垂水百済はマイナスである ――172回目の【僕】――  BOX―15 僕たちは繋がっている。……手錠で。
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 規則のために己を殺すか。

 

 己のために規則を殺すか。

 

 ――26回目の「僕」――

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

『一体何を考えてやがるのですかあなた方は!!』

 

 生徒会室の扉を開けようとした不和の耳に、聞き慣れない声が飛び込んできた。

 取っ手に伸ばしかけていた手を引っ込めて耳を澄ます。中から聞こえてくる女子の声は怒り心頭といった感じで、それとともにガチャガチャと金属がぶつかり合っているような音もする。

 

(((生徒会|あいつら))に苦情ねえ……)

 

 珍しいこともあるものだ、と不和は思う。

 生徒会室に殴り込みをかけるような人間はほとんどいない。そもそも、何かしらの不満があるのならそれこそ目安箱に十通でも百通でも匿名で投書してしまえばいいのだから、よほど腹に据えかねることでもない限り直接出向く必要性は皆無と言っていい。

 つまり中にいるお方は大変ご立腹だということになる。

 さて、このまま何食わぬ顔で入るべきか知らん顔して立ち去るべきか。

 不和が顎に手をやって思案している間にも、声の主は荒々しく続ける。

 

『服装の乱れは心の乱れ! 生徒の模範となるべき生徒会役員がそんな格好をしているからこの学園の風紀も乱れてしまうのです!! なんで制服の下にジャージですか、なんで胸元を露出しているんですか、なんで水着を着込んでいるんですか!』

 

(……ああ、((それ|・・))ね)

 

 どうやら生徒会の面々の身だしなみに対して文句があるらしい。

 言われてみれば確かに、会長を筆頭に役員共(喜界島以外)の服装は今まで誰も指摘してこなかったことが不思議なくらい悪い意味で個性的だ。

 

『それに今は席を外しているようですが! もう一人風紀を乱している方がいますよね!?』

 

 はて、もう一人?

 めだか、善吉、阿久根、喜界島、と指折り数えていく。

 聞こえてくる怒鳴り声の内容から考えて、空席のままである副会長職を除けば生徒会室には役員全員が揃っているはずなのだが。

 ……話が面倒な方向に進んでいる気がするのは何故だろう。主に自分が巻き込まれる形で。

 頭の中で鳴り響く警鐘に従い、踵を返して早々に立ち去ろうとする不和の背中に――

 

『ふむ、鬼瀬同級生。探している男ならば先ほどから部屋の外に立っておるぞ』

 

 めだかの声が突き刺さったと思ったら、スパーン!! と勢いよく扉が開け放たれた。

 仕方なく足を止め、溜め息を吐きながら振り返る。

 眼鏡をかけた女子生徒がこちらを睨み付けていた。背丈は不知火ほどではないが小柄で、着ているのは生徒会役員用の制服とも一般生徒のそれとも意匠の異なる白い制服。左腕に装着された腕章には、中央に番号が印字された星と『風紀』の二文字。

 後輩と思しきその女子生徒は、手錠を握ったまま不和に指を突き付けて一言。

 

「そこに居やがりましたか諸悪の根源!!」

 

 ならお前は愛と正義だけが友達の勇者様か、と呆れた表情で女子生徒を見下ろす。

 対する女子生徒はフード怪人の光る視線にも物怖じせずにまくし立てる。

 

「不和さん! なんですかそのやる気が微塵も感じられないだらけた格好は! 仮にも先輩ならば後輩である私達に誇れるような服装を心がけるべきでしょう!? だというのにあなたは――――」

 

 聞く耳を持つはずもない不和は首を擦りつつ、ギャアギャア喧しい女子生徒の横をするりと通り抜け、ごく自然な動作で扉をカラカラカラ――と静かに閉め、トドメとばかりに鍵まで掛けた。

 あまりにあっさりと風紀委員を追い出した不和に、善吉と阿久根は賞賛よりもその躊躇いのなさに驚くばかりであった。

 めだかはティーカップ片手に感心したように頷き、

 

「さすがはお兄ちゃん、見事な手際だ」

 

「つーか今のちっこいの、風紀委員の一年じゃねぇか。面倒なのに目ぇつけられちまったみてぇだな」

 

 粛清された善吉も阿久根も、普段の個性的な格好は何処へやら、制服の下にはきちんとシャツにネクタイまで締めている。喜界島に至っては青白い顔で生まれたての仔馬のようにぷるぷると震えていた。

 

「み、水着を着ていないと力が出ない……」

 

「アンパ○マンの逆バージョンかお前は」

 

 ともあれ。

 風紀委員会。

 事を構えるにはいささか――いや、かなり物騒な相手だった。

 生徒会執行部が生徒の味方なら、風紀委員会は学園の味方だ。

 学園内の治安維持を至上目的とするその立場上、理事会・職員室――もちろん生徒会も含めたあらゆる権力から解放された独立特務機関。

 構成されたメンバーは風紀の為なら暴力も辞さないスタイルの者がほとんどであり、低威力・非致死性であるなら武装すら許可されているのだ。

 

「どうすんだ? あのまま引き下がるような嬢ちゃんにゃあ見えなかったけどな」

 

 めだか達に問いを投げ掛けるが、しかし不和はその答えを聞くことはなかった。

 

 ドゴンッ!! という轟音と共に。

 生徒会室の扉が外側から((殴り飛ばされた|・・・・・・・))からだ。

 ギュルギュルギュル――ッ!! と縦回転しながら迫る扉を、

 

「あっぶなぁ!?」

 

 一番近い射線上にいた不和はすんでのところでその場から飛び退き、へばっていた喜界島を椅子ごと床に押し倒して回避する。扉だった残骸はめだかの執務机に食い込んで止まった。

 

「フ、フフ、フフフフフフフフフフフフフ……」

 

 入口には先ほど不和が締め出した風紀委員が、顔を俯けて立っていた。

 

「非を認めるどころか風紀委員である私にこの仕打ち。情状酌量の余地は最早ありませんね。学園の治安のため、風紀を乱そうなんて二度と考えられないようただちに殺――もとい、粛清を開始しなければなりません」

 

 ウフフフフ……と口を三日月型に歪ませて笑っているのに、醸し出している雰囲気はアブナイ人とかそんな感じのレベルを軽く超えていた。具体的にはサクッと殺られそうなくらい。

 避難していた机の下から、善吉と阿久根も恐る恐る顔を出す。

 

「な、なんかデビルやべぇ状況がさらに加速度的に悪化していってる気が……」

 

「落ち着くんだ人吉くん。こんな時でもめだかさんは顔色一つ変えずにいるじゃないか! ここは部下である俺達も毅然とした態度で挑まなければ!」

 

 などと覚悟を決めている善吉達の対面では、同じように机の下に避難していた不和が入口の様子を窺っていたのだが、不意にバシバシと背中を叩かれた。

 今度は何だと背中に目をやれば、脇腹あたりから伸びた左腕だけが切羽詰った様子で叩いているのが見えた。その元を辿っていくと、伏せている不和の身体の下に行きつき、

 

「……あ、悪ぃ」

 

 不和と床に挟まれた喜界島が必死にもがいていた。知らないうちに彼女の頭を抱きかかえていたらしい。うわーうわー、と顔を真っ赤にして眼鏡の奥の瞳がぐるぐると渦巻いている。

 まったくもうこの娘ったら人見知りが激しいんだから……と珍生物扱いされていることに物悲しくなっていると、

 

「………………お兄ちゃん、喜界島会計から早く離れるがよい」

 

「痛ぁ!? ちょっとお待ちなさいめだかちゃん! 何故蹴る!? 脇腹はアウト、アウトだから!! そして何故ヤンデレ風のお顔になっていらっしゃるのでしょうか!? 目のハイライトが消えててとっても怖ぇんだけど!!」

 

 割と強く(コンクリートにヒビが入るくらい)蹴ってくるめだかと、ぎゃああああ! と床を転がって逃げる不和。未だに熱暴走が収まらない喜界島。「昼ドラ的修羅場に発展!?」と事態についていけずに固唾をのんで見守る善吉と阿久根。

 そんな人外魔境の中で、

 

「人を無視して何ラブコメってやがりますかあなた方はああああああっ!!」

 

 置いてきぼりを喰らった風紀委員の少女が、人間台風と化して生徒会室に吹き荒れた。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

 あくる日。

 

「ふーわ兄ぃ!」

 

「ぐふぅ!?」

 

 不知火に背後から抱き着かれた不和は、脇腹を押さえてその場にうずくまった。ふ、ふふふと痛みを堪えて引きつった笑みを浮かべている。行動不能に陥った彼の頭を、不知火は小首を傾げて人差し指でツンツン突く。

 

「不和兄ぃ不和兄ぃ、お腹でも壊したの?」

 

「……壊したっつーか壊されたっつーか、自業自得のような理不尽な八つ当たりのような……とにかく今は抱き着くの止めてお願いだから」

 

 ただならぬ様子に何かを察したのか、不知火はぽきゅぽきゅと独特の足音をさせながら不和の側面に回り、おもむろに彼のパーカーの裾をたくし上げた。

 無数にある傷跡を塗りつぶすように、不和の脇腹には大きな痣が出来上がっていた。色は青を通り越して黒に近い。内出血どころか下手をすれば骨折すら疑わなければならないほどの傷だ。

 

「うわ何これ、ダンプにでも轢かれた?」

 

「そっちの方がまだマシだったかもなー」

 

 運転手を半殺しにすりゃいいんだし、と物騒な台詞を呟きながら不知火の身体を杖代わりして何とか立ち上がる。

 

「つか半袖ちゃんよぉ、まーた顔が食べカスでベットベトになってんじゃねぇか。」

 

 痣についてはそれ以上触れることもなく、見えないように裾を戻す。さらに懐からタオルを取り出して、むにむにと不知火の顔を拭う。綺麗になった彼女の顔を見て満足そうに頷き、頭髪をかき混ぜるようにくしゃくしゃ撫でる。

 

「食うなとは言わねぇが、風紀委員が目ぇ光らせてんだから証拠は残さねぇようにしとけって」

 

 お転婆な妹を気遣う兄のような台詞に、不知火は笑う。

 

「あひゃひゃ♪ 実はもう露出委員会に目をつけられてたりして」

 

 何だそのステキな響きの委員会は、と不和は呆れる。それと同時に、実在するなら委員長は絶対めだかちゃんなんだろーなー、と露出狂の気がある妹分の顔を思い浮かべた。

 もちろんそんな奇抜な組織があるわけもなく、話の流れから風紀委員会のことを指していることはわかっていた。

 しかし何故、不知火は露出委員会などと呼ぶのだろう。

 風紀とはもっとも縁遠い単語じゃねぇか、と思う。

 

「不和兄ぃは知らないの? 鬼瀬がお嬢様をダマして服着せようとしたの」

 

 聞けばあの後、風紀委員――鬼瀬針音は目安箱を利用して今は使われていない屋外プールにめだかを呼び出し、隙を見て制服を正規のデザインのものとすり替えようとしたらしい。

 

「それが露出とどう繋がるっつーのよ」

 

「鬼瀬がね、どういうワケかお嬢様の制服を着て校門に立ってたの」

 

 想像してみる。

 鬼瀬は小柄で、体型もどちらかというと不知火のそれに近い。対してめだかの制服はもちろんめだかの体型にフィットしたものであり、必然的に絶賛大公開している胸部も彼女のスタイルに合わせてある。

 そんな代物を鬼瀬のような((スレンダー|・・・・・))な人間が着たらどうなるか。

 

「何つーか、気の毒に……」

 

 計り知れないほどの恥辱を味わったであろう鬼瀬の名誉のために、不和はそれ以上言葉を続けようとはしなかった。一応、先輩としての気遣いくらいは出来るつもりだ。

 その後は二人で帰りにお好み焼き屋に寄ろうなどと取り留めのない日常的な会話に興じていたのだが、

 

「あ、ヤバ」

 

 何かに気が付いた不知火が、くるりと背を向けて逃げ出した。気まぐれな彼女の行動をいちいち疑問に思っていてもキリがないので、不和は特に気分を害することもなく、遠ざかっていく小さな背中を黙って見送っていた。

 二十メートルほど離れたところで不知火は振り返り、

 

「不和兄ぃ! ((後ろ|・・))!」

 

 自分の背後を指さして叫ぶ。

 言われた通り後ろを向けば、

 

 はるか向こうから、こちらに猛進してくるめだかが見えた。

 

「……今度は何やってんだあいつらは」

 

 めだかが飛び掛かってこようとしているのは、まあこの際どうでもいい。自分で言ってて悲しくなってくるが、不和にとって既に日常となりつつある。

 だが、どうしてめだかの右手に手錠が嵌められているのか。そしてどうして善吉と鬼瀬まで手錠を嵌めて引きずられているのか。

 意味も経緯もまったくわからない。

 不知火ならば何か知っているのではないかと彼女に視線を戻すが、既に廊下の先に姿はなく、一瞬だけ廊下の角を曲がる水色のアホ毛が見えた。

 

「素晴らしい逃げ足ですこと」

 

 さて、と悟りを開いたような表情でめだかの方に向き直る。

 所持するスキル『((既述死|デッドワード))』の恩恵(呪いともいう)によって、並大抵のダメージには耐性がある不和ではあったが、迫ってくる相手は10tトラックにも引けを取らない膂力を持つ化け物である上に、今は脇腹を負傷している状態だ。

 物理的な戦闘力は皆無と言ってもいい不知火のタックルにですら悶絶する有様なのだから、あんなモノが突撃して抱き着かれたりなんてされたら絶対死ぬ。間違いなく死ぬ。死ねないけど死ぬ。つまり終わらない生き地獄。

 かと言って、逃げ切ることができるのかと自問すれば答えは否だ。

 普通に歩くだけでも痣が疼くのだから、走って逃げることなど到底不可能に思える。

 となれば、不和が取らなければならない行動はたった一つ。

 

「………………」

 

 諦めよう。

 不和はため息をついて両足を肩幅くらいまで開き、百戦錬磨のゴールキーパーのように両手を広げて前かがみになった。

 それを見ためだかは不敵な笑みを浮かべて速度を上げる。

 

「よっしゃ来やがれ!! お兄さんが受け止めてやらぁ!!」

 

 その直後、何とも形容しがたい絶叫と破砕音が響き渡った。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

 深刻なダメージを負ってボロボロになった不和は、引きずり回されてズタボロになった善吉たちとともに廊下に折り重なるようにして倒れていた。

 

「…………い、生きてるかぁ?」

 

「何とか……」

 

「酷い目に遭ったぜ」

 

 もはや痛みの限度を通り越した脇腹を押さえつつ、不和はゆっくりと上体を起こして自分の右手首を見た。彼の右手には手錠が嵌められている。光を反射して鈍く輝くそれは鋼鉄製であるためズシリと重く、生半なことでは壊すことも外すことも出来そうにない。

 延びた鎖のその先は、めだかの左手首に装着された輪に連結されている。

 

「というか……噂には聞いてましたけど、その、黒神さんの変貌ぶりは凄まじい……ですね」

 

 鬼瀬が若干頬を赤らめてこちらを見た。

 どうして後輩の前でこんな恥さらしな真似をしているのだろう、と不和は暗澹とした気持ちになる。彼の背中にはめだかがべったりと張り付いて、まるでお気に入りのぬいぐるみを抱く幼児のように、にこにこと幸せそうな表情で身体を抱きしめていた。

 

「ハァ……。こーなっためだかちゃんはしばらく帰ってこねーよ。不和さんから離そうとするとこの世の終わりみてーな顔をするし」

 

 善吉が呆れながら鬼瀬に言う。

 

「んなことより、僕としては嬢ちゃんが不純異性交遊だ何だと怒鳴ってこねぇ事に驚いてんだけどな」

 

「私の名は嬢ちゃんじゃなくて鬼瀬です! …………怒鳴るも何も、恋愛の自由くらいは認めてますよ。校則にも禁止する項目はありませんし、そもそもうちの委員長が((ああ|・・))ですから」

 

「かっはははは、そいつぁ確かに。四六時中オンナ侍らせてるあの((クソガキ|・・・・))に、他人の恋愛事情をどーこー言える権利はねーわな」

 

 自分の上司を遠慮なく罵倒する言葉に鬼瀬はムッとするが、そこであることに気づいた。

 不和が彼女から隠すようにして、脇腹を押さえているのだ。

 鬼瀬は申し訳なさそうに、

 

「あの……まだ、痛みますか?」

 

「……気にするほどのもんでもねぇさ」

 

 不和は言う。

 脇腹から手を離し、めだかを背に載せたまま立ち上がった。

 

「で、でも――んむっ!?」

 

 鬼瀬がなおも食い下がろうとすると、思い切り鼻をつままれる。

 不和はぞろりと生え揃った牙を見せながらカカカと笑い、

 

「((殴られた|・・・・))本人が気にすんなっつってんだからいーんだよ」

 

 この話はオシマイだ、と右手で髪を梳くように鬼瀬の頭を撫でる。

 だが撫でられている鬼瀬も、隣に座る善吉もそれどころではない。二人して、いつの間にか自由になっていた不和の右手を凝視していた。

 

「不和さん、どうやって手錠を……」

 

「ん? ああ((手首|これ))か? これはホレ、こうやって――」

 

 不和は手錠をかけなおすと、両手の指を絡ませるようにして、

 

「ホイッと」

 

 軽い掛け声と同時にゴギリベキバキボキッ! と関節をいくつか外して金属の輪から手を引き抜いた。

 ドン引きしている二人に、グニャグニャになった手を見せる。

 

「な?」

 

「いやいやいや! 『な?』じゃねーから! あんたは忍者かルパンか!!」

 

「お兄さんはお兄さんでしかねーですよ。つかこれくらいお前らにも出来るだろ?」

 

「『え、できねーの?』みたいな顔で言うな! 仮に出来るとしてもどうにもならない時の最終手段でしょうが! 風紀委員室まで行けば鍵があるんだから!!」

 

 善吉が喚き、鬼瀬は事態に頭がついていってないのか硬直している。

 不和は関節を嵌め直しながら平然と、

 

「まあ、一番手っ取り早いのはめだかちゃんに壊してもらうことだけどな」

 

 その一言に善吉と鬼瀬は固まる。

 気付いてなかったのか? と呆れ気味の不和の声も届かない。

 

「目ぇ覚ませめだかちゃん!」

 

「戻ってください黒神さん!」

 

 二人は必死に、トリップしているめだかを呼び戻そうとするのだった。

説明
第十五話
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