緋弾のアリア
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双識side

 

「ふぁぁ・・・」

 

おはよう、夜刀双識です。

 

昨日の事件の怪我でキンジは病院にいるそうです。

なのでいつものあれが出来ないから暇なんだよねぇ。

何か起きないかなぁ〜?

 

ピンポーン

 

「ん?こんな朝早くから誰だろ?」

 

トコトコ・・ガチャ

 

「だ〜れですか。ってレキ?それと蘭豹も、どうしたのこんなあs「「ソウ(さん)!」」・・・」

 

・・・何でこんなことになってんの?

つかレキ結構大きな声出せるんだな。

 

「すいません、なぜ二人は俺に抱きついているのかな?とりあえず離れて説明をplease」

 

俺がそう言ったら二人は顔を赤くしながらも離れてくれた。

 

やばい、二人とも可愛い。

 

「それは、私から説明します」

 

「あぁ頼むよレキ」

 

レキはなぜ二人が俺の部屋に一緒に来たのかを説明してくれた。

 

結果、簡単にまとめるとこうだ!

 

昨日の事件を蘭豹が昨日の内に知る。

   ↓

そこで何故か蘭豹がレキに報告(なぜ?)

   ↓

レキ俺が心配だからすぐに行こうと言い出す

   ↓

蘭豹が今日は俺が疲れているだろうから明日にしようと説得

   ↓

レキ承諾。しかし明日の朝と言い張る

   ↓

蘭豹承諾。待ち合わせ場所を決める

   ↓

待ち合わせ場所、俺の寮の前に決定

   ↓

6時25分:待ち合わせ場所に二人集合。(なぜ俺の起床時間の5分前!?)

   ↓

そのまま俺の部屋の前に移動。チャイムを鳴らす

   ↓

俺が出てくる。抱きつく(だからなぜ!?)

   ↓

  現在

 

という訳らしい。

 

うん、いろいろツッコミたい!

 

何で蘭豹がレキに報告すんの!?

 

何で二人とも時間決めてないのにジャストに来れるの!?

しかも、俺の起床時間5分前!!

 

そして最後、なぜに俺に抱きつく!?

 

レキはキンジがフラグ立てんじゃないの!?

蘭豹は俺なんかした!?

フラグは立ててないよな!?・・・立ててないよね?・・・自信ないです。

 

「うん、二人とも心配してくれたんだね。ありがとう」

 

「「ん///」」

 

また二人とも顔赤くしてるよ・・・やっぱ可愛いなぁ」

 

「「ッ!/////」」

 

なぜまた顔が赤く???

 

「ソウさん声に出てた///」

 

「え、ほんとに?」

 

「はい」

 

「だからか、さっきから蘭豹が顔を赤くしたまま黙っているのか」

 

何かすいません!

 

「でもなんで俺が可愛いって言っただけでそんなに顔が赤くなるんだ?」

 

「それはですね・・・きだからです///」

 

「ん?ごめん最後の方が聞こえにくかった」

 

「だから、それはですね・・・」

 

うん、うんそれは?

 

「・・・・好きだからですよ!!////」

 

「・・・・え?」

 

今なんと?好き・・・like?だよね。

 

「レキ、それはlikeの方だよね?」

 

「い、いいえ。loveの方です///」

 

俺はいつ!フラグを・・・立てたんだぁぁぁ!?

 

心の中の俺は叫んだ。

 

「・・・蘭豹もそうなんですか?」

 

俺はいつの間にか隣に来ていた蘭豹に問いかけた。

 

てかレキの視線が恐い!

流石スナイパー!・・・意味がわからん。

 

というか俺、壊れてきたなぁww

 

「・・・うん///」

 

ん〜、うん?誰!?

 

「蘭豹!どうかしたのか!?」

 

「え、いやなんでもないよ」

 

DA☆RE☆DAaaaaaaaaaaaaa!?

いやマジで!ホント誰だよ!?

 

「どうしたんですか!蘭豹先生!?」

 

「・・・呼び捨てにしてって言ったじゃん」

 

「あぁ、ごめんなさい」

 

・・・じゃねぇよ!!だから誰だよ!?

何でそんな喋り方なの!?

 

「どうしたんですか?急にそんな喋り方して?」

 

「い・・・いや、これは・・・気分?」

 

なぜ疑問形!?

 

「そうですか、気分ですか。まぁその方が可愛いからいいかな」

 

「そ、そうか。あと敬語もやめてくれると・・・その、嬉しい///」

 

「あー、学校では無理だけど、プライベートとかでなら//」

 

「そうか・・・うん、何かいいなそういうの」

 

ホント誰なんだろうなぁ。

 

そいやぁ、なんでこんな話しているんだっけ?

たしか・・・あぁ〜。

 

「というか、二人は俺のことがなんだっけ?」

 

「「好き///」」

 

聞き間違えではないようだね。

ホントどこでフラグ立てんだろうなぁ。

 

「そっか、二人の気持ちは嬉しいけど・・・どっちかを選ばないといけないんだよね」

 

そう言うと二人は顔をあわせて笑った。

 

レキの笑顔ってレアだよなぁ。

 

「それは大丈夫ですよソウさん」

 

「ん?何が?」

 

「そ・れ・は」

 

蘭豹がもったいぶる。

ホント何が大丈夫なんだろ?

 

ん〜・・・まさかねぇ〜。

俺の頭に男なら夢に見るだろう事が思い浮かんだ。

 

だがそれは普通の高校なら大丈夫だろう。(主に体が)

しかし俺の通っているのは前世のような普通の高校ではなく武偵校という日常的に銃をドンパチ撃ち合う頭が逝ってる奴らも沢山いる高校だから・・・まぁなんというか死ぬ?

 

レキとか影でかなり人気あるし。

蘭豹はあんな喋り方してたら簡単に人気出てくるだろうし・・・やばいね。

 

簡単に言えば、どっかのテストの点数で戦争をする学校の一番お馬鹿なクラスの○○○団のような奴らが銃を持って襲ってくると考えてくれ。

 

「「私たち二人でソウ(さん)の恋人になるから(です)」」

 

やっぱりかぁぁぁ!!

おれ死んだぁぁぁ!!

 

「二人は本当にそれでいいのか?」

 

「はい」

 

「ぜんぜんOK」

 

やっばいな〜、二人ともマジだよー。

俺ホントニ死んじゃうよ〜、せめて学校の奴らには知られないようにしないとな・・・うん。

 

『あれ、付き合う事は決定なんだね』

 

『・・・何故にこのタイミングで?』

 

『何か面白そうだったからね』

 

『お前ホントに神様!?性格悪いな!!』

 

『失礼ねホントよ、というか私が偽物だったらあなたはこの世界には居ないのよ』

 

『そうですね、神様が居なかったら俺は死ぬ事もなかったでしょうしね』

 

『・・・ごめんなさい』

 

『よろしい』

 

『じゃあ、頑張ってね!』

 

『えぇ!ここで逃げるの!!何か打開策は!?』

 

『だってただ単に冷かしに来ただけだもの』

 

『やっぱお前性格悪いな!!』

 

『じゃあねぇ〜、また連絡してね』

 

『お前が勝手に連絡して来たんだろうが!!』

 

ブツン・・・

 

いつか絶対ここの世界に落としてやる。

 

「じゃあ、返事するね」

 

俺は気を取り直して二人を見る、二人は俺を見返す。

あ、ちなみにさっきの神?とのやり取りの間は時間の進み方が遅くなるらしい。

 

地味に手間がかかってんだな。

 

「こんな取り柄も何も無いような俺ですが、よろしくお願いします」

 

俺は笑って二人にそう言った。

 

「こちらこそよろしくお願いします、ソウさん///」

 

「それはこっちのセリフだよソウ♪///」

 

レキは普通だけど、やっぱ蘭豹変わったなぁ。

あぁ、あとあれは言っとかないとな。

 

「あのさ二人とも、武偵校ではこの事は秘密ってことでいいよね?」

 

「「?」」

 

いやさ、二人して首を傾げないでくれない?可愛すぎなんだけど。

 

「だからさ、二人との関係が学校に広まると嫉妬と妬みの視線が大量にきそうでね」

 

「「?」」

 

まだわからんの!

二人とも自分の魅力に気がついている!?

 

「いやだからさ、二人とも可愛いんだからさ。そんな二人と付き合っているとバレると・・・な?」

 

「「////」」

 

そこで顔を赤くしないで!!

 

「まぁ取りあえず分かった?二人との関係は秘密だからね」

 

「「(コクン)」」

 

わかってくれたらしいね。

 

「そろそろ時間だし、学校に行きますか」

 

「はい」

 

「行こっか」

 

俺は鞄を持って玄関に向かう。

 

二人も。

 

「・・・ちょっと待とうか」

 

「なんです?」

 

「どうしたの?」

 

「あのさぁ二人との関係は秘密なんだから、一緒に出てったらまずいよね」

 

「そうですか?」

 

「そうなの?」

 

「そうだよ!」

 

この二人は凄いのか凄くないのか時々わかんない!!

 

「だからさ、取りあえず二人は先に行ってて・・・あぁそうか」

 

「「?」」

 

俺が途中で何か閃いたから二人は首を傾げている。

 

そうじゃん俺の能力使って武偵校まで行けばいいじゃん!!

誰にも見つからずに学校に行ける、時間をずらせる、まさに持ってこいじゃん!!

 

そうと決まれば即実行!

 

「二人ともちょっとそこに靴履いて自分の荷物持って並んで立ってくれない?」

 

二人は俺の言うとおりに並んでくれた。

 

「じゃあ今から二人を武偵校に送るからね」

 

「どうやってですか?」

 

「それは、俺の能力を使ってだよ。・・・あ、これは秘密にしてよね、武偵校には秘密にしてあるんだから」

 

「わかりました」

 

「いろいろ言いたいけどわかったよ」

 

「ありがとね」

 

俺は昨日寝る前に目を隠すためにかけていた認識阻害の術を解く。

 

「ソウ!その目は!?」

 

蘭豹が驚きの声を上げて聞いてくる。

レキも声には出していないが同じような感じだ。

 

「これが隠していた能力だよ、じゃあ転移させるね。質問は今度ということで」

 

俺は右眼の魔眼で二人を視界にいれ狙撃科(スナイプ)の屋上に転移させた。

これで良し、さて俺も学校行くかなぁ〜。

 

ちなみに魔眼の能力は片目だけに集中させた。

まぁ、色は戻らないけどねww

 

認識阻害の術をかけなおして俺は武偵校に行くためにバス停に向かった。

 

 

 

 

 

武偵校で起こる惨劇を知らずに。

 

 

 

 

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大変大変ww
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主人公最強 作者アリア嫌い ハーレム 

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