IS 世界を守る者 EP39 最・愛・過・去
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BSAA極東支部・食堂にて…

 

束はラウから借りた白いTシャツ、黒の長ズボン、黒いロングコートを着てご飯を食べていた。

 

その時、束はカツ丼を10杯、フルーツパフェを18杯、肉まんを25個食べていた。

 

それを見ていたラウは剛介に聞いた。

 

「総監、これって経費出ますか…?」

 

「出ないな」

 

それを聞いたラウは思わずorzという状態になった。

 

「はう〜おなか一杯で満足だよ〜♪」

 

束が満足したのでラウは食堂で束が食べた食事の代金を払って食堂を出た。

 

その後、BSAA極東支部から出ると、デパートで束の服を買いに行った。

 

そして、束が選んだ服は…

 

頭にウサミミ、フリフリのスカートにエプロン、ワンピースという不思議な国のアリスみたいな服だった。

 

「やっぱり、この服が良いよね〜」

 

その後ラウと束が向かった先は…

 

月面、ラビットハッチ。

 

そこにラウと束が入って来た。

 

「誰も居ないな…束、こっちだ」

 

「まさか、月に来れるなんてね…」

 

そして、2人が宇宙服に着替えて外に出ると隠れていた仮面ライダー部のメンバーや新しく入ったラウラ、楯無、簪が出てきた。

 

すると全員、ラビットハッチの通信を使って2人の様子を盗聴し始めた。

 

「良い?皆、絶対に音を立てないように…2人の様子を聞くのよ」

 

美羽の言葉に全員が頷いた。

 

「ラウ兄のラブロマンスが聞けるとはな…」

 

「ラブロマンスって古いわよ、一夏」

 

(なんか、楽しくなってきたぞ!)

 

一夏、鈴、流星はノリノリだった。

 

「ん?なんか、話に発展があるようですよ!」

 

JKがそう言うと、全員が耳を傾けた。

 

一方、ラウと束は月面から地球を見ていた。

 

「こうやって地球を見ていると思い出すよ、束さんが小さい頃、いじめっ子に絡まれた時にラウくんに助けられた事を…」

 

「ああ、そうだな…」

 

「カッコ良かったな…『おい、ガキのイタズラにしてはやりすぎだろ』て1人を蹴り飛ばして、全員ギッタギッタのボコボコにしたよね」

 

束は昔の事を思い出しながら言った。

 

「それにラウくんが昔話で聞かせてくれたよね、月にウサギが居るって話。ISを作ったのは月のウサギに会う為なんだけど結局、月にウサギは居なかったね…」

 

「いや、オレの隣に居るだろ。月のウサギが…」

 

ラウの言葉に束は少し顔を赤くした。

 

「ねえ、ラウくん。束さん……私はラウくんの事が…」

 

「ラウさん!!」

 

そこに宇宙服を着た真耶が乱入してきた。

 

すると、束は満面な笑顔で挨拶した。

 

「初めまして、私は本物の篠ノ之束です。ラウくんの事が大好きです」

 

負けずにと真耶も満面な笑顔で挨拶した。

 

「どうもご丁寧にIS学園1年1組副担任の山田真耶です。以前、ラウさんに助けてもらいました」

 

お互いに宇宙服の中から火花を出していた。

 

「「ふふふ・・・♪」」

 

すると、ラウは逃げ出した。

 

「あ、ラウくん、待ってよ〜」

 

「ラウさん、逃げないで下さいよ〜」

 

「冗談じゃねえよ!」

 

そして、月面で追いかけっこが始まった。

 

一方、ラビットハッチで3人を様子を聞いていた楯無はある事を思いついていた。

 

(そう言えば、2学期に学園祭があるから私の生徒会長権限を上手く使って生徒会主催の演劇で私がヒロイン役でジンヤくんが主人公のラブロマンスをやって、それで…ふふふ♪)

 

楯無がろくでもない事を思いついていると…

 

「そう言えば、2学期で学園祭があるから天高…仮面ライダー部との合同で何か出し物出す?」

 

「そうだな、ゾディアーツスイッチ拡散を防ぐ為に何かやるべきだな」

 

「おもしろそうね…部長命令でやるわよ!!」

 

「提案だがまだ仮面ライダーの存在が都市伝説とIS委員会が言うから、仮面ライダーについて纏めるか?」

 

ジンヤ、賢吾、美羽、隼がライダー部の出し物について考え始めた。

 

更に提案が広まる。

 

「…それじゃあ、フォーゼや新しい仮面ライダーメテオの事も纏める?」

 

「それも良いですけど、ジンヤさんの活躍もしっかり纏めますわ!」

 

「勿論、一夏も!」

 

「良いね、それも!」

 

友子、セシリア、鈴、ユウキがそう言うと、どんどん広まっていく。

 

「映像については俺の知り合いに頼んでみますよ!」

 

「よっしゃ!俺達以外の仮面ライダーについて纏めるぞ!」

 

「それって良いね〜ゲンやん」

 

「過去の仮面ライダーか…(タチバナさんにも聞いてみるか)」

 

JK、弦太朗、本音、流星がそう言った。

 

(うう、せっかくお姉さんが考えたジンヤくんとの既成事実を作る為の作戦が〜)

 

楯無は落ち込んでいた。

 

「…お姉ちゃん、何考えていたの?」

 

「なんというか、心の中でやらしい笑みを浮かべていると思いました」

 

簪とラウラには気付かれていたようだ…

 

こうして、ラビットハッチは平和(?)であった…

 

 

説明
今回もラウメインのお話のです。

それではゆっくりしていってね!

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タグ
IS インフィニット・ストラトス BSAA ラビットハッチ 修羅場 

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