IS 黒きアサルト 4
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「じゃんけんぽ「うわ、ちょ」い!!」

 俺→パー グー←一夏

「はははは!!1人部屋はもらった!!」

 まあ、そういうことだ。原作通り山田先生が勉強中の俺たちのもとに鍵を届けに来た。鍵は二つあり片方は相部屋。もう片方は1人部屋。ここで原作を崩壊させるわけにはいかない俺は突然じゃんけんをやらされると反射的にグーを出してしまうことを利用して1人部屋を勝ち取った。

「じゃあ、時間を見て部屋に言ってくださいね。夕食は六時から七時、寮の一年生用食堂で取ってください。ちなみに各部屋にはシャワーがありますけど、大浴場もあります。学年ごとに使える時間が違いますけど……えっと、その、織斑君と大神君は今のところ使えません」

「え、何でですか」

「げっほ!!ごほ!げっほ!?」

 そういえばこんなセリフ言ったな!!思わずむせちまったよ。

「あほかお前は。まさか同年代の女子と一緒に風呂に入りたいのか?」

「あー……」

 山田先生可愛いな。顔真っ赤にしてアワアワしてるぞ。そんな山田先生に近づき囁く。

「同年代じゃなかったらいいみたいですよ?どうです俺と、って山田先生!!??」

 顔を真っ赤にして失神する山田先生。いや、どんだけ男に耐性ないんだよ!!??

パァン!!

「何をやってるんだ貴様は?」

 織原先生マジで怖いです。

「大神君とお風呂……おっと鼻血が」

「だめよ!大神君そ、そこは」

 早くも数名が妄想を始めたらしい。

 

 

「ふーん、ここが俺の部屋か」

 荷物を置き、シャワールーム、ベッドなどを見て回る。どれもこれも高級だなぁー。

 シャワーを浴び、ベッドに寝転がる。思ったよりも疲れてるなー、もう眠くなって………コンコン!

「ううう、だれだ」

 ベッドから何とか起き上がり扉をあける。

「な、な、な、な」

 驚きのあまりうまく喋れない。俺の扉の前には軽く見ただけでも20人ほどの女子がいるのだ。……素晴らしきリア充。……さよなら俺の睡眠時間。え〜と、これ全員の名前覚えるの?

 

 

「なあ、ナツ。お前、なんで朝、食堂に来なかったんだ」

 飯を一気に詰め込んだせいだろう。授業開始2分前ぐらいにクラスに走ってきた1夏は横腹を抑えていた。

「俺は朝はカロメとウィダーなんだ」

 10秒飯って素晴らしいよね。まあ、実際は1分はかかってるけどね。

 

 

 昼。いや、休み時間もいろいろあったけど飛ばすわ。昼。一夏が箒を連れてさっさと食堂に行ってしまった。なんという薄情者。まあ、いいや。カロメ食べよ。

「ね、ねえ、大神君」

 カロメ三本目を食っているとクラスメイトと四人が話しかけてきた。てか、みんな美人って奇跡じゃね?

「ん?どうした」

「大神君て食堂にはいかないの?」

 ああ、なるほど。まあ、深い事情がある。

「めんどいから」

 わけないけどな。いや、別の理由もあるけどね。・・・・・・ネタばれは好きじゃないだろ?

 

 

説明
 主人公の主食は10秒飯なのであった!!!!・・・・・・どうでもいいですね。
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千冬さん怖い 一夏 ハーレム・・・かも インフィニット・ストラトス IS 

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