現象起こしの転生者 第三十八話
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「ほら、起きろよめだか」

 

起きれないのか?

そうだよな、お前今は普通の俺と同等強度しかないもんな

頭蓋骨陥没して死んじゃったもんな

 

「仕方ないな、『輪廻逸脱(エンドレスライフ)』対象を強制的に甦らせ

不死身(死なないが治癒は普通のまま)にする技」

 

「ほら起きろ、意識も飛んだか?『沈黙不備(アウトスリープ)』

無理やり意識を覚醒させ、意識が消えなくなる技」

 

ピクッ

 

おっ動いた

起きたみたいだな

 

「よう、どうだ気分は?」

 

「・・・なぜこんなことをするのか聞いてもよいか?」

 

「ははは、気づかないならもう一回な」

 

グシャッ

 

「があああ!!」

 

あっ、また潰しちまったよ!

まぁいいよな死なないし

今のところ頭蓋陥没がもっとひどくなったぐらいで

手加減してるし

 

「気づかないお前が悪いんだぜ?」

 

「え、え、え?零・・・君?」

 

「神谷殿?何をやっているのですか!?」

 

よう、お前らもいたんだったな

悪いが寝てろ『自動催眠』・・・外の奴らもな

 

「あ・・・なんで眠く・・・」

 

お休み

 

「・・・・零、補佐」

 

「ん?どうしためだか、何かわかった?」

 

わかったんなら答え合わせしてやるよ

ほら答えてみろ

 

「何を怒こっている?私が何かをやったか?」

 

わからないなら痛めつけだね

『絶滅の一撃』めだかの腹部に発射

 

「ぐああああ!!」

 

「痛い?痛いか?痛いよな?痛くしてるんだし

お前わかんないか?本当に何でこんなことをするのか

わかんないか!?」

 

もう一度展開発射

発射発射発射

ついでだし踏みつけてやるよ

 

「あああああ!!」

 

「なぁ!?お前他人のために生まれてきたんだって?

じゃあ身内は関係ないのか!?そんなわけないよなぁ!?

現に阿久根先輩や球磨川先輩は名前で呼んで理解してるし!

じゃあ善吉は!?善吉は違うのか?俺言ったよなぁ?

見捨てないでくれって、お前それやぶったんだよ!

安心院の思い通りになったし、俺も約束を破られたよ!

わかるか!?わかんないよな!」

 

わからないなら馬鹿だろ?

そんな馬鹿は壁にでも同化してりゃあいいんじゃねーのか?

お前は自分を心配してた奴にそんな形で返すのかよ!

 

「ウザったいよお前、何が人間大好きだよ

自分で興味なくして大事にしてないじゃん

それじゃ大好きって言えないよねー?

まぁつまるところ・・・壁にでも埋まっとけ」

 

あっもうめり込む顔もないのか

潰しちゃって存在しないもんね

 

「まぁ腹と顔を潰しただけなんだから優しいよねぇ?」

 

あはは、悲惨ー・・・

まじ笑える、ははは

でも、お前が悪いんだぜ?

 

「お前が俺の友達を見捨てるからさ

・・・じゃあもっと悲惨にしておこうか」

 

―――――――――――――――――――――――――――

善吉が宣戦布告をしに生徒会室に戻った時

そこにあったのは血で赤く染まった部屋だった

 

「なんだ・・・これ」

 

もがなと研修生たちは床に倒れ血まみれ、

一緒にいるはずのめだかはおらず

あたりに血が飛び散っていた

 

「なんで・・・・・」

 

善吉が驚愕で口を開けて

その部屋を見ていると

 

どこからか溜息が聞こえ善吉の視界が暗転した

次に善吉が気づいたのは生徒会室の前の廊下だった

 

「なんだったんだ?」

 

疑問に思いながらも

気を取り直して善吉は生徒会室のドアを開けた

その中は原作通りの風景だった

 

―――――――――――――――――――――――――――

〜〜屋上〜〜

 

「・・・なぁ零」

 

「なんだよ創」

 

「結局最終的にはあいつらどうしたわけ?」

 

・・・最終か、戻したよ、そうじゃないと困るからな

特に善吉が。

 

「能力で一部の記憶を消して寝かしつけて

原作の状態にして意識を戻した」

 

「つまり?」

 

「殺されて潰された記憶はあるけど誰がやったのか

覚えてないし、そういう痕跡もないから一瞬流れた幻っぽいもの

善吉は目撃しちゃったけどこいつも寝かしつけて

廊下で目覚めさせたから一応大丈夫」

 

「・・・そうか」

 

「なぁ君たち」

 

「「あん?なんだよ安心院」」

 

「君たちはどちらにつくんだい?」

 

バカなんですか?安心院

急に頭悪くなったの?

 

「「善吉の味方ですがなにか?」」

 

「そうかならいいんだ、めだかちゃん何かに味方されたら

勝ち目がないからね」

 

まぁそうだな、原作と違って愚行権があっても

俺らは能力で無効化出来るしな

テンプレが起こらないだけで能力無効が出来ないわけじゃないし

 

「まぁでも、今回は失敗だったな、無駄に頑張ったよ」

 

「そうかい?少なくとも君がめだかちゃんを

潰した事実は覚えてないとはいえ潰されたことは残ってるんだから

めだかちゃんも何か考えるんじゃないかな?」

 

「まぁどうでもいい」

 

「考えるのも面倒くさいしな」

 

今回はもうどうでもいいんだ

目的は失敗したからね

 

「原作と変える点なんてこの後ないしー

変えようとすら思わないしー」

 

「どうせなら善吉を戦闘でもめだかに勝てるようにしちまうか」

 

ははは、それもいいかもねー

・・・はぁ

 

「なんかキレた後はテンション下がるんだよなー」

 

普段が100としたら姫ちゃんが隣にいることで10000

キレた後は15くらいかなぁ・・・

 

「・・・・」

 

「ワァオ!これは球磨川君もびっくりな暗さだね」

 

「負のオーラで周りが黒く見えるぜ」

 

ははは、テンション回復の為に

姫ちゃん成分がほしいなー

まぁそんなのより

 

「ははは、原作と変える点は今回はほとんど残ってないけど

徹底的に変えさせてもらうかな」

 

「おおお!?もっと黒くなりやがった!」

 

「まるで底なしだね」

 

まずは善吉を魔改造するかな

めだかを小指で倒せるぐらいに・・・

はははははは、めだか、後悔しやがれ

身内を見捨てたのは俺からすれば重罪なんだ

 

「・・・お前は今回何回も痛めつけてやるよ」

 

説明
神様と転生した主人公が
めだかで原作に入るお話

※注意※
めだかボックスの二次創作です
キャラ崩壊するかもです
作者は分が苦手です
俺TUEEEE系です
自分的解釈もあります

上記でもよい方以外はバックすることをお勧めします
構わないという方はよろしくお願いします
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タグ
神様がヒロイン 主人公最強 チート めだかボックス 

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