転生物語 第1章 遊戯王GX編 第1部 セブンスターズ×■■■■■編 第14話
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第14話 薩摩示現流 VS前田 熊蔵

Side十代

 

「ふぅ、いい風

此処、俺だけのお気に入りの場所」

 

本当にいい風だなあ、昼寝するには本当にいい場所だ

今日もゆっくり休もう

 

「確かにいい風だよな」

 

此処は俺だけのお気に入りの場所のはずなんだけど…

 

「って遊輝!?どうしてここが分かったんだ?

俺だけのお気に入りの場所なのに?」

 

「十代が此処でサボっているのはいつもの事だろ?みんな知ってるぞ

今はそれよりちょっち厄介なことが起きてるんだよ」

 

ちょっちってなんだ?ちょっちって

ヱヴァンゲリヲンのあれか?だとしたら少し厄介なことって言いたいのか?

 

「ちょっち厄介なことってなんだよ?何があったんだ?」

 

「隼人が退学になっちまうかもしれないんだとよ」

 

そうか、隼人が退学になるのか、そうかそうか退学か………って退学!?

 

「どこがちょっちだよ!隼人が退学だって!?」

 

「そうなんだよ、詳しいことはついてくれば分かるから来い!」

 

「おい待てよ!隼人が退学ってどういうことだ!?」

 

遊輝が言いたいことだけ言って行こうとするのを俺は焦って追いかける

隼人が退学っていったいどういう事なんだ!?

隼人のやつ何も悪いことしてねえだろ!

俺がそんなことを思いながら遊輝を追いかけていくとレッド寮についた

レッド寮に何があるんだ?

そんなことを思っていると遊輝は人だかりのできてる寮長室の前に近づく

俺もその後を追て近づくと中で筋肉質でコアラみたいな鼻をしているおっさんが大徳寺先生と話していた

 

「がはははははは!」

 

しかも馬鹿笑いをしている、豪快な感じの笑いでもあるけど…

それにしても…

 

「誰だ?あのおっさん」

 

「隼人君のお父さんだよ」

 

「ええ?と言うか翔いたのか?」

 

「調度来たところだよアニキ

隼人君のお父さんは実家に隼人君を連れ戻しに来たんだ」

 

「そういうことだ

全く親だから子供を自由に出来ると思ったら大間違いだっちゅうのに!

とある唐変木の知り合いの受け売りなんだがな

親がいるから子供は出来る、だからって子供の人生を親が決めていいわけじゃない

まさにその通りだと思わねえか?」

 

「確かにそう思うぜ」

 

と言うかそれってISのワンサマーじゃねえか?

まあ今はとりあえず話を聞いてみるか

詳しいことを聞きたいし

 

「隼人のやつはオシリス・レッドにいるだけでも嘆かわしいのに

更に落第して留年しとるっちゅう

これ以上ないほど情けない男でごわす!」

 

何だよそれ?まるで俺たちがダメ人間みたいな言いぐさじゃねえか!?

オシリス・レッドにだって良い奴はいっぱいいる!!

 

「ふざけやがって!!馬鹿だから悪いって言いてえのか?

確かにオシリス・レッドは成績悪い奴ばっかかもしれんがいい奴ばっかなんだよ!」

 

声は抑えてるけど遊輝も切れてる

とりあえず続きを聞こう

 

「それはまあ…なんと言いますか……

はっはっはっはっは…」

 

「ならばここは潔くデュエリストに見切りをつけ

家業の造り酒屋の後を継ぐのもまた男の道!!

違いますか先生?」

 

「ああはい……確か薩摩焼酎でしたニャ?」

 

「よかったらどうぞ!」

 

「ああ、いやいやいや!こういうのは困りますにゃ」

 

大徳寺先生にお酒を渡す隼人の親父さん

それって賄賂になるんじゃねえか?受け取ってないから良いけど

それにしてもどこにあのお酒置いてたんだ?

遊輝みたいに暗器ってやつか?

 

「と言う訳で先生、本日今日限りで隼人を国に連れて帰るでごわす」

 

国って…どちらかっていうと郷じゃねえか?それ

んなことよりも本人の意思はいったいどうなんだ?

 

「どうしようアニキ?」

 

「そんなの決まってるだろ、なあ十代」

 

「ああ、隼人の気持ちを確かめるに決まってるじゃんか」

 

俺たちはすぐに隼人のもとに向かった

そうして俺たちの部屋、つまりは隼人のとこに行って呼びかけた

 

「隼人!お前本当に学校やめるのか?」

 

「ああ」

 

「ああって…」

 

「そういう訳だから、短い間だったけど元気でな」

 

「そう簡単にデュエリストの夢諦めちまっていいのかよ!!」

 

「そうだ!夢を捨てて良い未来なんて手に入らねえぞ!」

 

俺が隼人の肩をつかむ

すると隼人がこっちを振り向いた、その隼人は…

 

「隼人…」

 

「泣いてるの?」

 

「お前だって諦めきれてねえじゃねえか」

 

「俺、正直今まで真剣にデュエリストになりたいって思ってなかったんだなあ

ぐぅぐぐ………なあ、なれたらいっかー位な感じでね

でも!今は違うんだなあ

俺初めて本気で頑張ってみようと思ったところだったんだなあ」

 

「それ親父さんに言ったのか?」

 

「十代の言うとおりだ、その覚悟をおやじさんにぶつけたのか?」

 

そんだけの覚悟があるなら普通なら認めるだろ!

その覚悟を言ったのか!行ってあの反応なのか!

 

「言えるわけないよう!

家の父ちゃんとっても怖いんだあ!」

 

だったならその気持ちをぶつければ!

 

「来い!」

 

それから俺たちは隼人を連れて校長室に向かった

そこで俺と隼人に翔、それに遊輝と校長先生、大徳寺先生、隼人の親父さんの7人で集まった

そして隼人の覚悟を俺は言って説得したんだ

 

「…そういう事ですので隼人の退学は思いとどまってもらえませんか?」

 

「そういうことです」

 

遊輝も相槌を打つ

この覚悟を聞いて退学を止めてくれないなら……

いや!この覚悟を聞いたならきっと止めてくれるはずだ!!

 

「お前等、一体何者でごわす?」

 

「俺は隼人と同室のもので遊城十代と言います」

 

「ぼ、僕は丸藤翔です」

 

「石崎遊輝、俺は、いや俺たちは隼人の友達(ダチ)だ!」

 

ああ、そうだ!俺たちは隼人の友達だ!

 

「遊城君、君たちの気持ちはわかります

これは前田さんの家族の問題です、部外者が口を挟むのは…」

 

「よか!ただし条件がある」

 

「条件?」

 

「おいとデュエルをしろ、隼人!」

 

「え?」

 

「もしお前がおいに勝ったらこの話はなかったことにしよう

だがもし、おいが勝ったら今すぐおいと国に帰るんだ

どうだ?受けるか?」

 

「受ける!」

 

「では、デュエルは明朝8時

そういうことでよろしいか?校長さん」

 

「まさにデュエル・アカデミアに相応しい良き解決法だと思います」

 

それから俺たちは寮に戻って行った

まずは隼人のデッキを見ないといけないしな

あっさりOKしたと思ったら相手が薩摩示現流の使い手として活躍した一流のデュエリストらしい

そういう事なら力になって見せるぜ、と思い俺たちは寮でそれぞれのカードを持ってデッキを改造したんだ

コアラデッキからオーストラリアデッキへ

隼人のデッキを親父さんに勝つためにみんなで力を貸して強化したんだ

 

そして次の日

学校内の道場?でデュエルをすることになった

 

「ではこのデュエル、僭越ながら私、大徳寺が立会人を務めさせて貰うにゃ

前田熊蔵さん、もしこのデュエルに負けたら隼人君がこの学校に残ることを許していただけますかにゃ?」

 

「よか!男に二言はないでごわす!」

 

「うん、隼人君、もしこのデュエルに負けたら居酒屋の造り酒屋を継ぐこと、いいかニャ?」

 

「俺は構わないんだなあ!」

 

「ううん、よろしい!では悔いのないように思う存分戦うんだニャア」

 

「デュエル!」

 

「いざ、デュエル!!」

 

それからデュエルは始まった

最初に隼人はミスを繰り返したが後半になって優勢になった

一時は優勢になったんだ、だけど…

 

「隼人よ!おいをここまで追い詰めたのは褒めてやろう!

だがこのデュエル、お前の負けだ!!」

 

「は、はったりは止すんだなあ!

俺には攻撃力4200のマスター・オブ・OZがいるんだどお!」

 

「もう忘れたか?おいには永続魔法 ちゃぶ台返しがあることを

攻撃力が4000だろうが5000だろうがそんなもんちゃぶ台と一緒にひっくり返してやるわ!」

 

「そいでその後どうするつもりだ?

俺だって知っちょるぞ、父ちゃんの息子やってね

ちゃぶ台返しのデミリットを!」

 

「え?ちゃぶ台返しのデミリット?」

 

なんだ?ちゃぶ台返しのデミリットって

 

「ちゃぶ台返しの効果を使用した後にモンスターを召喚する事が出来ない!

ちゃぶ台返しでモンスターを召喚できないままターンを終われば

次の俺のターン、父ちゃんのフィールドはがら空きなんだなあ!

このデュエル、俺の勝ちだあ!」

 

「なかなかいい読みだ!ちゃぶ台返しの効果をそこまで把握していたとは…

父ちゃんちょっと感心しちゃったぞ

おいのターン、ドロー!

まだまだ!おいを乗り越えるのは100万年早いわ!!お銚子二本!!」

 

お銚子一本が2枚だからお銚子二本?

 

「っく!隼人の負けか!

お銚子一本で500ダメージ、2本で1000ダメージ

隼人の残りライフも調度1000!っち!!あと少しだったのに」

 

そんな隼人が…

 

「永続魔法 ちゃぶ台返し!てえや!!」

 

「う、うう!」

 

「お銚子二本が破壊され墓地に送られたため相手プレイヤーに合計1000ポイントのダメージ!!」

 

「う、うわあ!」

 

1000−1000=0

 

「隼人君が負けちゃった!」

 

「隼人!!」

 

「あ、うう」

 

俺たちが落ち込みの中時間が経ち部屋に戻ると荷造りをしている隼人がいた

くっそ!あとちょっとで勝てたのに…

 

「本当に行っちゃうの?」

 

「約束だから仕方ないんだあ」

 

「ああ、そうだけど…」

 

「向こうに行っても元気でやれよ!手紙送るからな!!」

 

「お前たちもな、俺も手紙送るよ」

 

「じゃあ、そろそろ行かないと

父ちゃんが橋の袂で待ってるんだなあ!」

 

「橋まで送ってくよ!」

 

そして俺たちは橋に向かった

すると大徳寺先生が待ってて一人で帰ったと聞いたんだ

今回はお前の友達に免じて許してやる、友達は大切にするべしって手紙残して

 

「よかったな隼人!これからも隼人と一緒に居られるんだぜ!!

最高だな翔!遊輝!!…………ってあれ遊輝どこ行った?」

 

「ほんとだ遊輝君どこ行ったんすかね?」

 

本当に遊輝は何処に行ったんだ?

さっきのデュエルが終わって寮に戻るまではいたのに…

 

Sideout

 

Side遊輝

 

隼人と熊蔵さんのデュエルが終わった後、俺は港に来ていた

何故ならあの眼を見たからだ

あの眼はどう見ても隼人を残すと言っていた

ならば隼人を置いて此処に来るはず

 

「隼人はいい友達を持ったでごわす

あれなら隼人の心配も必要ない、安心でごわす」

 

やっぱり来たか

 

「やっぱりな、デュエルの前にあんたの眼を見た時からそうすると思っていたよ

薩摩示現流の前田熊蔵さん」

 

「お前は!?隼人の友達の…」

 

「ああ、石崎遊輝だ

デュエルの前ではなく昨日の晩覗いていたときだったな」

 

「ッ!?気付いていたでごわすか

一目見た時から気になっていたがお主なにものでごわす?

おいの隠行を見破るとはただ者でないでごわすな」

 

「真正ベルカ古武術覇王流(カイザーアーツ)・聖王流(セイクリッドアーツ)

及び織斑家伝統格闘武術四季流、永全不動八門一派・御神真刀流小太刀二刀術免許皆伝

それが俺の肩書だ」

 

真正ベルカ古武術覇王流(カイザーアーツ)・聖王流(セイクリッドアーツ)の免許皆伝はダイヤにもらった

織斑家伝統格闘武術四季流の免許皆伝は織斑千冬

永全不動八門一派・御神真刀流小太刀二刀術の免許皆伝は態々御神宗家が爆弾テロに合う時代まで行って宗家から直々に修行をつけてもらった

どれもかなりきつかったなあ

 

「御神流だと!?宗家はもう滅びたはずでごわす!

お前の歳で何故御神流を!?」

 

成程、裏を知るものか

確かにこの世界でも御神流は存在していたからな

 

「それは企業秘密だ

そこで挑戦をさせてもらおう

薩摩示現流の技、俺とさしで勝負して勝ったら教えてもらおう」

 

「良いでごわす!

薩摩示現流師範代 前田熊蔵、行くでごわす!!」

 

「混合武術我流 石崎遊輝、参る」

 

俺たちは互いに得物を持つ、勿論木刀だが

そして一歩俺が踏み出した瞬間、俺の視界は色を失う

これは御神流奥義乃歩法 『神速』

だが俺の場合は二重神速だ、御神流奥義之歩法 『神速』支配の領域がその名前

達人レベルでも分からない速さ

俺はその速さで後ろに回り込み切りかかる

 

「んな!?」

 

「その歳で神速を使えるでごわすか

やるでごわすな、だがその程度、前に戦った御神流の剣士は余裕で越えてたぞ!!」

 

マジかよ!?と思いながらも俺たちの戦いは続いて行った

 

そして数十分後勝負は拮抗していた

 

 

「このままでは決着がつかん、デュエルで決着をつけるのはどうでごわすか?」

 

「確かに、その提案受けよう

デュエルだ!さっきの隼人戦とは違い本気で来い!!」

 

「ほう、気付いてたでごわすか

いいだろう、本気で行かせてもらうでごわす!!」

 

「デュエル!!」「いざデュエル!!」

 

「俺のターンからいかせてもらうぞ!ドロー!」

 

ふうん、この手札だったら手始めにこう行かせてもらおうか

まあ、簡単に突破してくれよ?

 

「切り込み隊長を召喚!

更に切り込み隊長の召喚に成功したので手札のレベル4以下のモンスター、切り込み隊長を特殊召喚!!

カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

切り込みロックは簡単に崩されるけどまずはこう行かせてもらうぜ

さあ、まずはどう出るんだ?

 

「おいのターン、ドロー!

酔いどれエンジェルを召喚!」

 

酔っ払いキターーーーーーーーー!!!

攻撃受けて隼人は臭がってたけどどういう事なんだ?

 

「更に永続魔法!お銚子二本!!」

 

お銚子一本が2枚だからお銚子二本か

まさかとは思うけどちゃぶ台返しか?また

 

『お!お銚子が出てきたな!!兄ちゃんもどうだい!!』

 

え、ええええええええええ!?

未成年に酒進めるな、この酔っぱらいの精霊が!!

 

『黙れ!我のマスターに酒など進めるな!!』

 

『クリクリー!!』

 

『そうね、遊輝に酒なんか進めないでくれない!』

 

ライネス、白ハネ、ラズ……

俺の代わりに言ってくれてありがとう!

 

『なんだよお、おもしろくねえなあ、ヒック』

 

「そして永続魔法!ちゃあぶ台返し!!てえや!!」

 

ちゃぶ台が出てきてそれをひっくり返す熊蔵さん

あのさあ、それってソリッドビジョンだよな?

どうして手でひっくり返せるんだ?

まあいいや、飛ばされて戻ってきた酔いどれ天使はあからさまにがっかりしてるけど

 

「ちゃぶ台返しは己のフィールド上の他のカードを全て破壊しそのカードの枚数分だけ相手のカードを破壊してしまう!そして…「酔いどれエンジェルはこの効果で破壊されない」

その通りだ!

更にお銚子二本が破壊されたことにより合計1000ポイントのダメージだ!!」

 

4000−1000=3000

 

く、くっさあーー!!

 

「うう、気持ちわる!」

 

『なんだよ!またお銚子なくなってるじゃないの!!

これじゃあ生き殺しだ!』

 

お前のその反応も何とかなんないのか!!

 

「酔いどれエンジェルでダイレクトアタック!

ボトルアロー!!」

 

「そうはさせない!

トラップ発動!ガード・ブロック!!

この効果によりダメージを0にしデッキから1枚ドロー!」

 

「防いだか!俺はターン終了だ!」

 

「俺のターン、ドロー!

ゴブリンドバーグを召喚!その効果により手札からタスケナイトを特殊召喚!!

二重召喚を発動!

ゴブリンドバーグとタスケナイトを生け贄にギルフォード・ザ・レジェンドを召喚!

ギルフォード・ザ・レジェンドで酔いどれエンジェルに攻撃!

レジェンド・クラッシュ・ソード!!」

 

ギルフォード・ザ・ライトニングの攻撃名がライトニング・クラッシュ・ソードだからレジェンド・クラッシュ・ソード

単純すぎたかな?

まあそれはともかくとして切り裂かれた酔いどれエンジェルは消え去った

 

4000−(2600−1800)=3200

 

「ぬおおおおおおおお!!」

 

「ターンエンドだ!」

 

「なかなかやるでごわすな!

おいのターン、ドロー!

天使の施しを発動!3枚ドローし2枚捨てる!」

 

顔色が変わった!?来るか!

 

「一撃必殺の薩摩示現流の心得を見せる時が来たようでごわす

死者蘇生を発動!墓地のエルフの剣士を蘇生させる!

更に速攻魔法 地獄の暴走召喚を発動!

このカードは攻撃力1500以下のモンスターの特殊召喚に成功した時発動する事ができる!

特殊召喚したモンスターと同名モンスターをデッキからすべて攻撃表示で特殊召喚する!!

お前もギルフォード・ザ・レジェンドを特殊召喚するでごわす!」

 

「俺のデッキにギルフォード・ザ・レジェンドは1枚だけだ」

 

「そして3体のエルフの剣士を生け贄にギルフォード・ザ・ライトニングを召喚するでごわす!

ギルフォード・ザ・ライトニングの効果を発動するでごわす!

生け贄3体でこのカードを召喚した時相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する!雷落とし!!

そしてギルフォード・ザ・ライトニングでダイレクトアタック!

薩摩示現流奥義壱の太刀『雲耀の太刀』!!」

 

ものすごく速い攻撃をギルフォード・ザ・ライトニングは俺に放つ

目で追えなかったぜ、すげえな

 

3200−2800=400

 

「どうでごわすか、薩摩示現流の技の味は」

 

「この俺が目に見えないほどの速さとは興奮するぜ!

久しぶりに俺の中の戦闘狂の血が燃えてきた!!

行くぜ!俺のターン、ドロー!

強欲な壺を発動!2枚ドロー!!

死者蘇生を発動!墓地のギルフォード・ザ・レジェンドを蘇生!

そして治療の神 ディアン・ケトを発動!!

その効果によりライフを1000ポイント回復する!」

 

400+1000=1400

 

「母ちゃんにそっくりだ」

 

え?ディアン・ケトが母ちゃんにそっくりでどういうこと?

まあ、今はそれより…おれの必殺の一撃を見せてやろう!

 

「そして伝説になりし戦士の魂と1000のライフを生け贄に

デッキから「ティマイオスの眼」「クリティウスの牙」「ヘルモスの爪」をそれぞれ1枚ずつゲームから除外し三騎士のティマイオス、クリティウス、ヘルモスをデッキから特殊召喚!!

まずはティマイオスでライトニングを攻撃!翠竜破魔滅殺斬!!

そしてクリティウスとヘルモスで攻撃!朱竜破魔滅殺斬!!黒竜破魔滅殺斬!!」

 

1400−1000=400

 

3200−5600=−2400

 

「うぐおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

「よし!俺の勝ちだ!!

では薩摩示現流の技を教えてもらいますよ」

 

「分かったでごわす」

 

それから俺は薩摩示現流の奥義について軽く手ほどきを受け寮に戻って行った

そして何をしていたか十代達に何をしていたか聞かれたがはぐらかした

そして喜んで隼人のことを報告してきたので一様初めて知ったかのような反応をし喜びの反応を示した

それにしてももうすぐ制裁デュエル

俺の相手はいったい誰になるんだろうか?

HA☆GAか?ダイナソー竜崎か?バンデッド・キースか?

そんなことを考えていた

だが、俺はこの時まだ知らなかったし思いもしなかった

相手が予想外過ぎる相手でその相手は最強のデュエリストの一人であったということを

 

Sideout

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前田熊蔵襲来事件も終え遂に制裁デュエルの日が来た

そして先にデュエルをするのは十代たち

その十代たちの相手は原作通り…

 

さて次回は 遊城 十代 & 丸藤 翔 VS 迷宮兄弟

 

果てしなくヤバそうなフラグがたちましたが次回、次々回をご期待ください

 

《ちゃぶ台(だい)返(がえ)し》アニメオリジナル

永続魔法

1ターンに1度、このカードを除く自分フィールド上のカードを全て破壊できる。

その後、破壊したカードの枚数分だけ相手フィールド上のカードを破壊する。

この効果を発動した後にモンスターを召喚できない。

 

《酔(よ)いどれエンジェル》アニメオリジナル

効果モンスター

レベル4/光属性/天使族/攻撃力1800/守備力1600

このカードは「ちゃぶ台返し」の効果では破壊されない。

 

《お銚子(ちょうし)一本(いっぽん)》アニメオリジナル

永続魔法

このカードが破壊され墓地へ送られた時、相手に500ポイントのダメージを与える。

 

《ティマイオス》アニメオリジナル

効果モンスター

レベル8/光属性/戦士族/攻撃力2800/守備力1800

このカードは通常召喚できない。

「レジェンド・オブ・ハート」の効果で特殊召喚する。

このカードは表側表示で存在する限り、自分のメインフェイズ時に墓地に存在する

効果モンスターを1体選択してゲームから除外する。

このカードの効果はエンドフェイズ時までゲームから除外した効果モンスターの効果を得る。

 

《クリティウス》アニメオリジナル

効果モンスター

レベル8/光属性/戦士族/攻撃力2800/守備力1800

このカードは通常召喚できない。

「レジェンド・オブ・ハート」の効果で特殊召喚する。

このカードが表側表示で存在する限り、墓地に存在する

通常罠またはカウンター罠のカードを1枚選択してゲームから除外する。

このカードの効果は効果処理終了までゲームから除外した通常罠またはカウンター罠のカードの効果を得る

 

《ヘルモス》アニメオリジナル

効果モンスター

レベル8/光属性/戦士族/攻撃力2800/守備力1800

このカードは通常召喚できない。

「レジェンド・オブ・ハート」の効果で特殊召喚する。

このカードが表側表示で存在する限り、自分のデッキからモンスターカードを3枚ゲームから除外する事で、

このターンのバトルフェイズ中に3回の攻撃を行う事ができる。

 

《レジェンド・オブ・ハート》アニメオリジナル

通常魔法

1000ライフポイントを支払い、自分フィールド上の

戦士族モンスター1体をリリースして発動する。

デッキ・手札・墓地から「ティマイオスの眼」「クリティウスの牙」

「ヘルモスの爪」をそれぞれ1枚ずつゲームから除外する。

その後、デッキまたは手札から「ティマイオス」「クリティウス」

「ヘルモス」をそれぞれ1体ずつ特殊召喚する。

それらのモンスターが特殊召喚に成功した時、相手フィールド上に存在する

「オレイカルコス」と名のつくフィールド魔法カードを全て破壊する。

この効果は「魔法・罠・効果モンスターの効果を受けない」の効果を持つ

「オレイカルコス」と名のつくフィールド魔法カードを与える。

 

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