貴方と再び乱戦を共に11
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広宗 

 

左翼

 

月音「ちょっとそこのあんた?」

 

徐庶「・・・」

 

月音「聞こえてる〜お〜い・・・耳遠いの?」

 

徐庶「・・・」

 

月音「名前は〜?」

 

徐庶「徐庶・・・」

 

月音は気づいた・・・気を感じられない・・・正気を失っている・・・まるで人形のように

 

ジャキッ 徐庶は武器を構えた

 

月音も悟ったのか・・・真面目モードに・・・そして勝たなきゃいけない・・・そう言う気がした

 

月音「北郷月音・・・参る!」

 

カキンッカキンッカキンッ

 

月音(何!この子・・・なんで泣いてるの・・・)

 

そう、徐庶は泣きながら戦っていた・・・心が痛い・・・月音はそう思った

 

カキンッカキンッカキンッカキンッ!

 

もう数十合打ち合っていた・・・月音にとっては倒すのは容易いが・・・涙を観たせいで戦意喪失しそ

 

うな勢いに駆られてた

 

そこは父親譲りなのか・・・ただ優しいだけなのか・・・

 

そして・・・徐庶の口から信じられない言葉が貼ってられた

 

 

 

 

 

 

 

徐庶「・・・こっ殺し・・て」

 

月音兵A「月音様!どんどん押し切られてます!」

 

カキンッカキンッ

 

月音「ちっ!」

 

月音は素早く指示を出す

 

月音「もう少し踏ん張りなさい!詠かあさんが援軍出してくれると思うから!少数残って!後は何とし

 

てでも押し切りなさい!」

 

月音兵達『応っ!』

 

月音「いい返事だわ!・・・くっ」

 

月音(私にどうしろってのよ!苦しんでるのに・・・泣いてるのに・・・)

 

徐庶「こ・・・して」

 

徐庶は目が晴れ上がっていた涙は枯れているのだろう・・・だが・・・攻撃し続ける・・・

 

カキンッカキンッカキンッカキンッカキンッカキンッ・・・・・・・・・・

 

何刻打ち合ったのか忘れた・・・でも疲れは全くない・・・

 

月音兵A「月音様!大丈夫ですか!」

 

月音「大丈夫よ!」

 

月音兵A「勝てますか?」

 

月音「私を誰だと思ってるの!北郷月音!よ!・・・あなた・・・妻や子供がいる?」

 

月音兵A「ええ、妻と子供3人います子供達は北郷様の兵士になるのだ!って言っています」

 

月音「・・・そう・・・いい家族ね・・・」

 

月音兵A「はいっ!・・・月音様はどうですか?」

 

月音は笑う

 

月音「もちろん!好きよ!かあさん達も姉さん達も妹だって・・・おっとうも!」

 

月音は笑顔で笑う

 

月音「ありがとう・・・疲れが取れたわ」

 

月音兵A「いえいえ、北郷様のご息女をお守りするのが我らの仕事です!だろ!皆!」

 

月音兵達『おおおおおおおっ』

 

月音兵B「我らが命に変えてもお守りします」

 

月音兵C「だから安心して戦ってください!」

 

月音は涙ぐむ・・・おっとうはこんなに良い事を体験してたのか・・・そして月かあさんと逢い・・・

 

結ばれ

 

・・・姉ができ私が産まれた・・・思い出せ・・・思い出せ・・・

 

月音回想開始

 

 

北郷家庭

 

月音「おっとうは何で強くなったの?」

 

一刀の膝に座り撫でられながら言う。心は恋おかあさんと鍛錬中だから・・・今だけは独占w

 

一刀「そうだな〜最初の方は何で強くなったのかはわからないな〜剣道しかやることなかったしね」

 

一刀は月音の頭を撫でる

 

一刀「でね、外史と言う三国志の世界に飛ばされたんだ」

 

月音はキャッキャ言いながら言った

 

月音「あかあさんと逢ったんだよね」

 

一刀「そうなんだけどね、最初にあったのは、違う人たちだったのだよ」

 

月音は真面目に聞く

 

一刀「最初から最後まで支えてくれた人達だったんだ」

 

一刀「もちろん、お母さん達もね」

 

一刀「ある人達が外史と言う真実を知りそして俺は・・・」

 

ポタポタと涙を流す一刀

 

月音「おっとう〜どこかいたいの〜?」

 

心配そうに頭を撫でる月音

 

一刀「ありがとう・・・強くなる事はいいけど、強くなるなら、誰かを守りたい!

 

と思いながら練習するといいよ答えがすぐにみつかるからそして心もね」

 

月音回想終了

 

 

月音(な〜んだそう言うことか〜・・・ならば!行くしかないっしょ!北郷月音!ガンバッ!)

 

徐庶「・・こ・・して」

 

月音「徐庶ちゃん・・・望み道理引導を渡してあげる・・・恨むなら私を恨んでね・・・貴方を救う方

 

法は・・・

 

コレしかないもん」

 

武器を構えるそして・・・抜刀術に・・・北郷流の真髄は抜刀術にあり!

 

だが覚悟を持った時だけ使え!とおっとうにいわれたっけ・・・ごめん・・・これが私の覚悟だから

 

徐庶が構える・・・そして月音も構え・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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切った

 

一瞬だった・・・徐庶は空二舞う・・・そして・・・落ちる・・・

 

 

月音「ごめんね・・・私も守りたいものがあるからさ・・・」

 

泣いている・・・心が痛い・・・でも、受け止めるから・・・

 

月音兵A「・・・月音様・・・」

 

月音「分かってるよ・・・またあおうね・・・今度は友達として・・・」

 

月音は大きく息を吸い高らかに叫ぶ

 

月音「敵将!徐庶!北郷の娘!月音が討ち取ったりーーーーーー!」

 

兵士達も一緒に泣きながら喜ぶ・・・月音と一緒に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

斥候「伝令!月音様が徐庶を打ち取りました!」

 

詠「そう!(よく頑張ったわね・・・月音)

 

 

斥候「伝令!敵右翼より援軍を確認しました!」

 

詠「なんですって!数は!」

 

 

斥候「それが・・・5万です!」

 

詠「そんな・・・」

 

斥候「伝令!左翼にも敵の増援です!数3万!」

 

詠「くっ・・・」

 

斥候「伝令!」

 

今度は何!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

斥候「後方から7万の敵兵が」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

詠「そんな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                      〜貴方と再び乱戦を共に〜

                        広宗戦前篇終局

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回予告

 

 

詠「どうすればいいのよ!」

 

本格的に加入してくる。”管理者”

 

 

 

 

 

???「でわ、見物しながら全滅の様を観るかの?」

 

???「御意に」

 

 

 

 

月音「・・・来いよ・・・ババア・・・」

 

月音に異変が!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月音は・・・そして、北郷軍の怒りの反撃が始まる・・・ってな感じです。でわ!また次回もツインズです!

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北郷一刀

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