緋弾のアリア〜スキャッグスの名をもつ原作ブレイカー〜
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 「カゲヨシ、お前に殺しを覚えてもらう」

 

 「父さん、それ子供に教える事じゃないと思うよ」

 

いきなり

肩をつかんで言う

 

 「お前は我が家がどのような家かは知っているのだろう?」

 

 「はい」

 

 「なら、いずれお前は人を殺すかもしれん」

 

 「だから慣れろと?」

 

そして静かに頷く

 

これも親としての気遣いなのか

酷いのか優しいのかわからんな

 

 

 

 

 

 

 

 

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 「主人、カゲヨシにそんな事をさせるつもりか」

 

 「ああ」

 

ここは主ボーンズの部屋だ

彼の部屋は一昔前の貴族の部屋の用だ

赤色のカーテンンイに、カーペット

本棚はいっぱいある。本がその分あるのだ

 

 「本当に、させるつもりか?」

 

 「ああ。カゲヨシはいずれ何処かの組織に狙われる事になる」

 

 「なぜだ?」

 

そして一拍子おいて言う

 

 「イー・ウーだ」

 

 「……そうか」

 

秘密結社イー・ウー

それなりに有名な超能力集団だ

 

 「待て、なぜカゲヨシが狙われるのだ?」

 

 「カゲヨシも能力を持っているからだ」

 

 「そうなのか?」

 

 「ああ、彼は我々スキャッグス家の結晶だ」

 

意味がわからん

 

 「彼はスキャッグスの最高作だ。全ての能力と武器を扱えるのだ」

 

 「なん……だと?」

 

そんな事がありえるのか?

 

スキャッグス

それは世界最強の武器

スキャッグスの「S」の文字がほられている武器は最高の質と力を意味する

その中でもナンバー入りと言われる武器は、呪われた武器と言われるほど強力なのだ

 

だが

その武器がどんなに優れた武器でも使用者の体が耐えられなかったら

不良品のレッテルをはられる。

 

 「彼は同時にリバースナンバーでもある」

 

その使えない武器の為に作られたのはリバースナンバーと言われる人間だ

スキャッグスの先代が考えたらしいのだが

「武器を人間に合わせる」のではなく

 

「人間を武器に合わせる事」だ

 

かなりキテレツな考え方だがこれは成功している

 

 「だが、あれは禁止になったはずだ」

 

そう

やはり人道的に問題があるので禁止になった

 

 「ああ、そうだ。だがスキャッグスの知識と武器を全て持ち出せるのは彼しかいなかったのだ」

 

そして小さなネックレスを引き出しから出す

 

 「私はようやくこれを作るのに成功したのだ」

 

 「なんだこれは?」

 

 「No.125惨劇を生む雨(ヘイル・オブ・バレッツ)」

 

すると大きなショットガンのようなライフルが現われた

何もない場所からだ

 

 「なっ!?」

 

 「このネックレスの名前は王の財宝。スキャッグスの王のみが使える物だ」

 

そして銃を消し去り、ネックレスを元の場所に戻す

 

 「このネックレスを持っている時、好きな時に全てのスキャッグスの出し入れが可能になるのだ」

 

 「これをカゲヨシが使えるのか?」

 

 「ああ、そのはずだ」

 

確かに

これほどの物が使えるのだったら秘密結社にも狙われるだろう

 

 

 「ミフネ、お願いがある」

 

 「なんだ?」

 

 「もし…………もし、俺とアイシャが死んで、カゲヨシの帰える場所が無くなったら、お前があいつと一緒にいてやってくれないか?」

 

帰える場所が無くなったら?

 

 「ああ、家(ここ)は狙われる可能性がある。なんならイー・ウーに入ってもいい。あそこかなり安全だ」

 

 

 

 

 「だから、たのんだぞ。カゲヨシの事」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 「おーい、ミフネ」

 

 「!!」

 

すると目を開いて起きる

 

 「どうしたの?」

 

 「いや、何も無い。少し過去を振り帰ってただけだ」

 

なんか陰気くさいな

っつうか、ミフネが護衛って

 

ミフネ一人でもやれるんじゃないのか?

 

 「ここです」

 

すると車の扉がひらかれる

 

 「ここが敵のアジトです」

 

俺らはどこかの廃工場の前でおろされる

ここに敵がいるらしい

 

 「坊ちゃんにはこの銃を」

 

そして差しだされたのは小さい銃とナイフだ

しかも両方に「S」のマークが見える

 

 「ミフネ様はこちらを」

 

そしてメイドはトランクから刀の束を二つ出し置く

 

「行くか」

 

「うん」

 

 

 

今日は大変な一日になりそうです

 

 

 

説明

第三話
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チート グダグダ オリ主 スキャッグス 緋弾のアリア 

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