……でしゃばんな。

 

 

何やかんやで、もう夜になりました。

各自部屋に入って寝る準備をしています。

俺は自分の部屋を使っています。

 

 

「それにしても……何だかな〜」

 

 

お風呂入ってたらヴィータが侵入してきて、てんやわんやだったよ。

あれだね、ヴィータ可愛い、マジ可愛い……。

それだけなんです。

 

 

「はぁ……何か……疲れた……寝よ……」

 

 

そんな感じで眠りについたんだけど……。

少し経ってから、違和感に気づき、目が覚める……。

 

 

「ん〜……何だ……この重み……両腕が……重い……」

 

 

俺は両サイドを見る……。

そこには、俺に抱き着いて眠るはやてとヴィータが……。

あれ……この二人、部屋一緒だったよね……。

 

 

首謀ははやてか……ちくしょう……眠れなくなった……。

 

 

「……はぁ……どうしてこうなったし……」

 

 

俺は少しだけため息をつくと、目を瞑る。

……うん、やっぱ眠れない……。

 

 

結局、俺はそのまま朝まで眠れなくて。

起きた時には既に皆戻準備をしていた。

 

 

畜生……。

説明
応援コメント、感想などちゃんと目を通しています!
ただどう返していいか分からないので放置気味なのは確かです……すいません……
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