転生先は魔法少女リリカルなのは……何だそれ?
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転校から1ヶ月が経ち、俺は彩羽を幼稚園に連れて行ってから学校に登校するのでいつも時間ギリギリだ

 

「…今日もギリギリだな」

 

ガラガラ

 

教室に入って時間を確認する…良し後十分ある、少しだけゆっくりできんな

 

「おはよう!!沢原君」

 

「……はいはい」

 

「むっ!おはようって言われたら、おはようって返してよ!」

 

デカイ声出すな俺に話し掛けてくんな、そんな事したら…

 

「ゴラァ!てめぇ俺のなのはと何勝手に話してんだ、殺すぞ!!」

 

ほら来やがった、高町の奴は何かと俺に話し掛けて来やがるが、その度にこの聖か王神が来て疲労のバーゲンセールだ

 

「……ほら見ろ高町、こう言ってんだ俺とじゃなくてコイツと話してろ」

 

「聖君!!私は沢原君と話してるの!だからどっか行っててほしいの!」

 

ちょっと待て!何を聞いてたんだお前は、何で火に油を注いでんだ!

 

「なのは……てめぇ!!俺のなのはに何吹き込んだ!」

 

出た出た…何なんだよコイツや王神の勘違いは何をどう見て俺が何かした事になるんだ、バカか?馬鹿なのか?お前等は

 

「授業始めますよ!皆席に着いて下さい」

 

「ちっ!!おいてめぇ余り調子に乗るなよ!(転生者だったら速攻潰してるが、転生者の魔力は低くてもAAAだ、つまりコイツはモブだ…気にする事も無いオリ主は俺だ、それに今の敵は王神のみ)」

 

殺られ役の言う様な台詞を吐き捨てて、聖は自分の席に戻る

 

「ねぇ…」

 

「なぁ、アレ面倒臭ぇから余り俺に話し掛けてくんな」

 

「えっ?!…………うっ……うん…わかったの」

 

良しこれで少しだけ静かになるな

 

(も〜〜〜〜う!!何でいつも邪魔ばっかり入るの!…はぁ……お話できるのあの二人が居ないときしかないの……もっと色んな事聞きたいのに)

 

何だ?急に疲れきった顔しやがって…まぁあんなのに付け回されたら疲れるに決まってるわな

 

因みに、高町・ハラオウン・八神・聖・王神の五人はたまに早退する、家庭事情か何かだそうだ、まぁ俺には関係………有る

前に一回だけ高町と聖と王神の三人が居ないときは、いつもとは比べ物にならない位ゆっくりできたのは当然と言えば当然だ

常にそうで有って欲しいが世の中そう上手くは行かないのが現実だ…次はいつゆっくり出来るんだ?

〜放課後〜

 

今日はベスターに彩羽の迎えを頼んでいる、今日はスーパーの特売日なので逃す手は無い、そして買い物を終えて缶コーヒーを飲みながら帰る訳だが

 

「なぁ!!良いだろ!俺達と一緒に遊ぼうぜ」

 

「私達急いでいるので」

 

「お断りしますって言ってるじゃないですか」

 

「嘘ついてんじゃねぇよ!!……良いから来いよ!」

 

「痛っ!離して!!」

 

「なのはちゃん!」

 

……何んでアイツ等はこんな所に居るんだ、何でチンピラに絡まれてんだよ

…おい!周りの奴、助けろや何[自分達は関係無い]みたいな顔で素無視してんだ……ちっ!

 

「おめぇ等…何してんだ」

 

「「沢原君!」」

 

「何だお前はヒーロー気取りなら帰る事だな」

 

……おいおいおいおい、たった一人じゃ意気がる事も出来ない様なチンピラが良く吠えるじゃねぇか…

 

「何だって言われても」

 

ベコッ!!!

 

「…只のクラスメイトだ」

 

{げっ!!}

 

俺は高町の腕を掴んでる奴の前に行き、右手の親指を底に残りの指を上にするようにして缶を持ち紙コップの様に、ぺしゃんこにする…この時に缶のスチールマークを相手に見える様にするのがポイントだ、これだけで大概の奴はビビる…で

 

ガシッ!

 

「あんま下らねぇ事してんじゃねぇよ…」

 

チンピラが高町の腕を離したのを確認して、缶を離し一瞬で首を掴み片手でカチ上げる…軽いな50キロ有るか無いか位か

 

「ぐふ……は…離せ」

 

「おいおい人にお願いする時は敬語が基本だろ」

 

グッ!

 

力を込めて首を掴む

 

「離して……下さい…」

 

「……おら!!」

 

唖然としてる、残り二人の方に向かって放り投げる

 

「ゲホッゲホッ…てめぇーーー!!!」

 

起き上がるとチンピラが殴って来たが避けずに受ける

 

「何だよ…殴り方も知らねぇのか?」

 

「な!この!」

 

ガシッ!

 

拳を受け止めて、俺は力を込める

 

「いい加減にしろよクズ野郎が、加減してやってんのがまだ解んねぇのか」

 

「グァァァァ!お!折れる!折れる!」

 

「「うぁぁぁぁ!」」

 

「……おいツレは逃げちまったぞ…どうするもう二度とこんな事しねぇな」

 

「しな…しません!もうしません!」

 

パッ!

 

「次は顔の骨格を変えるぞ……解ったな」

 

「ヒィ!すいません!!」

 

とりあえずこれで大丈夫だろ……良し帰るか!

 

「えっ?!ちょっと待って沢原君!」

 

…………やっぱりか

 

「何だ高町」

 

「あの……お礼がしたいから家に来ない?」

「行かねぇ」

 

「返事が早すぎるの!!」

 

「なのはちゃん落ち着いて、ねぇ沢原君お願い私達お礼がしたいの」

 

「……だったらこの事を誰にも言うな」

 

「「えっ?」」

 

「面倒な事になるに決まってるし、お前等と居たなんて事が折紙とひじきにバレたら鬱陶しい」

 

「王神君と聖君だよ……確かにそうだけど」

 

「お礼がしたいってんなら、俺にとっては黙っててくれる事が何よりのお礼だ……じゃあな」

 

早く帰って晩飯の準備しないとな

 

〜なのは視点〜

 

「はぁ〜」

 

「なのはちゃん沢原君も黙っててくれるだけで良いって言ってたんだし、落ち込まないで」

 

沢原君と別れて、すずかちゃんと一緒に帰ってるんだけどやっぱりちゃんとお礼がしたいの

 

「うん…」

 

「えっと…それにしても沢原君見た目と違って良い人だね」

 

「そう!そうなの!!それなのに皆不良とか言って沢原君は別に不良とかじゃないのに、失礼すぎるの!」

 

「…………ねぇなのはちゃん」

 

「何?すずかちゃん」

 

「もしかして…沢原君の事、好きなの?」

 

「!!なななななな何言ってるの!すすすすっすずかちゃん!あんなデリカシーの無い人好きな筈無いでしょ!!」

 

急に何言うのすずかちゃん!好きって有り得ないの、そんな事有る筈が……有る筈が無いの!

 

「ホント?」

 

「本当だよ!!それに私が好きなのは、小さい頃にお別れした男の子なの!……あっ!」

 

「それってお正月の時に見してくれた、アルバムの?」

 

「うん…み!皆には内緒だよ、約束だよ!」

 

「うん!大丈夫誰にも言わないよ」

 

「本当に言わないでね、はやてちゃんやアリサちゃんに知られたら」

 

「絶対からかわれるもんね」

 

「うん」

 

そうなの、私が好きなのは小さい頃からずっと…ず〜〜っとあの男の子なんだから、他の人を好きになるなんて………そ!そんな事有るわけ無いもん!

 

………でもやっぱりお礼位はしないと…何が良いかな??

 

〜龍視点〜

 

「お兄〜ちゃ〜おかえい〜!」

 

「彩羽ただいま、遅くなってごめんな」

 

「お腹空いたぉ〜」

 

「直ぐに作る、待ってろ」

 

「うん!!ねぇねぇ彩羽オムライス食べた〜い」

 

「この間食ったろ、駄目だ」

 

「じゃあ……ハンバグー!」

 

「材料買ってねぇよ、今日はエビフライと豚カツだ」

 

「エビさんとブタさん!!どっちも好きー!」

 

彩羽が玄関に来て、手を繋ぎながら台所に移動する

 

「龍、遅かったな何か有ったのか?」

 

「ちょっとクラスの奴がチンピラに絡まれてたんだよ」

 

「ほぉ〜龍にも友達が出来たとはな、名前は何と言う」

 

「友達じゃねぇよ只のクラスメイトだ…高町なのはと月村すずかって奴だ」

 

「何!」

 

さっきの事をベスターに話すと驚いた声を出す…どうしたんだよ

 

「龍もしかしてなのはってあの時の?!」

 

「あの時?何だそれ」

 

「龍が小さい頃に公園で会った女の子が居ただろ」

 

???……小さい頃…………!!あ〜〜あの泣き虫か!どうりでどっかで会ったな〜って思った訳だ

 

「そういや居たな、名前知らなかったから解んなかったぜ」

 

「会いに行くと約束して置いて適当過ぎないか?」

 

「何言ってんだ、俺じゃねぇんだ普通の奴がそんな小さい頃の事を覚えてる筈無いだろ」

 

「では言わないのか?小さい頃に会った事が有ると」

 

「そんな事言ってみろ[何言ってるのこの人]って何だろ」

 

「そうか……まぁそうだな」

 

「お兄〜ちゃ〜ごは〜ん」

 

「はいはい後揚げるだけだから、ベスターと遊んでろ」

 

「は〜い!ベ〜スタ〜〜」

 

返事をしてベスターと遊び始める彩羽……にしても世の中狭いな

 

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神様の雑談…のコーナーです〜

 

 

チンピラを成敗です〜!!

 

それにしてもあの人が小さい頃に会った女の子だなんて…まさに運命的です〜憧れるです〜

 

な!の!に!言う気がないなんて……つまらないです〜

 

ここは[約束を果たしに来たぜ☆]位は言って欲しいです〜

 

 

では、ゴッドスマイルで、リリカル☆マジカル、さよならです〜

 

 

ゴッドライナーの修理(補助輪を着け直しただけ)が終わったです〜

 

それでは、お買い物に出発です〜

チリン♪チリン♪です〜

説明
第七話…転校して約1ヶ月…友達?いやいやそんなんじゃねぇよ、只のクラスメイトだ
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