テイルズオブエクシリア〜転生者はイレギュラー
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〜レオンSIDE〜

 

 

次の日の朝

 

 

俺とミラは出口で出くわし、一緒に外に出るとジュード達やガイアス達が集まっていた。

 

 

「空中に停泊している艦へはどのように攻め入るつもりなのですか?」

 

 

まあ、確かに空にいる艦へどう行くかはわかんないよな。俺だけだったらマナで作った翼で行けるけど……。

 

 

「城に繋いであるワイバーンを使う」

 

 

ワイバーン?ああ、そういえば、居たっけか。

 

 

「城まではどうする?」

 

 

「俺の城に向かうのに策を弄するつもりはない」

 

 

「大通りから突破する」

 

 

ガイアスとウィンガルの言ったことにジュードが驚き、言う。

 

 

「そんな!無茶だよ」

 

 

「そうです。せめて二手に分かれて……」

 

 

そういってローエンは何かに気付いたのか黙りこむ。

 

 

「てめえらの意見なんて求めてねーんだよ」

 

 

「レオン……」

 

 

ガイアスが俺を見る。その目で語っていることも俺には分かる。

 

 

「ガイアス……お前が何を言いたいのかはわかっているぜ?」

 

 

「ふっ……そうか。行くぞ」

 

 

俺がそう言うとガイアスは納得し、ウィンガル達を連れていく。その途中、プレザが俺の前にで止まって、呟く。

 

 

「教会の脇から市街に続いている道があるわ」

 

 

プレザはそれだけを言ってガイアス達の痕を追った。

 

 

「もー!なんで仲よくしてくんないのー!」

 

 

「うふふ、どうしましょうか?」

 

 

「そうだな……」

 

 

皆はどうするかを考えているとローエンが話をし始める。

 

 

「教会の脇を抜けて、裏道から市街へ入り、そこからは屋根伝いで城を目指しましょう。そして、空中戦艦奪取と共に城と兵たちを奪い返すのです。彼らは陽動を買って出てくれたんですよ」

 

 

ローエンの言った陽動″を言うのを聞いたジュードやレイアは一瞬驚くが、

 

 

「素直じゃないなぁ」

 

 

「うん、ホント、素直じゃないね。ガイアス達は」

 

 

笑っていた。

 

 

「では、行こう」

 

 

俺たちはガイアス達が陽動している間に戦艦を奪取するために城へ向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

俺たちは裏道から市街に入るり、歩いていると

 

 

「全員、伏せるんだ」

 

 

俺は皆に一度、伏せるように指示を出す。

 

 

下を見るとガイアス達がエレンピオス兵達と戦っていた。

 

 

瞬く間にその場にいたエレンピオス兵達を倒す。

 

 

「ガイアス、強いですね」

 

 

「だろ?あいつと戦うのって結構面白いんだよ……な!」

 

 

俺は隠し持っていたナイフを自分の後ろに投げる。

 

 

「ぐあ!」

 

 

すると、俺の後ろの屋根上にいたエレンピオス兵を倒した。

 

 

「……僕、時々レオンには後ろにも目があるんじゃないの?って思うときがあるよ」

 

 

ジュードがそう言うと何故か皆頷く。

 

 

「そうか?気配がしたからナイフを投げただけ…だよ!」

 

 

今度は同時に6本投げる。しかも、今回はナイフ同志が弾きあって別々の場所に落ちていく。

 

 

ドサ

 

 

その音と共にエレンピオス兵が6名、落ちてきた。

 

 

「じゃあ、行こうか」

 

 

俺はそれを見て、先に進もうと皆に言う。

 

 

その時の皆の目が……「こいつやっぱり、後ろに目があるんじゃないか?」と語っていた。

 

 

進んでいる途中、ガイアスと目が合い、頷くとガイアスも頷き、ガイアス達も城へ向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そのまま、俺たちは屋根伝いに進んでいき、城のワイバーンのいる前に降り立つ。

 

 

ガシャン

 

 

ワイバーンの檻を開け、前に乗った時のメンバーでワイバーンに乗る。

 

 

「皆、行くぞ!」

 

 

バサ……バサ……バサ……

 

 

ワイバーンにそのまま、空高くへ上昇し、カン・バルクの上空に停泊していた艦へ乗り込んだ。

 

 

ワイバーン達は俺たちを降ろすと戻っていった。

 

 

「艦橋を掌握しましょう」

 

 

「船尾のあれじゃないか?」

 

 

アルヴィンの見ている方を見るとあそこが一番怪しいな。

 

 

「敵に侵入されたぞ!」

 

 

皆で船尾を見ているとエレンピオス兵が現れた。

 

 

「ここからは力押しだ」

 

 

「皆!遅れるなよ!」

 

 

戦闘を開始した。

 

 

 

 

「行くぞレオン!」

 

 

「最大火力で!」

 

 

光の波動が敵の動きを止め、

 

 

「「フェイタルケイジ!」」

 

 

そこにインディグネイションが降り注ぐ。

 

 

『ぐうああああああ!』

 

 

全体にインディグネイションが降り注がれ、出て来ていた兵士たちをすべて消滅させた。

 

 

「レオン……手加減しないよね(汗)」

 

 

「あの歳でこのようなことをできようとは……歳は取りたくないですな(汗)」

 

 

ジュードとローエンは俺を見て汗をかいている。まあ、確かに俺のぐらいの年齢でこんなこと普通はできないよな。

 

 

「ミラ、続けていくぜ!」

 

 

「いつでもいいぞ!」

 

 

俺はミラと一緒にどんどん敵を薙ぎ払っていく。

 

 

「「受けよ、無慈悲なる白銀の抱擁!!アブソリュート!!」」

 

 

エレンピオス兵を氷付けにし、氷の塊を降らせると、砕け散った。

 

 

「飛燕連脚!虎牙破斬!閃空裂破!襲爪閃空破!!」

 

 

連続して回し蹴り、斬り上げから斬り下ろし、回転斬りでエレンピオス兵を打ち上げて突き、最後はエレンピオス兵を打ち上げてから、斬り上げて雷弾を放ち、落雷と同時に斬り下ろす!

 

 

流れるような技のコンボを使ってエレンピオス兵達を倒していく俺。

 

 

だが、次から次へと現れるエレンピオス兵。

 

 

「ちょっとちょっと。さすがに多くない!?」

 

 

「確かにな!!」

 

 

俺は剣と足を使って敵を斬り、蹴り飛ばす。

 

 

「グランドダッシャー!」

 

 

『うわああぁぁぁぁ―――――!!!』

 

 

エレンピオス兵の現れる方向に地割れを起こし岩石を噴き出すグランドダッシャーを放つ。

 

 

「ちぃ!(ここでビックバンとかメテオスォームとか使ったら艦を破壊しちゃうしな……やっぱり……)」

 

 

俺は艦橋を見る。

 

 

「(あそこで船を操作するしかないか)」

 

 

俺は皆に話す。

 

 

「皆、俺が今から艦橋へ行ってこの船を地上に降ろす」

 

 

バンバン!

 

 

「確かに。そうすりゃガイアスたちの支援もある。ここの敵もどうにかなるな」

 

 

「では、レオン、頼む!」

 

 

ミラも俺に任せてくれたので俺がいざ、艦橋へ行こうとすると……

 

 

グゥオォォォン!

 

 

どこからかワイバーンの鳴き声が聞こえてきた。

 

 

「はーっはっはっは!俺の地獄耳で話は聞かせてもらったぞ」

 

 

「この声って……」

 

 

ジュードもこの声の主に気づく。

 

 

「とぉ!」

 

 

上を見ると上空にワイバーンがいて、その上からあのバカが降りてきた。

 

 

そんなバカに俺は、

 

 

「アイシクルボルト」

 

 

バカの頭上に氷の塊を落とし、更に電撃で追撃する。

 

 

ビリリリリリ!!

 

 

「アバババババババ!?」

 

 

着地しようとしたバカは痺れて落ちてくる。

 

 

ドサ

 

 

「レ、レオン!?」

 

 

ジュードも俺のしたことに驚いている。ミラを除いた他の皆もだ。

 

 

「な、なんだ貴様……」

 

 

エレンピオス兵達もいきなり現れていきなり精霊術を喰らって落ちてきたバカを見ている。

 

 

すると、

 

 

ドシャアアァァァァン!

 

 

『うわああぁぁぁぁ!!』

 

 

バカの落ちたところで爆発すると共にエレンピオス兵達が吹き飛ぶ。

 

 

そして、

 

 

ザッ!

 

 

バカが出てきた。

 

 

そんなバカを俺とミラは鋭い目で見る。

 

 

「アーハッハッハッハ!!」

 

 

笑いながら俺たちを見るバカ。

 

 

「おい、レオン!貴様の出番などない。ここからは俺の……ブルゥア!?」

 

 

俺を見ながら喋るバカにライトニングブラスターを放つ。ライトニングブラスターでバカの周りにいたエレンピオス兵達も吹き飛ばす。

 

 

「うるさいんだよ。この元凶が」

 

 

俺はかなりキテいる。それはもう、怒りメーターがあったら振り切れるほどに。

 

 

「さて、艦を降ろすかな」

 

 

俺は艦橋へ向かった。

 

 

 

 

 

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艦橋にいた兵士を倒し、艦の操縦するボタンや舵を確認し放送ボタンをONにする。

 

 

それと同時にガイアス達が艦に乗り込んできた。

 

 

「あーあー、こちらレオン。エレンピオス兵達よ。戦闘をやめろ。この艦は俺たちが掌握した。無駄な抵抗をやめ、速やかに武器を捨て、降伏しろ」

 

 

俺が放送すると戦闘していたエレンピオス兵達は武器を捨て、手を上げる。

 

 

「ガイアス。このまま、艦を地上に降ろすぞ。それとそこで寝ているバカを拘束しておいてくれ」

 

 

ガイアスは自分の近くで気絶しているバカを掴んで俺に見せる。

 

 

「そう、そいつだ。そいつを裁く権利はア・ジュールにもあるのを忘れるなよ〜」

 

 

俺がそう言うとガイアスも思いだしたのかジロリっと気絶しているバカを見る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのまま、俺が艦を操縦し、地上に降ろした。

 

 

艦橋をア・ジュール兵たちに任せ、俺は拘束されたバカの元へ。

 

 

バカの元へ行くと案の定、暴れていた。

 

 

「離せ!貴様ら!俺を誰だと思っている!俺は特別な存在……巫子だぞ!」

 

 

……このバカはまだ、そんなことを言っているのか!?

 

 

俺はあまりにもバカがバカなのを見て、呆れていた。

 

 

「おい、バカ」

 

 

「貴様はレオン!この俺になんて事……ブルゥゥア!?」

 

 

俺は俺を見て睨んでくるバカの顔面を蹴る。

 

 

「何睨んでやがる?ああ?」

 

 

俺はバカの髪を掴んで持ち上げる。

 

 

「てめえは自分が何をしたのかがわかっているのか?自分のしたバカな行動が!」

 

 

俺が睨みながら言うとこのバカ、何言っているんだこいつはって顔をしてやがる。

 

 

「ハァ?何を言っているんだお前は?」

 

 

……ブチッ

 

 

「てめえのせいでファイザバード沼野で両国の兵士が何人死んだと思ってやがる!!!」

 

 

俺がそういうとジュード達(ミラやガイアスを除く)はようやく俺が何を言いたいのかがわかったようだ。

 

 

「俺はただ、ミラ様のお力を取り戻そうと……」

 

 

ドカン!

 

 

「ガアァ……がはぁ!」

 

 

「ふざけた言ってんじゃねえよ!!お前の軽はずみな行動が両国の兵士を死なせ、エレンピオス兵達をここに呼ぶ羽目になったんだろうが!!」

 

 

「ふ、ふざけるな!俺はただ手紙が来て、それで……」

 

 

「手紙だとぉ?てめえは誰かもわからないやつからの手紙を信じて、クルスニクの槍を起動させたのか!?ざけんじゃねえぞ!!!」

 

 

俺が再び、殴ろうとするとミラが止める。

 

 

「ミ、ミラ様!お助けください!こやつ、無礼にも巫子である俺を……」

 

 

パチン!

 

 

バカがミラに言っていると、ミラがバカの顔にピンタをする。

 

 

「ミ、ミラ様?な、何を……」

 

 

「イバル……お前は自分がどれだけのことを引き起こしたのかがわかっているのか!!この大バカものがあああ!!!」

 

 

ドスン!

 

 

ミラは今度は顔を殴る。

 

 

「お前がクルスニクの槍を起動させたせいで断界殻(シェル)は破られ、ラ・シュガル、ア・ジュールの両国の多くの兵士を殺したのだぞ!!」

 

 

「そ、そんな!自分は殺してなんて……」

 

 

「お前が殺したようなものだ!お前が槍を起動させなければエレンピオスのヤツらはこちらには来なくて済んだ……それをお前は!」

 

 

ミラがまた、拳を握ってバカを殴ろうするのを俺が止める。

 

 

「レオン?何を……」

 

 

「…………」

 

 

ミラは俺の表情を見て、何かを察したのか拳を収める。

 

 

「ガイアス。本来であれば俺がこいつを断罪するところだが……こいつを一旦、ア・ジュールの牢屋に閉じ込めてくれないか?ナハティガルの怪我が治ったらお前とナハティガルの二人でこのバカをどうするかを決めてくれ」

 

 

俺は先ほどから黙っているガイアスに言うと、

 

 

「……いいだろう。ラ・シュガル王が回復次第、こ奴の処罰を決める。貴様、我が兵士達を殺す原因を作ったこと……ただで済むとは思うな」

 

 

ガイアスは眼力だけで人を殺せそうな眼でバカを見る。

 

 

「!?」

 

 

バカはガタガタ震えだす。

 

 

「ガイアス。一旦、城に言ってこれからのことを話し合う必要があるな」

 

 

「ああ。ウィンガル」

 

 

ガイアスはウィンガルを呼ぶ。

 

 

「はっ!」

 

 

「この空駆ける船を調べさせろ。どのくらいで使えるようになるかを確認させろ」

 

 

「承知」

 

 

シュン!

 

 

ウィンガルはガイアスの指示で動き始める。

 

 

「プレザ!ジャオ!アグリア!今集められる兵士達を確認しろ」

 

 

「わかりました」

 

 

「うむ、了解じゃ」

 

 

「はい」

 

 

3人も指示に従い、この場を離れる。

 

 

「そこの兵士3人。この男を最下層の牢屋に監禁しておけ」

 

 

「ちょい待ち」

 

 

ガイアスの指示に割り込む俺。

 

 

「暴れられて痕で邪魔になるからな……アイシクルバインド」

 

 

バカの手足に氷の枷をつける。これで暴れることはできない。これは俺が死なない限りか俺が解除しないと取ることはできない。

 

 

「これでよしっと。連れてっていいぞ」

 

 

「では、失礼して……」

 

 

兵士3人はバカを引っ張って連れて行った。

 

 

「さて、俺たちは少し休むとしようか」

 

 

「うむ……レオン、お前たちは呼ばれるまで休んでいろ」

 

 

ガイアスにも言われ、俺たちは休むことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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〜オマケ編〜

 

 

「ミュゼ、ジュードのこと、守ってくれてありがとう!」

 

 

レオンが合流して、レオン・ミラ・ジュード・レイア・ミュゼの5人は話しあっていた。

 

 

「いいえ。私こそジュードにはお世話になりました。私を直接″使役し、失ったマナを補充していただいたんですから」

 

 

直接″……これを聞いた俺たちはジュードを見る。

 

 

「ジュード!ミュゼを直接使役したのか!?」

 

 

「う、うん。ミュゼがそうしてくれって言うから……いけなかった?」

 

 

「いけないとは言わないが、精霊が人間に直接使役されるってことはだな……」

 

 

レオンがジュードに言いかけると、

 

 

「ずっと一緒で、た〜っぷりマナを与えてくれたんですよ」

 

 

頬を赤らめて言うミュゼを見て、そして、聞いてミラはジュードから距離を取ってじっと見る。

 

 

「……知らなかったよ。君が……レイアという恋人がいながらそんなことをする男だったとは……」

 

 

そういって、この場から去っていくミラ。

 

 

レオンも去ろうとするが、

 

 

ガシッ!

 

 

レイアに捕まる。

 

 

「どういうことなのかしら(黒笑)」

 

 

黒いオーラを発するレイアに逆らえずレオンは精霊を人間が直接使役することの意味を教えると……

 

 

「ジュゥ〜〜〜〜ドォ?ちょぉぉぉぉ〜〜っと……OHANASHIしましょうか?」

 

 

「え、レ、レイア!?は、離して!?一体何が……ドウナッテイルノオォォォォ!!!!」

 

 

岩影に連れて行かれたジュード。その岩影からは、

 

 

ドス!バキ!ドスン!ガキィィンン!ドシャ!グチャ!

 

 

何とも言えない音が聞こえてくる。

 

 

レオンはそれを耳を押さえながらその場を去って言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜オマケそのA〜

 

 

「ごめんね、ミュゼ。戦いに巻き込んじゃって」

 

 

「いいえ。むしろ望むところです。精霊として、黒匣(ジン)を使う者たちを許すわけにはいきません」

 

 

「今、戦力が増えることはありがたい。礼を言うぞ、ミュゼ」

 

 

「お礼なんて。姉として、無謀な妹を放っておけませんしね」

 

 

「クックック、ミラ、お前はやっぱり、無謀だとさ……」

 

 

ミュゼの言ったことに笑うレオン。そんなレオンをミラは酷いな全くという表情をするが、口に出さないでいる。

 

 

「む、ずいぶん上から目線だな」

 

 

「いいんじゃねえか?家族ってそんなもんだろ」

 

 

「そういうものか?」

 

 

「ええ、多分ね」

 

 

「ん?ミュゼが家族ってことは将来は俺の義姉か?」

 

 

レオンがそういうとミラは顔を真っ赤にする。

 

 

「レ、レオン!?///」

 

 

「あらあら?あなたとミラはそういう関係なのね?出来の悪い妹ですが、よろしくお願いしますね」

 

 

「いえいえ、こちらこそ……」

 

 

「レオン!!!//////」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜オマケB〜

 

 

「ミュゼ、どこまでついてくる気だ?」

 

 

「どこまでも。マクスウェル様の手足となって、黒匣(ジン)を使うアルクノアをせん滅するのが私の役目ですから」

 

 

「そんなこと命じた覚えはないが……」

 

 

「あなたが覚えていないのは勝手ですが、事実です」

 

 

「けど、大精霊が仲間になってくれるなんて心強いよ」

 

 

「はい。これからも私を『直接使役』してくださいね」

 

 

再び、悪夢の始まりそうな予感のしたレオンはささっとジュードから離れる。

 

 

「……やはり、お前たちはそういう関係なのだな。レイアが可哀想だぞジュード!」

 

 

ミラはレオンの腕を掴んで離れていく。

 

 

そして、

 

 

「ジュウゥゥゥゥ〜〜〜〜〜ドオォォォォ??(黒笑)」

 

 

「レ、レイア、ま、待って………アッ――――――――――――!!!!」

 

 

再び、ジュードに襲いかかる魔の手(レイアの制裁)

 

 

 

 

 

説明
第50話 バカとの別れ


イバル……さようなら。
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コメント
ちょいと誤字報告です「お前たちはそうい関係なのだな」が「そういう関係」で「う」が抜けてますね。(BLACK)
イバルは原作以上の酷い目に遭いそうだが、なぜだろうか、かわいそうな気がしない。(笑) そしてジュード、南無阿弥陀仏。(笑)(BLACK)
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