世界を越えし男と数の子たち 第14訓 決戦前にはすることが沢山ある
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ナンバーズの特訓にスカリエッティとの会話です。

ナンバーズに技を覚えさせて強化してみたり

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優斗です。朝起きて、テレビを観たら、スカリエッティの共犯という事で、犯罪者にされていたとです。

スカリエッティ「…これは…凄い事になったね」

 

ユウト「…マジでか…」

 

ウーノ「優斗さん…」

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優斗だ、そんなわけで、俺は犯罪者になっちまった。

まあ、管理局(あいつら)みたいな偽善者どもよりかは、幾分もマシだ。

 

スカリエッティのような奴を自分の欲望のために生み出し、利用する奴らよりかな。

 

…ああ、そういえば今日、ナンバーズが増えたんだ。

 

朝、食堂で全員が集まった時に知った。

 

 

ユウト「あれ?気のせいか?何か増えてねぇか?」

 

セッテ「初めまして、NO.7のセッテです」

ピンク色の髪をしたセッテが最初に自己紹介した。

オットー「NO.8のオットーです」

次に茶色い短い髪をしたオットーが言った。

ディード「おはようございます、優斗兄様。NO.12のディ―ドです。」

頭にカチューシャをつけた、茶色いロングヘアーのディ―ドが挨拶をする。

 

ユウト「あ、ああ、おはよう…(兄様…ねぇ。)」

 

 

 

 

 

 

 

朝飯を食べた俺達は、近い内に、管理局の地上本部に襲撃をするので、それまでは訓練をする事になった。

しかし、ただの訓練ではない。

 

管理局に、特に機動六課の奴らに勝つための特訓である。

 

スカリエッティに機動六課の情報を映像で見せてもらったが、…なんだあれ!強!?って思った。…よく、なのはって奴に勝てたな、俺。結構危なかったけど。

 

おそらく、今のままでは厳しいだろう。という事での特訓である。

 

内容はだいたいこんな感じ

 

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ユウト「チンク!そのスティンガーで少しでも接近戦を出来る様にしろ!」

 

チンク「分かった!」

ユウト「それと、ただ投げて爆発させるだけじゃあ相手に通用しないぞ!いろんな投げ方をしてみるんだ!」

 

チンクにスティンガーの新たな使い方を教えたり

 

 

ユウト「ディードは、とにかく相手に斬り掛かれ!隙を見せるな!相手に反撃の暇を与えるな!」

 

ディード「はい!」

 

ディードと剣を交えながら技を鍛えたり

 

 

ユウト「ノーヴェは、打撃と蹴りの技を身につけろ!」

 

ノーヴェ「具体的にどんなんだよ」

 

ユウト「ああ、具体的にはこんなの」

 

優斗は『ナンバーズ用必殺技案書(考案者優斗)』に書いてある技案をノーヴェに見せた。

 

ノーヴェ「なになに…三連続パンチで相手を吹き飛ばす『カーレントナックル』に、空中から強力な蹴りを見舞う『エリアルレイド』、パンチで相手を浮かせて連続攻撃を叩き込み、更に蹴りで地面にたたきつけ、最後に正拳突きで攻撃する『アクロバットローカス』か。…最後の、凄すぎるだろ」

 

ユウト「だけど、それが出来たら、かなりの武器になるんじゃないか?」

 

優斗の考えた技案書を見たノーヴェは

 

ノーヴェ「確かに、これを見る限り、威力は凄くありそうだな。よし!あたしはこの技を身につける!」

 

ノーヴェは格闘と技の練習をしたり

 

 

ユウト「セインは…ISを上手く使った戦法を身につけろ!」

 

セイン「分かった?、…それだけ?」

ユウト「…そんぐらいだな」

 

 

 

ユウト「トーレは、速さを活かした技を身につけろ、速攻をかけるんだ」

 

トーレ「なるほど、では特訓に付き合え」

 

ユウト「…分かった。俺も訓練しないとな」

俺はトーレと特訓した。

俺は特訓の中で、流れるような動きによって相手を連続で攻撃する『鏡面刹』を身につけた。

トーレも速さを活かした攻撃を身につけたようだ

 

 

ユウト「さて、ウェンディは…」

 

ウェンディ「あたしは…」

 

ユウト「機動六課にいる、幻術使いの幻術ごと相手を攻撃出来るようになれ。そうすれば、本体がどれか分からなくても問題ない」

 

ウェンディ「なるほど、確かに分身も消せるし、本体にも攻撃出来るっスね」

 

ウェンディに、対幻術使いの対策を教えたりした。

 

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地上本部襲撃前日の夜

ユウト「あ?、疲れた…」

 

ウェンディ「もうへとへとっス…」

 

ノーヴェ「ああ…、…でも、優斗の案のおかげで少しずつだけど、あたし達、強くなってきたよな」

 

トーレ「ああ、確かに少しずつだがな」

 

セッテ「…トーレ、チンク。優斗は何故、私達のように戦闘機人でも無いのに、あんなに強いのですか?」

 

優斗の強さに疑問を持ったセッテがチンク達に問い掛ける。

 

チンク「…優斗は、家族…私達のために闘っている」

 

セッテ「私達の…?」

セッテはよく分からないというように首を傾げる。

 

ユウト「さて、腹も減ったし、そろそろ飯食うか」

 

セイン「あ?、お腹すいた」

 

そうしてみんなで食堂に向かった。

 

食堂ではヴィヴィオが待っていて、料理を作る俺の手伝いをしてくれた。

 

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料理を作っている途中、ウーノとスカリエッティのほかに、見覚えのない金髪の女性が食堂に入ってきた。

 

???「優斗さん、お久しぶりです」

 

ユウト「その声…ドゥーエか?」

 

ドゥーエ「局員殺害事件以来ですね」

 

ユウト「そうだな。…そういや、任務は?」

ドゥーエ「今も任務中ですよ。今日は報告をしに来たんです。」

 

ユウト「そうだったのか…。ドゥーエ、ジエ・リヴォースの情報はあるか?」

 

ドゥーエ「…すみません」

 

ユウト「いや、無いならいい。…最近あいつを見ないからさ」

 

ドゥーエ「準備…ですよね」

 

ユウト「ああ、…何か嫌な予感がするんだよな…」

 

この会話の後、ドゥーエもみんなと飯を食べる事になった。

 

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俺は飯を食べた後、スカリエッティに研究室に呼ばれた。

 

 

ユウト「…なんだ?改まって」

 

スカリエッティ「いや、君が来てから私の娘たちが変わったと思ってね」

 

スカリエッティは真剣な表情で優斗に言った。

 

スカリエッティ「優斗君。君のおかげで、私の娘達は昔に比べて人間らしくなれたと思う。

ウーノは前より明るくなったし、トーレもよく笑うようになった。ディエチもよく喋るようになったりした」

 

ユウト「俺のおかげって…、俺は何もしてないぞ」

 

スカリエッティ「それでも、娘達が人間らしくなれたのは君のおかげだよ。礼を言わせてくれ」

 

ユウト「そーか、でも、俺があいつらを変えたんじゃなくて、あいつらが自分達で変わっていったんだと思うぜ」

 

スカリエッティ「そうか…。…優斗君、私は管理局に、機動六課に勝ちたい。これは、刷り込まれた夢ではなく、私自身の夢であり、目標だ」

 

ユウト「そうか…」スカリエッティ「長話に付き合わせて悪かったね。そろそろ部屋で休んでくれ」

 

ユウト「ああ、じゃあな」

 

そういって優斗は研究室をでた

優斗が研究室を出た後

スカリエッティ「…もう、これは必要ないね」

スカリエッティはポケットからカプセルを取り出した。

実はこのカプセル、ナンバーズの体内に埋め込まれていたスカリエッティのコピーなのだ。

スカリエッティは、優斗が来る前に、ナンバーズからこのカプセルを摘出していた。

そして、スカリエッティはカプセルを握り潰した。

スカリエッティ「この闘いが終わったら、まっとうな医者になろうかな…」

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説明
俺はこの日、掛け替えの無い奴らに出会った。
俺は車に跳ねられて死んだと思ったら、なんかよく分からんが別世界に行ってしまったみたいだ。
気が付けば、マッドな科学者や12人の姉妹と暮らしていたり、組織にケンカ売って犯罪者になっちまったり。平凡な日々を送っていたり
そして−−俺は戦う。ナンバーズ達を、世界を守るために。
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残酷な描写あり リリカルなのは ブレイブルー スターオーシャン ナンバーズがメイン ツッコミはディード キャラ崩壊に注意 コメディ ほのぼの 銀魂ネタが多い 

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