ハイスクールD×D 喧嘩番長の新たな喧嘩 第14話
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  「皆、コップは持ったわね?」

 

 「はい」

 

 「それじゃあ、今回のレーティングゲームの勝利を祝って乾杯」

 

 「かんぱーーい!」

 

 ライザーとのレーティングゲームが終わってから数日後。大達は部室でパーティーを行っていた。理由は勿論ライザーとのゲームに勝利したお祝いである

 

 「それにしても、マサルには驚かされっぱなしよ。まさか、神器無しでライザーを倒すなんて」

 

 「そうか?俺にとっちゃ朝飯前だぜあのくらい」

 

 リアスに言われ、大は当然のように言った

 

 「それは貴方だけよ。お父様が言っていたわ『一跳びで屋上まで届き、生身の状態でライザーを倒した。彼は本当に人なのかって?』」

 

 『あえて言うなら兄貴は人間の常識を超えた存在だからな』

 

 アグモンが言った

 

 「まぁ、俺が望んで手に入れた力だ。後悔はねぇけど本気で戦える相手がいないのが悩みだな」

 

 大が持っているジュースを飲みながら答えた

 

 「それと・・・」

 

 リアスは周りを見回し、誰も見てないことを確認すると。大とキスをした

 

 「これは今回のゲームでのお礼よ。私のファーストキスをあげるわ」

 

 リアスは頬を赤くして言った

 

 「・・・・・・」

 

 大は突然の事だったので暫く固まってしまった

 

 その後、イッセーがアルコールの入ったジュースを飲んで酔っ払い、カオスになったがパーティーは最後まで楽しく行われた

 

 

 

 

 「っで、何で俺の家に居るんだ?リアス、朱乃、小猫?」

 

 パーティーが終わり家に戻った大の家にはリアス、朱乃、小猫の3人がいた

 

 「今日からここに住まわせて貰うわ」

 

 「私もです」

 

 「・・・・・右に同じ」

 

 「ちょっと待て。何でそうなったんだ?」

 

 「私がそうしたいからよ」

 

 リアスが笑顔で答えた

 

 「はぁ〜〜」

 

 何を言っても無駄だと思った大はため息を吐いた

 

 「まぁいい。だが、俺の部屋に勝手に入るなよ、どんな理由があっても。もし破ったら、出て行ってもらうからな」

 

 「何でですの?」

 

 朱乃が尋ねた

 

 「こっちにも事情があるんだよ。部屋は空いてるから好きな所を使いな」

 

 そう言い、大は部屋に戻り、カギをかけると。黒歌と今後について話し始めた

 

 「ごめんね、大。私のせいで」

 

 黒歌は大に謝り始めた

 

 「別に構いやしねぇ。でも、決心がついたらちゃんと小猫と話せよ。いつまでも隠し通せるわけじゃねぇからな」

 

 「解ったにゃ」

 

 着替え、ベッドに横になると、黒歌が抱き着いてきた

 

 「・・・・何で抱き着いてくるんだ?」

 

 「この頃、私の事を相手にしてくれなかった罰よ。大丈夫、OOOなことはしないから」

 

 「はぁ〜〜、勝手にしろ」

 

 言っても無駄だと思い、大は黒歌に抱き着かれたまま目を閉じ寝始めた

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祝杯と引っ越し
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