ハイスクールD×D 喧嘩番長の新たな喧嘩 第15話
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 「今日は使い魔をゲットしに行くわよ!」

 

 ある日の放課後、リアスが突然そう言いだした

 

 「使い魔ですか?」

 

 「ええ、そうよ。イッセーとアーシアもそろそろ使い魔を使役してもいい頃だと思ったのよ。因みにこれが私の使い魔よ」

 

 リアスが指を鳴らすと、リアスの肩に紅い蝙蝠が現れた

 

 「私の使い魔はこれですわ」

 

 朱乃の手のひらには子鬼が乗っていた

 

 「・・・・私はこの子です」

 

 小猫の頭には白い猫が乗っていた

 

 「僕のは・・・」

 

 「お前はいい」

 

 祐斗が見せようとしたら、イッセーがいらないといった

 

 「つれないなぁ」

 

 祐斗の肩には小鳥が乗っていた

 

 「使い魔は悪魔にとって基本的な物よ。主の手伝いから、情報伝達、追跡にも使えるわ。臨機応変に扱えるから、イッセーとアーシアも手に入れないといけないわね」

 

 「・・・・・俺も行っていいか?」

 

 大がリアスに聞いた

 

 「構わないわ」

 

 リアスはそれを了承した

 

 「部長、準備が整いました」

 

 朱乃がリアスに報告すると

 

 「それじゃあ行きましょうか」

 

 リアス達は魔法陣で、大は朱乃から渡された転移符でどこかに転移した

 

 

 「・・・部長、ここはどこですか?」

 

 イッセーがリアスに聞いた

 

 「ここは悪魔が使役する使い魔が沢山住み着いている森よ。ここで今日、イッセーとアーシアには使い魔を手に入れてもらうわ」

 

 リアスが二人に言うと

 

 「ゲットだぜ」

 

 「うぉ!?」

 

 「きゃぁっ!?」

 

 二人の背後から声が聞こえ、二人は驚いた

 

 「俺の名前はマダラタウンのザトゥージ!使い魔マスターを目指して修行中の悪魔だ」

 

 その後、軽いやり取りをした後、イッセー達は使い魔をゲットするために動き出した

 

 

 

 

 

 「いいかい、この泉には精霊が集まるんだ」

 

 ザトゥージは声を殺して大を除いたメンバーに話した。何で大が居ないかって?理由は簡単、大はザトゥージのオススメのモンスター龍王の一角と言われている天魔の業龍

カオス・カルマ・ドラゴン

と戦いに行ったのだ。リアス等はそれを止めたが、大は聞かず、場所を聞き『久々に真面な喧嘩が出来るぜ!!』っと言いながらダッシュでその場に向かったのだ

 

 「この泉に住み着く水の精霊『ウンディーネ』はあまり人前には姿を現さないんだ」 

 

 ザトゥージの説明を聞きイッセーはウンディーネを自分の使い魔にしようと決めたが、出てきたのを見て唖然とした。泉から出てきたのはムキムキの体をしたウンディーネだったからだ

 

 「・・・・な、なんじゃありゃぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 イッセーは思わず叫んでしまった

 

 「ウンディーネだよ」

 

 「いやいや、どう見てもあれは水浴びに来た修行中の格闘家ですよ」

 

 イッセーがザトゥージに文句?を言っていると。更にもう一体のウンディーネが出てき、肉弾戦を始めた

 

 リアスはイッセーに呆れ、リアス達は違う場所に向かった

 

 

 

 「蒼雷龍」

 

 違う場所に向かっている最中、イッセー達はザトゥージに捕獲しようとしているモンスターの説明を受けていた。そして、それを見つけ捕獲しようとした時

 

 「キャッ!」

 

 アーシアが悲鳴が上がり、振り向くと緑色の何かがアーシアをいや、女子全員を襲っていた

 

 「こ、これは!」

 

 「あらあら」

 

 「スライムか」

 

 「ふ、服が・・・・融けてます」

 

 女子に張り付いているスライムは女性陣の服を融かしていた。イッセーは興奮して目を血眼のようにしてみようとすると

 

 「・・・・見ないでください」

 

 小猫の拳を喰らあえなくノックダウンした

 

 だがすぐに復活しスライムと触手を守ろうとしたが

 

 「男気!!」

 

 突如現れた衝撃波でスライムと触手は全て吹き飛んでしまい、残っていたのは蒼雷龍の電気で丸焦げになった

 

 「おお!あれは、最近発見された獣人じゃないか。何人もの悪魔が彼を使い魔にしようとしたが叶わず、力ずくで従わせようとした物すべてを拳で倒した奴だ!!」

 

 「お、お前らが・・俺のスラ太郎と触手丸・・・・許さねえ、許さねえぞ!!」

 

 イッセーは神器を発動し、獣人と蒼雷龍に殴り掛かったが

 

 「ふんっ!!」

 

 「へぶぅっ!?」

 

 獣人の繰り出した拳を喰らい、森の奥に飛ばされてしまった。そして、蒼雷龍はアーシアとじゃれていた

 

 「うぅぅぅぅ・・・スラ太郎、触手丸」

 

 イッセーが泣いていると

 

 「おーーい」

 

 上空から声が聞こえ振り向くと、全員が驚いた

 

 「いやーー、探したぜ」

 

 ドラゴンに乗った大がリアス達のいる場所に降りた

 

 「マ、マサル。そ、そのドラゴンは天魔の業龍

カオス・カルマ・ドラゴン

よね?あなたまさか・・・」

 

 「おう、倒して。俺の第二の子分になったぜ」

 

 大はいつもよりいい笑顔で言った

 

 「「「「「「(魔王並みに強いドラゴンにどうやって勝ったん(の/だ/ですの/ですか)!?)」」」」」」

 

 全員が心の中がそう思った

 

 「うん?っ!?」

 

 大はリアス達の後ろにいる人物に気づき驚愕した。そして

 

 「うぉおおおおおおおおおっ」

 

 雄叫びをあげながら突進し拳を繰り出した

 

 「おぉおおおおおっ!!」

 

 その人物も拳を繰り出し、二人の拳がぶつかった。そしてあたりいったいに衝撃波が発生した

 

 「・・・・っふ、強くなったな大」

 

 「まさか、こんなところでアンタと再会できるなんてな・・・バンチョーレオモン!」

 

 二人はがっちりと握手をした

 

 「「「「「「・・・・・・・・」」」」」」

 

 その後景にリアス達は唖然としていた

 

 その日、大はバンチョーレオモンと天魔の業龍

カオス・カルマ・ドラゴン

を、アーシアは蒼雷龍を使い魔にした。余談だが、蒼雷龍を撫でようとしたイッセーが雷を受け焦げたのは別の話

説明
使い魔と師との再会
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ハイスクールD×D 大門大 デジモンセイバーズ 無敵の喧嘩番長 

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