とある異能力違い 2−12
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《幻想の終わり・・・それから》

 

 

〜橋の下〜

 

時間は流れ夕方。

 

「黄泉川先生、手錠を」

「春生・・・・」

「これは私のしたことの結果です。人を巻き込み迷惑をかけた、私は罪人だ。なら貴方のすることは一つ」

「・・・・」

 

ガシャ

 

木山の手に手錠がかかる。

 

「あの・・・」

 

美琴が気まずそうにに頬をかきながら声をかける。

 

「子供たちの事どうするの?」

「勿論諦めるつもりはない。

もう一度やり直すさ、刑務所だろうが世界の果てだろうが私の頭脳はここにあるのだから」

 

そう言って木山は微笑む。

 

「私も手伝うって言ったの嘘じゃないから」

「私も手伝います!」

「勝手にすればいい、だが今後も手段は選ぶつもりはない。

気に食わなかったらまた潰しにきたまえ」

「それでは行きましょう」

 

鉄装が木山を車に乗せる。

最後に木山がこちらを向いて話し掛けてきた。

 

「ここにはいない桔梗さんや小萌先生によろしく頼む。きっと私は小萌先生に酔っぱらいながら説教をされそうだがな」

「わかりました春生先生、また料理を作って待ってますから」

「フフッ楽しみにしているよ元君」

 

アンチスキルの車両は去っていった。

 

「やれやれ、懲りない先生だわ」

 

美琴が呟いたとき一台のタクシーが物凄い勢いで走ってきて急停止し、ドアから人が飛んできた。

 

「オーネーサーマー!!!!」

「ああ黒k「御姉様!心配いたしましたわ!」ちょっとどきなさいよ!」

「黒子は御姉様が心配で心配でいたもたってもいられなかったのです!

はっ!御姉様のお体に無数の擦り傷が!電撃もこないということはもしや充電切れ!ムフッフッフッフッフここは御姉様のお体、この黒子が癒してあげますわ!

あっ!そうですの、幻想御手の使用者達が次々と目をさましているんですの。初春お手柄ですわ」

「よかった〜」

 

初春は患者達が本当に回復したのかわからなかったため、さっきからずっと緊張したままであった。

緊張がとけたのか、へたりこんで涙ぐんでいる。

 

「それではお・ね・え・さ・ま〜〜〜」

「止めなさい黒子ーーー!」

「落差が酷すぎるなコイツら・・」

 

〜病院屋上〜

 

佐天は目が覚めたあと、フラフラと自然に屋上に向かっていた。

 

「もとに戻ったんだ・・・」

 

そう呟いて空を見上げると、突然ドアの開く音がした。

 

「佐天さん!病室に居ないから探したじゃないですか!!」

「おー初春」

 

初春は扉を開けるなり怒ったようすで佐天に近づく。

対して佐天はいつものテンションで、二日ぶりに合ったかのような軽さだった。

 

「おー初春、じゃないですよ!もう動いていいんですか?まだどこか調子が・・・」

「大丈夫大丈夫、ちょっと寝てただけだから、もう全部元通り・・・能力が使えないとこまでね・・・」

「・・・・・・」

 

ここで二人とも沈黙してしまう。

初春は今の佐天にどんな声をかければいいのかわからず、佐天はずるして能力をてに入れたことについて後ろめたさがある。

数分黙ったあと、先に行動をしたのは佐天であった。

佐天は初春に抱きつく。

 

「佐天さん?」

「ゴメン、つまんないことにこだわって。

ずるをして初春をこんな目に・・・いや、初春以外の美琴さんや白井さん、元さんもかな?」

「そんなことないですよ!」

 

初春が励まそうとするが佐天の謝罪は続く。

 

「私さ・・・もう少しのところで能力なんかよりずっと大切なもの失うところだった・・・ゴメンね」

「大丈夫です!私も皆さんも気にしませんから」

「うんありがと、!そうだまだしてなかったよね」

 

そう言って軽く離れる佐天、そしておもいっきり・・

 

「たっだいまー!」

「ひゃあ」

 

スカートをめくった。

 

「もう何するんですか!」

「いいじゃんこれにて一件落着なんだし」

「それでもやっていいことと悪いことが!」

 

「病院だってのに元気だなあいつら」

「それにしてもこれにて一件落着ですわね御姉様、御姉様?」

「あ、うんそうね」

 

佐天と初春が話しているとこから少し離れた階段入り口に、美琴、黒子、元の三人がいた。

親友の再開&約束事のこともあり二人で話させようと言うことで三人は離れたところにいる。

黒子の問いかけに美琴は歯切れの悪い答えを返した。

 

「ああ、そういうこと」

「御姉様の考えていることなどすぐにわかりますわ」

「え?な、なによ」

 

美琴の考えていることがわかった元と黒子は顔おを見合せ同時に言った

 

「「幻想御手を使った人達って本当に間違ってたのかなー、この事件の本当の原因は無能力者のことを考えていない私たち能力者なんじゃないのかなー」」

「大方こんな感じ(でしょ)(だろ)」

「うっ真似しないでよ」

 

図星をつかれた美琴は恥ずかしそうに頬をかく。

 

「まあ、お前しい優しさだけどな」

「えっ!」

 

元の口説き文句ともとれる言葉に頬を赤くする美琴。

 

「そうだ!優しさついでに気づいてほしいものが一つ」

「なによ黒子」

 

顔を赤くしたのを悟られないように話題を変える美琴。

 

「それは・・黒子の・き・も・ちムチュー」

「黒子・・・・あんたのいつもの調子のお陰で私もいつも道理に動けるとうになったわ」

「お御姉様?」

「くたばれー!」

「ああん!」

「ほんと変わらないなコイツら」

 

電撃の音に気づいて初春と佐天達もよってくる。

 

「白井さんいつも変わりませんねー」

「元さんも止めるの手伝ってください〜」

 

 

 

 

 

〜ファミレス〜

 

「・・・げ・くん、元君大丈夫かい?」

「ああすみません、ちょっと一連のことを思い出していて」

「そうかい、あれからまだ数日しかたっていないのか・・・」

 

木山も懐かしい思いでのように思い出す。

 

「今日は会えましたけどあのあとは?」

「捕まったあとかい?

どうやら学園都市はあの幻想猛獣のことを隠したいらしい、誘拐として処理され私は研究者の資格を剥奪されたよ」

「結局あれは何だったのでしょうか?」

「いくつか思い当たる点はあるが・・・

とにかく今は子供たちを取り返すことの合間に調べている」

「美琴達も言いましたが俺も手伝うので何でもいってください」

「ありがとう、とにかく今度またみんなで君の料理で飲もうと思っているんだよろしくな」

「はい、好きなものあったらいってください」

「そうだな・・・おっとすまない他の協力者で研究を手伝ってくれる人と会う約束なんだ、これで失礼させてもらう」

「そうですか、それではまた」

 

二人はファミレスで会計を済ませたあと、メルアドを交換し別れていった。

 

 

 

説明
あれ?武田観柳、お前そんなキャラでジョジョ立ちand 蝶☆サイコーな人だっけ?

どうも茶渋です

SQ読んでたらるろ剣あったのにびっくり!

SQ読み続けようかな?

それでは始まった

(茶・ω・)оΟ(インハイが始まる!忙しくなるな〜メンバーに入ってないけどな)

意見感想お待ちしております
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