ONE PIECE ?黒髪少年の描く世界? プロローグ 第十三話 勧誘
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Mr.2が入ってくる。やはりここの貸し切りの客はバロックワークスの幹部らしい。

 

どうすっかなー。このまま情報集めるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Mr.2が店に立っているのがポーラじゃなく俺である事に気づく。

「あら!?あんた麦ちゃん一味ねぃ!…なんでここにいんの?」

「んー。まあいろいろあったんだ」

墓穴を掘らないにはこれが一番だ。

「ふーーん。まぁいいわ」

幸い細かいとこは気にしない質らしい。

俺はMr.2にもお茶を出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??PM7:54??

 

「あーーーーー暇。暇だわ。回ってようかしら。あちし回ってる事にするわ」

「やかましい!この“バッ”!“バッ”!!」

あれこれ言い合っているのを頬杖をついて眺めている。

 

うん。こいつらホント見てて飽きないわ。多分全員強いんだろうけど。

 

Mr.2とミス・メリークリスマスが言い合ってるのを見る。

ミス・メリークリスマス。あんた腰痛いとか言ってなかったか。その痛みは何処行った?

 

 

 

 

 

 

 

 

??PM8:00??

 

ドガァァァン

 

いきなりドアごと人が吹っ飛んでくる。

 

?なんだこいつら。

「ボ、ボン・クレー様…」

「ん!?あんたたちドゥーしたのよぅ!?ドアに向かって突っ込んでくる程練習しろとは言ってないわよぅ!」

どうやらMr2の部下らしい。っていうか誰も練習でドアごと吹っ飛んでこねーよ。

 

 

「ち、違います。男が…」

「ん!?」

 

 

 

 

 

「なんだ…てめーの知り合いか?オカマ野郎…」

坊主頭で胸に大きく『壱』と書かれてる大柄な男が入ってくる。

 

 

「砂漠で不審な動きをしていたもんでね」

…こいつ思いっきり自分がMr.1だって言っちゃってんじゃん。バロックワークスって個性の固まりだな。

 

 

「あんたよくもあちしのかわいい部下達を!」

「やめなMr.2!!」

戦おうとするMr.2をミス・メリークリスマスがとめようとする。だがMr.2の部下に対する思いはよほど大きいらしく止まらない。

 

Mr.2の蹴りをMr.1が避ける。

あーもう!こういうのいやなんだけどなぁ!!

 

 

 

 

「…仕方ない」

「あちしのかわいい部下達の仇とったるわーー!!」

 

 

キィィン

 

ガンッ

 

「…ここはポーラの店だ。ケンカならよそでやれ」

Mr.1の攻撃は右手を細身の葉にして受け止め、Mr.2の攻撃を左手で受け止める。どうやらMr.1も何かの能力者らしい。ヤマトの低い声に二人は驚いた用に引き下がる。

 

 

「うし!あんたも何か飲むか?俺のおすすめはレモンティーなんだが。あのシンプルなさっぱり感がいいんだよなー」

返事を待たずにレモンティーの用意を始める。Mr.1、2はその変わりようにまたあっけにとられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっはははは!面白いわねあなた」

笑い声のする先を見る。ポーラだ。いつのまにか起きたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえあなた。私たちの会社に入らない?」

説明
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