IS 黒きアサルト 2
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そして、俺はISの世界に転生した。まあ、本篇が始まるまでの話なんてどうでもいいだろ。割愛。どういう状況でISに乗れることがばれたかというと前世のように車にひかれそうになっている少女を見てISを起動。少女を助けたら、近くに千冬さんがいた。というわけだ。OK?

 ちなみに俺の容姿は神様に頼んだ通りイケメン。目に少しかかるぐらいの真っ黒い髪。目は少し細く知的な感じがする。あまり外に出たりしなかったので肌は男にする表現じゃないが雪のように白い。

 後は、特典だが、神様は常識というのが少々ないみたいだ。要望通り大金をくれたがその額一〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇円。漢字に直すと10兆円。バカだ!まあ、おかげで生活には困らなかったけどね。

 ISもすごい。まあ、俺が要望したんだが性能が凄すぎる。そこにさらに俺の重力操作が加わるものだからさらにすごい。

 と、まあそんなこんなで学校生活1日目。

「全員揃ってますねー。それじゃあSHR始めますよー」

 やっぱマヤさんはいいな。メガネがいい。あれであんなに強いんだから、人は見た目によらないな。

「それでは皆さん、1年間よろしくお願いします」

「………」

 すいません!この状況では返事できません!こんな周りの視線が突き刺さるような状況で返事できる人とか、どんな強心臓の持ち主だよ!!

 自己紹介か。ここは一発面白いことを。……無理だな。一夏の救いを求める視線をたどると、

「(いた!箒だ!やっぱ原作よりかわいいな。てか、どのキャラも原作よりかわいくね?ヤベ!早く鈴に会いたいんだけど)」

「大神君?」

「っと。すいません」

 まさか、一夏と同じことをするとは。まあ、声が裏返るよりはましか。ちなみに俺は一夏の前の席。つまり、原作では一夏のいた場所。椅子から立ち後ろを向く。

「(うん、きつい。視線がきつい。面白いこと?無理に決まってんだろ?)」

「…大神 ナツです。ん〜趣味は・・・まあ、料理、かな?」

 思わず首をかしげる。なぜ、疑問形?誰に聞いたの?やっべー変な奴と思われたかも。とか思っていたら、

「「「「「「「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」」」」」」」

 大絶叫!

「料理のできる男子!」

「首をかしげた姿が可愛い!!」

「お、お持ち帰りしたい」

 おい!最後に行った奴出てこい!・・・ぜひお持ち帰ってくれ!

  俺は顔をひきつらせながら座った。そこからは原作とまったく同じことが起きた。……千冬さん怖い。

 

 

 

 その後、普通に授業があり、神様からもらった能力上昇はどうやら記憶力、学力も上昇しているようで特に問題はなかった。

 

 

休み時間

「やあ、はじめまして。一夏君」

 授業が終わった瞬間、この作品の主人公一夏に話しかける。俺が話しかけた瞬間、周りの『話しかけて』という視線が消え、周りが盗み聞きを始める。別に大したことはなさないぞ?

「おう、あ〜男子が俺だけじゃなくてマジでよかったぜ」

 ため息をつく一夏。原作ではお前1人だったけどな。

「まあ、授業が簡単なのはせめてもの救いかな?」

 ピク!と反応する一夏。当然だ!神の能力をなめるなよ?

「おまえ、あれ簡単だったか?」

 ギギギギギと重い首をこちらに向け俺に聞く一夏。

「ある程度勉強しとけば、って一夏!?」

 ガクン!と椅子から崩れ落ちる一夏。倒れた一夏のそばによると周りの女子(一部)から黄色い声が上がる。婦女子・・・だと。

「お、俺が勉強教えようか?」

「助かる。だってさ「ちょっと、いいか」っと、……箒?」

  話しかけてきたのは、原作通り幼馴染の箒だった。周りは箒が話しかけたことでざわざわし、さらに一夏が箒の名前を知っていたことでさらにざわざわし始めた。

「あ〜、俺はいないほうがいいかな?」

「…助かる」

 そう言って2人は廊下に出て行った。…近くで見ると目つきが怖いな〜。

「(やばい、これはきつい)」

 今まで、盗み聞きをしていたクラスメイト達が一夏が消えたことにより「話しかけて〜」という視線になったのだ。むろん、俺に向けて。

「(耐えろ!耐えろ俺!……早くチャイムなって〜!!!)」

  キーンコーンカーンコーン

 やべぇ、チャイムをこんなに素晴らしいと思ったのは初めてだ。俺はいそいそと席に着く。

 パァン!!……いい音鳴らしますね。千冬さん。

 

「大神君、織斑君、何か分からないところありますか?」

「特に問題はありませんが?」

「ほとんど全部わかりません」

「「なん・・・だと」」

 パァンパァン!!

「漫才をやっている場合か」

「いや、千冬さん・・・」

 パァン!!

「織斑先生と呼べ」

 もはや、このやり取りが漫才だよ!!とか、ツッコミ入れたら殺されそうなので自重……するかぁ!

「このやり取りが漫才だよ!!」

 パァンパァンパァンパァンパァンパァン!!!!

 いや、マジで殺されかけたよ。4万個か。……いや、俺の脳細胞がお亡くなりになられた数。

 

説明
 2話目ですね。
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一夏 ハーレム・・・かも インフィニット・ストラトス IS 

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