暴れん坊将軍との出会い
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唯サイド

 

「何ここ?」

「こんな家屋見たことないよ。」

「お、これは鈴のタンクだな。しばらく借りるか・・。見返りが煩いだろうけど使わないといけないかもしれないしな・・。」

 

唯、一夏、セシリア、シャルロットは何が起こったのかわからないまま街を歩く。

唯はタンクを持って歩き、途中でライドベンダー・ベンダーモードを発見。

 

「あ、ライドベンダーだ。」

「こいつもここに来ていたのか。」

「これで移動手段は確保出来たね。」

 

ある程度歩いて気づいたことが一つ。

 

「着物を来てるな。それに車も走ってない。」

「車の代わりに馬で移動している人がいますわね。」

「ねぇ、あっちで騒動が起こってるよ!」

 

一同はその場所へ向かう。

車に乗った現代人と喧嘩している現地人。

現地人の格好を見て確信する。

 

「この時代って・・まさか江戸時代・・!?」

「え・・!?昔の日本・・!?」

 

唯たちは江戸時代に飛ばされた。

外国人であるセシリアとシャルロットは軽く驚いたと同時に不安になった。

この時代の日本はまだ鎖国を実施していたはずと・・。

 

箒サイド

 

塔を目指し歩いていると変わった格好をした女がベルを持って何かを質問していた。

 

「お客様にチャンスタイムです♪こちらの二百万を差し上げます♪ただし、あなたの髪形は一生ちょんまげになりま〜す♪」

「何だあれは?」

「あ!」

 

二百万を受け取った男性の頭がちょんまげになった。

 

「何のためにあんなことを・・?」

「とにかく、タワーに行こう。」

「そうだな。」

 

箒たちはマッシュルームタワーを目指し歩いていく。

 

マッシュルームタワー最上階

 

それを見ている女性、そしてセルメダルがフラスコに貯まっていく。

 

「ははは、やはりこの時代の人間は欲望まみれだな。」

「だからこそあなたが神となり、不能な人間どもを排除せねばならないのです。」

 

二つ目のフラスコもセルメダルも貯まり、また別の場所がひっくり返る。

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唯サイド

 

「やめろって!」

「落ち着いてください!」

 

現代人と江戸時代の人たちの喧騒を止める唯たち。

そこへ鵺が再びやって来た。

 

「何だあれは!?」

「皆さん、逃げてくださいまし!」

「こっちです!」

 

セシリアとシャルロットは近くの人たちを逃がす。

 

「!まだメダルを求めるか!」

「キキキ、欲しいのは・・お前の中のメダルだ!」

 

鵺は唯に襲いかかる。

 

「オラァ!」

「キキ、効かないぞ。」

 

唯は格闘で応戦、しかし効果が薄い。

 

「くぅ、参ったな。ここで紫を使うわけにはいかない・・!」

「どうしよう・・あっ!」

 

一夏の目にタンクが目に入り、中のドライバーとセルメダルを唯に投げ渡す。

 

「唯、これ!」

「・・そうか!」

 

唯はバースドライバーを受け取って巻き付け、セルメダルを上に弾き右でキャッチしてセット、ダイヤルを回す。

 

「変身!」

「私も・・。」

 

唯はバースに変身、一夏もバスターのポットにセルメダルを装填。

 

「っら!」

「キキキ、お前の中のメダルを使わないのか?」

「答える必要はないな!一夏!」

「うん!」

 

バースは一夏の援護射撃で一旦距離を取りセルメダルを取り出してセット、ダイヤルを回す。

 

(ドリルアーム)

 

バースはドリルアームを装備、セルメダルを拾いそれを見ている侍がいた。

 

「これは・・。」

 

バースはドリルアームを駆使して戦うが久しぶりに使うからか動きが少し鈍い。

鵺が火炎を放つ。

バースは後ろを見ると逃げ遅れた人たちがいた。

 

「くっ!うああ!」

「次こそ貰うからな!」

 

前に立って火炎を防ぐが変身が解除、鵺はその場を後にする。

唯は立ち上がると現地人に石を投げつけられる。

 

「お前、さっきの姿は何だ!?」

「見たこともないぞ!」

「化け物か!?」

「・・!?」

 

現地人の言った一言が唯の胸を抉る。

エスカレートしようとしたその時、先程の侍が間に入る。

 

「まあ待て。皆のもの、こやつは悪人ではない。」

「徳さん、何でそう言い切れる?」

「この者は先程の攻撃を避けようと思えば避けられたはず。だが後ろに人がいたからあえて攻撃を受けたのだ。違うか?」

 

徳さんと呼ばれた人物が唯に問いかける。

唯は石を投げつけられて頭から少しだが血を流しながら答えた。

 

「・・その通りだ。信じてくれるかはわからないがな。」

「ということだ。皆のもの、ここは私に免じて許してやってはくれまいか?」

「徳さんがそう言うなら・・。」

 

現地人は引き上げる。

唯は傷口を抑えながら徳さんに礼を言う。

 

「ありがとうございました。俺は織斑唯です。」

「私は徳田新之助。しがない貧乏旗本の三男坊だ。」

「私は唯の姉で織斑一夏と言います。」

「私はセシリア・オルコットと申します。」

「僕はシャルロット・デュノアです。」

 

各々が自己紹介を済ませた所で徳田と別れる。

これが暴れん坊将軍と欲望の王の出会い。

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箒サイド

 

マッシュルームタワー付近に到着。

マッシュルームタワーを覆うように凄まじいエネルギーのバリアが張られている。

 

「あれをどうにかしないと中に入れないか。」

「・・解析が終わった。この部分がバリアの繋ぎ目になってる。ここを高火力の武器で狙い撃てば・・。」

 

簪がパソコンの画面を箒たちに見せる。

×の部分を狙い撃てばバリアは破壊できるという。

 

「私が持っているバースバスターのセルバーストモードなら・・!」

「私は束さんに何かないか聞いてくる。」

 

鈴は学園に戻り、箒はラウラたちと共に狙撃を行う。

 

(セルバースト!)

 

銃口にエネルギーが貯まり腰だめで構える箒。

それをラウラたちが抑える。

 

「ぬうぅ・・!発射!」

 

箒たちは吹っ飛びながらもセルバーストを発射するも大した効果もなかった。

箒は立ち上がり、ポットにセルメダルを装填。

 

「何度でも繰り返すぞ!唯たちを取り戻すために!」

「もちろんだ!嫁を取り戻すぞ!」

「私も頑張る・・!」

 

箒たちは闘志を燃やし、再びバスターを構えて放つ。

 

唯サイド

 

江戸時代は夜を向かえ、唯は貰った干物を借りた七輪で焼いていた。

 

「あちち、焼けたぞ。」

「わあ、美味しそう。」

「自然乾燥だから機械乾燥とは味が違うぞ。」

「ねぇ、唯の分は?」

「・・俺はいい。気にしないで食ってくれ。見回ってくる。」

 

そう言って唯は見回りに出掛ける。

 

「唯・・。」

 

一夏たちは唯のために何ができるかを考えるが何も思い浮かばなかった・・。

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将軍と出会いました。

 

次はプロトバース出るかな?

 

ブラカワニも出したいな。

 

昴はコズミックを手に入れ、姉妹揃って戦ってます!

 

そして落ちる準備が始まりました。

 

感想待ってます!

 

 

説明
唯たち、江戸時代で暴れん坊将軍と出会う。

箒たち、現代でマッシュルームタワーのバリア破壊作業の挑む。
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インフィニット・ストラトス IS 唯、バースに変身 暴れん坊将軍見参! 

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