魔法少女リリカルなのは〜転生だろうが生きるだけ〜第六話
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あれから数日経ったが、俺は帰る手段を考えずに俺はプレシア・テスタロッサじゃなく、プレシアさんの手伝いをしている。しかも、手伝っているのはアリシアの事だ。

 

何故俺がジュエルシードを集めるのをじゃなく、アリシアの方かというと、俺が気に入ったのかわからないが、俺を研究室に入れて研究を手伝わせている。

 

今日も手伝っているがそろそろカードを切ってもいいかなー。

 

「プレシアさん。ちょっといいですか?」

 

「何かしら?」

 

プレシアさんは手を止めて俺のほうを見てきた。

 

「俺をフェイト達の手伝いをさせてくれ」

 

「何故かしら?」

 

「俺にはアリシアを起こすことが出来るかもしれない。保障は出来ないがやってみたい事があるんだ。駄目ですか?」

 

俺がそう言うとプレシアさんは驚いたのと同時に怒った。

 

それもそうか。数日前まで部外者だった俺が急にこう切り出したんだからな。

 

「あなたにアリシアを蘇えさせられるとも言うの!」

 

プレシアさんの言葉や顔をにはとても怒りが現れていた。

 

そしてその後ろに居るリニスさんもだ。

 

「今の段階では何とも言えません。俺がこの禁忌を使うには大量の魔力を使う。だから実戦で魔力を底上げしなくちゃいけない。だからこそ俺はこう言うんだ」

 

「その禁忌はあなたを調べたときに出て来た死者転生のことかしら?」

 

「ええ。お二人にはまだこれについてはちゃんと説明していませんでしたが、これからこの禁忌について説明します」

 

俺はプレシアさんとリニスさんに説明した。

 

説明していると二人の驚いている顔がちょっと嵌った。

 

「そう。だとするとその死者蘇生を発動するにはロストギアを使うか、膨大な魔力を自力で集めるしかないと言うのね」

 

「ええ。だから俺はジュエルシードを集めているのが管理局にばれる前にジュエルシードを使って禁忌を発動するか、それとも魔力を実戦で蓄えるかを決めてこれ以上あなたに罪を重ねたくなくて俺はこう言うんです」

 

俺はたぶん今すごく真面目な顔をしてると思う。

 

「そう。そこまで言うのならいいわ。勝手にして頂戴。でも、その代わりアリシアを蘇えさせなさい。それが絶対条件よ」

 

「ならこちらからも約束してもらいたい事がある」

 

俺がそう言うとプレシアさんはまだ何かあるのというような顔をした。

 

「アリシアが再び蘇えってもアリシアと一緒にフェイトもリニスも一緒に愛していくと約束してくれ。それが俺からの絶対条件だ」

 

俺はここでカードを切った。ここで切らないといつ切るタイミングが来るかわからないから。

 

俺がここでこう来るとは考えていなかったのだろう。プレシアさんは黙り込んでしまった。

 

俺がだした条件をよく考えてみると、アリシアとフェイトをちゃんと両方を愛して、なおリニスとの契約内容を変更するということだ。

 

五分もたたずして答えを導き出したようだ。

 

「いいわ。アリシアが蘇えるのならい「そんな気持ちでフェイトを愛するんだったら俺はしないぞ!」なっ!?」

 

俺はつい怒鳴り声を上げてしまった。まさかそう言うとは頭の隅で考えていたが本当にそう来るとは思わなかった。

 

「俺が言いたいのはあんたは何でフェイトを産んだ!クローンだからか?ふざけるな!あいつだって人間だ!それにアリシアは今は眠ってるが起きたらフェイトが自分の妹になるかもしれないんだよ!アリシアはきっと喜ぶと思うぞ?妹が居る事によ・・・。だから、そんな気持ちでフェイトを愛さないでくれ。偽りの気持ちであいつを愛さないでくれ。あいつを・・・この姉妹を本当の愛で愛してくれよ・・・頼むからさ。姉妹としてみてやってくれ。アリシアだけじゃなくて・・・」

 

俺はそう言ってその場を後にした。いや、次元の歪を発動してフェイト達がいる場所に行っただけだ。

 

俺が突然目の前に現れた事を驚いていたが俺がこのことについて説明したら、フェイトもアルフも納得したようだった。

 

まあ、これで何とかジュエルシードを俺が命じたことに出来ればいいんだ。そうすれば、フェイトを入れた家族で過ごしてもらえるはずだからな。

 

そういえばミナリ忘れてた。

 

「しかたない。次元の歪発動。どこだ・・・・・・居た」

 

俺は寝ているミナリの首を持って引っ張った。

「フガァァ!!」

 

ミナリは突然引っ張られたことに驚いたのかさっきまで子狼から狼に一気に姿を変えて臨戦態勢をとった。

 

「はいはい戻った戻った。じゃないと飯抜きだぞ〜」

 

俺はそう言いつつフェイトにキッチンを借りると言って俺はキッチンに向かった。その時、俺の言葉でミナリが慌てて人間姿の大人バージョンになって俺のところに来た。

 

「戻った!戻ったから飯抜きはやめてくれ主!」

 

「はいはい。わかったからフェイト達と自己紹介してこい。お前は普段から寝ているからまだしてないだろ」

 

ミナリは「わかった主」と言ってフェイト達の元に向かった。

 

「さて、飯をつくるか。あいつらの健康にいい物を作ってやるか」

 

俺はそう思いつつ料理を作り始めた。

 

・・・・・・・・・・・・

 

「よし出来た!!」

 

俺は目の前にあるちょっとちいさい鍋にある、母さん直伝のボルシチを眺めていた。

 

「よし持っていくか」

 

俺は鍋を持って三人がいるリビングに向かった。

 

リビングに行くと何故か小さい子犬が二匹戯れていた。何故!?

 

「何だこの状態は・・・」

 

俺が疑問に思っているとソファーに座っていたフェイトが説明してくれた。

 

どうやら、ミナリが自己紹介をしにいって、自己紹介をしてからアルフとミナリが同じ狼という事でアルフがミナリに子犬フォームを教えて、ミナリが子狼フォームを教え、子犬フォームで戯れる事にして、今の状態になったらしい。

 

あははは・・・・・・。溶け込むのはや!

 

「まあいい・・・。それより飯が出来たからさっさと姿変えて席に着け。じゃないとそのままでボルシチ食わせるぞ」

 

俺がボルシチと言った瞬間ミナリが一瞬で人間の姿になった。

 

「ボルシチかい!?本当にボルシチかい!?」

 

ミナリが俺のところまで一気に迫ってきた。怖い!?

 

「ああ。ボルシチだ。母さん直伝のな。だから、皿とか出したら一番量を多くしてやる」

 

「わかった!だから多めにな!主!!」

 

ミナリはそう言ってせっせと皿などを出していった。どれだけ好きなんだよ・・・。

 

それから、ボルシチを食べた後、俺達はこれからについて話し合うことにした。

 

「俺はジュエルシードを集める為にここに来たが、いいか?」

 

「私は大丈夫」

 

「フェイトがそう言うんだったらアタシもいいさ」

 

「そうか。なら、俺は探索とかやるから二人はのんびりしててもいいよ」

 

俺がそう言うと二人が慌てた。

 

「そんなこと出来ないよ!そんなことしたら母さんに怒られちゃうから・・・」

 

「そうだよ!フェイトが痛い目にあうからそんなことできないよ!」

 

『大丈夫です。あの方にはもう手をうってあるので、そういったことはされないと思われます』

 

突然、アイリが喋りだした。

 

まあ、二人には話してあるから大丈夫だろうからいいけど。

 

それから、ある程度ジュエルシードの回収の仕方について話し合った。

 

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「あとがきコーナー!」

 

春兎

「ハローエブリバリーなのです!・・・なんでこんな事を・・・」

 

「いいじゃないか〜。それより今回は大変だね〜」

 

春兎

「それを書いているのは作者だけどな」

 

「それでも、僕はキャラクター個人には個人の思考を持たせてるから展開はわかんない!」

 

春兎

「それでいいのかな〜」

 

「いいんです!・・・だと思います・・・」

 

春兎

「急にテンション高くなったと思ったら下がった!?」

 

「まあ置いといて」

 

春兎

「いいのか?」

 

「いいんです。それでは、前回からコメントを募集しているアンケートですが古手雅樹さん、大雅さん、TOSAKA改さんありがとうございます!今週の日曜までアンケートはしたいと思います。出来たらコメントやアドバイスをください。自分はまだ駆け出しなので、コメントやアドバイスがとても欲しいです!どうかよろしくお願いします!」

 

春兎

「すごく気合が入ってるな・・・」

 

「それはもちろん。こんな駆け出しの作品を読んでもらえてると思えるとうれしいしね。それに読んでもらえる人達にこれからも読んでもらえるように努力しないと!」

 

春兎

「そうだな。それじゃそろそろ終わるか」

 

「そうだね」

 

影&春兎

「「魔法少女リリカルなのは〜転生だろうが生きるだけ〜のあとがきコーナー終わりです!次回も読んでもらえると幸いです!」」

説明
すみません遅れました!
色々と立て込んでて遅れました。
そろそろ行動に移そうと春兎は交渉をプレシアに持ちかける。
それはプレシアにとっては苦渋の選択をせまる結果でもあった。
それでは、
魔法少女リリカルなのは〜転生だろうが生きるだけ〜始まります
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コメント
あははは。まあ、これからおいおいとがんばりますよってことでどうか!春兎「そうなのか?」(蒼崎夜深)
やっぱ小説なら多少のシリアスを入れたらどうかな・・・ってか、この作品、伏線張ってたような・・・・・。(クライシス)
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