貴方と再び乱戦を共に23
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許昌王座の間

 

一刀「お疲れ、皆・・・じゃあ早速復旧作業の手配を」

 

詠「わかったわ」

 

一刀「後は負傷した兵士の治療はどうなっる?」

 

月「死者はあまり出てないですが重傷者が多いです。特に魏の兵です」

 

一刀「分かった。じゃあもっと兵を回してあげて」

 

月「はいっ」

 

月はにっこりしながら、すぐに手配しに行った

 

一刀「詠奈、他国の情報は入ってる?」

 

詠奈「ええ、五丈原が劉備軍に攻められたけど、

 

すぐに撃退できたらしいどね。そのまま漢中を抑えたとの報告が来てるわ。

 

そのまま、永安(白帝城)を落としに行くって言ってたわね。」

 

一刀「ふむっ・・・向こうは心配ないだろ・・・

 

じゃあそのまま連絡を取り合って。他にある?」

 

詠奈「ええ、悪い知らせよ・・・孫策が行方不明になったらしたらしいわ。

 

しかも、蜀と同盟を結んで北に攻める準備をしているらしいわ・・・早くても年を越す頃だと思うけど」

 

一刀「まだ、半年以上はあるな・・・よし!復旧作業が済次第

 

各自武官は投降した兵の再調練を、軍師達は、今後の対策を!以上!解散!」

 

そして、各自持ち場に付いていく

 

一刀「さて、華琳、部下の状況は?」

 

華琳「今は眠っているわ、一人重傷を負ってるけど」

 

一刀「そうか・・・これからどうするんだ?」

 

華琳「曹孟徳は死んだ・・・今は李粛、親衛隊隊長よ」

 

一刀「そうか・・・」

 

華琳「あの子達の処遇は任せるわ、好きにさせてあげて・・・ご主人様?」

 

一刀「ぶっ!ちょっ華琳」

 

華琳「あら、私のご主人様なんだからいいじゃない、それとも

 

あなたがいい?」

 

一刀「・・・好きにしていいよ・・・

 

(はぁ〜これがあの曹孟徳だからな〜)」

 

華琳「ええ、じゃあご主人様、皆の様子を見てくるわね。後夜の事忘れないでね」

 

一刀「ああ、分かってるさ」

 

華琳は医務室へ

 

一刀「それじゃ、君の紹介いいかな?」

 

???「はっ!私は陳 名は宮 字は公台 真名は音々音です!」

 

一刀「(記憶は戻ってないみたいだな・・・)」

 

一刀は少し寂しそうな顔をする

 

音々「あの〜どうかしたですか?」

 

一刀「いや、昔の友に似てたものでな。んで、仕官したいと?」

 

音々「はっ!先日心殿に行き倒れになってる所を助けてもらい

 

心殿の父君にあせられる北王様に仕えようと思い、ここに

 

来た次第でございます。文官としてお使いください。」

 

一刀「わかった、・・・専属にしよう心の面倒見てくれるね?」

 

音々「よろしいのですか!?」

 

一刀「ああ、お給金あげるとすぐに使っちゃうからさ、

 

手綱しっかりお願いね。それと、心の分の政もお願いね。」

 

音々「はっ!必ずやお役にたってみせるのです!」

 

一刀「うん。よろしくね」ニコッ

 

そして音々は赤くなりながら、心の所へ

 

詠「音々も大変ね・・・いつも損な役回りだから」

 

詠は苦笑いしながら、一刀に言った。そして、一刀も苦笑いで返した。

 

一刀「さて、向こうは大丈夫かな?」

 

一刀が心配そうに空をみやげた。そして、詠は、そんな一刀の傍にいき。頭を撫でる

 

詠「向こうなら大丈夫でしょ、今は復旧作業を急がせて、すぐに戦の用意もしないといけないし

 

・・・大丈夫よ!僕が必ずアンタの夢を叶えてあげるから」

 

なでなで

 

そして、一刀はそのまま詠の腕の中で少し眠る

 

一刀「ありがとう・・・」

 

そこへ、とんがり帽子の少女が入って来る

 

詠「来たみたいね。」

 

雛里「ごじゅじんじゃま〜」

 

雛里は直様一刀の胸に飛び込む

 

一刀「おっとと。・・・久しぶりだね雛里」

 

そう言い、頭を撫でてあげた

 

雛里「あいだがっだでじゅ〜」

 

すがり泣く

 

一刀「でも、どうしてここに?はい、ち〜んして」

 

雛里「ち〜んっ」

 

雛里はち〜んした後泣き止んで詠が話す

 

詠「実はね、愛美と書簡のやり取りをしてる時に、

 

あんたに、すごく会いたくて、寂しそうだったからだって」

 

ちなみに、現在王座の間には一刀、詠、雛里ともう一人

 

孫堅「うむっよかったの」

 

一刀「あなたは?」

 

孫堅「失礼した。わしの名は孫堅。真名は炎蓮じゃ」

 

一刀「あなたが・・・雛里と向こうではかなりお世話になったそうで

 

心から感謝します。」

 

炎蓮「いやいや、大したことじゃないさ、

 

それに、今はお主の家臣じゃ、真名で呼んでくれ」

 

炎蓮はカッカッカと笑いった

 

一刀「じゃあ、ありがたく貰っときます。炎蓮」

 

炎蓮「うむっよろしく頼むぞ・・・それより・・・

 

日本酒と言う天の酒を飲みたいのじゃが」

 

一刀「ん?ああ、それなら、大量に作ってますけど、飲みすぎはだめですよ?

 

・・・まあ、今日はちょうど宴をやってなかったし・・・やるか!宴」

 

炎蓮「お!それなら来た甲斐があったと言うもの。」

 

一刀「それと、こっちに留まるって事でいいですか?」

 

炎蓮「うむ、思う存分使ってくれ」

 

一刀「分かりました。これからよろしくお願いします

 

。部屋に案内させますね。」

 

炎蓮「うむっ」

 

そう言うと待女に案内させた

 

一刀「それはそうと、こっちに戦力かなりあるけど、いいの?」

 

詠「それは問題ないわ。ぼくと恋華が入れ替わりに行くから」

 

一刀「なるね。了解。じゃあ、もし、魏の家臣達が起きたら

 

戦力分散をまた考えるよ。呉、蜀だからね相手は。

 

蜀は、潤香(劉豹)が牽制してくれてるからさ」(劉豹事潤香(うるか)は前外史の記憶を持っている。

 

前外史編の時に詳しく書きます)

 

詠「そうね。今長安に本拠を移してるから、向こうは大変でしょうね。」

 

一刀「いつ立つの?」

 

詠「雛里に引き継ぎした後だから、3日後ってところね。月音が代行してるし早く行かないと」

 

一刀「分かった。月音をよろしくな」

 

詠「ええ、まかせて」( ̄ー ̄)

 

そして、詠はそのまま政務に戻った

 

一刀「じゃあ雛里、これからよろしくな」

 

雛里「はいっ!」

 

嬉しそうに笑う

 

雛里「後、これを預かってきました」

 

一刀「これは潤香からか、ふむっ」

 

そして、一刀は読んでみた

 

『いっちゃん〜、早く会いたいよ〜、うずうずしちゃってるの〜!早く呉、蜀潰してこっちに来てね。

 

そして、いっぱい愛してもらうから〜+子供も欲しいな〜?後〜事前に名前も決めといてね〜

 

後、援軍欲しくなったら言ってね。すぐ飛んでっちゃうから

 

   愛しのいっちゃんへ 潤香より?』

 

一刀「だめだろ・・・それ・・・まあ、変わってないな」

 

そして、一刀は後で書簡を送る事にした

 

一刀「じゃあ、雛里。そろそろ俺も政務に戻るよ」

 

雛里「あっててつだいましゅっ」

 

一刀「(可愛いな〜もう)うん、じゃあお願い」

 

雛里「はいっ」

 

そして、次の決戦へ向けて、しばしの休息と準備に取り掛かるのであった。

 

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夜 一刀の部屋

 

コンコンッ

 

一刀「空いてるよ〜」

 

がちゃっ

 

華琳「待たせたわね」

 

一刀「待ってたよ」

 

そして、華琳は一刀の隣に座った

 

一刀「皆は目覚めた?」

 

華琳「ええ、事情は話したわ。

 

明日までに処遇を自分達で考えなさいって言ってきたわ」

 

一刀「そうか・・・なあ・・・もうそろそろ限界」

 

華琳の匂いでもうすっかり・・・ピコンッ

 

華琳「・・・バカ///」

 

そして・・・二人は・・・夜の営みへ・・・

 

 

 

 

翌朝

 

王座の間

 

一刀「んで、君達はどうするの?華琳、秋蘭は残るけど」

 

秋蘭「はっ!我が名は夏侯惇 真名は春蘭です!北王様に仕えます!」

 

季衣「ぼくも仕えます 真名は季衣って言うんだよよろしくね兄ちゃん」

 

琉流「私も仕えます 真名は琉琉ですよろしくお願いします兄様」

 

凪「私もです。真名は凪です」

 

真桜「右に同じくんで、真名は真桜や」

 

沙和「以下略なの〜真名は沙和なの〜」

 

桂花「私も仕えさせていただきます。真名は桂花と申します」

 

全員の覚悟を聞き

 

一刀「分かった。歓迎するよ。それじゃ、部所は華琳に任せるよ」

 

華琳「ええ、まかせてちょうだい」

 

そこへ、霞が戻ってきた

 

霞「今帰ったで〜」

 

一刀「霞!おかえり。どうだった?向こうは」

 

霞「五胡はほぼ潤香の傘下に全部入ったで〜

 

酒はめちゃうまかったわ〜日本酒の次にな」

 

一刀「霞今日はゆっくりやすんでよ。日本酒もあるからさ」

 

霞「ほんまに!一刀のそういうとこ・・・めちゃ好きやわ〜」

 

霞は一刀に抱きつき、一刀はむんむん

 

霞「なんや一刀〜おっきぃしとるやないか・・・夜まで待ちい」

 

一刀「///分かった」

 

その後、言うまでもない

 

そして、しばしの休息を・・・・・・

説明
いよいよ赤壁大乱戦の幕開けです。
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コメント
泣きひなりんが可愛い〜w華琳のデレもまたなんとも・・・・・・♪(本郷 刃)
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北郷一刀

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