貴方と再び乱戦を共に 月音1
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  〜貴方と再び乱戦を共に・月音1〜  

 

 

 

 

 

反董卓連合から、遡る

 

 

 

一刀達が出発して、残り組の話・・・こちらでも、戦いの火蓋が幕を上げる

 

 

一刀達が出発し、三日が明ける

 

詠「そろそろ合流した頃かしらね」

 

千登里「ですね。後は無事を祈る事しかありません」

 

月音「つまんない〜 つ・ま・ん・な・い〜」ぶぅぶぅ〜

 

愛美「月音ちゃん〜ちょっとは落ち着いてよ」

 

月音「だってさ〜霞姉は酒飲んでるし、華月姉は兵の調練でしょ?

 

天和ちゃん達は外でライブ中、恋かあさんは、寝てるしさ・・・」

 

詠「ちょっと待って・・・霞は酒を飲んでるって?」

 

月音「(やば!口が滑った!)」

 

詠「そ・う・な・の・ね#」

 

月音「そっソウデアリマス!」ゝ!

 

詠「あ・の・ば・か#」

 

どしんっどしんっ

 

詠は霞の所へ・・・ち〜ん

 

愛美「しらないからね〜」

 

月音「さて!街にズラカルヨ!愛美!」

 

愛美「ちょっ私まで〜〜〜〜〜〜」

 

千登里「・・・はぁ〜」

 

呆れていた・・・そこへ

 

兵士「しっ失礼します!」

 

千登里「何ですか?」

 

兵士「そっ外にぐっ軍勢が!」

 

千登里「なんですって!すぐに皆さんを集めて!

 

動ける兵はすぐさま準備させて!」

 

兵士「はっ!!!!」

 

兵士は急いで出て行く

 

千登里「ここに軍勢が?どうやって?・・・

 

詮索は後です!急いで軍議を開かなくては!」

 

 

 

調理場

 

霞「っぷは〜いつ飲んでも日本酒は最高やわ〜」

 

華月「うむっ美酒だな」

 

そこへ

 

詠「霞!・・・華月まで!」

 

霞「げっ!えっ詠!」

 

華月「さて、鍛錬でも・・・」

 

霞「ずり〜わ華月!あんたも美酒だといって飲んでたやろ!」

 

二人は睨みあうが、

 

詠「あ・ん・た・た・ち・ね!#そこに座りなさい!」

 

霞「へ〜い」

 

華月「うっうむ」

 

詠が説教していると

 

兵士「失礼します!敵の軍勢が迫ってきております!」

 

3人「「「なんだって!」」」

 

霞「詠!説教は後や!華月!急いで隊をまとめるで!」

 

華月「わかった!」

 

詠「頼むわね!」

 

そして、一同は急いで準備する

 

 

月音「ふ〜しばらくは・・・」

 

兵士「たっ大変です!外に軍勢が迫ってきております!」

 

月音「!!!愛美は城に戻って、私の隊を連れてきて!」

 

愛美「月音ちゃんは?」

 

月音「私は食い止めてくるよ!!!」

 

愛美「分かったわ気お付けてね」

 

月音「まっかせて!」

 

王座の間

 

詠「数は?」

 

千登里「報告によると約10万だそうです」

 

詠「10万!どうやって10万を・・・!傀儡兵ね」

 

千登里「!!!それならば気づかれませんね」

 

詠「急いで隊を!」

 

千登里「御意!」

 

そして、愛美が戻ってきた

 

詠「愛美!月音は?」

 

愛美「報告を聞いたとたんに軍勢に向かっていきました!」

 

詠「くっ・・・恋!」

 

恋「ん!!」

 

直様、恋は出て行く

 

詠「愛美は月音と恋の隊をまとめて!急いでね!」

 

愛美「はっ!」

 

詠「間に合って・・・」

 

街外の外れ

 

月音「前から誰か追われてる・・・誰だろう・・・」

 

???サイド

 

???「っち!うっとおしいの!」

 

ザシュッ

 

???「あわわわわ〜」

 

???「捕まっておれ!突っ切るぞ!・・・あれは?」

 

月音サイド

 

月音「貴方は?」

 

そう言うと、桃色の髪をした女性は答えた

 

???「わしか?わしの名は孫堅」

 

月音「ええええええ!」

 

孫堅「どうしたのだ?」

 

月音「いっいえ、何でも」

 

孫堅ってもう死んでなかったっけ?

 

確か行方不明になったとは聞いたけど・・・まさか・・・本物!

 

・・・今はいいや!

 

月音「そっちの子は?」

 

孫堅「ここに来る道中に知り合っての、

 

ここに来たいと言っとったのでな連れてきたのじゃ」

 

???「わわわわたしの名前は?統でしゅっ!かんじゃった」

 

月音「(何この可愛い生き物!)」

 

月音「ここに何しに?」

 

?統「ここここに天の御使い様が居ると聞いて仕えたくて

 

きましゅた!またかんじゃった」

 

孫堅「話は後じゃ!奴らを何とかするぞ!」

 

月音「わたしがやるから、この子を城の中へ!わたしの名をつかえばいいから!

 

・・・あ、ちなみに月音って言うのよろしく〜」

 

孫堅「うむ、わかった!頼む!・・・わしもすぐに駆けつける!」

 

月音「了解!」

 

そして、二人を逃がす為に仁王立ちする

 

月音「袁?袁術はこっちにいるから・・・袁紹か」

 

月音「おばさん、何しに来たの?」

 

 

袁紹「お〜ほっほっほっほ・・・おばっ・・・

 

天の御使いとか言う胡散臭い人から

 

領地を奪い返してもらいにきましたわ」

 

袁紹は高笑いしている

 

月音「何を今さら?私達に勝てると思ってるの?」

 

袁紹「あら、おチビさん1人で勝てると思って?」

 

月音「へ〜面白いじゃん・・・いいよ・・・来な」

 

袁紹「へらず口を!顔良さん文醜さんや〜っておしまいなさい!」

 

二人「あらほらさっさ〜」

 

カキンッ

 

月音「甘いよ」

 

カキンッ

 

顔良「くっ」

 

ドコンッ

 

顔良の獲物が一発で弾き落とされた

 

カキンッ

 

月音「!」

 

文醜「斗詩!」

 

カキンッ

 

月音「弱い!」

 

カキンッ

 

文醜「ぐはっ」

 

月音「ほらほら、どうしたのさ〜」

 

文醜「こっこいつ見掛けによらず、つえ〜」

 

顔良「文ちゃん!」

 

月音「次はこっちから行くよ」

 

ドゴンッ

 

顔良「きゃっ!」

 

バタンッ

 

顔良は気絶した

 

文醜「斗詩!!!こんの〜よくもあたいの斗詩に!」

 

カキンッ

 

月音「だから弱いって」

 

スっ

 

文醜「きっ消えた!」

 

月音「ここだよ」

 

ドコッ

 

そして後ろを振り返るがそのまま腹に峰打ちされ・・・気絶する

 

月音「こんなもんなの?」

 

袁紹「き〜〜〜〜!皆さんやっておしまいなさい!」

 

そして、傀儡兵が突撃してくる

 

月音は1人、また1人と切っていく

 

月音「(傀儡兵と人間が混じってるのか)」

 

切ってはいるが一向に減る気配がない、それどころは増えてく一方である

 

月音「流石に多勢に無勢かな?」

 

そして、月音は死体を踏みバランスを崩す

 

袁紹兵「しね!」

 

月音「やば!」

 

ザクッ

 

何とか回避するが、弓が、腰に当たった・・・

 

幸い重傷ではなかったがすごい激痛に見舞われ

 

そのまま、他の兵士が斬りかかる

 

袁紹兵「もらった!」

 

月音「しまっ!」

 

ザシュッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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袁紹兵「ぐはっ」

 

月音「(あれ?切れてない)」

 

恋「・・・間に合った」

 

そこへ恋が現れた

 

月音「恋かあさん!」

 

恋「!!怪我したの?」

 

月音「だいっじょうぶ・・・くっ」

 

恋「月音・・・下がって手当を」

 

月音「うっうん」

 

あの時は気絶してたので見れなかったけど、恋かあさんの本気

 

袁紹「あら?なんなんですの?あなた」

 

恋「・・・恋の娘を・・・家族をよくも!#」

 

恋はあの時と違いものすごいオーラーで袁紹を威嚇し睨みつける

 

袁紹「そっそんなに睨みつけてもこっこわくありませんわ!やっておしまいなさい!」

 

恋「・・・ゆるさない」

 

                 (深紅の呂旗を聞きながらどうぞ・恋が好きな物で^^;)

 

 

                       幾万の黒いケモノ みつめ

 

                          『シュッ』

 

                         袁術兵「ぎゃ〜」

 

                          戦いのとき

 

                          『ザシュッ』

 

                       降り注ぐ白い光 刃に煌めいて

 

                          『ザシュッ』

 

                       一人 唇歪め 刹那に別れ告が

                       手に持つ槍に誇りを乗せて 炎纏え

 

                          『ザシュッ』

 

                       赫い血の華 狂えと

                       心が消えてく

 

                          『ザシュッ』

 

                       どこに私の意味がある

                       命の散華 儚く

 

                          『ザシュッ』

 

                       舞い散りながら注ぐ 赫い雪

                       誰かが叫ぶ 喰らえと

 

                          『ザシュ』

 

                       私が消えてく

                       どこに想いの果てがある?

 

                       袁紹兵「たったすけて!」

 

                       詩歌侘の夢 切なく

                       瞳のすみに映る 深紅の旗

 

                         恋「逃がさない」

 

                       血に伏せた塊たち 見つめ

                       ココロ騒がず

 

                          『ザシュッ』

 

                       垂れ落ちる熱い雫 喉を滑り落ちた

                       風が運ぶ匂いも 耳打つ音も消え

 

                       袁紹兵「悪魔め!くらえ!」

 

                       手にした槍に自分を重ね

                       朱く染まれ

 

                          『ひょいっ』

 

                       無垢い生き様 穢せと

                       身体が濡れてく 何もでもない人形に

 

                         恋「当たらない」

 

                       涙の意味も痛みも 悲しみさえも消えて

                       空になれ

 

                          『ザクッ』

 

                       誰かが詠う 壊せと

                       ココロを貫く 何も感じることまない

 

                  袁紹「きーーーー!何をしてますの!弓を打ちまくりなさい!」

 

                       久遠の願い 切なく

                       瞳に映る あれは 深紅の旗

 

 

                           無数の弓矢が飛ぶが』

 

 

                       ぐるぐる ぐるぐる 廻ってる

                       クルシミと イタミが 廻ってる

 

                           『ブォンッ』

 

                       誰か 誰か

                       温もりを与えて ココロ溶かして

 

                        『すべて爆風で吹き飛ばした』

 

                       赫い血の華 狂えと

                       全てが消えてく

 

                 袁紹「うっうそ・・・へっ兵をもっと・・・かっ紙が・・・」

 

                       誰かワタシを抱きしめて

                       命の狭間 儚く

 

     月音「(すごい・・・これが恋かあさんの本気・・・おっとうはこれの上・・・かなわないな・・・ははっ)

 

                       頬に流れる雫 蒼い夢

                       誰かが詠う 最後と

 

                           『ザシュッ』

 

                       ワタシが壊れる 音をたてて崩れていく

                       消えてく願い 聞こえず

 

                           『ザシュッ』

 

                       瞳の中に燃える 深紅の旗 (間違いがあったらすいません^^;)

 

 

 

 

 

 

程なくして

 

 

霞「恋!遅くなってスマン!後はまかしときぃ!

 

お前ら!街に奴らを入れたらアカン!ただの人形や!思う存分に暴れたりぃ!北郷軍の強さをみしたりぃ!」

 

                 北郷総兵達『おおおおおおおおおおおおおおっ』

 

華月「華雄隊!右翼の敵を殲滅する!私に付いてこい!」

 

華雄隊『応ッ!』

 

 

 

千登里「司馬隊は華雄隊の援護を!奴らを逃がすな!」

 

司馬隊『応ッ』

 

 

 

愛美「徐庶隊は霞さんを援護します!串刺しにしてください!」

 

徐庶隊『応ッ』

 

 

 

詠「ボク達はそのまま本陣を落とすわよ!」

 

詠隊・十字隊『応ッ』

 

 

そして、反撃が始まるが・・・1刻で終わることに

 

 

 

袁紹「にっ逃げますわよ!あななたち!壁になりなさい!」

 

袁紹兵「ですが・・・ぐわっ」

 

バタンッ

 

恋「・・・終わり」

 

袁紹「あっあっあっ・・・・」

 

じょ〜

 

漏らした

 

恋「・・・死ね」

 

そして・・・袁紹は腹を切られ血まみれで倒れた・・・

 

 

決着が着き負傷者を介護しながら、兵をまとめる

 

顔良、文醜は鉄の重りを付けられ牢屋に入れられた

 

 

 

 

医務室

 

月音「(あれ?ここは)」

 

月音はあの後、気絶し医務室へ運ばれた。

 

恋「・・・目覚めた?」

 

月音「うん・・・ごめんなさい」

 

なでなで

 

恋「月音は恋の家族・・・」

 

なでなで

 

月音「・・・ありがとう・・・恋かあさん・・・」

 

恋「・・・ん」

 

月音は恋の膝で眠った

 

医務室 外

 

詠「大丈夫みたいね」

 

千登里「ええ、いいお母さんですね・・・私もいつかは・・・一刀様と・・・」

 

霞「うちもはよう一刀との子供ほしいわ〜」

 

華月「そうだな」

 

詠「ああ、後・・・二人共?説教がまだだったわね・・・給金半減・・・」

 

霞、華月「きっ聞く説教聞くから勘弁してくれ〜(してほしいわ〜)」

 

詠「ふふんっじゃあ行くわよ」

 

二人「へ〜い」

 

詠は二人を連れ部屋へ

 

千登里「ふふっ なら私は戦処理して政務に戻りますか」

 

 

翌朝

 

王座の間

 

詠「で?どうしてあなたがここに?」

 

孫堅「うむ、わしは死んだはずなんだがな?華佗と言う医者が助けてくれてな

 

それで、卑弥呼と言う付き添いの筋肉男がな・・・」

 

貂蝉「卑弥呼ですってぇ!」

 

孫堅「なんじゃ?知り合いか?」

 

貂蝉「ええ、アタシの師匠よん」

 

孫堅「なるほどな、類は友を呼ぶ・・・か」

 

貂蝉「あら?さっきバカにされたかしらん」

 

孫堅「気のせいだ、でだ、その男が言うには、ここに行けと言っとったのでな

 

力を貸してほしいって言われたのじゃ」

 

詠「なるほどね・・・卑弥呼がね」

 

孫堅「で、ここに来る途中にこの子がここに用があると言うからな

 

道は一緒だし連れてきたわけだ」

 

雛里「ひひひ久しぶりでしゅっ」

 

詠「!!記憶があるのね」

 

雛里「はい」

 

詠「久しぶりね、雛里」

 

雛里「はい!詠さんも・・・ご主人様は?」

 

詠「今は反董卓連合に行ってるわよ?」

 

雛里「そうですか・・・」

 

雛里は寂しそうに帽子を深く被る

 

詠「ここに居れば帰ってくるでしょ、それまでは手伝ってちょうだい」

 

雛里「はい!」

 

詠「で、貴方もここに入るって事でいいのね」

 

孫堅「ああ、今の王は雪蓮だしな、わしの好きにさせてもらおう」

 

詠「呉と戦うことになっても?」

 

孫堅「もちろん承知の上だ!子供とはいえ手加減はせんよ

 

それにだ!北郷にも興味があるしの。

 

あの3人が戦死しても北郷に子を作ってもらうさ」

 

詠「・・・分かったわ、歓迎するわ」

 

孫堅「うむ、まかせよ。真名は炎蓮だよろしくな」

 

詠「それでは、軍議をはじめるわよ」

 

 

 

 

 

 

こうして、袁紹との戦いの終を告げた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                     〜貴方と再び乱戦を共に・月音1〜終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                

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月音サイド行きます〜
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コメント
顔良があらほらさっさ〜って言うとこ想像出来ん(頭翅(トーマ))
てか袁術何時の間に北に居たんだ?あの時か!?あの時からなのか!?そして袁紹、南無(合掌)(頭翅(トーマ))
深紅の呂旗が最高ですねwww(本郷 刃)
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