「あれ…？ここはドコだろう…」

　確か…俺は、大雨の日に雷に直撃して…

「ここは、別空間だよ…」

　話しかけてきたのは、小さい女の子だった。

「それは…私が悪戯して、やってしまったの」

　…悪戯で、人を滅すってすごいな。

「だから、一応最高神である私が別の世界に転生させようとしているの」

「最高神が小さい女の子ってすごいな」

「ふふ…ありがと♪」

「…で、別の世界っていうのは」

　これは聞かないとだめだろう

「あなたの世界では小説でも別の次元で世界はあるのよ」

　そうなのか…

「う〜ん…あなたは『ハイスクールD×D』の世界にいってもらうわ」

「…あの、拒否権は？」

「ないわ」

　…さいですか。

「間違って殺してしまったお詫びに、何か特典をつけてあげる。何がいい？」

「そうだな…」

　その時、俺はあるラノベのネクラな主人公の体質が浮かんだ。

「『緋弾のアリア』の主人公が持つ、HSS」

「いいわね…」

「確か…この話は神器((|セイグリット・ギア))と言うものがあったはず」

「あるわ」

「オリジナルの神器はできるかな？」

「まかせなさい」

「あとは…高校生になったら、戦闘能力、思考能力、反射神経などを5倍に

後、武器経験も」

「いいわ」

「じゃあ…これで最後。見たらすぐ覚える能力。後、前世の記憶をきれいに消して」

「わかったわ。…いってらっしゃい」

　俺は、深い穴に落ちていった。