現象起こしの転生者 第五話 人を虫扱いしちゃ怒るぞ?
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SIDE零

 

「そこで見てろよ」

 

「なんでですか?」

 

「戦闘になるかもしれないから」

 

「わかりましたけど・・・・・・・・・できるだけ避けてくださいね」

 

「わかったよ約束する、行ってくる」

 

―――――――――――――――――――――――――

 

「グルルルルル!」

 

「おーうどうどう、もっと落ち着けよ」

 

人が目の前に来ただけで唸るってどうよ?

酷くね?動物と話せるスキルとかないかな〜

・・・・・・あ

 

「規則制限、俺はこの犬のと意思疎通する」

 

こう使えばいいんだ!

いや〜気づかなかったよ。なんで今気づいたんだろうね?

不思議〜

 

!注意!『』内のセリフは犬の言葉ですby作者

 

「どうどう、怒んなよ」

 

『黙れ!わが縄張りを荒らすな!!』

 

「荒らすつもりねーし」

 

『そもそもお前らがいることすらも不愉快なのだ!』

 

いやいやそれひどいっしょ?

存在すんな的に言われたかんがあるよ?

 

「だから怒んなって、しかも人間なめてたら死んじゃうよ?」

 

『人間ごとき何が何人来ても蹴散らしてくれる!われの前ではお前らなぞ虫だ!』

 

正直説得めんどいです。ここまでわけがわからんやつとかいやだ

もう俺が蹴散らしていいよね?人虫扱いとかウゼェ

 

「人を虫扱いすんなよ?逆に蹴散らしちゃうよ?」

 

『できるならやってみよ!返り討ちだ!』

 

なめてますねこいつ。人間なめんな、保健所なめんな。

こうも弱いみたいに言われるのは癪に障るんだが?

 

『さっきの善吉とかゆう雑魚のごとく軽くひねってくれる』

 

ああ?こいつなんつった?善吉が雑魚?

やる気も起こしてない戦う気もない善吉が雑魚?

俺の友達馬鹿にしてんのこいつ?

 

「あいつは雑魚じゃないよ。お前にも本気をだしていなかった」

 

『本気を出しても同じこと、雑魚は雑魚。人間は虫だ』

 

もう殺していいかな?本気で死ねばいいと思うんだこいつ

人を虫扱い?友達雑魚扱い?はぁ!?死ねばいいよ叩き潰してやるさ

 

「もういいよ、しゃべるな、お前は俺がつぶす」

 

『できるならやってみろ人間!』

 

叩き潰すけどいいよね?姫ちゃんに見えないよう細工すればいいよね?

じゃあ行ってみよう殺ってみよう!

・・・・・・・・・・ごめんな姫ちゃん、兄ちゃん約束やぶっちゃったよ

 

―――――――――――――――――――――

 

SAIDE三人称

 

犬と零はお互いを睨みあっている

敵対心むき出しの犬に対し内心煮えくりかえっている零は

犬を蹴散らすために能力で起こす現象をせっせと作成していた

先に動いたのは犬

 

『その首などかみちぎってくれるわああああ!!』

 

まさしく獣といった勢いで零にとびかかる

しかし、その攻撃は横から飛んできた石により中断を余儀なくされた

 

『ガアアア!?』

 

その石は零が起こしたもの

『犬の横っ腹に石が飛んでくる』という現象を起こしたのだ

いつもと違う怒った零はいつもはするはずのない見下した表情でこう言いはなった

 

「どうした?その程度の石が当たった程度で攻撃を中断するのか?」

 

その言葉に犬は大きく否定する

 

『この程度傷にも入らんわ!』

 

そしてもう一度とびかかるがその攻撃はそれてしまう

二度三度と繰り返すが掠りもしない。まして零自身はさっきの位置を

一歩として動いてはいない。犬の攻撃はただ勝手にそれているのだ

犬はそれに驚愕した

 

『なぜあたらん!?我はこの距離では外さないはず!?』

 

「人間なめてるからだよ、自分より強い奴もわからないし

ましてやチートで勝てるはずがないものもわからない

おまえみたいなのを雑魚っていうんだよ?」

 

驚いている犬に常識を子供に教えるかのごとく当たり前に話す零

「君が悪いんだよ」と続けて零は言った

 

「君が弱いくせに俺の友達を雑魚呼ばわりするから悪いんだ

今から君をボコボコにするけど恨まないでね。

殴ったのは俺が悪いが殴られたのは君が悪いんだから」

 

そういった零の体から犬が感知恐れるほどの威圧感が出る

 

『ひっ』

 

「規則制限、俺の体からめだか並みの威圧感が出る」

 

『うわああああああ!!』

 

犬は恐れをなして逃げ出す、しかし、それを逃がしてくれる零ではない

 

「規則制限、犬の前にワープした」

 

バシュン

 

一気に犬の前に回り込んだ零はこういった

 

「さぁ俺とお話ししようか?」

 

『嫌だああああああああああああああああああああ!」

 

そこには犬の悲痛な叫び声が聞こえた|(ほかの人には吠え声に聞こえている)

犬はこの後飼い主に忠実な犬になったらしいが時折夢でうなされているらしい

 

―――――――――――――――――――――

 

「兄さん説得出来てよかったですね」

 

「ああそうだな」

 

「ワンちゃんもよく寝てますし」

 

「話疲れたんだろ」

 

「そうですか」

 

「おう、(傷は消したから問題なし、性格もいじったしこれでいい)」

 

零のボソボソ「約束やぶった俺って兄ちゃん失格かな〜?いやだな〜」

 

―――――――――――――――――――――――――

 

幾日たって柔道場

生徒会勢は新柔道部部長の選定を頼まれたのだ

目の前ではめだかが柔道部生をバンバンなげている

それを見ているほか生徒会勢と鍋島・阿久根高貴

そして阿久根と善吉には険悪なムードが漂っていた

そして間に入っている零と神姫も二人をなだめるのに苦労している

 

「虫が!めだかさんの足ばかり引っ張っているらしいな!

君のせいでめだかさんの支持率が100%に達しなかったんだぞ!」

 

「意地悪言わないで下さいよ下級生いじめなんてファンがなきますよ?」

 

「まあまあ、落ち着いてください」

 

「そうそう、そんなんじゃ会長の無双も楽しくみれないぜ?」

 

こんな感じである

そして鍋島は善吉を柔道部に勧誘する

 

「いい案ですね!そこには俺が変わりで入りましょう!こんな虫よりは役にたてるはずです」

 

「何言ってるんですか?あなたみたいな変態と変わるわけないでしょう」

 

「虫もよく吠えるものだな!」

 

「プリンスが怒鳴っちゃ恰好悪いですよ!」

 

「「勝負だ!」」

 

―――――――――――――――――――――――

 

ルール・阿久根十本善吉一本の勝負

阿久根が勝てば阿久根が生徒会行きになり善吉が柔道部行き

善吉勝てばそのまま

 

SIDE零

 

いやはやいやはや、結果を知ってるとはいえ友達が投げられるのを見るのはいやだな

 

「さっさと立て、君は虫のように負けるんだよ善吉クン」

 

しかも阿久根超うぜぇ、後のほうの阿久根はいいんだが

最初のころの阿久根は俺嫌いなんだよな〜

人のこと虫扱いとかマジうざい。

この間の犬といいイライラする

細工したい仕組みたい

今のところ阿久根が三本だからもう一本も取れないよう

能力で細工したい、・・・・・あ〜細工したい!

 

「・・・・・・・(ピキピキ)」

 

「兄さん?なんで青筋立ててるんですか?」

 

いやなんでもないよ姫ちゃん。そうなんでもないなんでもない

 

「いや、友達が投げられているのはいい気がしないからな」

 

「そうですね・・・・・・」

 

ほんといい気がしないの!うざったいです本当

 

「虫虫虫虫虫虫言いやがって・・・・・」

 

「兄さん落ち着いてください!兄さんが言われてるんじゃないですから!」

 

友達に言われるのも同じくらい嫌なの!

 

「自分と友達はいっしょなんだよ・・・・・・」

 

さっさとやっちまえ善吉

 

さああとは皆の知っての通りに

めだかがきゃる〜んで善吉がよっしゃあああああ!だよ

 

『きゃる〜ん』の時

 

零・姫・他多数「・・・・・・・・・・・・・・・ぽかーん」

 

―――――――――――――――――――――

 

勝負も終わったし一つやりたいことがあるんだ

 

「誰か勝負してくれません?」

 

「兄さん!?」

 

このイライラをどうにかしないといけない

まじでイライラする、姫ちゃん以外をつぶしかねないほどに

 

「じゃあうちがあいてしよか?君も普通のくせして黒神ちゃんについてる

ええこやしなぁ。負けたら柔道部はいってもらうで?」

 

「いいですよ」

 

「ルールはさっきとおなじでええか?」

 

いやいやそんなわけないでしょう

 

「いえ、反則柔道ありの先輩十本勝負。俺は鍋島先輩のギブアップで勝利」

 

「あんたなめとんの?」

 

なめてたら勝負なんてするかよ

 

「なめてないです反則ありはルール知らないからです」

 

「本数は?」

 

「暴れるだけ暴れたいからです」

 

「ククククク、ええやろ、のったろやないか」

 

―――――――――――――――――――

 

「ほないくでぇ!」

 

すいません先輩反則使わせてもらいますよ

規則制限、俺の体力が減らない。

先輩の動きがスローに見える。

足払いが必ず成功する。

という現象を起こす

俺と組んだらコケますよ?

 

「残念」

 

おら

 

「うひゃあ!」

 

ドサッ

 

「気を取り直してもう一回や!」

 

「・・・・・」

 

よっこいしょ

 

「うわぁ!」

 

バアン!

 

『先輩に背負い!?』

 

『成功か?』

 

『いや、失敗してるけど・・・ウソだろ?』

 

ウソじゃない、スローの人間見えないはずないし

チートだから当たり前

鍋島先輩でイライラ発散はやつあたりになっちゃうけど

阿久根は試合の後だからしかたないよね?

 

バンッ

 

ドサッ

 

ズドンッ

 

何回も投げた何回も投げた

 

「はぁはぁはぁ・・・・こんだけやって一本もとられへんとはな」

 

「八つ当たりしてすみません」

 

「ええよええよ、息もあがっとらんからまだまだ戦えんねんな?」

 

「はい」

 

「・・・・・・・負けたわ、うちの負け」

 

どうもでした、本当ごめんなさい

 

「ありがとうございました」

 

「なんで一組おんのかわからん子やわ、なんでなん?」

 

「基本は普通だからですよ」

 

「つまり天才のときもあるちゅうことかいな?」

 

「いいえ、ただ強いときがあるだけです」

 

「ほ〜か」

 

――――――――――――――――――――

 

「兄さん!もうあんなことしないでください!」

 

「悪かったって」

 

「もう〜〜〜」

 

この妹兼元神様はむくれるのがお好きらしい

反則ですよそれは、反則です

反則勝ちです。文面おかしいけど間違ってない

 

「怪我しないで下さいよ?」

 

「はいはい」

 

「約束です」

 

わかりましたよお姫様

何で俺こんなに弱いんだろう

 

 

説明
神様と転生した主人公が
めだかで原作に入るお話

※注意※
めだかボックスの二次創作です
キャラ崩壊するかもです
作者は分が苦手です
俺TUEEEE系です
自分的解釈もあります

上記でもよい方以外はバックすることをお勧めします
構わないという方はよろしくお願いします
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タグ
神様がヒロイン めだかボックス チート 主人公最強 

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