ありがとう〜第2話〜
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下へ降りていくと、とてもいい匂いがした。

 

 

 

 

 

 

「おはようございます、十代目!」

 

 

 

 

「極限におはようだぞ、沢田!」

 

 

 

「おはよう、獄寺君、お兄さん。」

 

俺はそれに笑顔で答える。

 

 

 

 

 

「今日はお体の具合がよろしいんですか?」

 

 

 

 

「うん。熱もないし、今日は大丈夫みたい。」

 

 

 

「それはよかったです。」

 

 

「ありがとう。」

 

 

 

 

 

そう言って、また歩き出したが、久しぶりに歩いたからか、立ったからなのか目眩がして倒れそうになった。

 

 

 

 

「おい、大丈夫か、ツナ!」

 

 

 

「あっ、おはよう山本。ごめん、もう大丈夫。」

 

 

 

「おはようなのな、ツナ!あんま無理すんなよ?」

 

 

「うん。」

 

 

 

俺は山本のおかげで倒れなくて済んだ。笑顔で山本にお礼をした後、山本と一緒に部屋に入った。

 

 

 

「みんなはもうご飯食べたの?」

 

 

 

「あぁ!」

 

「お先に頂きました。」

 

「極限にうまかったぞ!」

 

 

「そっか…」

 

 

 

(もうみんな食べちゃったんだ。)

 

 

 

きっと、悲しい顔をしていたのだろう。みんながご飯を食べるとき一緒にいてくれると言ってくれた。

 

 

俺はあったかい気持ちになった。

 

 

 

 

説明
『ありがとう』第2話です。
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タグ
リボーン ツナ 沢田綱吉 獄寺隼人 山本 

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