はい！

場所は変わって今は一年二組にいます！あの後、色々あったけどそんな事は気にしない。それよりも席を確保しなければいけないんだ！

……………席取りなんてどうでもいい？ふざけるな!!!!!席取りって言うのは重要なんだぞ！どこを取るかで授業中、寝れるかどうか決まってくるんだ！

……………と、言うワケで僕は窓際の一番下に腰を下ろす。

ふぅ、一番いい席が取れた!これで授業中にねれる!!と言うわけで、早速寝よう。そう言って机に体をゆだねる。それではお休み〜。

授業が始まった。

………………………………………………え？何でおきてるかって？そんなんチャイムが鳴ったからに決まっているだろうが。そして今は担任の自己紹介と、クラスの全員の自己紹介だ。今は担任の自己紹介が終わって、前の席の人から自己紹介をしている。

ちなみに、僕は一番後ろの席だから自己紹介は最後になるだろう。…………………………あっ、そうそう、そういえばこいつ転生者じゃね？って思う奴がいた。名前はアレン・クリステレス。

…………………………なんと言うか……………中二病な奴だ。

髪は銀髪に、瞳は金と銀のオッドアイ………………………うん、完璧なる中二病だね。

てか、どうせ原作介入とか狙ってんだろう、こいつ。これからあの魔王たちと一緒にいると文句を言ったりするんだろうなぁ。………………鬱だ。そう思っていると、ちょうどあの中二病君（笑）が自己紹介をする番になった。

「みんな、始めまして。俺の名前はアレン・クリステレス。これから宜しく！」

……思っていたのよりは、だいぶマシだな。そう思っていたのもつかの間

「ちなみに俺の趣味は自分のこの美しい顔をさらに美しくすることやetc……………」

……………うわぁ、前言撤回。

こいつ、もう救いようがないな。だって趣味が自分の顔いじりとか有り得ない。

しかも中二病っぽい発言を沢山してるし………。

それから約１０分間もの間、転生者並びに、ナルシストの自己紹介が続いた…………………はっきり言って、地獄だったとだけ言っておこう。なぜに自慢？ばかり聞かなきゃならないんだ。

そして次々と自己紹介が進んでいき、ついに自分の所まで来た。

「それじゃあ最後は…………如月くん、お願いします」

「始めまして、如月葵です。こんな格好だけど男なんで間違えないようにしてください。趣味は読書と料理、好きなことは寝ることです、ちなみに嫌いな物は寝ている最中に起こそうとする人です。そんなわけで一年間よろしくお願いします」

だいたいこんな感じでいいかな？

「はい、それでは自己紹介が終わったところで学校探検をします。並び順はどういう風でもいいので、しっかりと付いて来てくださいね」

学校探検ねぇ…………はっきり言ってどうでもいいなぁ…。と言うか早く学校終わらないかなぁ。