緋弾のアリア〜スキャッグスの名をもつ原作ブレイカー〜
[全3ページ]
-1ページ-

 

俺とジャンヌは石で作られた螺旋階段を下りていく

まったくどこのボスダンジョンですか?

 

 「こっちであっているのか?」

 

 「いや、そもそも地下に入る階段これしかなかったし。あってるんじゃね?」

 

ふむ

と頷いて黙り込む

 

すると大きな通路にぶつかった

そこは広く大きな通路の反対側に交互に牢屋がある

 

鉄の格子の向こう側には骨だったり動物が入ってる

だが、どれも弱っている

 

 「それで、ここで何をするんだ?」

 

 「峰理子、という女の子を開放し、連れて帰ることだ」

 

そして何故か剣を抜く

 

 「いや、何かあるかもしれんのでな」

 

 「なるほど」

 

俺も最下位のピストルのスキャッグスを取り出す

 

 「進みますか」

 

俺は銃を前に突き出すように持ちながら、ジャンヌは大剣を腰あたりまで下ろして切り上げ攻撃がしやすいように構えている

 

 「暗いな。視界が悪すぎる」

 

 「同感だ。そうだ」

 

俺はひらめき右手を右目にかぶせるように手を置く

 

 「((逆さ数字 |リバース・ナンバー))38、オブザーバー」

 

そう言うと俺の視界が鮮明になり遠くの方まで見えるようになる

 

 「何をした?」

 

 「俺のスキャッグスさ。このまま突き当たりに格子があるがその中に金髪の女の子がいるが、その子か?」

 

 「残念だが、何も見えないのだが………」

 

 「そうだった、すまん」

 

 

((逆さ数字 |リバース・ナンバー))38、オブザーバー

能力は視界が鮮明になり、遠くの方まで見えるようになる

千里眼てきな役割も持っている。

 

 

 「行くぞ、ついて来い」

 

俺が先行し後ろをジャンヌが見る

 

その時だった

 

いきなり下から人が飛び出てきたのだ

だが、下は石だ。そしてある一つの結論にたどり着く

 

―――魔女か!!―――

 

でも今の俺には無意味だ

俺は後ろに一歩下がり今まで俺の顔があった所にヤツの爪がある

そのまま出てきているところを蹴り壁に叩きつける

 

それに気づいたジャンヌは剣を構えるが手で制する

 

 「うっ……」

 「誰だ?」

 

だが目の前にいたのは金髪のクルクルツインテールな幼女だった

 

 「お前、ブラドの娘か」

 「ああ、そうだ」

 

事前の情報(という名の原作)から知っている

とりあえず相手にするのがめんどくさい

 

 「お前俺に勝てる気でいるのか?無理だな。やめておけ。自分の命を無駄にしているだけだ。勝ちたかったら出直して来い」

 

俺は弾を銀弾に代えて言う

 

相手はそのまま黙り込み唇を噛む

 

 

 「くそぉおお!!!」

 

そのまままた影の中に入って行った

 

後ろでジャンヌが胸を撫で下ろすのがわかった

 

 「どうした?」

 

 「いや、やつと殺しあうとなると命がいくらあっても私は足りないのでな」

 

 「びびってんのか?」

 「断じて違う!!」

 

声を上げて言う

その声が大きかったため格子の中に動物がざわつく

 

俺は手をジャンヌの頭の上に置き撫でながら言う

 

 「はいはい、わかったよ。何かあっても俺が命賭けて守ってやるからな。そんな心配するな」

 

すると、ジャンヌの顔がみるみる赤くなっていく

 

 「な、なんて事を言うんだ!!」

 

そして俺の手をはたき離れる

そのまま歩きながら話す

 

 「それはひどいだろ」

 「ひどいもあるか!!恥ずかしいではないか!!!」

 「別に俺は何も問題はないんだが……………」

 「お前が何も感じなくても私は思うところがあるんだ!!」

 

そのままギャーギャー言いながら進んでいた時だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「――――誰か、いるの?――――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その声がした方向を見る

そこにはボロボロの布切れ同然の服を着た汚れた金髪の女の子がいた

 

 「だれ?」

 

 「私だ、ジャンヌだ!!」

 

そう言うとジャンヌは前に進み出てすがりつくように言う

 

 「…………ジャン…………ヌ?」

 「そうだ、私だ。ジャンヌ・ダルクだ」

 

格子越しにジャンヌが理子を抱きしめる

 

 「もう大丈夫なんだぞ。ここから出られるんだぞ」

 

そう何度も言い聞かせ泣きじゃくっている理子をなだめている

 

 「感動の再開中悪いんだが、とっととここから出ないか」

 

 「そ、そうだな。((教授|プロフェシオン))にも報告しなければ」

 

 「んじゃ、そこどいてくれ」

 

ジャンヌの肩を持ち後ろに引く

 

俺はすぐスキャッグスをだし錠を撃ちぬく

 

 「うし、まずここから出ますか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-2ページ-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わって無人島

ここにまたあの潜水艦ごと乗り上げてくるらしい

 

 「ありがとうね、かげくん」

 

かげくんとは俺のことだ

あだ名らしい

 

 「何てことないよ、ただ依頼されただけだったし」

 

むっと顔を曇らせる

 

 「ほら来たぞ」

 

海面から大きな潜水艦が現れる

そして上のハッチからシャーロックが扉を開け出てくる

 

 「久しぶりだね、カゲヨシくん」

 

 「おひさ、だな」

 

 「((教授|プロフェシオン))、この子を」

 

 「ああ、わかった。君もご苦労様」

 

 「それじゃあ、俺は行くぞ」

 

 「ああ、わかったよ」

 

俺はカバンを担ぎその場を去ろうとする

 

 「それじゃ、またな」

 「ああ、理子を助けてくれてありがとう」

 「なんのなんの」

 「お前は戻ってくるのか?

 「時間が過ぎたらそっちに戻るよ」

 

 「ああ、わかった。楽しみにしておく」

 

俺はジャンヌと握手をして、またどこかへと向かっていく

 

 

 

 

 

次はロシアにでも行こうかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「そういえばあの人だれだっけ?」

 「カゲヨシだ、カゲヨシ。自分の恩人ぐらい覚えておけ」

 「オッケー」

 

 

 

 

-3ページ-

 

 

あとがき

シャ「終わったね」

 

カゲ「ああ、そうだな」

 

シャ「ってかこうやって話すのも初めてじゃね?」

 

カゲ「まぁ、そうだな」

 

シャ「実は大切なお知らせがあります

 

カゲ「なに?」

 

シャ「俺って東方大好きじゃん」

 

カゲ「そうだな、自分の作品の中に無理やり入れようとしてるしなww」

 

シャ「よいではないか!」

 

カゲ「よくないよ」

 

シャ「ってか、この小説のタグが増えたの気づいた?」

 

カゲ「そうなのか?」

 

シャ「見てみろ」

 

カゲ「東方キャラ登場………なんだと?」

 

シャ「ってことでこの先東方キャラ登場しまーーーす!!」

 

カゲ「まじか!!」

 

シャ「主なキャラは登場させますが、登場させたいキャラがいたらぜひぜひ感想に書いてください!自分が気に入ったら使います!!」

 

カゲ「結局お前しだいかよ」

 

シャ「ってことで、みなさん、さいならーーー」

 

説明
第十一話

すいません
しばらくドイツに行っていたんで更新できませんでした・・

めんご
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
1934 1859 1
タグ
グダグダ オリ主 緋弾のアリア 東方キャラ登場 

シャラシャランさんの作品一覧

PC版
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。


携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com