テイルズオブエクシリア〜転生者はイレギュラー
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〜レオンSIDE〜

 

 

俺達はボートに乗って空中闘技場の所まで来た。

 

 

「ユルゲンス、一緒だったのか」

 

 

「ミラさん達の連れは?」

 

 

「すでに来ているわ」

 

 

2人に案内され、みんなのところに行き、合流し終えると俺達は早速受付でエントリーした。

 

 

 

 

その後、俺達は闘技場の入り口に案内され、呼ばれるのを待っている。

 

 

そして、

 

 

「続いて登場するのは、キタル族代表だ!」

 

 

司会人の声が響き渡る。

 

 

ジュードは観客達を見て驚く。 

 

 

「こんなに大勢……」

 

 

「過度の緊張は、本来の能力を低下させるという。気楽にだ、ジュード」

 

 

「そうだよ、ジュード!気楽に考えていけばいいのよ!」

 

 

「ですな。レオンさんを見てください」

 

 

皆が俺を見る。

 

 

「す、凄い……闘気を感じます!」

 

 

「レ、レオン君、すごーい」

 

 

今の俺の状態は完全戦闘モードみたいだな。

 

 

「皆、先に行け。俺は最後に出る」

 

 

「わかった。ではみな、私に続け」

 

 

ミラに言われて皆は次々闘技場内へ。

 

 

「登録選手の中で魔物を操らない選手は彼らだけです。その実力はまったくの未知数。いかほどのものなのか」

 

 

「え、魔物?」

 

 

司会人の言ったことに驚くレイア。

 

 

「そして!皆さん、覚えているでしょうか!3年前のバトルロワイヤルを!そのバトルロワイヤルで、客席に行く攻撃を全て防ぎ、見事優勝した人物を!その人物が彼らの……キタル族の代表の中にいるぞ!では、出て来てもらいましょう!レオン・ストライフ選手です!」

 

 

ワアアアアアアアアアアア!!!!!!

 

 

観客からの歓声と共に俺は闘技場内に出る。

 

 

「さあ、レオン選手とその仲間たちの実力はいかに!おっと?ここで相手選手の登場だ!」

 

 

相手は魔物6体に操るのが1人か。

 

 

「さあ、レッツパーティー!」

 

 

大会ということもあって俺のテンションは最高値まで上がっている。

 

 

「では……試合、開始!」

 

 

司会人の合図で戦いが始まる。

 

 

「さあ、行こうぜえ!!!!」

 

 

俺とジュードが駆けだす。

 

 

「一気にいこう!」

 

 

「フルボッコにしてやんよ!!」

 

 

俺とジュードは魔物にパンチと蹴りを連続でたたみかけ、最後は一緒にジャンプし、

 

 

「「天衣無縫!!」」

 

 

魔物に突撃する!

 

 

「やりすぎたかな?」

 

 

「ハッハッハ!これぐらいが良いのさぁ!」

 

 

他の皆は、

 

 

「閉じ込めよ。闇の力」

 

 

「その力に押しつぶされて」

 

 

「「ブラックスフィア!」」

 

 

ローエンとエリーゼの共鳴(リンク)アーツが魔物を真っ黒な球体に閉じ込めたところに鎌を持ったものが切り裂いて消滅させていた。

 

 

だが、結構メンドくせえな!

 

 

「ミラ!」

 

 

「ああ!」

 

 

「「聖なる雫よ、降り注ぎ、我らに力を、ホーリーレイン!!」」

 

 

上空から光の雨を降らし、残っていた相手を倒した。

 

 

倒したら倒したで、新しい相手が出てくる。

 

 

「ローエン!」

 

 

「お任せを!」

 

 

「紳士に任せるぜ!!」

 

 

「あまり期待しないでください」

 

 

俺の闇の波動とローエンの光の波動の精霊術が合体し、二つの術式陣から、

 

 

「微塵に砕けろぉ!!!ジェノサイドブレイヴァァァァァァァー!!!」

 

 

バグキャラでおなじみのアナゴさんの技を出した。

 

 

「あはははは!!ローエン!意外とノリノリじゃねえか!」

 

 

何か、どんどんテンションが上がって行くな!まあ、いい気分だし問題ないな!

 

 

「闇の力、一つに集まって」

 

 

「敵を貫け!」

 

 

「「ブラッティスティング!」」

 

 

ミラとエリーゼはミラの目の前に陣が展開され、そこから無数の紫色の槍が現れ、現れてくる魔物を次々に倒していく。

 

 

「エリーゼ!行くぞぉぉぉ!!!」

 

 

「い、いきます!」

 

 

「ばっちこーいー!」

 

 

「解き放たれし不穏なる異界の力」

 

 

「目の前の邪悪に裁きを」

 

 

「「ヴァイオレントペイン!!」」

 

 

魔物達の足元に紫色の術式陣が展開され、そこから触手状の紫色の物体が魔物達を押しつぶす。

 

 

「やりました!」

 

 

「エリーはさいきょー!」

 

 

「偉いぜエリーゼ!」

 

 

さぁさぁ!次はどいつだ!

 

 

そう思っているとワイバーンを使役するものが出てきた。

 

 

「ほぉ!ワイバーンか!面白い!」

 

 

4体の内、一体はジュードとアルヴィンの元へ。

 

 

「ジュード!アルヴィン!あの技を試してみな!」

 

 

「へえ、じゃあ、やるか!」

 

 

「うん!受けてみろ、この技を!」

 

 

「遠慮はいらねぇ、取っときな!」

 

 

「「喰らえ、星皇蒼破陣!!」」

 

 

2人を中心に術式が展開され、近づいたワイバーンを吹き飛ばした。

 

 

「よっし!成功だな!」

 

 

「うん!できてよかったよ!」

 

 

今までにない技が成功し、喜ぶジュードとアルヴィン。

 

 

「まだだぞ!!」

 

 

残っていたワイバーン3体が俺に向かってくる。

 

 

「アーハッハッハッハ!面白い!俺、1人に突っ込んでくるか!面白い!俺一人で相手してやる!」

 

 

俺は、剣に炎を纏わせ、

 

 

「荒れ狂う殺撃の炎の宴!殺劇舞荒おりゃりゃりゃりゃあぁ!ぜいやああああ!!」

 

 

炎を纏った剣で3体同時に斬る・蹴る・殴るを繰り返し、最後は炎と共に吹き飛ばす!

 

 

「あ、あり得ん!?」

 

 

ワイバーンはかなり強力な魔物で有名だが、俺の前では意味無し!

 

 

魔物を操っていた人が消えると、最後は巨大な魔物を3体、使役するものが現れた。

 

 

「ほぉ?こんなに大きな魔物を使役できるとは……けど、ミラ!」

 

 

「行くぞレオン!」

 

 

俺達は同時に赤い術式陣を展開していく。

 

 

「真紅の爆炎、我が身に宿れ!!」

 

 

「これは全てを焼き付くす、轟爆の疾走だ!!」

 

 

「「炎に消えろ!インフェルノ・ドライブ!!」」

 

 

【ギィィィィィヤアアアアアアアアアア!!!】

 

 

3体の魔物を一気に焼き尽くしていく。

 

 

最後には、

 

 

シュドォォォォォォォォン!!!

 

 

爆発と共に消え去った。

 

 

「爆炎に飲まれて永遠に寝ていろ!」

 

 

「その頃には全ては終わっているがな!」

 

 

「レオンとミラ……すごいです」

 

 

「あの2人の絆に勝るものはないでしょう」

 

 

俺とミラの戦いっぷりに驚く、仲間達。

 

 

「司会!もう、終わりか!!」

 

 

「………はぁ!わ、私としたことが!あまりにも凄すぎる光景に心と目を奪われていました!キタル族代表は決勝進出です!」

 

 

ワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!

 

 

 

 

 

こうして、激闘の続いた……本戦が一時、終了した。

 

 

 

説明
第31話 本戦開始!
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レオン、ここまで過激か。(BLACK)
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