コクサイの金属モデルガンをベースとしたPPCカスタム。トイガン業界ではマグナム口径でよく製作されるが、基本的に競技でマグナムは撃たないので、実際は.38sp口径の銃が基本。 ベース銃はコクサイのモデルガンでも変り種と言える、競技向けカスタムガンのモデルアップである「スピードコンプ」、S&WのM10をベースとしたプレート系軽量カスタムから、重量系のPPCへ改変。共通仕様であるデホーンドハンマーやセミストレートトリガーはそのまま生かせるので都合がいい。ヨーク部分のベアリングロックもライブで最初から装備。 リブサイトやアンダーウェイトはスモーキー製のガスガン用カスタムキットから流用。(バレルはモデルガンには付かないので、それを使って先回アップしたタナカM19を製作) バレルは厚肉のアルミパイプベースで、スピコン銃身の外周に内径を合わせれば着脱で2種類の銃が再現可能・・・・・という目論見だった。しかし元バレル外周が正確な円になっていない為結局は研削が必要で、コンプ部の仕上げを剥がした為に元に戻せるとは言えない仕様に収まった。 マズル部分はPPCブルバレルによくある同心円状のステップクラウンとして、素材の継ぎ目が目立たないよう作った。グリップはホーグ製の実物カスタムグリップ。 バレルウェイトのエジェクターロッド収納部寸法が合わないので幾分再切削しているが、金属地色がきれいだったので、染める予定だったがそのままにした。 |