とある異能力違い 1−1
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《ストレスはこまめに解消しよう》

 

ジャッチメントの増援が到着し、強盗が連れていかれた後、元は何食わぬ顔をして帰ろうとした・・・

 

ガシィ

 

「な・何ですか私は涼しいファミレスで飯を食うので手を早く離してくれ、いや離してください(汗)」

 

つかまれた腕を見ると、笑っているが、どうみても背中に般若の顔が見えそうなオーラを出しているジャッチメントの腕章をしたツインテの少女がいた。

 

その後ろでは、花のヘアピンをしてどこかで見たことがある、子供を庇った少女。

 

その抱きついて泣いているジャッチメントの腕章をした花がいっぱい付いている、カチューシャをした少女。

 

そして、最後の1人を見たとき、元は驚いた

そこにはこの学園都市230万人の中でも7人しかいないレベル5のうちの第三位 御坂美琴

通称・超電磁砲〔レールガン〕がそこにいた。

 

先ほど自分の横で打とうとしたのは超電磁砲であったのかと考えた元は、少し後悔していた。

ハンゾウ師匠の同期で、電撃使いであるセンパイと、どう違う使い方に興味があったのである。

 

「ちょっとあなた!さっきも言いましたが何者なんですの!犯人を捕まえてくれたことは感謝いたしますの!しかしこのよな仕事は私たちジャッチメントの仕事ですの!」

「うわぁ〜ん佐天さん無事でよ゛がっだ〜」

「ちょっと初春、軽く腕を打撲しただけだって・・・・あっさっきは有り難うございます。助かりました・・・・・って!?元さん!」

「佐天さんの知り合いですの?」

「やっぱり佐天さんなんだ」

 

この少女、佐天涙子と元はあることをきっかけに知り合いとなっていたのだ。その話は後で語ろう。

 

「すみません前回も今回も助けて貰って」

「ジー」

 

(さっきから観察するように超電磁砲が見てくるんだが、ばれたか?)

 

「ちょまて、俺だって財布盗られてヤバかったんだって。

後、佐天さん気にしないでいいから。いい運動になるし」

「あのーここで話していると邪魔になるのでどうせならさっき言っていたファミレスにいきませんか?」と花のカチューシャの少女

 

周りを見るとアンチスキルやらジャッチメントにより野次馬や護送、銀行のシャッターの修理などが始まっていた。

 

「あーそれだったらさっきのお礼もしたいし」と佐天

 

「ならさっさといくですの、お姉様〜いいですですの?」

「・・・ああいいわよ」

 

(どうやら拒否権は無いようだ)

 

どうせ飯を食うから別にいいかなと思っていた。

 

(しかし、この事件に巻き込まれる感は上条の専売特許のはずなのに)

 

〜ファミレス〜

 

「ふ〜んつまりクレープ屋の近くにいた、この学園都市に見学しにきた子供がいなくて探していたと」

「そうなんですよ見つけたときにはもうあの男が近くにいてすぐに助けなきゃと体が動いたんですよ」

 

まぁそれで結局自分が倒れちゃ意味無いんですけどね。

と佐天涙子は恥ずかしそうに言っていた。

 

「そんなことはないですよ、佐天さんは頑張ったじゃないですか」

 

花のカチューシャ 初春 飾利はジュースをどんっと置いて興奮ぎみにしゃべっていた。

 

「とにかくみんな無事でよかったですの、しかしこれでお姉様とのデートの計画が・・ぶつぶつ」

 

ジャッチメントでツインテの白井 黒子がなにやら呟いた。

 

「またあんたは、いい加減にしなさい黒子」

ガンッ

 

「お姉様〜ちょっとした買い物をしようと言っただけですの買・い・物 タダ2人キリデスケド」

「な・ん・か・い・っ・た?」

 

ちなみに

元→ヒレカツ定食

女子’s→ジュース

現在午後2時、遅いが元はこれが昼飯。

 

「ところで元さん、元さんは高校生ですよね?レベルはいくつなんですか?前も私が絡まれているところを素手で全員倒してましたけど?」

 

佐天がストローでジュースを混ぜながら聞いてきた。

 

「あっ私も気になります、あんなに強いのに名前聴いたことがないんで」

「それもそうですわね、ジャッチメントであるこの私と初春がこの辺で聴いたことがないなんて珍しいですもの」

「ジー」

 

美琴はこの話題になったとたんに、観察するように見ている。

 

「ん?俺?俺はなんにもないただの一般人、つまりレベル0だ」

「「「えーーー!」」」「ジー」

「ほ、ほんとですか!?」

「えっ?でも車を止めましたよね!?」

「犯人が俺をひくとき、びっびってアクセルとブレーキ踏み間違えたんだろ」

「でもレベル0は嘘ですよね!?」

「えっと・・・えっと・・・あっ有りました!書庫にアクセスして元さんの情報が・・ええー本当にレベル0です」

「ほらな、俺は普通高校の普通の一般人だ」

 

あまり念を使って目立ちたくないので普段、元は運動が出来るほうとうレベルにしているのだ。

 

「ジー」

 

美琴は相変わらずこちらを観察するように見ている。

 

「でも「はいはい、この話は終わり、んっじゃ機会があればまた。お出かけ中すまんかったな」ちょっと」

 

元はこれ以上追究されるのも面倒なので、さっさと立ち去ることにした。

 

「ジー」

 

〜その後、川辺〜

 

「はぁ〜いい加減さっきから何ついてきているんですかあんたは」

 

そう振り替えると。

そこには、美琴が立っていた。

 

「あんた、私と勝負なさい」

 

こちらを指差し、とんでもないことを言ってきた。

 

「なにいってんの?レベル0の俺と学園都市第三位レベル5の超能力者が勝負もなにも闘いになるはずねーじゃん。

そんなに俺をボコりたい?虐められてんの俺?」

「うっさい、あんた、本当はそんなもんじゃないでしょ!それに昨日変なやつにあってストレスたまってるのに、発散するところあんたにとられたのよ!」

 

そう叫びながら電撃を撃ってきた。

さすがに当たりたくないので、また最小限の動きでかわす。

 

「ほらやる気になった?」

バジッィ

右手に電気を溜め、口元に笑みを浮かべながら聞いてくる。

 

「なるか、第一に理由がないしメリットもない」

「あっそ」

ブオオッン

 

また電撃を使ってくる美琴、しかしまたかわされる。

 

「仕方ないな、面倒くさいけど相手してやんよだけど此処じゃなくてもっと広いとこでな」

 

そう言って下の開けているところに向かう元。

 

(あいつは絶対なにか隠している、それを見つけてやる)

 

ストレスがたまっているのも理由のひとつだが、同時に好奇心もある美琴であった。

説明
P4G三周しちゃった・・・

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大体このころから『禁止目録編』スタートです
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